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2010-09-08

ハルヒ「はい古泉君、義理よ」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてパイナポゥがお送りします 投稿日:2008/02/14(木)
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」

古泉「ありがとうございます」

まあこれだけの会話で状況を把握した人も多いだろう。
今日は二月十四日、煮干しの日である。

長門「バレンタインデー」

おい長門さん、モノローグに突っ込まないでくれませんか。

長門「これは失礼」

忌々しい事だが、世間一般ではバレンタインデーだそうで。
先程の会話はハルヒが古泉にチョコレートを渡した時のものである。

ハルヒ「キョン、あんた何有希とぼそぼそやってんのよ」

キョン「いや、二月十四日は煮干しの日だって聞いてな」

ハルヒ「は? 何訳わかんない事言ってんのよ」

みくる「今日はホットチョコレートにしてみましゅたよ」

ハルヒ「なかなか美味しそうね」

そういうとハルヒは朝比奈さんがいれてくれたホットチョコレートを一気に飲み干した。
まったく、少しは味わえ。

ちなみに、ハルヒは俺に対して、

ハルヒ「はい、義理だからね!」

といい黒砂糖をくれた。
……………………甘えなあ。


75:xBbzDGB40
古泉「バレンタインデーです。久しぶりに高カロリーなものが食べれる・・・・」

古泉「高カロリー以前に、固形物を口にするのは3日ぶりでした」



2.
古泉「いいではありませんか。まさか去年のようにまた穴掘りをしたかったのですか?」

キョン「なわけないだろ」

古泉「ふふ……涼宮さんも最近落ち着いてきていますし、こうしてのんびり過ごせる事はいいですね」

キョン「まったくだ」

俺はそう言うと桂馬で王手をかける。

古泉「…………投了です」

古泉の敗北宣言と同時、長門が本を閉じ、今日の活動は終わった。

ハルヒ「じゃあまたねー!」

ハルヒはそう言うと走って行った。
元気なやつだ。

みくる「さようなら~」

古泉「それでは」

キョン「また明日」

俺は二人にも挨拶し、長門と共に歩き出した。

キョン「で、今日はなんの用だ?」

長門「家で話す」

一体なんなんだろうか。


3.
長門「ここで待ってて」

長門の部屋に着いたら早速そう言われ、俺はコタツにあたっていた。
前に来た時に比べ物が多くなり、幾分生活感が出てきたな。
そんな事を考えていると長門がやってきた。

キョン「な、長門?」

おいおい、俺の目がおかしくなったのか?
そこには体にリボンを巻きつけた長門がいた。

長門「バレンタインデーの贈り物は私」

その言葉を聞いて俺は、そういえば今日はまだ長門にチョコもらってなかったな、などと考えていた。

キョン「お、おい長門?」

長門「あ……」

長門は何かごそごそし、茶色いものを唇に塗った。

長門「チョコを塗るのを忘れた。これで完成。食べて」

これはヤバい。
もはや俺の理性と本能、天使と悪魔が喧嘩を始めやがった。

天使「長門がここまでしてくれてるんだからさっさと食べちまえよ!」

悪魔「馬鹿野郎! むしろさらに言うこと聞いてもらえるかもしれんだろうが!
   裸エプロンくらい頼んでみろ!」

天使「んなことして嫌われたらどうするつもりだ!」

はい、もうダメ。完璧にやられてます。


17:BX1wmynuO
…という夢をみた

フロイト先生も大爆笑だっっっぜっっ!



4.
俺が呆然としていると、長門は勘違いしたのか涙目になってしまった。

長門「……………………」

キョン「あ、ああ、長門、ありがとう。えっと、これは本命って事でいいのか?」

長門「…………迷惑だった?」

キョン「そんな事はない! 本当に嬉しいよ」

長門「……良かった」

父さん母さん、息子は今日大人になります。

キョン「長門……」

ピンポーン

ハルヒ「有希ー? いるー?」

ああ、人間だけじゃなく宇宙人も驚くと飛び上がるんだな。
俺は同時に飛び上がった長門を見てそう思った。

長門「隠れて」

そう言うと長門は和室に俺を押し込んだ。

長門「今開ける」

襖を少し開けて覗いてみると、急いでリボンを解いている所だった。
ああ、もったいない。

ガチャガチャと音がして、ハルヒが入って来た。

ハルヒ「急にごめんね」

長門「かまわない」

さっきまでの慌てた表情はどこへやら、すっかり長門はいつもの調子に戻っていた。
流石長門だな。

ハルヒがいるはいえ、襖を隔てて隠れているので気持ちが落ち着いてきた。
何やら話をしているようだが、ハルヒにしては珍しく声が大きくないので聞き取りづらい。
会話を盗み聞きするのを諦めた俺は和室を見回してみることにした。


5.
そういえば、以前来た時は問答無用で布団に寝かせられたからな。
落ち着いてこの部屋を見たことはなかった。
あの時は三年程俺と朝比奈さんがここで寝てたから長門は使ってなかったんだはずだ。
だが今は長門もこの部屋を使っているらしく、本棚等があった。

キョン(あれはまさか!?)

キョン(そのまさかだスネーク。あれは箪笥だ)

キョン(やはりか大佐。それで俺はどうすればいい?)

キョン(今回の君のミッションは、隣の部屋にいる二人に感づかれずにその箪笥を調べる事だ)

大佐に命令されちゃ仕方ない。ダンボールがないのが残念だが、俺はじわじわと箪笥へ近づいていく。

どくん。

どくん。

ちくしょう、イヤに心音が響きやがる。
慎重にトラップの有無を確認し、ついに辿り着いた俺は箪笥へと手を伸ばす。

キョン(まってスネーク! 箪笥は下から開けるんだよ!)

キョン(おう、すまないなオタコン)

………………一人三役は大変だな。

さあ、ついに俺は宝箱の蓋を…………開けたァ!

キョン(ふおおおおおお!!)

そこにはまるで光を放っているような純白の下着が収まっていた。


6.
長門「それで今日はどうしたの」

ハルヒ「えっとね……」

長門「………………」

ハルヒ「有希……今日キョンにチョコあげてないわよね?」

長門「あげてない。それが何か?」

ハルヒ「有希、キョンの事が好きなんじゃなかったの?」

長門「………………」

ハルヒ「それが気になって……」

長門「そう」

ハルヒ「有希?」

長門「今日はチョコを家に忘れてしまっただけ。これから渡しに行くつもりだった」

ハルヒ「なんだ……そうだったの」

長門「話はそれだけ?」

ハルヒ「ううん、もう一つ」

ハルヒ「有希も知ってる通り、私もキョンが好き。でももう一人いるのよ、キョンの事が好きな人が」


ハルヒ「古泉君に気を付けて」


32:n7Wri+XW0
wwwwwwwwwwwwwww

33:gyj0t8qe0
ガチホモ自重wwww


34 :vip:2008/02/14(木) 22:45:42.24 ID:UuVXB1260
wktk


7.
話が終わったようだ。
襖を少し開けて見るとハルヒが出ていく所だった。

長門「もう出てきても大丈夫」

キョン「おう」

長門「………また、リボンつけるから待ってて」

キョン「いや、いいよ長門。大変だろ」

キョン「長門の気持ちは伝わってきたから。返事は……少し待っててくれるか?」

長門(さっきの話を聞いていた?)

長門「……そう」

キョン「すまないな」

沈む表情の長門には悪いとは思いつつも、俺は長門のマンションを後にした。

さあ、急いで家に帰ってこの長門のパンツという宝物で楽しまなければ。


37:uLvO6Z9S0
盗みやがった

38:gyj0t8qe0
このド変態がwwwww



8.
谷口「はぁーあ、今年もロンリーバレンタインか」

谷口「周りの連中にドレミチョコを配るような女にさえスルーされるとか……はっ、笑えねえ」

谷口「どうせキョンの野郎は涼宮やら長門やら朝比奈先輩からもらえるんだろうな」

谷口「世の中不公平だ……」

谷口「ん? あれは……古泉、だっけか?」

谷口「何してんだ、マンションなんか見て」

谷口「ま、俺には関係ないさ」

長門のマンションから出てきた俺は、はやる心を抑え一目散に家に向かおうとした。
ちなみにお前等はパンツの素晴らしさをまったく分かってない。
いいか、本来なら着用済みがベストだった。
だがあの状況ではそれはかなわなかった。だからこうして箪笥の中にあったものを持ってきた。
それは理解出来るな?
あの状況では確かにそのままベッドイン出来たかもしれん。長門とメイクラブ出来たかもしれん。
しかし俺の手の中にはパンツがあった。
手触りを楽しみ、香りを楽しみ。さらには頭に被ったり、履いてみたり。
巻き付けて擦ることも出来る夢のような物が。
それを楽しまない事など俺に出来ようか、いやない(反語)。
スニーキングミッションという中で上がったテンションを沈めるためにも俺はパンツを選んだのだ。
ちなみに長門のブラはすでに着用している。これを見られるわけにいかなかったのも事実だ。

古泉「やっと出てきましたか」

キョン「古泉?」

古泉「ええ、どうも僕です」

キョン「なんだ。俺には今お前の相手をしている暇など一ミリ秒もないぞ」

古泉「すいませんがこちらも重要な事ですので」

キョン「ちっ……仕方ないな」

そういうと古泉が車のドアを開けた。

古泉「では乗って下さい」


9.
古泉「出して下さい」

何をだ! そう俺が慌てていると車が発進した。
まったく驚かしやがって。

古泉「一体あなたはどうしたんですか。いつにもまして落ち着きがないようですが」

キョン「気にするな。で? 何の用だ」

古泉「最近の涼宮さんの精神に変化が見られるのです」

キョン「あ? お前今日ハルヒは落ち着いてるって言ってたじゃねえか」

古泉「あれは近くに長門さんや朝比奈さんがいましたので……」

キョン「はあ? なんだそりゃ」

古泉「単刀直入に申し上げます」

古泉「僕の命が狙われています」

俺は開いた口が塞がらなかった。
こいつは何を言っているんだ。

古泉「信じられないのも無理はありません……」

キョン「いや、そりゃそうだろ。今日だってハルヒも朝比奈さんもお前にチョコやってたろうが」

古泉「…………それに毒が入っていた、としてもですか?」

キョン「え? まさか」

古泉「そのまさかです。僕の命を狙っているのは涼宮さんと朝比奈さんなんです」


47:Fz+E7iJTO
無駄乳黒いな

49:twhKKATqO
未来人と神に命狙われるガチホモ超能力者



10.
古泉「最近閉鎖空間で変化が起こりました」

古泉「まあ、その変化はこれからお見せするのですが」

キョン「またあの空間に行くのかよ」

古泉「すいません」

古泉「で、それからなんです。僕の命が狙われだしたのは」

古泉「廊下を歩いていると植木鉢が落ちてきたり」

古泉「階段では突き落とされたり」

古泉「今日に至ってはついに毒まで……」

キョン「古泉……」

古泉「お願いします! 僕を助けて下さい!」

キョン「落ち着け! それに俺に何が出来るか……」

古泉「そんな事を言えるのも今のうちですよ……」

キョン「古泉?」

古泉「あなたもあれを見たら他人事では無くなります」

新川「あれは当事者ではない我々でさえキツいものですぞ」

キョン「新川さんまで……」

車から降りた俺達は古泉の案内で歩き出した。

古泉「こちらです」

キョン「どうしても手を繋がなきゃならんのか?」

古泉「ええ……こればかりは我慢して下さい」

パシャ

キョン「ん? 変な音がしなかったか?」

古泉「さあ?」


みくる「決定的な写真が撮れましゅた」


61:QlEDtzqv0
み黒wwwwwwwww


62:uLvO6Z9S0
無駄乳ww

64:Fz+E7iJTO
盗撮wwwwwwwww



11.
キョン「やっぱ何回来ても慣れないな」

古泉「そろそろですよ」

キョン「あの化け物だな」

古泉「ええ……出てきましたね」

古泉が指差す方を見ると前にも見た巨大な化け物が二匹出てきた所だった。
……んん? なんだありゃ。

古泉「気づきましたか。そうです。あの神人には男性器が付いているのです」

キョン「これはまたご立派な……」

古泉「ですが、変化はこれだけではありません。見ていてください」

前見た時はあの化け物は街を破壊していた。
確かそれでハルヒのストレスを解消してるんだよな。
俺はまた破壊活動が行われるのかと身構えていた。

だが。

キョン「……………………………………」

キョン「なあ、古泉」

古泉「はい」

キョン「なんだありゃ」

古泉「見たままですよ。最近はあればかりです」

俺達の目の前ではシャレにならないスケールでのホモセックスが行われていた。


12.
キョン「うえ……」

古泉「では行ってきます」

そういうと古泉は赤い玉になって飛んで行った。
よく見ると他にも超能力者がいたようだが、全員なんとも嫌そうな感じに攻撃している。

やがて首をハネられ神人達は消えていった。

キョン「大変だな」

古泉「ええ……」

古泉「このような状況になったのも、長門さんがある本を涼宮さんに見せたのがきっかけでした」

キョン「本?」

古泉「ええ。世間一般でBL本と呼ばれるものです」

古泉から聞いた説明はこうだ。

長門が読んでたBL小説をハルヒが見た

ハルヒは興味を持ちつつも、もしこんな事が実際あったらと心配した

朝比奈さんに相談したら「じゃあ怪しい古泉君が居なければいいんじゃないでしゅか?」

キョン「古泉……」

古泉「助けて下さい……僕は普通に女の人が好きなのに、どうして……」


ハルヒ「みくるちゃんでかしたわ!」

みくる「ありがとうごじゃいましゅ」

ハルヒ「古泉君……許さない」

ハルヒ「一人だけ抜け駆けするなんて……」

みくる「どうしましゅか、しゅじゅみやしゃん」

ハルヒ「決まってるじゃない」


ハルヒ「処刑よ」


77:4iiywmn80
元凶み黒じゃねえかwwwwwwwwwwww



13.
俺は古泉に何も言葉をかけられなかった。
勘違いどころか、いいがかりにも等しい事で命を狙われるなんて。

古泉「はは……それでは帰りましょうか」

そんな乾いた笑いをもらす古泉を見て俺は心が痛んだ。
そうだ。

キョン「古泉、これやるよ」

古泉「これは?」

キョン「家に帰ってから開けろ」

俺はカバンに入れていたハルヒの体操服を古泉にやった。
さあ、早く家に帰ろう。パンツが待っている。

キョン「じゃあな」

古泉「それではまた」


古泉「はあ、学校行きたくないな」

古泉「それにしても、彼は何をくれたのでしょうか」

ハルヒ「古泉君」

みくる「こんな時間に何してるんでしゅか」

古泉「な………………」


82:Cxn5iKGiO
ハルヒの体操服を着て長門のパンツを穿こうとしてたキョン

84:TMETa4Xh0
これはやばいwwww



14.
古泉「あ…………え…………」

ハルヒ「どうしたの古泉君」

みくる「冬なのに汗かいてるなんておかしいでしゅよ」

ハルヒ「具合が悪いの?」

古泉「う…………い、いえ別に」

ハルヒ「ふぅん、ま、いいけど」

ハルヒ「ところで、この写真見てもらえるかしら」

古泉「な…………!」

みくる「偶然見ちゃったんでしゅ」

みくる「こぉんなにしっかりと手をつないで、仲がいいでしゅねえ」

古泉(未来人め! 状況は理解しているくせに!)

古泉「これは、その」

ハルヒ「あら? 何を持ってるの? まさかそれもキョンにあげるつもりじゃないでしょうね」

古泉「いえ、違……」

ハルヒ「見せなさい!」

ハルヒ「何よこれ……」


92:XvHOg3ZN0
古泉\(^o^)/

94:LArXnzRH0
古泉いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!



15.
みくる「どうしまし……」

古泉「え……」

ハルヒ「古泉君、これ私の体操服じゃない」

ハルヒ「どうして」

ハルヒ「あなたが」

ハルヒ「これを」

ハルヒ「持っているのかしら?」

古泉「あうう……」

みくる「古泉君……変態でしゅ」


朝起きてニュースを見た俺は驚いた。
テレビでよく知った名前が呼ばれたからだ。

キャスター『昨夜未明、道路上で高校生、古泉一樹さん(17)が車に跳ねられ重傷を負いました。
      高校生には全身に殴られた跡があり、警察では事件として……』

キョン「古泉……」

警察などでは犯人の尻尾すら掴めないだろう。
なんせ犯人は神様と未来人なのだから。

妹「キョン君、遅刻しちゃうよー?」

キョン「…………ああ」

無実のお前がそこまでやられる事はなかっただろう。
古泉、敵は取ってやる。

俺は握りしめた長門のパンツに誓った。


終わり



act2 16.
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」

涼宮さんは不機嫌そうな表情で僕にチョコをくれた。
何故不機嫌なのか、それは分からなかったが、まあ閉鎖空間はいつもどおり発生している。
適当にごまかして向かわなければ。

古泉「ありがとうございます」

ハルヒ「何で」

古泉「は?」

何だ? 参ったな、これではバイトに向かえない。

古泉「どうしましたか、涼宮さん」
ハルヒ「何で古泉君はいつもそんなに笑顔でいられるのよ」

古泉「…………」

そう言われても。
僕だって好きでいつも笑顔なワケじゃない。

ハルヒ「…………今日の昼休み」

昼休み? …………まさか。

ハルヒ「あなた、告白されてたじゃない」

古泉「見られていましたか、いやお恥ずかしい」


17.
ハルヒ「あんなに可愛い子に本命チョコもらったんなら、私のなんかいらないんじゃないの?」

古泉「いえ、やはり団長様のお心遣いを無駄には……」

ハルヒ「…………そう。そうよね。あなたにとって私はただの団長ですものね」

何だ? いきなり閉鎖空間が増えた。
一体彼女は何にイラついてるって言うんだ。

ハルヒ「……で? あの子に返事はしたの?」

古泉「いえ、僕としましてもよく知らない相手だったもので、返事は待って頂いています」

ハルヒ「…………ふぅん」

おいおい、今度は閉鎖空間が少し減ったぞ。
もうワケが分からない。
彼のセリフを借りるならば、勘弁してくれ、といったところか。

ハルヒ「古泉君はキョンとは全然違ってモテるわね」

古泉「そんな事ありませんよ。知らない人に好かれても困るだけですし」

ハルヒ「うわ、いかにも女泣かせなセリフね」

それまでの不機嫌な表情はどこへやら、楽しそうに笑い出した。
良かった。なれない冗談を言ったかいもある。


18.
ハルヒ「ねえ、古泉君」

古泉「何でしょう」

ハルヒ「さっきのチョコ、返してもらえる?」

古泉「はあ……」

なんだ? もう訳が分からない。
…………それにしても、本当にこの目の前にいる少女が神なのだろうか。
確かに様々な力を持っている事は理解している。
だけど、実際この目で見てみるとただの少女にしか思えない。
だからこそ、僕は彼女に笑顔でいて欲しい。

ハルヒ「古泉君さっき知らない人に好かれてもって言ったわよね」

古泉「ええ」

ハルヒ「じゃあ知ってる人ならいいって事よね?」

古泉「まあ、そうなりすね」


ハルヒ「はい古泉君、本命チョコ」

ハルヒ「受け取って……もらえるかな」

閉鎖空間が広がっていく。
ポケットでは携帯が鳴り続けていた。


終わり


act3 19.
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」

古泉「うっ、うわぁぁぁぁあああ!!」

ハルヒ「え、何?」

みくる「どうしたんでしゅかー」

キョン「おいハルヒ! 何をしたんだ!?」

ハルヒ「え? 義理チョコあげただけだけど」

キョン「なんて事を……」

ハルヒ「何よ!? 私が悪いって言うの?」

古泉「うわぁぁぁぁあああ……やめ、やめて……」

みくる「落ち着いてくだしゃい」

長門「ゆっくり息を吸って」

キョン「ハルヒ……お前は古泉がチョコを食べてるところを見たことがあったか?」

ハルヒ「そういえば無いわね」

キョン「古泉はチョコレート恐怖症なんだよ!」

ハルヒ「な、なんですってー!?」


152:CDGC10sM0
ねーよwwwwwwww

153:XvHOg3ZN0
馬鹿なww



20.
キョン「俺も一度、何の気なしに古泉にチョコをやったんだ」

キョン「そうしたらいきなり……」

ハルヒ「そうだったの……」

みくる「しゅじゅみやしゃんは悪くありましぇんよ。知らなかったんでしゅから」

長門「そう」

ハルヒ「二人とも……」

古泉「やめて森さん……チョコレート爆弾なんて解体出来ないよ……」

古泉「いや、やだ、溶けたチョコを塗らないでぇぇぇえ!! 熱いぃぃぃぃい!!」

キョン「古泉……」

ハルヒ「いったいどうしたらいいの」

みくる「しゅじゅみやしゃん……」

キョン「方法は無くはない」

ハルヒ「教えて! 何でもするわ!」

長門「でもそれは危険。あなたの財布に莫大なダメージを与える」

ハルヒ「そんなのいいわよ! 古泉君がこんなに苦しんでいるのよ!?」

古泉「すいませんごめんなさいもう二度とチョコレートをナメたりしませんから許して下さい」


156:HX1cpgpXO
トラウマなだけじゃねーかwwwwwww



21.
長門「涼宮ハルヒ……」

みくる「しゅじゅみやしゃん……」

キョン「本気……なんだな」

ハルヒ「ええ」

キョン「ならいいだろう。その方法とは、チョコを見せた人物が古泉に回ってない寿司を食べさせる事だ」

ハルヒ「なにそれ」

古泉「ひやあ、たすけてー」

キョン「古泉があんなに苦しんでいるんだぞ! 冗談なんか言うわけないだろ!」

ハルヒ「それもそうね! 行くわよ古泉君!」


キョン「行ったな……」

長門「行った」

みくる「ここまでうまくいくとは思いましぇんでしゅたね」

キョン「まったくです」

長門「お土産楽しみ」

キョン「だな」


ハルヒ「さあいっぱい食べなさい!」

古泉「大トロ下さい」


終わり



143:CDGC10sM0
古泉「はいキョン君、本命です」


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