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2010-09-02

古泉「古泉一樹の憂鬱」朝倉「はいはい」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/08/31(火)
古泉「ふふふっ。たまには一人で部室に居るというのも乙なものです」

古泉「別に悲しくないですよ?」


古泉「えぇ。僕にだけ休みの通達がなかったなんてことはありません」

古泉「本当ですよ?別に泣いてないですよ」

古泉「…」

古泉「…くそう」

古泉「何でみんなして僕をハブるんだよ…」

コンコン

古泉「…!!」

古泉「誰か来ましたよ!!」

古泉「ど、どうぞ~」

ガチャ

朝倉「キョン君いる?」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…あなた誰ですか?」

朝倉「あなたこそ」

古泉「僕ですか?僕はですね、泣く子も黙る古泉です。あなたは?」

朝倉「朝倉よ」

古泉「…ボケはスルーですか」

朝倉(なにこの面倒くさそうな個体)

 
2.
古泉「まぁ、いいでしょう。所でなんのようですか?」

朝倉「キョン君に用があってきたのよ。
   放課後呼び出したのに、いつまで経っても姿を見せないからもしかして、てね」

古泉「呼び出し…。告白ですか?僕が代わりに受けましょうか?」

朝倉「何で初対面の人に告白しないといけないのよ。それに違うわよ。私は彼を殺したいの」

古泉「女の魅力で、ですか?」

朝倉「あなたさっきから何を言ってるの?もしかして馬鹿?」

古泉「初対面の人を馬鹿呼ばわりはどうかと思いますよ」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…お茶飲みます?」

朝倉「いらないわよ」

古泉「じゃあ適当に寛いで下さい」

朝倉「いや、キョン君が居ないなら私は別にここにいる理由がないし…」

古泉「…」

朝倉「…泣きそうな目で見ないでよ」

古泉「…」

朝倉「…わかったわ。少しだけよ」

古泉「はい!!」


3.
朝倉「…で?」

古泉「と言いますと?」

朝倉「いや、呼び止めたからには何かないの?」

古泉「そうですね。でもその前にお互いにきちんと自己紹介しませんか?」

朝倉「…朝倉涼子よ」

古泉「ふむふむ。して、スリーサイズは?」

朝倉「…は?」

古泉「ですからスリーサイズですよ。バスト!!ウェスト!!ヒップ!!のサイズですよ」

朝倉「…帰る」

古泉「あ、嘘です!!ちょっとした冗談ですから!!」

朝倉「あなたね、初対面の人にそんなこと訊くのはマナー違反だと思わないの?」

古泉「…はい」

朝倉「…はぁ」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…じゃあバストだけでも」

朝倉「…」ピクッ

古泉「あっ!!ちょ!!ナイフは無しで!!本当に!!僕、先端恐怖症なんですよ!!」


4.
古泉「でも…」

朝倉「ん?」

古泉「長門さんといい、あなたといい、少しばかり反応が酷すぎやしませんか?」

朝倉「どういうこと?」

古泉「いえ、ね。長門さんにも訊いたんですよ。スリーサイズ」

朝倉「あなたね…」

古泉「そしたら消されかけましたよ。無言で」

朝倉「生きてるだけ感謝なさい」

古泉「えぇ。裸だったのがやはりまずかったのでしょうね。次からは気をつけます」

朝倉「裸で迫ったの?」

古泉「えぇ」

朝倉「…」

朝倉「もしかして、あなた…他の人にも訊いてるの?」

古泉「えぇ。とりあえず、手当たり次第に。既にSOS団のお三方には四回ほど質問させて頂きました」

朝倉「裸で?」

古泉「いえ。裸で迫ったのは長門さんだけです」

朝倉「何で長門さんには裸だったのよ?」

古泉「他の人と違って長門さんがあまりにも反応してくれなかったもので…つい」

朝倉「つい、じゃないわよ」

古泉「しかし…。あっ!!ちょっと待ってください!!」

朝倉「は?急に何よ?」

古泉「下半身がむくむくと元気になってきました!!」

朝倉「…そんな報告いらないわ」


19:nrwvPbex0
このライトなウザさは間違いなく古泉

20:GdF7vMha0
古泉強者過ぎるだろwwwww



5.
古泉「まぁ僕だって思春期ですし。勃起の一つや二つしますよ」

朝倉「…」

古泉「朝倉さんのその蔑むような眼、涼宮さんを思い出します」

朝倉「…何で長門さんこいつ消さなかったのよ」

古泉「それについては惚れているという線が濃厚ではないかと」

朝倉「いやいや、それは無いわ」

古泉「…無いでしょうか?」

朝倉「断言できるわ」

古泉「…」ぶわっ

朝倉「え?ちょっ、何で泣くのよ!?」

古泉「くそう…。何で彼はあんなにモテるのに…僕はモテないんだよ…神様は…不公平だ…」

朝倉「彼って、キョン君のこと?」

古泉「えぇ。主人公ってだけで無条件にモテるなんて正直許せないですよ」

朝倉「嫉妬心まるだしね」

古泉「その事について否定はしません」

朝倉「あら、随分と潔いわね」

古泉「英国紳士ですから」

朝倉「日本人であり紳士でもないけどね」


古泉「まぁそれは置いといて話を戻しますね」

朝倉「えぇ。何の話をしていたか覚えてないけどね」

古泉「僕はロリコンなんですよ」

朝倉「…」

古泉「あぁ!!ちょっと帰らないで下さい!!冗談ですから!!冗談じゃないですけど!!」

朝倉「…で?」

古泉「僕としては小学生が一番魅力的なんですよね」

朝倉「…ごめん、無理」

古泉「ふふふっ。僕はどこで道を踏み外してしまったのでしょうか。考えたら涙が止まりません」

朝倉「自覚はあるのね」

古泉「…えぇ。だって下校途中の女子児童を見ると脊髄反射で勃起してしまうんです。
   そんなやつは只の獣ですよ」

朝倉「…そうね」


6.
古泉「…中々間がもちませんね」

朝倉「…初対面だしね」

古泉「じゃあ歯に衣着せぬ物言いってやつを実践してみたいと思います」

朝倉「唐突にどうしたの?」

古泉「このお互いのもどかしい距離を縮めようと思いまして」

朝倉「成る程。それは良いアイディアかもね」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…怒らないで下さいよ?」

朝倉「任せなさい。私の寛容さはそれはもうこの星を飛び越えて遥か宇宙の彼方まで轟いているほどなのよ」

古泉「…眉ビッチ」ボソッ

朝倉「…あ?」

古泉「あぁ!!だから!!ナイフは駄目ですってば!!
   それに全然寛容じゃないじゃないですか!!刺さってる刺さってる!!僕は挿したいだけなのに!!」


27:nrwvPbex0
うぜえwwwwwww



7.
朝倉「…はぁ。私、何してるんだろう」

古泉「考えたら負けです」

朝倉「よくよく考えたらおかしくない?」

古泉「何がですか?」

朝倉「だから、何で私は初対面の人に密室で性癖について語られないといけないのよ」

古泉「…密室」ゴクリ

朝倉「…」

古泉「…コホン。冗談ですよ」

朝倉「あなたが言うと冗談に聞こえない」

古泉「面と向かって言われると照れますね」

朝倉「…はいはい」

古泉「ところで、朝倉さんは処女ですか?」

朝倉「…想像にお任せするわ」

古泉「じゃあ想像しますね」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…うっ」

古泉「…ふぅ」

朝倉「…」


31:cKVgnu2Y0
パネぇwwwwwww

32:nrwvPbex0
セwwwクwwwハwwwラwww

33:qOlhHM920
抜いたwww



8.
古泉「一段落ついたところで話を戻しましょうか」つやつや

朝倉「もうやだ」

古泉「嫌よ嫌よも好きのうち。つまり朝倉さんは僕のことが好き、と」

朝倉「…死ねばいいのに」

古泉「ふふふっ。照れないでいいですよ」

朝倉「憎しみで人を殺せたら…。あっ。普通に殺ればいいのか」

古泉「僕は超能力者ですよ?それでもやるというのなら…。あっ、ごめんなさい。次からは自重しますね」

朝倉「…次は無いわよ」

古泉「はい!」

朝倉「何でそんな元気いっぱいに返事するのよ。もう少し反省の色みせなさいよ」

古泉「…はい!」

朝倉「…もういいや」


9.
朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…帰っていい?」

古泉「駄目です」

朝倉「何で?」

古泉「僕が寂しいからです。久々に他人と会話出来たから嬉しかったとかではないですよ」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…すいません。僕、友達居ませんでした」

朝倉「だと思った」

朝倉「友達居ない理由は…訊かないでもいいか」

古泉「…」

朝倉「そうよね。あなたみたいな個体、生きてるだけで奇跡みたいなものだものね」

古泉「…」

朝倉「よく今まで駆除されなかったわね。正直、害虫と同類。
   いえ、害虫以下よね。無駄に二酸化炭素吐き出してるだけだしね」

古泉「…」

朝倉「居るだけで場の空気を乱すだろうし、食物連鎖の最下層にいるべき個体よね。
   早く気の利いた肉食獣あたりに捕食されれば良いのに」

古泉「…うっ…ヒッグ…ひどい…」


38:3vv6Re/K0
あれ? なんだろう、罵られてる古泉が少し羨ましい



10.
朝倉「そうやって泣けば済むと…」

古泉「嘘泣きでしたー」

朝倉「…」

古泉「ふふふっ。騙されましたね。僕は役者ですからこれくらいの演技は容易いものです」

朝倉「…なんか、ごめん」

古泉「なんで謝るんですか?嘘泣きって言ってるじゃないですか」

朝倉「…」

古泉「そんな目で見ないで下さい…。…グスッ」

朝倉「…ハンカチ、貸したげる」

古泉「…すいません」

朝倉「ちょっと言い過ぎたわ」

古泉「えぇ。あそこまで言われるとかなり心にくるものがありました」

朝倉「でもあなたの態度にも問題があるのよ」

古泉「責任転嫁ですか」

朝倉「うるさい。友達居ないくせに」

古泉「僕と朝倉さんは友達じゃないんですか?」

朝倉「えぇ」

古泉「もしかして友達以上恋人未満と呼ばれるグレーゾーンの関係で、
   恋人と呼ぼうか友達と呼ぼうか迷っている。そういうことですか?」

朝倉「ごめんなさい。死んで」

古泉「気軽に人に死ねなんて言葉は使うものじゃないですよ」

朝倉「わからない?私の中であなたは人に分類されてないのよ」

古泉「…はっ!まさか恋人に分類されているとかそういうことですか!?」

朝倉「…なんだかよくわからなくなってきたけど、私が悪いの?」


49:UEIUQUlS0
これでもイケメンなんだよね古泉…

53:3yRccpL90
イケメンじゃなかったら逮捕されて終了だからな



11.
古泉「それにしてもこの部屋、暑いですね。脱いでいいですか?」ぬぎぬぎ

朝倉「せめて脱ぐ前に訊きなさいよ」

古泉「やっぱり全裸は良いですね」

朝倉「その粗末なもの、こっちに向けないでくれる?」

古泉「もしかして今、向くと剥く掛けました?」

朝倉「…」

古泉「あっはっは。これはこれは。してやられましたね」

朝倉「…やっぱりまずはこの個体から殺るべきじゃないかしら」

古泉「あぁ~清々しいなぁ!!」

朝倉「…」

古泉「今なら光合成が出来る気がする!!頑張れ僕のミトコンドリア!!」

朝倉「…もう陽はとっくに落ちたわよ。それにどう頑張ってもミトコンドリアじゃ光合成は出来ないわ」

古泉「朝倉さん。そうやって何でも出来ない、無理だ、と切り捨てるのは僕は違うと思いますよ」

古泉「僕らは無限の可能性を秘めている。泌尿器だってありますしね」

朝倉「…」

古泉「とにかく、僕は思うんですよ。
   自分の可能性を否定するのは悲しいことであると。未来は切り開けるはずなんです」

朝倉「…あの」

古泉「何ですか?」

朝倉「まずは早く服を着てくれない?」

古泉「そんなのは些細な事です。我々には他に成すべきことがあるはずです」

朝倉「…病院紹介しようか?」


52:nrwvPbex0
何このさわやかな変態



12.
古泉「そう、僕は童貞なのです」

朝倉「訊いてないわ」

古泉「つまり、僕の成すべきことは最初から決まっていたのです」

朝倉「…」

古泉「幸いにも今この部屋には一本のおにんにんとそれを納める鞘があります。
   それがどういうことかわかりますね?」

朝倉「…えい」プスッ

古泉「おう!?目が!!」ゴロゴロ

朝倉「…本当に私なにしてるんだろ…」


13.
朝倉「ねぇ」

古泉「何でしょう?」

朝倉「あなたってロリコンじゃないの?」

古泉「そうですよ」

朝倉「じゃあ私にそんなセクハラ紛いなことしないでそこら辺に歩いている女子児童を襲いなさいよ」

古泉「…何てことを。朝倉さんはわかってない。わかってないですよ。いいですか?」

朝倉「…あんまり訊きたくはないけど一応訊いておくわ」

古泉「ロリコンとは幼女を愛でるものです。
   幼女を傷付ける、それは最早ロリコンではありません。ただの犯罪者ですよ」

朝倉「だからといってその抑圧された性欲を私にぶつけないでよ」

古泉「…じゃあ僕は誰にぶつければいいんですか!?」

朝倉「知らないわよ」

古泉「売れ残った鞘で妥協しようとする僕の気概を汲んでくださいよ!!」

朝倉「ちょっと待った。その売れ残りって私のこと?」

古泉「他に誰がいるんですか!!」

朝倉「童貞が言ってくれるわね。大体ね、誰も処女なんて言ってないでしょ」

古泉「えぇ!?処女じゃないんですか!?」

朝倉「…ま、まぁ軽く五十人とは経験したような…していないような…」

古泉「…」

朝倉「…ごめんなさい」

朝倉「だ、大体私たちにはそんな行為をやる必要がないからで。
   あなたみたいに異性から嫌われてるとかいうわけじゃないんだから!!」

古泉「私たち?」

朝倉「言ってなかった?私は長門さんのバックアップなのよ」

古泉「ほほう。まぁそれは良いとして。似た者同士、改めてよろしくお願いしますね」

朝倉「あなたと一緒にしないでってば!!」

古泉「まぁまぁ」

朝倉「童貞のくせに…」

古泉「ふふふっ。元気だしてください」

朝倉「…あなたが清々しくあればあるほど私は気分が落ち込むわよ」

古泉「心が狭い方ですね」

朝倉「…頭が痛くなってきた」

古泉「偏頭痛ですか?」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…違うわよ」


14.
朝倉「…相変わらず間がもたないわね」

古泉「…ですね。朝倉さんからは何かありませんか?」

朝倉「…そうね。そういえばさ、さっき僕は超能力者だ、とか言ってたけどそれって本当?」

古泉「えぇ。めっさマジです」

朝倉「じゃあ何か見せてよ」

古泉「そうですね…。では、ここに百円玉がありますね?」

朝倉「うん」

古泉「これを右手で強く握ります。そして軽く上下に振ると…」

朝倉「消えた!?どういうこと!?」

古泉「ふふふっ。まぁコツを掴めば誰にでも出来る技ですよ」

朝倉「ほぁ~。確かに凄いけど…これって超能力では無いわよね」

古泉「…てへっ☆」

朝倉「やっぱり超能力者なんて嘘なんでしょ?」

古泉「嘘であって欲しいんですけどね。実際のところ辛いだけですし」

朝倉「辛いの?」

古泉「えぇ。昼夜問わず駆り出されるわ、下手すると命を落とすわで意外と大変なのです。
   そりゃあストレスだってたまりますよ」

朝倉「ふ~ん。だからそんな歪んだ性格になってしまったのね」

古泉「これは元からです」

朝倉「え…あぁ、うん…そうなんだ…」

古泉「はい」

朝倉「…」

古泉「おちんちんぷらーん」ぷらーん


15.
ピリリリ

古泉「おっと…」

朝倉「あら、あなた携帯持ってたのね」

古泉「どういう意味ですか?」

朝倉「鳴らないだろうからいらないんじゃないかって」

古泉「…まぁ来るのは専ら出会い系とかそういった類のものです。ついでに言うと電話帳は一桁です」

朝倉「そ、そう…」

古泉「また出会い系か…。それにですね、僕は団員のアドレスを知りません。
   みんな僕に教えるのを頑なに拒否します」

朝倉(地雷ふんじゃったな…これ)

古泉「おまけに女性陣はまるで僕のことを変質者を見るような目で見てくるのです。
   まぁその視線でイッてしまうことも多々あるので痛み分けといったところでしょうか」

朝倉「駄目だわ…こいつ」

古泉「そして今日も、僕だけ団活が無いことを知りませんでした」

朝倉「だから部室にはあなただけだったのね」

古泉「えぇ。朝倉さんが来ていなかったら
   今ごろ僕は寂しさに耐えかねて全裸で夜の街を闊歩していたかもしれません」

朝倉「ほとんど自業自得みたいなものなのにね」

古泉「でも皆さんも悪いと思うんです。揃いもそろっていやらしい体しちゃって。けしからん」

朝倉「同情の余地がないわね」

古泉「僕は貧乳が好きなんですよ」

朝倉「ロリコンだしね」

古泉「でもおっぱいというもの自体が好きなんで巨乳もオッケーなんです」

朝倉「この話必要なの?」

古泉「いえ、まぁおっぱいって良いですよね」

朝倉「…」


16.
古泉「朝倉さんって意外と身長大きいですよね」

朝倉「そうかしら?」

古泉「えぇ。僕としてはもう少し小さい方が良かったのですが」

朝倉「誰もあなたの趣味は訊いてないわ」

古泉「眉毛も太いですし」

朝倉「それはもっとあなたに関係ないでしょ」

古泉「眉コキとかお願い出来ますか?」

朝倉「よーし。やっぱりこの個体は解体したほうが世の中の為になるわね」

古泉「冗談ですから。いえ、割と本気で。だからナイフは駄目ですって」


17.
古泉「もう9時ですね」

朝倉「見回りの先生とか何してるのかしら。一刻も早く帰りたいのに」

古泉「春先とは言え少し寒いですね」

朝倉「全裸だしね」

古泉「靴下は履いてます」

朝倉「それが余計に見苦しいのよ。それならいっそのこと靴下も脱ぎなさいよ」

古泉「靴下を脱ぐことは僕の武士道に反します」

朝倉「あっ、そう」

古泉「じゃあ、おにんにんには朝倉さんから借りたハンカチを巻くんでそれで勘弁してください」

朝倉「え?」

古泉「おいしょ」しゅるしゅる

朝倉「え…ちょ…待て…おま…」

古泉「できました」ばーん

朝倉「…ええええ?え?何で?」

朝倉「…」

古泉「どうしました?」

朝倉「…どうしたもこうしたもないわよ」

古泉「凄い顔になってますよ」

朝倉「…」

古泉「虫とか食べそうです」

朝倉「あぁわかった。あなたけんか売ってるのね」

古泉「いいえ」

朝倉「…うがー!!」

古泉「落ち着いてください」

朝倉「誰のせいよ!」

古泉「…鮭?」

朝倉「私は熊か!」


18.
朝倉「疲れた」

古泉「お茶飲みます?」

朝倉「あなたが淹れたお茶はなんか嫌だ」

古泉「じゃあ朝倉さんが淹れて下さい」

朝倉「わかったわ」

古泉「僕は猫舌なのでそこらへん頭に入れておいてくださいね」

朝倉「はいはい」

こぽこぽ

朝倉「はい」

古泉「ありがとうございます」

朝倉「いえいえ」

朝倉「…」

朝倉「…あれ?」

朝倉「ねぇ、あなた何で帰らないのよ。どうせ誰も部室には来ないのに」

古泉「…僕にはここ以外居場所がないんです」

朝倉「多分ここにもないわよ」

古泉「手厳しいですね」

朝倉「仕方ないわよ。今まで言ってなかったけどあなた団員に含まれてないわよ」

古泉「はい?」

朝倉「いえ、ね。私、名前貸してるのよ。この部活に。人数が足りないとかなんとかで」

古泉「…」

朝倉「あなた涼宮さんにもセクハラしたんだよね?」

古泉「え、えぇ」

朝倉「そのせいで多分涼宮さんはあなたを団員に含むのを止めて、私にお願いしたんじゃないかしら」

古泉「じゃあもしかして今の僕は…」

朝倉「…部員でもないのに毎日の様に顔をだし、
   挙げ句の果てにはみんなに嫌われている痛い人ってことになるんじゃないかしら」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「う、うわぁぁあぁん!!」ダッ

朝倉「うわっ!!全裸でどこに行くのよ!?」

古泉「死んでやる!!死んでやるぅぅう!!」

がちゃ ばたん

朝倉「…いっちゃった」

朝倉「…」

朝倉「そうだ。お茶でも飲もう」こぽこぽ

朝倉「ズズー」

朝倉「うん。美味しい」

朝倉「…」

朝倉「…」

朝倉「…平和だなぁ」


19.
朝倉「…」

がちゃ

古泉「…」

朝倉「あら、おかえり」

古泉「…」ぐすっ

朝倉「どうしたのよ?早く入りなさいよ」

古泉「…はい」

朝倉「お茶飲む?」

古泉「…はい」

朝倉「ふんふふ~ん」

古泉「…」

朝倉「はい」こと

古泉「…ありがとうございます」ぼそぼそ

朝倉「どうしてそんなに落ち込んでるのよ?」

古泉「…いえ、ね。自殺してやるって飛び出したのに止めに来てくれないパターンがあるなんて
   夢にも思ってなくてですね…。あまりにも悲しくて…」

朝倉「あなたは考えが甘いのよ。私があなたを救う義理なんてないんだから」

古泉「…僕と朝倉さんの仲じゃないですか」

朝倉「一つ言って置くけど、そんなに言うほどの仲じゃないからね。
   それにその言い方だと本気で死ぬつもりはなかったと」

古泉「えぇ。あれは勢いです。何か一度走り出したら止まるに止まれなくて。でもこれからどうしましょう?」

朝倉「身の振り方?」

古泉「えぇ。今さら品行方正な人柄を演じても遅いじゃないですか」

朝倉「そうね。もう一回転校したら?」

古泉「…朝倉さんって結構キツいですよね」

朝倉「まるっきり他人事だしね。それにあなただったら、転校してもらったほうが他の生徒のためにもなるし」

古泉「…くそぅ」


20.
古泉「…はぁ」

朝倉「超能力者に仲間みたいなものはいないの?」

古泉「まぁいることはいるんですが」

朝倉「ならそこの人達の輪の中に入っていけばいいじゃない」

古泉「それが出来たら苦労はしないというか…」

朝倉「歯切れが悪いわね。何か理由があるの?」

古泉「えぇ。僕の仕事は言ってみればこの世界の保持なんですけど…」

朝倉「うん」

古泉「僕の言動が涼宮さんを刺激するせいで、僕は寧ろ世界を崩壊の危機に陥らせてしまっているんです。
   それも結構な割合で」

朝倉「…」

古泉「そのせいで僕の機関での立場はミジンコ以下。
   戦闘中ならまだしも何もないときにあの輪の中に入っていこうものなら…」

朝倉「わかったわかった。だから泣かないで」

古泉「…くそう」

朝倉「でもそれって完全に自分の責任よね」

古泉「いえ、涼宮さんにも非はあります。まるで男を誘っているかのようなあのスタイル…」

朝倉「うっさい!!」バシッ

古泉「ぐふぅっ!!…何で僕殴られたんですか?」

朝倉「いや、話長くなりそうだったから。要はあれでしょ。性欲と世界を天秤にかけた結果性欲が勝った、と」

古泉「えぇ。まったくもってその通りです。でも今殴る必要ありました?」

朝倉「さぁ」

古泉「…眉びっちめ」

朝倉「…」

バシッ!

古泉「ノーモーションビンタ!?」


21.
朝倉「あなたは結局どうしたいの?」

古泉「と言いますと?」

朝倉「このままで良いの?」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…このままで良いわけないのは僕にだってわかっています。でも一体僕はどうすれば…」

朝倉「…うっさい!!」バシッ

古泉「何で!?」

朝倉「うじうじしない!!とにかく自分が動かなきゃ事態っていうのは好転しないわ!!」

古泉「な、なるほど…」

朝倉「このままじゃいつまで経ってもあなたは可哀想な人のままなのよ!!」

古泉「そ、それは困ります…」

朝倉「それが嫌なら今からでも努力しなさい!!」

古泉「なるほど…。でも具体的には何をどうすればいいんでしょうか?」

朝倉「そうね…。まずは自分がどう変わりたいか、そのビジョンが大事よね」

古泉「…男女問わずモテモテな主人公タイプに…」

朝倉「もっと自分を見つめなさい。良い?現段階でのあなたの好感度はマイナス。
   つまりスタートラインにすら立ててないのよ?それがモテモテな主人公タイプになるですって?
   片腹痛いわ」

古泉「いえ、でもここから巻き返しをはかれば…」

朝倉「あのね、あなたの信頼はもう取り返しのつかないところまできてるのよ。
   あなたは通りかかる女子に手当たり次第にスリーサイズ訊いてまわる変態なの」

古泉「…」

朝倉「今さら頑張ったところでその汚名は晴れることは無いわ。ぜっっっったいにね!!」

古泉「…はい」

朝倉「全く…。次そんな寝ぼけたセリフ吐いたらあなたのその股間にぶらさがった粗末なもの切り取るからね」

朝倉「それを踏まえたうえでもう一度考えなさい」

古泉「そうですね…。なら、彼女が欲しいです」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…ね」

古泉「は、はい!!」

朝倉「…それなら良いかもね」

古泉「え?」

朝倉「…そうよね。彼女が出来たら道行く人にセクハラしようなんて思わないだろうし。
   こんな駄目人間でも人並みの幸せを掴めるかもしれないし」

朝倉「顔だけはいいから案外コロッと騙される女子もいるかもしれないし…。
   まあバレたらフラれるでしょうけど」

古泉「…ひどい言われようですね」

朝倉「…よし!!じゃあ頑張って彼女つくりましょう!!」

古泉「…おぉー」

朝倉「もっと元気よく!!」

古泉「おぉー!!」


22.
朝倉「じゃあまず誰を狙うかよね。あなたは気になる人とかいないの?」

古泉「そうですね…。朝倉さんですかね」

朝倉「却下。刺されたくなければ真面目に答えなさい」

古泉「う~ん。朝倉さんの知り合いに誰か僕に似合いそうな清楚で明るい女の子とかいませんか?」

朝倉「清楚で明るい…」

古泉「この際人間でなくても構いません。
   ほら、朝倉さんみたいに…情報統合おまんこ思念体のインターフェイス…」

朝倉「今私たちのことなんて言った?」

古泉「え?情報統合おまんこ思念…」

朝倉「…どっせい!!」バキッ

古泉「痛い!!何するんですか!!」

朝倉「それはこっちのセリフよ。何よおまんこ思念体って。ケンカ売ってるの?」

古泉「僕そんなこと言いました?」

朝倉「言ったわよ」

古泉「…それはすいません。少々おまんこについて思いを馳せてたら無意識のうちにそう発していたようです」


96:juiNEf9oO
どうしようもないなこりゃ



23.
朝倉「…」

古泉「気の毒な人間を見るようなその視線、止めてくれます?」

朝倉「…だって余りにも可哀想で…」

古泉「じゃあ筆下ろしお願いしても…」

朝倉「断固として拒否するわ」

古泉「何の戸惑いもないんですね」

朝倉「だってロリコンで辺り構わず全裸になるような人間を選ぶわけないでしょ」

古泉「ロリコンは恥ずべき性癖ではありません!!」

朝倉「うるさい。服着ろ」

古泉「取り合ってももらえないなんて…。僕はとても悔しいです」


朝倉「わかったわ」

古泉「何がですか?」

朝倉「そうよ。男らしさをあげるのよ」

古泉「…話が見えません」

朝倉「仕方ないわね。可哀想な人間である古泉君にこの私が分かりやすく教えてあげるからよく聞きなさいよ」

古泉「言い返せない…なのに感じちゃう…」ビクッビクッ

朝倉「…っせい!!」ビシッ

古泉「あぅ!!…まさかシッペごときに涙を流す日がくるなんて夢にも思いませんでした」

朝倉「いい?あなたが全然モテない理由は何かわかる?」

古泉「優しすぎること、ですかね…。ふふふっ。困ったものです」

朝倉「…」

朝倉「…続けるわね。問題はその浮わついた性格よ」

古泉「浮わついてますかね?」

朝倉「あっちで女の子に声をかけ、こっちで女の子にセクハラをする人間を他になんて言うのよ」

古泉「一理ありますね」

朝倉「一理ありますね、じゃないわよ。これは真実よ」

古泉「じゃあ僕はどうすれば?」

朝倉「…ふふふっ。そこで私の出番」ビシッ

古泉「…ふむ。相変わらず話が見えないのですが…」

朝倉「私に任せなさい。私が直々にあなたを特訓してあげるわ。そしてあなたは男らしさを得るのよ!!」

古泉「おぉ!!」


24.
朝倉「ふふふっ。どう?悪い話じゃないでしょう?」

古泉「えぇ。是非お願いします。ですが特訓と言っても具体的には何を?」

朝倉「…古泉君。男らしさって一体何だと思う?」

古泉「一物の大きさです!!」

朝倉「元気いっぱいの解答をありがとう。でもね、残念ながら全然違うわ」

古泉「では先生、それは一体何なのですか?」

朝倉「男らしさ。それはね…」

古泉「…」ゴクリ

朝倉「筋肉よ!!」

古泉「…筋肉ですか?」

朝倉「ふふふっ。釈然としないと言った感じね。良いわ。考えてみなさい。
   トラックに轢かれそうになっている女子高生」

古泉「な、何と!!それは急いで助けなければ!!」

朝倉「そうね、助けないとね。でもね、残念なことに相手はダンプカー。
   そんなヒョロッちい体ではとてもじゃないけど対抗出来ないわ」

古泉「くそう!!僕は何て無力なんだ!!」

朝倉「しかぁし!!もしそこに居合わせたのが筋肉ムキムキのあなただったら?」

古泉「おぉ!!見える!!ダンプカーを容易く受け止める僕の姿が見えるぞ!!」

朝倉「そして芽生える二人の恋。優しくしてねと頬を赤らめベッドに横たわる彼女」

古泉「おぉ…」

朝倉「どう?」

古泉「つ、続きは!?」

朝倉「続きは自分の目で確かめなさい」

古泉「…ふふふっ。血湧き肉躍るとは正しくこのことですね」

朝倉「じゃあ早速始めるわよ!!」

古泉「はい!!」


25.
朝倉「じゃあまずは腕立て伏せ千回よ!!」

古泉「千回!?先生それはおかしいと思います!!」

朝倉「黙りなさい!!あなたね、もしも明日ダンプカーに轢かれそうな女子高生(以下ダンプ)
   に出くわしたらどうするのよ!!」

古泉「そ、それは困ります!!」

朝倉「そうよ。ダンプはどこで出くわすのかわからない謂わば幻の存在。
   長い人生のうちに一度でも出会えたらそれは奇跡と言えるわ。私の言いたいことはわかるわね?」

古泉「わかりました先生!!僕、やってみせます!!」

朝倉「わかってくれたようね。先生嬉しいわ」

古泉「ふん!!ふん!!」ぷらんぷらん

朝倉(…私のハンカチがぷらんぷらんしてる)


古泉「せ、先生…千回やりおえました…」

朝倉「何をへたりこんでるのよ。次は間髪いれずにスクワット二千回よ!!」

古泉「千回じゃないんですか!?」

朝倉「古泉君。ダンプカーを止めるのに一番必要なのは足腰なのよ。
   つまりそこにより負荷をかけるのは必然。自明の理。宇宙の真理よ」

古泉「な、成る程!!」

朝倉「わかったら早くやりなさい」

古泉「はい!!」

古泉「ふん!ふん!」ぷらんぷらん

朝倉(…私のハンカチが上下に激しく動いている。不思議な光景よね、本当)


26.
古泉「…あ、…あさ…くらさん…」

朝倉「さぁ次は腹筋と背筋をそれぞれ二千回!!」

古泉「む…り…」

朝倉「まだ見ぬダンプのために頑張りなさい」

古泉「…ダンプ」

朝倉「そうよ。だから頑張りなさい」

古泉「…うぉぉおおぉお!!」

朝倉「その意気よ!!」

古泉「ふん!ふん!」

朝倉「…」

古泉「…うっ!」

朝倉「どうしたの?」

古泉「おちんちんが地面と擦れて今までにない快感が僕を襲っています!エマージェンシーモードです!」

朝倉「え?え?」

古泉「…うっ。…ふう」


128:TszSN5v40
これって何オナになるの?

130:0RmhNHWf0
床オナの変種じゃね?



27.
古泉「これが…床オナか」

朝倉「私のハンカチが汚された…」

古泉「ふふっ。まったくもって世の中は広い。これだから僕は人を辞められないんです」

朝倉「…ハンカチ」

古泉「朝倉さん。元気出してください」

朝倉「…ハンカチ」

古泉「ハンカチが欲しいのですか?待っていてください。今解きますんで」しゅるしゅる

古泉「はい。どうぞ」

朝倉「ひっ!」

古泉「何を怯えているんですか?さぁ、どうぞ」

朝倉「悪魔が…白い悪魔が私のハンカチを蹂躙してる…」

古泉「では、朝倉さんのカバンにいれときますね」がさごそ

朝倉「うわぁぁぁぁぁ!」

古泉「ははははは!さぁ、輝かしい未来に向かって邁進するとしましょうか!」

朝倉「う…ぁ…」

古泉「ふん!ふん!」

朝倉「ぁ…」

古泉「ふん!ふん!」

朝倉「う…ぁぁ」

古泉「ふん!ふん!」

朝倉「ぅ…」

古泉「ふん!ふん!ふん!」

朝倉「…」


135:HD5vS2xw0
朝倉かあああああああいいいいいいいいいいいいいい

136:21Eawd5UP
俺が許す
殺せ



28.
朝倉「…はっ。こうしちゃいられない。早くカバンの中身を避難させなきゃ…」

古泉「ふん!ふん!ふん!」

朝倉「あぁ!数学のノートが…。買ったばっかりなのに…」

古泉「ふん!ふん!ふん!」

朝倉「国語の教科書…英語の教科書…」

古泉「ふん!ふん!ふん!」

朝倉「…体育着も…だと?」

古泉「ふん!ふん!ふん!」

朝倉「…うりゃー!!」ばりん

古泉「ふ…朝倉さん!?カバンは投げるものではありませんよ!」

朝倉「こんなカバンなんているもんかー!星になってしまえー!」

古泉「…ジーザス。これが切れやすい若者か…」


古泉「窓が…。皆さんになんて説明したらよいのか…」

朝倉「…はは」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…はぁ。もういいわ。あなた相手に過ぎたことでとやかく言うのは時間をいたずらに消費するだけだし」

古泉「…割とごめんなさい」

朝倉「割とって何よ。まぁ長門さんに頼んでどうにかしてもらうわ」

古泉「…」

朝倉「だから、あなたはさっさと筋トレに戻りなさい」

古泉「…はい」


29.
古泉(少々悪ふざけが過ぎましたね)

朝倉「…」

古泉(ここは一つ、場を和ませるなにかを…)

古泉(逆立ちオナニーを見せるか?いや、しかしあれはまだ完成していない)

古泉(…そうだ!あれがあるじゃないか!)

古泉(よし…。そうときまれば…)


古泉「朝倉さん!」

朝倉「何?」

おちんちん「ほ~ら、大きいだろう?」

朝倉「…」ぽかん

古泉(ふふふ…。一人の時間をもてあましていたことがこんなところで役に立つとは…)

古泉(これぞ僕の七つある芸の一つ、おちんちんアフレコ!)

古泉(人形劇ならぬおちんちん劇!)

おちんちん「朝倉さ~ん」

朝倉「…よ~し」しゃきん

古泉「ナイフはだめ!!ナイフはダメヨ!」

朝倉「え~い」ざく

古泉「ほわたぁぁぁあぁぁぁ!」


30.
古泉「…」

朝倉「なんてね」

古泉「え?」

朝倉「おもちゃよ。刃が引っ込むタイプの」

古泉「ははは…。お腹がぱっくりいったかと思いました」

朝倉「まぁぱっくりいかせてあげても良かったんだけど」

古泉「すこし漏れました」

朝倉「え!?」

古泉「冗談ですよ。お返しです」

朝倉「割りに合わないわよ。だから、早く筋トレに戻りなさいってば」

古泉「はい」


古泉「ふん!ふん!」

朝倉「…」

古泉「ふん…ふん!」

朝倉「…」

古泉「ふ…ん。ふ…」

朝倉「…」

古泉「ふ…」ばたん

朝倉「早く起きなさい。起きないと本物のナイフで刺すわよ」

古泉「…お…に」

朝倉「はーやーく」

古泉「…ふん…ふん…」

朝倉(ドラ焼きたべたいなぁ…)

古泉「ふん……ふん…!」


31.
古泉「…」ピクピク

朝倉「ご苦労様。次はうさぎ飛びでグラウンド五十周よ」

古泉「も…ちょ…ほん…とうに…むり」

朝倉「さぁ引きずってあげるからグラウンドに行くわよ」ずるずる

古泉「だれ…か…助けて…」

朝倉「♪」ずるずる

古泉「…」

……………

古泉「…ぜはっ…」

朝倉「あと5週!!」

古泉「むり…そもそも1日でムキムキになるなんて…むり…」

朝倉「休まない!!」

古泉「…はぁ…く…」

朝倉(タイヤキでも良いかなぁ…)

古泉「…ぁ」バタッ

朝倉「ゴール」

古泉「…はぁ…はぁ」

朝倉「出来たじゃない」

古泉「…はぁ…はぁ」

朝倉「…あ、太陽が昇ってる。丁度夜があけたみたいね」

古泉「…」

朝倉「綺麗ね」

古泉「…」

朝倉「さぁ、帰ろっか」

古泉「む…り。動けま…せん」

朝倉「しょうがないなぁ。ほら、背中に乗りなさい。ただし、服を着てからね」

古泉「…すいません」


154:GZnRvm4R0
つーかどんな筋力とたいりょくしてんだよw

155:Q1TY/FSq0
朝倉におんぶしてもらうとかそれだけで五十回射精しちまうわ

156:TszSN5v40
おい代われ


32.
朝倉「あなたって軽いわね」

古泉「…そうでしょうか」

朝倉「軽いわよ」

古泉「…そうですか」

朝倉「家、こっちの方であってる?」

古泉「…えぇ」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…」

古泉「…あの」

朝倉「何かしら?」

古泉「ありがとうございます。あと、すいませんでした」

朝倉「何が?」

古泉「いえ、何というか…僕のために色々と考えてくれて…」

朝倉「…」

古泉「それに…少しばかりはしゃぎすぎて迷惑をかけてしまったようですし…」

朝倉「…」

古泉「…その…嬉しかったんですよ」

朝倉「…体力の限界まで筋トレやらされたのに嬉しいとか…マゾなの?」

古泉「…違います。楽しかったんです。久々でしたよ。あんなに誰かとふざけあったのは」

朝倉「…ロリコンだもんね」

古泉「…まぁ、そうですけど」

朝倉「…」

朝倉「それにしてもはしゃぎすぎよ、あなた」

古泉「ですよね」

朝倉「…」

古泉「…」

古泉「…ここまでで大丈夫です」

朝倉「本当?」

古泉「えぇ」

朝倉「…よいしょ」

古泉「…」

朝倉「じゃあそういうことで。週末だからって羽目を外しすぎないようにね」

古泉「…はい」


33.
朝倉「じゃあね」

古泉「…朝倉さん!!」

朝倉「何?」

古泉「…また、話し相手になってもらえますか?」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「古泉君」

古泉「…はい」

朝倉「じゃあ、『またね』」

古泉「…はい!!」


本編おしまい


34.
古泉「朝倉さんはなぜ彼を亡き者にしようとしたんですか?」

朝倉「キョン君のこと?」

古泉「えぇ」

朝倉「理由は簡単よ。
   どうも彼が長門さんにちょっかいをだしているそうだからちょいと自分の立場をわからせてやろうかと」

古泉「いや、殺したら駄目でしょう」

朝倉「そうね。今はそんな物騒なこと考えてる余裕もなさそうだし」

古泉「余裕?」

朝倉「えぇ。ロリコンで童貞で友達もいない駄目人間の見本のような個体の相手をしないといけないし」

古泉「僕ですか」

朝倉「自覚してるのね」

古泉「えぇ。最近ではそれが立派なステータスのように思えてきました」

朝倉「それは間違いなく気のせいね」

古泉「ですね」


35.
古泉「そういえば、聞いてください」

朝倉「何よ?」

古泉「最近、僕、団活に呼ばれるようになったんです」

朝倉「あぁ、そのことだったら長門さんと私に感謝しなさい」

古泉「…え?」

朝倉「ちょいと情報操作してあなたの変態行為は無かったことにしたわ。本当は駄目なんだけどね」

古泉「朝倉さん…」

朝倉「懐の深さに感動した?」

古泉「いえ…そんなにまでして、見返りにはどうせ僕の純潔が欲しいって言うつもりなんでしょう!?」

朝倉「よし。元に戻してミジンコ以下の扱いに戻そうか」

古泉「うそです。ごめんなさい。朝倉さんの懐の深さは深すぎて生きて帰ってきた者はいないほどです」

朝倉「…貶されている気がするのは気のせいかしら」

朝倉「まぁとにかく私に感謝なさい」

古泉「筆下ろししてくれるなら考えます」

朝倉「…人間簡単には変わらないものね」

古泉「だからこそ人間という生き物は面白いんですよ」

朝倉「そういうもんかしら」

古泉「そういうもんです」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「いや、変わろうと努力しなさいよ」

古泉「ですよねー」

朝倉「…」


36.
古泉「必殺技が欲しいです」

朝倉「…」ぴと

古泉「熱はないですよ」

朝倉「…必殺技?」

古泉「えぇ。今朝、ふと、思いついたんです。あれ?僕必殺技無くない?と」

朝倉「むしろ、ある人なんているの?」

古泉「ああでもない、こうでもない、と悩みに悩んで、今に至るわけです」

朝倉「…はぁ」

古泉「一緒に考えてください」

朝倉「…えぇ~」

古泉「手伝ってくれたら長門さん一年分プレゼントしますから!」

朝倉「…え?え?どういうこと?」

古泉「一年分ですよ!」

朝倉「一年分の長門さん…」

ぽわんぽわん

長門1「朝倉涼子」

長門2「朝倉涼子」

長門3「朝倉涼子」

長門4「胴上げ」

長門5「胴上げ」

わーしょっい わーしょっい

朝倉「あはははは~」

ぽわんぽわん

古泉「どうですか?」

朝倉「…頑張りましょう古泉君!」

古泉「はい!」


37.
朝倉「それで、何か思いついた案はないの?」

古泉「まぁ、何個か案は出たんですけどどれも今ひとつなんですよね」

朝倉「へぇ。例えば?」

古泉「まずはおちんこハリケーンですね。これはですね…」

朝倉「説明しなくてもいいわ」

古泉「とりあえず脱ぐことから始まります」ぬぎぬぎ

朝倉「…」

古泉「このように全裸になった状態でですね…」

古泉「おちんちんを扇風機のごとく回転させる!」ぐるんぐるん

朝倉「うわ~すごい不愉快」

古泉「難点をあげるなら、腰への負担が尋常じゃないところですかね」

朝倉「そうですか」

朝倉「そもそも長門さん一年分って何よ」

古泉「今さらですか」

朝倉「危うく騙されるところだったわ…」

古泉(あんなのにまさかひっかかるなんてこっちも思ってませんでしたよ)

朝倉「まったく失礼しちゃう」

古泉「…」

朝倉「じゃあ私教室に戻るわ」

古泉「…」

おちんちん「朝倉さ~ん」ぐるんぐるん

朝倉「アフレコしながら回すな」

古泉「は~い」


38.
古泉「聞いて下さい」

朝倉「何?」

古泉「今朝、ダンプに出くわしました」

朝倉「…本当?」

古泉「えぇ。それはもう僕の姿を見れば信じて貰えるかと」

朝倉「確かに、右腕があらぬ方向に向いてるわね」

古泉「ふふふっ。右手の骨折と全身打撲で済んだだけ運が良かったですよ」

朝倉「で、大事な部分はどうだったのよ?」

古泉「そのことなんですがね、女子高生はダンプカーをそれはそれは見事に避けました」

朝倉「…ん?じゃああなた何でそんなにボロボロなの?」

古泉「いやぁ、助けようと勢いよく飛び出したら他の車線の軽トラに轢かれてしまいました」

朝倉「…」

古泉「危ないと叫んで飛び込んだだけに凄い恥ずかしかったです」

朝倉「…あんパンあげるから元気だしなさい」

古泉「かたじけないです」もぐもぐ

古泉「やっぱり利き手が使えないというのは色々と不便ですね」

朝倉「そうね」

古泉「ところで今ここには遊園地のチケットが二枚あります」

朝倉「…」

古泉「一人で行ってもいいんですがせっかくのチケットです。どうです?一緒に行きませんか?」

朝倉「…」

古泉「…」

朝倉「…古泉君」

古泉「はい?」

朝倉「…あなたって話の転換下手ね」

古泉「…これもコミュニケーション不足の弊害と言えるでしょう。自分で言ってて情けないですけど」

朝倉「まぁ、初めてあったころよりは幾分かマシになったわね」

古泉「そうですか?」

朝倉「コミュニケーションという点に関してはね」

古泉「自分ではわからないですね」

朝倉「そんなものよ。遊園地、ね。別に良いわよ」

古泉「え?」

朝倉「だから一緒に行ってもいいって言ってるの」

古泉「…」

朝倉「…古泉君?」

古泉「…」ぶわっ

朝倉「うわっ!!何で泣くのよ!?」

古泉「…うっ…初めての女の子との外出…まさかこの僕が…」

朝倉「泣くほど喜ぶことでも無いと思うけど。それだけ喜ばれると悪い気はしないわね」

古泉「ついでに筆下ろしもお願いします!!」

朝倉「それはお断りしたい」

古泉「やっほーう!!」

朝倉「駄目だこいつ。人の話全く聞こえてない」

古泉「僕にも春がきたー!!」

朝倉「…まぁいっか。これはこれで面白いし。これから先も楽しませてもらわないとね」

古泉「あなたの息子はやりましたよお母さぁぁん!!」

おしまい


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