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2010-08-01

妹「兄さん私これからオナニーしたいから」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/13(日)
妹「バイブの代わりに勃起したチンコいれてほしいの」



2:M1TPrkgDO
兄「今姉さんに入れてるからダメ」



2.
兄「お、オナニーとか、女の子が言っちゃいけませんっ!」

妹「…じゃあ、なんて言えばいいの?」

兄「そ、そりゃ…ええと『一番入りまーす!』だ!」

妹「それ…兄さんのバイト先でトイレに行くときの」

兄「あ…う、うん。 そういえばそうね」

妹「…兄さん、いつもファミレスのトイレでオナニーしてるの?」

兄「そ、そんなことはありません! ていうかオナニー言わない! オナニー禁止!」

妹「じゃあ、しこしこ?」

兄「そ、そんなことを言う子に育てた覚えはありません!」

妹「私も兄さんに育てられた覚えはありません」

兄「そ、そうだよね、うん。 育ててないしね。 …というわけで、オナニー禁止。 わかった?」

妹「…禁止されたら、むらむらしちゃうよぉ」

兄「だ、だからっ! オナニーって大きな声で言うの禁止って言ってるの!
  女の子がオナニーとか大きな声で言ったら恥ずかしいでしょ?」

妹「………兄さんの方が大きな声で言ってると思う」

兄「う゛」

妹「まぁ、いいけど…のぞかないでね?」

兄「のぞかないよ!」

妹「…そっか、ざんねん」

兄「………残念なのかよ」


3.
妹「ちなみに兄さんはいつオナ…しこしこしてるの?」

兄「し、してません! ていうか、しこしこも言わない!」

妹「してないの!? も、もしかして…」

兄「ごめんなさいうそです…してます」

妹「そなんだ…でも、私、兄さんのオナ…しこしてるとこみたことない」

兄「…妙な造語をつくらない」

妹「オナしこもダメ?」

兄「ダメです」

妹「……すこすこ?」

兄「擬音を変えてもダメ」

妹「…兄さん、顔赤い。 かわいい」

兄「そ、そんなことを男の子に言っても喜ばないんだからねっ!」

妹「もっと赤くなった」

兄「と、とにかく!! とにかく! 
  女の子がそういうこと平然と口にする社会は兄さんどうかと思う!」

妹「…それで兄さん、何回くらい?」

兄「………な、なんの話?」

妹「だからオナ……むぅ…」

兄「…ふふん」

妹「………兄さんはペニスを手で握って上下に動かして、
  精液を出す行為を日に何回くらい行っているのか?」

兄「……ごめんなさい。 おれがわるかったです…」

妹「わかればいい」


4.
妹「前から不思議に思っていたの」

兄「…なんなのさ?」

妹「ティッシュという結果があるのに、そこに至る過程がない」

兄「…今日、俺、なんか悪いことしたか? 一日いい子で過ごしたよ、俺」

妹「えっちな本もDVDも…ハードディスクの中にもない…」

兄「……なんで今夜に限って親父も母さんもいないんだろうな」

妹「ママにも確認済み。 これはもう妹のぱんつをおかずにしているとしか考えられない」

兄「………………な?」

妹「…もしかして、ママのぱんつ? 熟女派? 母性に惹かれて?」

兄「…それはないだろ」

妹「そう…よかった」

兄「いや、よくないよね?」

妹「……妹的には、ぱんつを使われるのはちょっと恥ずかしい」

兄「あの、俺の話を聞いてもらえます?」

妹「…私的には、まぁ、兄さんが…その…なら」

兄「………聞いちゃいねぇ」

妹「というわけなので」

兄「ごめんなさい。 どういうわけかイマイチ兄は理解できません」

妹「兄さんのぱんつを借ります」

兄「…詳しい説明を求めたい」

妹「Give & take」

兄「発音いいな…さすが帰国子女」

妹「ありがとう。
  そういうわけだから…普段兄さんが使用済みを使っているなら、使用済みを貸して」

兄「………」

妹「大丈夫。 汚さない。 ちょっとかぶったりするだけ」

兄「…なんか言いたいことはいろいろあるけど。 その使用法はとってもシュールな絵になると思う」

妹「ここで脱ぐのが恥ずかしいなら、部屋で脱いできてもいい。 兄さんは恥ずかしがり屋さん」

兄「…俺が恥ずかしがり屋さんなのは否定できない事実だが、その前に誤解をといておきたい」


5.
妹「なに? 手短に済ませて」

兄「俺は、お前のパン…し、下着で、その…やってない」

妹「? なにを?」

兄「だから、ほらアレだよ」

妹「アレ…で通じ合うには、長い年月を経た夫婦並みの時間を共有しなくちゃならないと思う」

兄「…文脈で判断してくれ」

妹「……つまり私と夫婦になりたい?」

兄「………」

妹「今のは妹ジョーク」

兄「うん、わかってます。 ええ、わかってますとも」

妹「…つまり、兄さんは、私のぱんつでペニス――すなわち陰茎を」

兄「言わなくていい。 わかってる」

妹「以心伝心? Heart to heart ?」

兄「違う。 文脈を読んだだけ…ていうか、なんなの?その和製英語?」

妹「………ということは、兄さん」

兄「…そういうことだ」

妹「…ブラジャーの方?」

兄「違います」

妹「確かに大きさには自信がないけど…形には気を遣ってるつもり」

兄「…なぁ、誰が中身の話をした?」

妹「わかった。 兄さんは自慰行為に私のぱんつ、ショーツ、ブラ、スパッツ、ブルマー等に
  類するものを使っていない」

兄「そうだ。 そのとおりだ。 よく理解した。 さすが俺の妹。
  ただ、俺の記憶が確かなら、お前の学校の体育の授業はブルマではなくハーフパンツだ」

妹「さすが私の兄さん…そのへんのチェックはきびしい」

兄「…まぁな」

妹「ちなみにブルマー自体は持っているから、兄さんがどうしてもというなら穿かないことはない」

兄「………………」

妹「………兄さん、ほんとに私のモノ使ってない?」

兄「つ、使ってません!」


6.
妹「つまり、兄さんは想像だけでやっている」

兄「………は? なにを?」

妹「だから、兄さんは妄想だけで陰茎を」

兄「言うな言わなくていい。 わかる。 わかるから」

妹「…そういうことよね?」

兄「………ま、まぁ…」

妹「すごい兄さん…いまじなりぃそるじゃー」

兄「なんかカッコいいけど…、なんか帰国子女設定が剥がれ落ちてきてないか?」

妹「そして、たまに妹をも妄想の中で陵辱する」

兄「しません」

妹「……やさしくしてる?」

兄「し、してないってばっ!」

妹「…そう。 ちなみに私の妄想の中では兄さんが」

兄「言わなくていい。 言わないで。 言ったら泣く」


20:mR01rjYp0
こういう妹いいな、くれよ。



7.
兄「…うぅ」

妹「なんか、ごめん」

兄「いいんだ…そうだよな。 お前もそういうことに興味が出てくる年頃だもんな…」

妹「そうそれ。 そういうお年頃」

兄「…うん。 もう遅いし…明日、月曜だし、風呂に入って寝ような?」

妹「うん。 兄さん、先に入って」

兄「いや、お前が先でいいぞ?」

妹「私は、これから一汗かくから」

兄「………」

妹「それに、兄さんに先に入ってもらわないと、脱衣所でぱんつをこっそり持ち出せない」

兄「…それ、今言ったら、こっそりじゃなくなるよね?」

妹「何も言わないで持っていくのも迷惑かなと。 親しき仲にも礼儀あり」

兄「……あ! あーお、俺、明日の英語の予習があるから、ちょっと徹夜するし…
  お前、先に風呂に入れ? な?」

妹「………わかった」

兄「よし!」

妹「兄さんが私のぱんつを脱衣所からこっそり持ち出せるように、わかりやすいところに置いておく」

兄「いらないから! そんな配慮いらないから!」


8.
妹「いい案が」

兄「……言ってみなさい」

妹「いっしょに」

兄「却下です」

妹「ちょっと待ってほしい…待ってください」

兄「…なんだよ?」

妹「…一般家庭の兄妹は、いっしょにお風呂に入ったり、
  いっしょのお布団で寝た経験があると聞いたことがあります」

兄「…それは幼少期です。 ごくごく限られた期間の出来事です」

妹「私たちは、不幸にもその期間共に過ごせませんでした」

兄「……まぁ、そうだな」

妹「だからこそ…だからこそ今! いっしょにお風呂に入ったり、お布団で寝たり、
  ぱんつを貸し合ったりするべきなのではないでしょうか!?」

兄「………」

妹「私はここに宣言する! 全ての兄妹に混浴と同衾を!」

兄「…もう時間も遅いから、大きな声で妙なこと言うのはやめような?」

妹「うん…私も少し恥ずかしかった」

兄「うん…それに同衾はあってるけど、混浴は用法的に微妙だよな?」

妹「…つまり、同じ布団で眠ることはやぶさかではないと?」

兄「………わかってて、そういうこと言わない。 兄さんとの約束」

妹「…ツッコミのなかったぱんつの貸し借りについて」

兄「ありません。 一般的な家庭から見てもありえません」

妹「……今日の兄さんは、いじわる」

兄「俺はいつもこうだ」

妹「でも、いじわるな兄さんも嫌いじゃないよ?」

兄「………」

妹「……兄さん、照れすぎ」

兄「わ、わかってるって!」

妹「では、先に終わった方からお風呂に入るということで」

兄「………先に終わった方って」

妹「兄さんは勉強。 私はオナニー」

兄「………なんかもう慣れてきた」

妹「倦怠期?」

兄「…お前はどこでそういう言葉を覚えてくるんだろうなぁ…そんな娘に育てた覚え」

妹「兄さんに育てられてないから」

兄「切り返しが早いね」

妹「本日二度目だし。……でも、兄さんに育ててほしいところはある」

兄「ん?」


9.
妹「揉むと大きくなるというのが俗説かどうか」

兄「………」

妹「妹的には、兄さんの好みのサイズに育ててほしいな」

兄「…さ、さーって、勉強、勉強! お前もなにをするのかは知らないが
  夜更かしはよくないぞー肌とかに」

妹「ドア開けてた方が聞きやすい? 壁から派?」

兄「どんな派閥があるのかは知らんが、俺は勉強するときは
  部屋を閉め切ってラジオをヘッドホンで聞く派」

妹「…部屋に入るときはノックした方がいい?」

兄「俺は今から勉強をするんだけど…」

妹「保健体育?」

兄「うちの学科にその科目はありません。 数学です」

妹「さっきは英語って言ってた」

兄「…英語です」

妹「………わかった。 30分くらいは部屋に行かない方がいいね」

兄「なにをわかったんだよ…」


兄(……ああ言ったものの、実際英語の予習とかしないし…風呂、先に入っとくかな…)

兄(…しっかし、なんで…最近、ああいうこと言い出すようになったのかなぁ…)

兄(…2年前は、会話するのも難しいくらいだったというのに…)

兄(…女は変わるもんだなぁ…)

兄(……だいたい、なんで俺が妹にどきどきしなきゃならないんだ、と…)

兄「さて、風呂風呂っと」

ガラガララ

妹「………きゃっ」

兄「…は?」

妹「………お、おふろでばったり?」

兄「ば…ばったりだな」

妹「ば、ばったりだね」

兄「あ、あははははは」

妹「う、うふふふふふふ」

兄「ははは…」

妹「ふふふ…」


10.
兄「ち、違うんだ」

妹「…それ、妻に浮気がバレたとき夫が最初に言う言葉ベスト3らしいよ」

兄「…違うんだ」

妹「じっと見られるのは、その、はずかしい」

兄「…ご、ごめっ…そ、その考え事をしていたんだ」

妹「私のこと?」

兄「そ、そう。 お前のこと――って言ってもそういう意味じゃないぞ? どういう意味だ?」

妹「あ、あと、兄さん」

兄「…な、なんだ?」

妹「私が言うのもなんだけど、少しは隠してほしい」

兄「え?」

妹「…私も兄さんも全裸」

兄「………」

妹「………あ、おっきく」

兄「み、見るなぁっ!」

妹「…見せたのは、兄さん」

兄「じ、事故です! これは事故なんです!」

妹「作為的でないなら許されるというわけじゃないと思う」

兄「業務上過失!?」

妹「…兄さんは責任をとるべき」

兄「な…」


47:vOe/QZ4g0
安心しろ俺も全裸だ

49:flx2caI0O
12月だし少し寒いがな
俺も全裸だ



11.
兄「………」

妹「………」

兄「…な、なぁ」

妹「な、なに? 兄さん」

兄「…ふ、風呂、狭いな」

妹「…う、うん」

兄「………」

妹「………」

兄「………」

妹「………」

兄「な、なんか、しゃべろう!」

妹「う、うん! しゃべる!」

兄「ええと」

妹「あ、そうそう、私の妄想では兄さんはかぶってると思ってたんだけど」

兄「え?」

妹「あ……い、今のうそ。 うそだからっ! そんなにじっくり見てないからっ!」

兄「あ、ああ、そう」

妹「そう」

兄「そ、そうか…あはははははは」

妹「そ、そうなの…うふふふふふふ」

兄「はは………」

妹「ふふ………」

兄「………」

妹「…に、兄さん」

兄「な、なんだよ」

妹「…そ、そのっ……そ、そういえば、勉強するんじゃなかったの?」

兄「お、お前こそ、部屋で………してるんじゃなかったのか?」

妹「…わ、私は、どうせお風呂入るし、それだったらシャワーで…とか」

兄「………」

妹「……に、兄さん?」

兄「………こっち向かないで」

妹「…え?」

兄「聞いた俺がバカだった…」


12.
兄「…風呂、あつくない?」

妹「ちょうどいいけど…兄さん、あつい?」

兄「…いや、ちょうどいい」

妹「………」

兄「………」

妹「………」

兄「そろそろ…上がろうかなー」

妹「だ、だめ!」

兄「…ダメって、お前」

妹「兄さん、入ったばっかりだし、最近寒いし、湯冷めするし
  湯冷めすると風邪ひくし、この時期の風邪は危ないし、
  もしかしたらインフルエンザかもしれないし!」

兄「あ…う、うん。 そ、それじゃあ…もう少し浸かってようかな…」

妹「う、うん。 よし」

妹「…兄さん」

兄「なんだ?」

妹「……こうやって兄さんとくっついてるのって初めて」

兄「…そうだな」

妹「…ほんとはね。 前から、こういうことしたかった」

兄「……そうか」

妹「兄さんは?」

兄「………」

妹「そっか」


69:fU8RtUSs0
切なくなって参りました



13.
兄「………」

妹「んっ……っ…」

兄「あ、あの…なにをしてるんでしょうか?」

妹「ぁんっ…なにって……オナニー」

兄「背後に俺いるよ!? 知ってる? 俺いるんだけど!」

妹「にいさんのせなかっ…にいさんのっ…」

兄「ちょっと? ま、マジ? いつもの冗談? 妹ジョークだよね? だよな?」

妹「…いつも、マジ…んんっ…はぁぅっ…」

兄「いつも魔人!?………ごめんなさい」

妹「…ねぇっ…兄さん…」

兄「ちょっと待って、なんか背中あたってる、あたってるって!」

妹「あててるから」

兄「おっと、こりゃ一本とられたなー…あ、あっはっはっはー」

妹「………」

兄「………」

妹「…はむっ……ちゅっ」

兄「ちょっ? な、なにかくびすじに、なにか!? なまあたたかい!?」

妹「あ、兄さんの…かたい」

兄「ささささわらないでぇぇぇぇっ」

兄「そ、そこはダメェっ!」

妹「…口ではそう言ってもカラダは正直」

兄「……ほんとに正直な自分の体がにくい」

妹「うん…よかった。 反応、全然なかったら、困ってた」

兄「…反応しないわけないだろ。 男の子なんだから」

妹「…そうだね。 男の子」

兄「ああ」

妹「私、女の子」

兄「そうだな」

妹「兄さん」

兄「ああ」

妹「私…っ! 私ね、兄さんのこと…」


14.
兄「俺は」

妹「待って! 私の先に聞いて。 私は、その、兄さんのこと、ずっと兄さんで
  オナニーとかしてたくらいで、そ、そうじゃなくて、その欲求不満てわけじゃないの
  兄さんじゃなきゃヤだって思ってて、いつだって兄さんにならされてもいいって、思ってて、
  あ…でも、今日はたまたま、その処理とかしたの一昨日で、ちょっと時間が欲しいっていうか
  ええと、そう、そんなことより私の言いたいのはっ!」

兄「………」

妹「………」

兄「………?」

妹「……きゅぅ…」

ゴトッ

兄「は?」

妹「………」

兄「…おーい」

妹「………んー…」

兄「…のぼせたか?」

妹「……んぅ…」

兄「………」

妹「………」

兄「とりあえず、風呂から上げるぞー?」

妹「………」

兄「…はぁっ……どうしろっていうんだと」


15.
兄「…ん、起きたか?」

妹「…ぅ?……にいさん?」

兄「…気分はどうだ? 水飲め水」

妹「…うん、のむ」

兄「……寒くないか?」

妹「ううん…うちわ、きもちいい。 ありがと」

兄「ああ」

妹「…にいさん、いっしょ、おふろ…はいったよね?」

兄「入ったぞ」

妹「…ゆめ、じゃなかったんだぁ」

兄「…そうだな」

妹「ふふっ…しちゃったのかぁ」

兄「………な、なにを?」

妹「えっち」

兄「し、してないぞ!」

妹「えー? うそばっかりー。
  だって、わたし、こくはくして…にいさんがうしろからー…後ろから?」

兄「………」

妹「…あれ? おかしいな、私、初めてだったのに」

兄「………」

妹「……うわさに聞くなにかが入ってる感が…ない」

兄「だから、してないんだって」

妹「そんなまさか」

兄「ほんとです。 なんかお前、湯当たりしてのぼせてたから」

妹「ほんと?」

兄「ほんと」


86:vOe/QZ4g0
じ、じゃあ俺が……

88:d5GVDDtf0
いやいや俺が・・

89:UGXzDz9o0
いやここは俺が・・

91:XYb/iNPZO
>>86->>89
お前ら纏めて相手してやるぜ!



16.
妹「…兄さん、正直に答えて」

兄「兄さんはいつだって正直」

妹「…やってない?」

兄「ああ」

妹「………どこまでが現実?」

兄「…さすがの兄さんもお前の夢の中身までは知らない」

妹「告発した?」

兄「いや、この場合は告訴とかが正しいんじゃなかったっけ?」

妹「こくはく」

兄「…どうなんだろう?」

妹「あいまいさは日本の美であり欠点だと思う」

兄「いや、なんか、俺をネタにされてるのは伝わったけど…告白?」

妹「なんと中途半端な…」

兄「ホントにな」

妹「ちょっちょっと待て…じゃあ、あれだけ勇気振り絞って、言ったのも、ほとんど夢の中!?」

兄「…よく知らんが、そうなんじゃないか?」

妹「だ、だいたい、兄さんも!」

兄「な、なんです?」

妹「裸の女の子がぐったりしてるのに、なんで襲わないの!」

兄「まさかの批判!?」

妹「………もしかして、襲った?」

兄「襲ってない。普通に風呂から出して、タオルで拭いて、寝巻着せただけ」

妹「…私、ぱんつ穿いてないんだけど」

兄「さすがの兄さんも妹のぱんつを穿かせるのには勇気が要る」


17.
妹「………ほんとになにもしてない?」

兄「してないって」

妹「…私の裸では何も感じないってわけじゃないよね。 勃起してたし…」

兄「……だから、女の子がそういうことを」

妹「…寝フェラとかした?」

兄「………兄さんは、お前がどこでそういう単語を覚えてくるのか不安でならない」

妹「なんで襲わないの?」

兄「…いや、そりゃ」

妹「合意してるようなものなのに」

兄「そうかもしれんが…」

妹「そんなだから、兄さんはいつまで経っても童貞」

兄「だから、そういうこと女の子が言わない」

妹「…まぁ、兄さんに、そんな甲斐性求めても仕方ないか」

兄「諦められた!? てか、甲斐性?」

妹「きっといつか、私の魅力で押し倒してくれるって信じてる」

兄「…その信頼に応えるのって兄的にどうよ?」

妹「兄さんになら、いいから」

兄「………」

妹「うん。 今はノーコメントでもいいよ。 待ってるから」

兄「…ごめん」

妹「…うん」


18.
兄「…そろそろいいか? 兄さん、ひざまくら初心者だから…そろそろ足がしびれまくりなんだが」

妹「もうちょっと」

兄「そのもうちょっと、何回目?」

妹「…4回目」

兄「わかってるなら、どいてくれ。 そろそろ限界」

妹「…もう少し兄さんのフトモモを堪能したかった」

兄「固いだけだろ…男のなんて」

妹「…だがそれがいい」

兄「…そうか」

妹「代わりにしてあげよっか?」

兄「…いいよ。 今から風呂入るから」

妹「…昨今の妹膝枕の希少価値は高いのに」

兄「そ、そう言われると惜しくなってくるような」

妹「残念。 もう時間切れ。 私もすることあるし」

兄「ん? もう深夜だぞ。 寝た方がいい」

妹「うん。 寝る前にさっきイけなかったから、オナニーして寝る」

兄「………なぁ」

妹「ごめんなさい。 乙女の口にしていい単語じゃありませんでした」

兄「それはそうなんだけどさ…」

妹「?」

兄「………」

妹「なに?」

兄「…おやすみ」

妹「………おやすみなさい、兄さん」


19.
兄「なぁ」

兄「俺はさ、お前のこと嫌いじゃないよ」

兄「むしろ好きだ」

兄「妹として好きとか、女として好きとか、そういうのはわからないけど」

兄「…好きだ」

兄「……お前で、その…したこと、俺もある」

兄「でも、そういうこと、実際にするかって言われたらわからない」

兄「親父も母さんも俺にとって大切だし」

兄「だから――」

兄「………うーん」

兄(………難しいなぁ……傷つけたくないしなぁ……)

兄(…うーん…って唸ってても仕方ないし、湯冷めしないうちに上がるか…)

ガラガララ

妹「あ」

兄「え?」

妹「えへ…えへへへっ」

兄「…どこから聞いてた?」

妹「えへへへへへへへ」

兄「…ていうか、お前、部屋にいるんじゃ」

妹「兄さんのぱんつ取りに来た」

兄「……あぁ、なるほど」

妹「ちょっと、ブツブツ言ってたのが聞こえただけで、全然内容までわからなかったから」

兄「…そ、そうなの?」

妹「うん。 ドアに耳つけないと聞こえないくらいだったから」


20.
兄「……聞いてた?」

妹「ううん。 全然」

兄「………」

妹「で、でも、こういうのは面と向かっていて欲しいなぁ、なんて…えへへへっえへへへへへっ」

兄「さ、さっきから笑い方がキモイぞ、お前」

妹「あ、兄さん、早く、お風呂上がってね。 私今から入るから~♪」

兄「語尾に音符ついてるぞ。 ていうか、寝るんじゃなかったのか?」

妹「だって、男の胸の中に飛び込むにも身だしなみ整えてないと」

兄「あ、あの?」

妹「30分くらいで上がるから、ちょっと待って、兄さん」

兄「なにを!?」


妹「ぴかぴかに磨いてきた」

兄「そ、そう…」

妹「…ふつつかものですが」

兄「待って、それどういうシーンを想定した台詞か知ってる?」

妹「嫁入るとき」

兄「嫁入るの?」

妹「気持ちは嫁入り」

兄「そ、そう…」

兄「あー…こほん」

妹「なんかしぐさがオジサンっぽい」

兄「そういうツッコミ入れない。 兄さん、地味に傷つくからね。
  毛根とか気になりだすお年頃だからね」

妹「はーい」

兄「…あ、ええとな、さっき言ったから聞いてたかもしれないけど」

妹「聞いてないよ? 全然聞いてないよ?
  ちなみに心の準備はできてるから、告白してもなんら差し支えないよ?」

兄「…あ、ああ、いや、そっちじゃなくて」

妹「そっちじゃないの!?」

兄「…親父と母さん」

妹「お父さんとママ?」

兄「そう」

妹「………」

兄「………」


21.
妹「…別に、今すぐってわけじゃないの」

兄「ていうと?」

妹「今すぐ、抱いてほしい…ことはないことはないんだけど、それはあくまで願望だから」

兄「…ああ」

妹「兄さんが、今は抱きたくないって言うなら、それでいい」

兄「うん」

妹「ただ、兄さんが抱きたくなったとき、みっともないのヤだから、磨いてきただけ」

兄「…女の子だな」

妹「女の子だから」

兄「そっか」

妹「だから、今日じゃなくてもいいよ」

兄「………ごめんな」

妹「ううん」

兄「…ごめん」

妹「………その代わりというわけじゃないけど」

兄「………」

妹「すぅ……すぅ……」

兄(…なんだこの状況…)

妹「…すぅ……すぅ…」

兄「…ぐっすりだし」

妹「……すぅ……」

兄(…この状況で安心して寝られるのも男の子としてどうよ?…)

妹「……にぃ…ん…」

兄(…そして、俺はこの状況でどういう生殺し…)

妹「…ん…そこぉ……ひゃぅ…」

兄(…隣の妹は俺の夢を見るのか!?…しかもエロス!?…)

妹「…すぅ……すぅ…」

兄(…これ眠れないよなぁ…しかも、腕ホールドされてるからトイレにも行けんし…)

妹「……すぅ……すぅ…」

兄(…まぁ、いっか……それにしても寝顔もかわいいなぁ、こいつ…)


22.
妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹(…まぁ、予想通り…)

兄「くかー…くかー…」

妹(…でも3割くらいで襲ってくると思ってたのに…)

兄「くかー…くかー…」

妹(…どきどきして眠れるわけない…)

兄「くかー…くー…」

妹(…逆に襲う? 既成事実…)

兄「くー…すぅ……」

妹(…まぁ、いっか…明日も明後日もあるし…)

兄「すぅ……すぅ……」

妹「いつまでも、一緒だしね? 兄さん」

兄「すぅ…うん……すぅ…」

妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹「…ふむ」

兄「くかー…くかー…」

妹「…よし」

兄「くかー…くかー…」

妹(…せっかくだし、ちょっといたずらでもしてみよう…)

兄「くかー…くかー…」

妹「先に謝っておきます。 ごめんなさい、兄さん」

兄「くかー…くかー…」

妹「…とりあえず、ズボンをおろしましょう」


23.
兄「くかー…くかー…」

妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹(…兄さんのぱんつ、今日はムックか…)

兄「くかー…くかー…」

妹(………兄さんのにおいがする…)

兄「くかー…くかー…」

妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹「ぱんつもおろしますよー?」

兄「くかー…くかー…」

妹「…よし」

妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹(…小さくなってる……小さいときは、ちょっとかぶってるんだ…)

兄「くかー…くかー…」

妹(…そうだ、携帯携帯…)

カシャ

兄「くかー…くかー…」

妹「起きてない?」

兄「くかー…くかー…」

妹「………」

カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ

妹「ふぅ…っ」

兄「くかー…くかー…」

妹(…あとから、兄フォルダに入れておこう…)


179:vOe/QZ4g0
待て、さすがに撮りすぎじゃないだろうか

180:oAJmPZRo0
19枚も…



24.
妹「………」

兄「くかー…くかー…」

妹(…ふにゃふにゃ……よ…うりうり…)

兄「くかー…くかー…」

妹「私が言うのもなんだけど、本当に起きてない?」

兄「くかー…くかー…」

妹(…んー…まぁ、いっか……うりうりうり…)

兄「くかー…くかー…」

妹「きゃ」

兄「くかー…くー?…」

妹(…おっきくなってきた……と、とりあえずカメラカメラ…)

カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ

兄「くかー…くかー…」

妹(…かたい……これ、いれたら…どう、なのかな?…)

コーケコッコー! コーケコーケコッコー!

兄(…んぅ……あさ、か…なんか眠った気がしないなぁ…)

コーケコッ…クケッ!? コッフッ!!

兄(………?…なんか重温い…)

妹「…ぁっ……兄さっ…んっ……おっき、した?…はぁっ…おはよ」

兄「おはよう。 とりあえず、兄さんの上から降りなさい」

妹「やっ…だって、兄さんっ…はぁんっ…」

兄「だってじゃありません。 降りなさい。
  兄さん、朝のめまぐるしい環境の変化にイマイチ脳が追いついていません」

妹「………はぁい」

兄「…ええと、それと、兄さん、現在の状況を詳しく説明してほしいんだけど」

妹「?」

兄「そこで不思議そうな顔をしない」


25.
妹「…あ、私の口から言わせたい? 羞恥ぷれい?」

兄「……いや、何が起こってるのか確かめたいけど、下半身に視線をやる勇気がない」

妹「なるほど。 大丈夫、安心して、兄さん。 私のぱんつで兄さんの陰茎をすこすこしてるだけ」

兄「………」

妹「あと、私のを兄さんに押し付けてるだけ。 セーフ」

兄「そ、そっかぁ…セーフか」

妹「うん、セーフ」

兄「…どう考えてもアウトです」

妹「主審に判断してもらう?」

兄「アウト。 速やかに兄さんから離れて、正座」

妹「…兄さんのいじわる」


兄「…言い訳はあるか?」

妹「若さゆえの暴走」

兄「……反省の色が見えないぞ」

妹「してない」

兄「……してよ」

妹「…だって、反省するべきは兄さん」

兄「まさかの逆ギレ!? キレる青少年!?」


26.
妹「私は、妹的に普通に兄さんの上にのっかって起こすつもりだった」

兄「…そ、それは妹的に普通なんだ?」

妹「でも、起こそうと思ったら、兄さんの陰茎は既に起きてた」

兄「……なぁ、伏字とか使わないか?」

妹「兄さんの○○が○○していたのを見て私の○○が疼いてしまった」

兄「………なんか、ごめん」

妹「私のだけが気持ちよくなるのもダメだから、兄さんのもすこすこした」
  しかも、兄さんに配慮して、ぱんつはしましまのを使った」

兄「そういう配慮はしなくていいから」

妹「想像してみてほしい」

兄「え? あ、うん」

妹「何年間もお預けをされている犬が、すぐそばでビーフジャーキーをチラつかされている状態」

兄「…年単位はひどいな」

妹「そう、ひどい。
  それで、ついビーフジャーキーの匂いを嗅いでしまった犬を兄さんは叱りつけるの?」

兄「…う…そ、それは」

妹「むしろ、悪いのは、そんなにお預けしてる飼い主さんじゃないの?」

兄「う、うん…」

妹「つまり、悪いのは兄さん」

兄「…ご、ごめんなさい」


27.
妹「そういうわけだから、兄さんは横になって、私に身を任せて」

兄「う、うん…わかった――って、なにをするつもり!?」

妹「さっきのつづき。 二人ともまだイってない」

兄「…そ、それはそうかもしれへんけど、べつにイクことないんちゃう?」

妹「兄さん、下手な関西弁は誰も救わない。 みんなを傷つけるだけ」

兄「ていうか、お前、目が血走ってるぞ? 実は寝てない?」

妹「そんなことない。ぐっすり」

兄「いや、自分で寝てるつもりでも眠れてないだろ。 普段と違う寝床で寝ようとするから…」

妹「………原因は明らかに違うけど」

兄「ん?」

妹「…なんでもない」

兄「学校行くまでまだ時間あるだろ? 少し寝てろ。 朝飯つくっといてやるから」

妹「兄さんのてづくり?」

兄「そうだ。 うれしいだろう?」

妹「うん。 兄さんのスクランブルエッグ好き」

兄「………ええ、どうせ兄さんは、オムレツも目玉焼きもロクに作れませんよぅ…」

妹「…なんか眠くなってきた」

兄「ああ、寝とけ。 時間になったら起こしてやるから」

妹「……おやすみなさい」

兄「うん、おやすみ……って、俺のベッドじゃなくて、自分の部屋で」

妹「…すやすや…」

兄「………まぁ、いっか」


28.
兄(…さて、と…メシの前に風呂に入って着替えるか…なんかフトモモあたりが冷たくなってきたし…)

兄(…まさか、寝てないってことはないよなぁ…俺が寝る前には寝てたし…)

兄(………まさかなぁ…)

テルルルルル テルルルルル

兄「はいはい…と、もしもし?」

母『もしもーし? その声は息子? それとも娘の愛人?
  はたまた愛というカゲロウを追い続ける狩人?』

兄「…息子です。 なんの変哲もない学生の息子です」

母『わかってるってー。 今のは、母ジョークよー』

兄「…朝から元気だね、母さん」

母『元気元気! そりゃもうナチュラルハイテンション~身も心も~だからねー』

兄「………そう」

母『あ、ごめんね? もしかして寝てた?
  いやさ、こっちが朝の6時だから、うっかり電話しちゃってー』

兄「うん、こっちも朝の6時。 時差とかないから、この国」

母『あーそれでね、今夜も帰れそうにないのよー』

兄「………なんだと」

母『そう怒らない怒らない。 ちゃんとお土産買って帰ってあげるからー』

兄「そ、そういう小学生相手みたいな機嫌のとりかたをされても嬉しくないぞ?」

母『わかった。 プラモデルがいいのね? ガンダムみたいなのでいいのよね?』

兄「…母さん、昔そう言ってコンボイ買って来たよね」

母『とまぁ、かーさん仕事中だし、冗談はここまでとして、そういえば娘は? 娘は無事なの?』

兄「…くくっ、今は無事…とだけ言っておこう…
  ただ、そちらの出方によっては、お嬢さんの身の安全は保障できないがね…」

母『け、警察には連絡してないから、お願いっ、お金なら体で払うから娘の命だけはっ!』

兄「……母さん、仕事中じゃなかったの?」

母『仕事中よー?』


299:y2IPM7Je0
妹は母譲りか

301:nU4RrVpb0
母がかわいい



29.
兄「…なに? まだ寝てるから、伝言なら」

母『で、どうだった?』

兄「なにが?」

母『残念ながら私に似て、サイズは小さいけど、形は問題ないと思うんだけどー』

兄「………何の話をしているのですか?」

母『おっぱい』

兄「………」

母『…もしかして、なにもしてないのー?』

兄「し、してませんっ!」

母『おかしいなー』

兄「おかしいのは、あなたの思考です」

母『娘には“与えられた機会を十分に活かせない人間はクズ”的な教育をしてきたんだけどなー』

兄「………」

母『…今のも母ジョーク』

兄「…うん。 知ってる」

母『…そう』

兄「………で? 伝言はなに?」

母『…やるからには精一杯頑張りなさい、と伝えて』

兄「……伝えたくないなぁ」

母『まーそのへんはお兄ちゃんの感情の機微を優先してもいいわよー』

兄「…了解」

母『じゃ、また明日ねー』

兄「うん、明日には帰ってくるんだろ?」

母『…たぶん、きっと、おそらく』

兄「………帰ってくるって信じてるよ。 じゃ、電話切るよ。 仕事頑張って」

母『ああっと、あと、もう一つ』

兄「…なんですか、警部さん?」

母『…娘をよろしく、ね?』

兄「………うん」


307:VjdZwh77O
まさしくこの母にしてあの娘(妹)ありな母ちゃんだなw



30.
兄「……さて、風呂風呂と」

テルルルルル テルルルルル

兄「………はい」

父『…なんだ、お前か』

兄「……なんだ、はないんじゃないか? 息子傷つくぞ」

父『大いに傷つけ。 ところで、俺の娘は?』

兄「寝てる」

父『そうか。 すまんが、今夜も帰れん。 年の瀬だからな。 忙しい』

兄「…親父もか」

父『……母さんもか。 まぁ、いつものことだ。 お前ら二人でもなんとかなるだろ』

兄「ああ、なんとかしとくよ」

父『よし、それじゃ、切るぞ。 わかってると思うが、妙な気を起こすなよ』

兄「ばっ……起こすかっ…て、切れてるし…」


妹「おはよう、兄さん」

兄「おはよう」

妹「…見慣れているはずの妹の制服姿、しかしなぜだろう…胸がきつく締め付けられるようだ…
  そして、兄の視線は妹の赤いタータンチェックのプリーツスカートに釘付けなのだった――」

兄「……コーヒー? 紅茶?」

妹「…兄の視線は妹の赤いタータンチェックの
  プリーツスカートから伸びる白い足に釘付けなのだった――」

兄「…紅茶でいいな?」

妹「コーヒー牛乳で」

兄「はいよ」


31.
妹「兄さんのスクランブルエッグは至高」

兄「…そんなに喜んでもらえると、作り甲斐があるな」

妹「兄さんの淹れてくれるコーヒー牛乳は究極」

兄「それは紙パックのやつを注いだだけだけどな。 雪印の功績だな」

妹「…兄さんが注いでくれたという事実が大事」

兄「それは無理やりすぎるような」

妹「…私は、兄さんに感謝の気持ちを示したいだけ」

兄「…そうか? ええと、どういたしまして?」

妹「妹的には赤いタータンチェックのプリーツスカートの中身を見せることもやぶさかではない」

兄「………いや、いい」

妹「…もしかしたら、穿いていない可能性も捨てきれない」

兄「…穿きなさい。 風邪ひくぞ」

妹「確かめてみようとは思わないのか?」

兄「…早く食べないと遅刻するぞ」

妹「……つれない兄さん」


妹「…ちなみに兄さんは赤いタータンチェックのプリーツスカートが好きじゃなくなった?」

兄「ひっぱるね、そのネタ」

妹「だって、私は、兄さんが好きだと思ったから、この制服に決めたのに」

兄「…学校を制服で選ぶのはやめようよ」

妹「……だって、どこに行っても同じだし。 兄さん、いないから」

兄「…ていうか、何故俺がそのスカートが好きだと?」

妹「妹は兄の視線に敏感だから。
  街とかテレビで見かけると、兄さんの視線が通常の3倍くらい集中する」

兄「…そ、そんなことないだろ?」

妹「…好きなんでしょ?」

兄「…そ、そんなことないもん」


32.
妹「…好きなら好きって言いなよ…ほら」

兄「……そ、そんなこと」

妹「ね? 『俺は赤いタータンチェックのプリーツスカートが好きです』 言ってごらん?」

兄「…お、俺は、赤いタータンチェックのプリーツスカートがす、好きで…す」

妹「『俺は赤いタータンチェックのプリーツスカートが好きでたまりません』」

兄「俺は赤いタータンチェックのプリーツスカートが好きでたまりませんっ」

妹「『俺は赤いタータンチェックのプリーツスカートを穿いた妹が
   好き好きでどうしようもありません』」

兄「俺は赤いタータンチェックのプリーツスカートを穿いた妹が…これって悪質な洗脳じゃね?」

妹「そうね。 そうとも言うかも」

兄「妹がいつの間にか洗脳術を!? …てか、お前、ほんとに遅刻するぞ?」

妹「…現実はいつも悲しい」


妹「兄さん、いってきます」

兄「ああ、いってらっしゃい…あ、そうだ」

妹「なに?」

兄「親父と母さん、今夜も帰らないって」

妹「…電話、あったんだ?」

兄「あ、うん。 お前寝てたから…代わった方がよかったか?」

妹「…お父さんの方なら」

兄「……そうか。 あ、母さんから伝言だけど」

妹「ママから?」

兄「ええと………………いい子にしてたら、お土産買ってくるって」

妹「…あの人はいつも子ども扱いする」

兄「そ、そういうわけでもないんじゃないかな?」

妹「兄さん、ママの肩持つよね」

兄「そ、そそういうわけでもないんじゃないかな?」

妹「…いいけど」

妹「それじゃ、晩ご飯、私が作るから」

兄「そうしてくれ。 俺が作ると三食炒り卵になっちゃうからなぁ」

妹「妹的には、それもまたイイんだけど」

兄「兄的には、それはとてもイヤだ」

妹「これが世に言うピョートル3世のジレンマ…」

兄「…たぶん世間一般で言われたことはないと思うぞ、それ」

妹「それじゃ、今度こそ、いってきます」

兄「ああ、楽しんで来い」

妹「……うん、ほどほどに」


33.
兄「ただい…っ!?」

妹「あ、兄さん、おかえり」

兄「た、ただいま…」

妹「今日は遅かったね」

兄「あ、ああ…講義が早く終わったから、これ買って来てたら並んでて」

妹「わ…こ、これは限定生産のオーケストラの生演奏を聴かせ続けた
  牛のミルクをふんだんにつかった牛乳プリン!?」

兄「そう、それ。…あ、あのさ」

妹「さすが! さすが兄さん! ちょうど牛乳プリンが食べたいと思っていたの!」

兄「あ、ああ…いや、それはよかったよかったーなんだけど」

妹「…どうしたの?」

兄「…このテーブルの上に所狭しと並んでいる料理群はなに?」

妹「え? 見てのとおり…うな重と生ガキ、すっぽん鍋、山芋となめこのサラダ、
  ニラレバ、そして兄さんにはすっぽんの生血をベースに体に良さそうなものを
  まぜて作った妹特製ドリンク!」

兄「………ちなみにこれ、何人前?」

妹「2人前」


妹「兄さん、最近疲れてるんじゃないかなと思って」

兄「…言葉だけを聞くと感動しそうになるけど、素直に言葉どおり受け取れないのは何故だろう」

妹「さ、兄さん、たくさん栄養をとって」

兄「…なんか強制給餌されるアヒルの気持ちがわかる気がする」

妹「フォアグラはガチョウ」

兄「それ。 ガチョウの気持ち」

妹「…別に私は、兄さんを食べようってわけじゃない」

兄「それはそうだろうけど」

妹「一般的に言うなら、食べられるのは私の方」

兄「………」

妹「さ、晩ご飯♪ 晩ご飯♪」


34.
兄「…ていうか、常識的に考えてこれだけの量を食べるのは不可能だろ」

妹「私の兄さんならできる。 信じてる」

兄「……むやみに期待に応えたくさせない」

妹「………自分でも実は少しはりきり過ぎたと思う」

兄「うん。 よし、明日に回せる料理は、明日まで冷蔵。
  ほんとに疲れてるだろう親父たちに食わせよう」

妹「わかった」

兄「それじゃ、いただきます」

妹「いただきます」


兄「…ご、ごちそうさま…デシタ」

妹「おそまつさまでした」

兄「…もう、おなかいっぱい…デス」

妹「うん。 さすが私の兄さん。 ごめんね、作りすぎちゃって」

兄「あ、あーいや、違う…うまかったからな。 だから、これだけ食えた。
  むりやり食べたんじゃないぞ?」

妹「………」
 
兄「ええとその、つまりだな………………ご、ごちそうさま」

妹「おそまつさまです。…さすが私の兄さん」

兄「…さ、さて、兄さんは腹ごなしにビリー隊長とエクササイズを」

妹「あ、兄さん」

兄「な、なに? べ、べつにお前から逃げてるわけじゃ」

妹「これ」

兄「………ええと」

妹「妹特製ドリンク。 略して妹汁」

兄「…その略称って、内容物に一抹の不安が湧き出てきますね」


35.
妹「安心して。 体にいいものしか入ってない。 プロテインとか」

兄「……まず、それを聞いてどう安心しろと」

妹「妹が兄のために心を込めて作りました」

兄「…なんという断りづらさ」

妹「これを飲めば元気100倍!絶倫!」

兄「………意図が明確にわかるのがなんともいえない」

妹「これを飲まなければ、兄さんは兄じゃない」

兄「…まさかの資格略奪!?」

妹「ささ、ぐぐっと」

兄「うぅ…」

妹「兄さんのーちょっとイイとこ見てみたい。 それっ!」

兄「……どこで、そういうの覚えてくるんだ?」

妹「いっき! いっき! いっき!」

兄「くそぅ…んぐっ……ごきゅ…ごきゅ…ごきゅ…」

妹「おお…」

兄「ぷはぁーっ」

妹「………ど、どう? 兄さん? びんびん?」

兄「オォゥ…フフゥー…」

妹「兄さん?」

兄「……ハァっ…ハァっ…」

妹「に、兄さ」

兄「お…」

妹「え?」

兄「お…ぉっ…オクレ兄さぁんっ!!」

妹「は?」

兄「―――」

妹「………に、兄さん?」

兄「―――」

妹「………なにがいけなかったんだろう」


346:MdEKt+n6O
マ神降臨とな



36.
兄「は!?」

妹「あ、兄さん…よかった、もう目を覚まさないかと」

兄「俺はいったい……しかし、何故かとてもなつかしい朗らかな御顔をした人に会っていたような」

妹「…ごめんなさい、兄さん。 ヘンなもの飲ませて」

兄「あ…え、いや、まぁ、悪気はなかったんだろうし」

妹「…それでも、ごめんなさい」

兄「それはともかく、妹よ」

妹「なに?」

兄「どうして兄のズボンを脱がせているのかと」

妹「…だって、兄さんが急に奇声をあげて倒れたから」

兄「から?」

妹「…口からはお薬入れられないし、坐薬かなって」

兄「いつの間にか後ろの貞操の危機まで訪れていたのか…」

妹「…とりあえず入れとく?」

兄「入れません」

妹「…今日は安静にしていた方がいいかも」

兄「そうか? そこまで心配するほどのことでも…むしろ」

妹「ううん。 兄さんになにかあったらヤだから。 片付けは私がしとくから兄さんは休んでて」

兄「…わかった」

妹「うん」


37.
兄(…さて、ベッドで横になるのはいいが…)

兄「………」

兄(…なんか…)

兄「………」

兄(…ものすごいマカビンビン…)

兄「………」

兄(…あのドリンクのせいか…料理か…もしくは昨夜からの状況がそうさせるのか…)

兄「………」

兄(…ねむれん…)

兄「………」

兄(…とりあえず、抜いとくか…)


兄(…む?…なんで、こんなところに?…)

兄(…ああ、今朝、置き忘れて…)

兄(…使わないって、うん、使ったら俺変態、兄最低の烙印が…)

兄(…洗って返せばバレないんじゃ…)

兄(…ちがうちがう…バレるバレないじゃないだろ…)

兄(…でも、今朝、気持ちよかったよな…)

兄(…ちょ、ちょっとだけなら…)

兄(…よし…)


38.
ガチャ

妹「兄さん、起きてたら、一緒にプリン食べ――」

兄「あ」

妹「………」

兄「………」

兄「………」

妹「………」

兄「ま、まいねーむいず、オクレ!」

妹「ま、まさか、兄さん、さっきのドリンクがまだ効いてっ!?」

兄「………お、オクレ!」

妹「………」

兄「………」

妹「…兄さん、坐薬を入れます」

兄「ごめんなさい、正気です。 それだけは勘弁してください」

妹「なるほど。 つまり、むらむらして、妹のぱんつに情欲のほとばしりをぶつけようと」

兄「…だから、そういう単語をお前はどこで覚えてくるのか」

妹「それならそうと言ってくれれば」

兄「…言ったら、どうなった?」

妹「妹が、ぱんつの代わりに兄さんの夜のお供に」

兄「いやだから、それは」

妹「客観的に見ても、ぱんつより私の方が気持ちいいはず」

兄「それはそうかも――じゃなくて」

妹「妹的に見ても、ぱんつより私の方が嬉しい。 兄さん的にはどっちが嬉しい?」

兄「兄さん的には、そりゃ、お前の方が――でもなくて」

妹「そういうこと」

兄「違う今の失言。誤報。取消」

妹「ね、兄さん」

兄「だ、だからさぁ」

妹「難しいこと考えないで……しよ?」


39.
妹「…先にシャワー浴びてくる」

兄「えええっ…あのっ」

妹「今さら、往生際が悪い。 男の子らしくない」

兄「…今日の妹は、なんか男らしい」

妹「………与えられたチャンスは確実に結果にしないといけないから」

兄「え?」

妹「なんでもない。…戻ってきたとき、兄さんが先に寝てたら、襲う」

兄「…あ、うん……って、おい」

妹「…じゃ、ちょっと待っててね」


兄(…どうしたものか…)

兄(…このままでは確実にやっちゃうなぁ…)

兄(…したいかしたくないかなら、したいんだよなぁ…やっぱり…)

兄(…していいのか、しちゃいけないのかだと…どうなんだろ…)

兄(…ドア閉めてカギかけたら…って、そこまで拒絶するような真似はできんし…)

兄(…かといって…)

妹「ただいま」

兄「は、早いな」

妹「できる女だから」

兄「そ、そう…」

妹「兄さんは、どうする?」

兄「な、なにを!?」


40.
妹「シャワー。 私的には、そのままの匂いの兄さんもアリ。 野性的でどきどき」

兄「浴びてくる! 激しく浴びてくる! せっけんの香りをただよわせてくる!」

妹「15分経っても戻ってこなかったら、お風呂場に行く。
  初めての場所がお風呂になるのは少し不本意だけど」

兄「なんという逃げ場なし!?」

妹「…逃げる気なの?………それとも、したくない?」

兄「そ、そんなことはない」

妹「じゃ、待ってるから…」

兄「お、おうよ」

妹「…残り13分と45秒」

兄「ちょ、ちょっ、それずるい」


兄(…何を迷う必要がある?…)

兄(…好きなんだから…堂々と好きでいて何が悪い…)

兄(…あー、こういうのを開き直りっていうのかなぁ…)

兄(…ここで、妹の期待に応えなくて、なにが兄だ…)

兄(…と、とりあえず、昨日はなぁなぁだったし、今日こそは面と向かって告白して…)

兄(…それで、そう最初はキスからだよな…うん…まずはキスだ…)

兄(…ええと、それからどうすれば…)

兄(…ていうか、風呂から上がって、服着た方がいいのか…家の中とはいえ全裸はアレだし…)

兄(…ま、待てよ、今俺まともなトランクスあったっけ?…)

兄(…まずいぞ、なんかゴムのびてるやつばっかりだったような気がする…)

兄(…どうする? ノーパンか? ノーパンで行くしかないのか?…)

兄(…そもそも男も下着を気にしないといけないのか?…)


41.
兄「………」

兄(…なんだかんだで15分過ぎちゃったけど怒ってないよな?…)

兄(…むしろ、風呂場に来るかとか思ってたけど…あれはジョークか…)

兄(…そういえば、最初が風呂場はイヤみたいなこと言ってたし…)

兄(…大丈夫か? ちゃんとヒゲも剃ったし、鼻毛もチェックしたし…)

兄(…下着は見られる前に脱ぐか…)

兄(…よし…)

兄(…ノックとかした方がいいのかなぁ…自分の部屋にノックっていうのも不思議な感じだけど…)

兄「……こほん」

コンコン

兄「はっ…はいります! 入りますよ!」

ガチャ

兄「………」

妹「…すぅ……ぅ…」

兄「………」

妹「すぅ……すぅ……」

兄「妹、まさかの爆睡!?」

妹「……すぅ…」

兄「おーい……まったく起きる気配ないし。 そういえば、昨日よく眠れなかったみたいだしなぁ…」

妹「…すぅ……すぅ…にへへへ…」

兄「…どんなステキな夢を見ているんでしょう?」

妹「……にへへへ……ぃさん…すきぃ…」

兄「………か、カメラっ…携帯っ…」

カシャ 

兄「………」

カシャ カシャ 

兄「…よし」


405:qLv2y6Lw0
なんという似たもの兄妹……



42.
兄「………さて」

妹妹「すぅ……すぅ……」

兄「………」

妹「…すぅ……ぅ…ふしゅる…」

兄「…俺は紳士だ」

妹「すぅ……すぅ……」

兄「妹が寝てるのをいいことに、寝巻を脱がしたりしない」

妹「…ゃう……すぅ…」

兄「いくら自分が興奮していたとしてもだ…しないんだ…しないんだ…」

妹「……すぅ……ぅ…」

兄「ただ、いくらなんでも、この状態で妹の横で寝るのは兄として心苦しい」

妹「…すぅ……すぅ…」

兄「………」

兄(…ぬいてから、ソファで寝よう…)

コーケコッコー! コーケコーケコッコー!

妹(…んぅ…あさ?…なんか……あれ?…あさ?…)

コーケコ…ゲホッ! クァッ!

妹「朝…って、なんで?」

兄「…おー起きたか?」

妹「兄さん!」

兄「おはよう」

妹「おはよ…じゃなくて! 兄さん、昨日なんで…」

兄「起こしても起きなかったし」

妹「なんで寝たの! 私!」

兄「まぁ…そういうときもあるって」

妹「生涯最大の不覚!!」

兄「…あー今日も俺が朝つくろうか?」

妹「兄さんっ!」

兄「な、なんだよ」

妹「…今からする」

兄「…兄さんは、今日一限から講義があるし。 お前は普通に平日の全日制」

妹「妹と学校、どっちが大事なの?」

兄「どっちも」

妹「ていうか、寝ててもしてくれたらよかった」

兄「…寝てる相手襲う趣味ない」

妹「やりだしたら起きた」

兄「…そんな激しい初体験はやだなぁ」

妹「私の尊厳にかけて、やり直しを要求する」

兄「……残念だが、時間はもどらない」

妹「くーぅっ!」


43.
妹「問答無用っ」

兄「う、うぁっ…って、お、おい…」

妹「ごめん、兄さん。 ちょっとはしたないけど、襲わせて」

兄「…ていうか、もう既に襲われてるんだけど」

妹「……兄さんっ…にいさんっ…にいさぁんっ…」

兄「はい、すとっぷー」

妹「わわ」

兄「はーい。 座る、正座」

妹「は、はい…って、兄さん」

兄「まぁ、聞いて」

妹「うん」

兄「なぁ、そんなに焦んなくちゃいけないのかなぁ?」

妹「え?」

兄「そんなに焦んなくてもさ、俺がお前を好きっていうだけでもとりあえず良しとしないか?」

妹「え? ええ? い、いま、兄さん」

兄「…俺は、お前が好きだよ。 お前は?」

妹「私も、兄さんが、好き」

兄「……うん。 とりあえず、これで良しってしないか?
  それでもうちょっとゆっくり進んでいこう?
  デートとか、キスとか、恋人っぽいことって他にもいろいろあるだろ?」

妹「うん」

兄「…心配しなくても、俺はずっと一緒だから。 だからさ、焦らなくても大丈夫」

妹「…うん」

兄「俺は、ずっと、お前のことが好きだから」

妹「私も、ずっと兄さんが好き、大好き」

兄「…うん。 俺はそうやってお前に好きって言ってもらえるだけで、
  結構おなか一杯なんだけど、妹的にはどう?」

妹「……私も、おなかいっぱい」

兄「…だったら今日のところは良しとしてもらえない?」

妹「……兄さんがそう言うなら」


妹「…というわけで、妹の兄さん攻略はまだまだ続くのでした」

兄「なんでト書き?」

妹「ククっ…私は四天王の中でも最弱…私を倒しても第2、第3の妹が」

兄「…それ自分で言うか?」

妹「兄さんの勇気が世界を救うと信じて」

兄「ウオオオいくぞオオオ!」

妹「ご愛読ありがとうございました!」


44.
妹「に、兄さんのっ…勃起したチンポいいのっ…んっ…」

妹「イきそう? イきそうなのっ?」

妹「ダメっ! 兄さんの勃起チンポは…バイブなんだから精液出しちゃ、ダメっ!」

妹「…はぁんっ…それにぃっ…精液だしたらぁ妊娠しちゃうっ…」

妹「兄さんの子ども孕んじゃうよぉっ」

妹「んっ…子ども孕ませたい? 妹のおなかに兄さんのっ…孕ませたいの?」

妹「ふふっ…兄さん、睾丸固くなってる…妹の子宮に精液出したくて仕方ないの?…」

妹「兄さぁんっ…にいさんっ! 私、イクけど、兄さんはバイブだから、イっちゃダメだからねっ」

妹「いっしょにイったら子どもできちゃうからね」

妹「ぜったい…ドロドロした濃い精液っ、子宮に出しちゃダメだからねっ」


妹「さて、そんなわけでデートの日がやってきました」

兄「誰に言ってる?」

妹「気にしない、気にしない」

兄「…なんか楽しそうだな」

妹「初めて…だから」

兄「はいはい、そういう誤解を招くような発言しない」

妹「むぅ…」

兄「?」

妹「兄さんは嬉しくないの?」

兄「え?」

妹「私は、好きな人とデートが出来る事はとっても嬉しい。…兄さんは嬉しくないの?」

兄「…そんなわけないだろ。俺だって…す、好きな人との…その…デ、デートなんだぞ?
  その、ずっと…楽しみに…」

妹「…えへへ」


45.
妹「さて」

兄「はい?」

妹「何か重要なことを忘れてませんか?」

兄「えっと……」

妹「……」

兄(デートはしたし、同棲生活もしたし、っていうか兄妹だし、同衾もしたし、となるとやはり……)

兄「…分かった。」

妹「はい兄さん。」


兄「セッk」
妹「説得ですよね。」


妹「どうかしましたか兄さん」

兄「なんでもない。なんでもないんだ。」

妹「ひょっとしてエッチなことで」

兄「断じて違います。」

妹「強気なところが怪しい。」

兄「ぅく……、と、ところで説得がどうとかじゃなかったっけ?」

妹「すぐ話を逸らして曖昧にするんですから……まぁ別にいいですけど。」


46.
妹「では、只今より親説得の為の会議を行います。」

兄「説得は不可能。会議を終了します。お疲れさまでした。」

妹「………」

兄「ジョ、ジョークジョーク、兄ジョーク。会議再開ね。」

妹「では、妹友さん。何か良い案はありませんか?」


妹友(あれ?いつの間に連行されてるの?えっ?えっ?)


妹友「えーっと、とりあえず連行されたことについてはツッこまないけど、
   実際お二人はどこまで行くおつもりですか?」

妹「!」

兄「……」

妹「そりゃ、まぁ………行けるところまで……」

兄「当事者は何も考えていないようです。」

妹「兄さんも当事者です!」

兄「兄さんは第二当事者だ。被害者だ。考える必要はない。」

妹「なんで私加害者になってるんですか!?」


妹友(ああぁ……いつ帰れるんだろう………)


妹友「とりあえず、協力者は私より強力な弁護士とかにした方が良いと思います。」

兄「」ブルッ

妹友「いや、洒落のつもりではないですけど…。」

妹「お願い!何かサクッと手間のかからない良い方法ない!?」

妹友「…え~~」


兄「……もういい。諦めよう。説得なんて出来やしないよ。
  妹だって言わずとも分かっていただろう?」

妹「そんな…!だって私……兄さん以外の人なんて………。」

妹友「んー、無いことも無いですけどねー。とりあえず目薬片付けて。」

妹「さすが妹友ちゃん、頼りがいあるー☆それで、どんなの?」


妹友「作っちゃえばいいんですよ。」


492:9jhoRWis0
oh...

493:sVPgz5d00
oh...



47.
妹友帰宅

妹「……」トントントン…

兄「……」

妹「夕食出来ました。」

兄「あ、あぁ……。」


妹「いただきます。」

兄「い、いただきます…。」

妹「……」

兄「……」

妹(気まずい……)

兄(気まずい……)

妹「……」

兄「……」


妹「ごちそうさま。」

兄「ごちそうさま。」

妹「……」

兄「…食器洗うな。」ガタッ

妹「…兄さん!」ガタッ!

兄「うおっ!な、なんだ!」


妹「つ く り ま し ょ う 」

兄「はあぁあぁぁあっっ!?」


48.
《十分後》

妹「やだなーもー。冗談に決まってるじゃないですか。 だからこの縄ほどいて下さい。」

兄「はぁ…はぁ…却下……っだ……はぁ…はぁ…。」

妹「SMプレイならもっと長い縄があるので、そっちを使った方が」
兄「却ーーー下っ!」

妹「むーっ」

兄「お前はもう少し冷静になれ。そして兄さんに休憩させろ、はぁ…はぁ…」

妹「まさか兄さんを拘束する縄で自分が拘束されるとは……無念。」

兄「あと、夕食に力が抜ける薬混ぜたろ……はぁ…はぁ…」

妹「チッ、バレたか……。」

兄「当たり前だぁっ!」


兄「妹よ。一応縄はほどくが、許した訳じゃないからな。」

妹「…はぁーい」

兄「それから兄さんは風呂に入るが、絶対に入ったらだぞ。」

妹「…はぁ~い」

兄「…やれやれ。」タッタッタッ

妹「………」

妹(さて、牛乳に睡眠薬いれるか。)


兄「」チャポーン

兄(しかし、どうしたものやら…。 俺は妹が好きだ。これは曲げようのない事実。)

兄(けど、どうしたらいいんだ? その、…子供とか。)

兄(法律上無理があり過ぎる。 ……妹には、一般的な幸せな家庭を過ごしてほしい。)

兄(妹は俺が居ればいいと思っているだろうけど、
  周りから祝福されないのはやはり辛いに決まってる)

兄「……親に打ち明けよう。正直に。」


49.
妹「」ゴソゴソ

妹「あれー?おかしいなぁ…。ここにもない…。もう探すとこないよぅ…。」

兄「これ探してるのか?」

妹「あ、それそれー。ありがとー兄さん。……えっ、兄さん?」

兄「アフリカ像も一瞬でパタリ☆超強力睡眠薬☆………って何故こんなもの持ってるんだあぁー!」

妹「てへっ≡☆」

兄「……まぁいい。それより話があるんだが。」

妹「え、わ、私まだ心の準備が」

兄「睡眠薬飲む?」

妹「謹んでご遠慮させていただきます。」

兄「うむ。」


妹「親に?」

兄「ああ、親に相談した方が一番早い。」

妹「でも大丈夫なの?」

兄「わからない。けど安心しろ。もう決めたことなんだ。」

妹「じゃなくて、ママとパパ海外出張だって。」

兄「……ワッツ?」

妹「兄さんがお風呂入ってる間に電話があってね。あと十分で音信不通だよ。」

兄「十分もあれば楽勝だ。呼び戻す。」


妹「……来月のおこづかい、無さそうだね。」


50.
プルルルルル……

母「もしもし~、あら妹ちゃん。」

妹「大変です。兄さんに睡眠薬飲ませたら、心臓と呼吸とアソコの機能が停止しました。」

母「い、妹ちゃん!分量にはあれほど気をつけるように言ったじゃない!すぐ戻るわ、孫の為に!」


プルルルルル
父「……私だ。」

兄「親父、焦らずに聞いてくれ。 妹が水を注ぐ仕事に興味を持った。」

父「な、なんですとおおーー」
プツ


妹「…兄さん、それはさすがにやり過ぎですよ?」

兄「お前も似たようなもんだろ……。 つか、薬の供給先は母さんだったのかよ…。」

《一時間後》

バタン!

母「むすこーー!!!」
父「むすめーー!!!」


兄(蒸す米?)

妹「おかえり~早かったね~。」

親「……あれ?」

妹「まぁまぁ、とりあえず上がって。温かいお茶と、お菓子あるから。」

親「は、はぁ……。」

兄「荷物もつよ。重いだろ?」

親「ど、どうも……。」


親「あれ?」


51.
《30分後》

母「つまり、禁断の愛を見届けて欲しいと。」

兄「禁断の愛って表現は、まぁ間違ってはいないが別の言い方出来ないのか。」

妹「き、禁断の愛………わっ、興奮するね。」

兄「マンガの読みすぎ。」

父「………」

母「ねぇ貴方、そろそろ打ち明けてもいいんじゃない?」

父「ん……そうだな。もう二人も年頃だし、免許取る時に市役所行ったらどうせバレるし。」

兄「……?」

妹「……?」

父「実はな……簡潔に言うと、二人は血が繋がっていないのだ。」

兄「………すまん、よく聞こえなかった。」

母「妹ちゃんは私の子だけど兄君は私の子じゃないの。」

妹「それってつまり……」

父「兄はワシの息子だが、妹はワシと繋がりはないのだ。」

母「ちなみに、私の元夫と父の元妻は結婚したわ。」

兄「それなんて四角関係?」

妹「そ、それじゃあ、私達」

母「それは無理よ。」

妹「えっ」


52.
妹「無理ってどういうこと?」

母「えっとね、お父さんとお母さん再婚するから、どの道アウトになるの。」

父「とは言うものの、結婚式を挙げた直後に籍を入れる予定だけどな。」

兄「つまり、書類上は」

父「現在は合法的。幸せな家庭を送れるな。」

母「でも今度の出張で式の資金が貯まるから、非合法になる予定だけどね~。」

兄「なるほど。」

妹「なるほどなるほど。」

父「分かってもらえたか。」

母「ごめんねぇ~」

兄「……」

妹「……」

兄「妹よ、ここに超強力睡眠薬がある。」

妹「兄さん、私は丈夫な縄を持ってますよ~。」

母「……えーっと……」

父「……ゴ、ゴホンゴホン!さて、そろそろ、おいとまさせていただき」
ガシッ

兄「安心しろ親父。なるべく苦しむようにするから。」

父「苦しくするのかよ!」

母「ま、待って妹ちゃん!説明したと思うけど、それ用法用量間違えたら凄い副作用が発生」

ジャララララ←錠剤の音

妹「マァマ~、私今ね、すっごく復讐心で溢れてて、用量忘れちゃったみたい~~テヘッ⌒☆」


父母「いやああああああああああ」

ドタバタン ドゴ バキ シュイーン ドガーーン


53.
妹「そして悪の帝王、父と母が闇へ葬られたのであった。」

兄「めでたしめでたし。」

母「めでたくないめでたくない。」

父「ワシらの負けだ。だからこの縄を早く解け。」

シュルシュル

兄「よし、では誓約書を。」

父「そんなもん書かんでも…」

兄「妹~、睡眠薬」

父「分かったから!頼むからそれだけは!……ほら、これでいいか?全く…。」

妹「なになに…。『我々、父と母は純粋可憐な愛の為、結婚を断念することを誓います。』」

妹「なんか、選手宣誓みたいだね…。」

兄「えっ、結構いいと思ったんだけどなあ。」


父「…では、行って来る。幸い、急ぎの仕事ではないから支障はないだろう。」

母「じゃ、兄君と妹ちゃんの結婚式費用稼いで来るわね~。」

兄「いや、まだそうと決まった訳じゃな」

母「私達が帰って来る頃には孫の寝顔が拝めるかしら~」

妹「やだぁ、ママったらぁ~」

兄「い、いいからとっとと仕事行けーー!」

バタン


54.
《深夜》

コンコン ガチャ
妹「兄さん!!」

兄「」ビクッ

妹「酷いです!私の部屋へ来てくれる約束だったのに!」

兄「」ス ス-ス-


妹「…さてと、縛るか。」

ガバッ
兄「待てえええぇいぃ!」

妹「………兄さん往生際が悪いですよ。」

兄「いや、急に眠くなっt」

妹「どうぞどうぞ。縛るから。」

兄「すいません勘弁して下さい。」

妹「もういいです。……私が兄さんのとこに入るから。」
モゾモゾ

兄「え…、ちょ…。」


母「ねえあなた」

父「どうした?」

母「ちょっと調べたんだけど・・・」


母「連れ子同士は結婚できるみたいなの・・・」

父「なんだって・・・そ、それじゃあ」

母「私たち・・・」

父「縛られ損じゃないか!」
母「縛られ損じゃない!」


55.
妹「あったか~い。」

兄「わっ、くっつきすぎだって…」

妹「何を今更、……ん」チュ

兄(…!うあ…、柔らかい唇……)

妹「は……ふぅう…………どうですか?兄さん。」

兄「……あ、キシリトールの味がした。」

妹「……」

兄「訂正。今まで感じたことのない感触だった。」

妹「むー、感触とかじゃなくて、その……ドキドキした、とか、愛を感じた、とか。そーいうのは?」

兄「あ、はい。素晴らしかったであります。」

妹「兄さん、ひょっとして動揺してるんですか?」

兄「なっ!そんなことありますん!」

妹「えっ」

兄「すいません、動揺してます。」

妹「…まぁ私もどうしたらいいのかわからないけどね。」

兄「え、そうなの?」

妹「でもね、ただ一つわかっているのは、……兄さんと結ばれたい。」

兄「……ああ。兄さんも同じ気持ちだ。」

妹「……だったらなんで部屋に来てくれなかったんですか?」

兄「それは…その、理性が働いたというか…。」

妹「もう理性が働く理由なんてありませんが。それとも、やっぱり私じゃダメ?」

兄「違う。そうじゃないんだ。ただ、自分が本当に妹を幸せに出来るか不安なんだ……。」

妹「むぅ~、どうやらその理性とやらが雄の欲望を無効化して、
  そして言い訳を繰り返して朝までやり過ごそうとしてますねぇ~。」

兄「いや、別に言い訳という訳ではなくてですね……。」

妹「えーーいっ!」ガバッ

兄「うおっ、妹に乗られて…」

妹「例によってこの薬を」

兄(…!させるか!)

妹「私が飲む。」

兄「えっ、予想外d」

妹「フリして兄さんの口へインストール!」

兄(しまったああああぁぁ…。)

妹「ふふ…油断したね兄さん。」


56.
《一ヶ月後》
妹「に、兄さん。ちょっといいですか?」

兄「あぁ、どうかしたか?」

妹「…生理が来ませんです。」

兄「……。なるほど、性転換か。よくあることだよな。」

妹「じゃあ、兄さんのアレ切っちゃいましょうか。」

兄「いや、冗談だから許してくれ。……ってことはつまり…」パーン パーン

兄「な、なんだ!?」

ガチャ

父母「おめでとう~。」

妹「え、出張じゃなかったの!?」

母「細かいことは気にしな~い。」

父「ま、そういうわけだ。頑張れよ。」

兄「どういうわけだ。全く…。」

妹「あの、兄さん……。責任とって下さい☆」

兄「あぁ。もう今更後戻りなんてしないさ。ところで、その呼び方なんだが…」

妹「えへへ~、兄さん、兄さーん」ダキッ

兄「あー、もういいよ。そのままで。 ……結婚しよう!妹。」

妹「はい、喜んで。兄さん!」 -fin-



618:RrY8YSNB0

勇者むくわれないな
戦士かわいかった



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