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2010-07-26

勇者「くっ、もうダメだ!僧侶メガンテを頼む!」僧侶♀「えっ?」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/05/17(日)
勇者「早く!このままじゃ全滅してしまう」

僧侶「ちょ、ちょっと、心の準備に時間を…」

勇者「バカ言うな!は、早く!」

僧侶「で、では、神にお祈りの時間を…」

勇者「うわあぁぁぁぁ!!」

僧侶「ああ、勇者様!」


僧侶「よくも勇者様を!メガンテッ!!」


全滅


僧侶「こ、ここは…?」

勇者「教会だ」

僧侶「わ、わたくしたちは…?」

勇者「なんであのタイミングでやるかねー、このノロマ」

僧侶「ひゃぁ!ご、ごめんなさい」

勇者「あーあ、またやり直しだよ。おまけにお金もごっそり持ってかれちゃってるし…」

僧侶「あ、あの…」

勇者「いつまで棺桶で寝てんだ、行くぞ!」

僧侶「は、はい。
   で、でも、あの…」

勇者「なんだ!」

僧侶「せ、せめてもう一人くらいパーティーに入れませんか?
   そろそろ二人では限界が、あるようなないような気がしないでもないような…」

勇者「ふ、二人の方が装備とかにお金がかからなくていいから却下だ」

僧侶「で、ですが、全滅ばかり繰り返していては結局…」

勇者「お前が黙って俺の指示通りに動いていればこんなことには」

僧侶「ご、ごめんなさい」

勇者「まったく、この前だって、その前だって、そう言えばあの時も…」

僧侶「ううっ、やっぱりわたくしは足手まといだからここに残ります…。
   どうか勇者様は、もっと屈強な方を連れて」

勇者「いや!どうやら言いすぎたようだ!気にするな!
   さあ行こう!!」

僧侶「?」


19:Ao1XvXZA0
つんでれすなぁ



2.
僧侶「勇者様、わたくしも荷物をお持ちします」

勇者「ダメだ、お前はすぐ無くしたり落としたりするから全部俺が持つ」

僧侶「そ、そんなぁ、でも薬草とかみたいな安くて軽いものなら」

勇者「ダメだ!歩く薬草が薬草持ってどうすんだ」

僧侶「うぅ、ひどい…」

勇者「そ、そういう意味じゃなくてだな、回復手段は分散してた方が効率がいいからだ」

僧侶「そ、そうなんですか?
    でも仲間として何か少しくらいは」

勇者「そこまで言うならこれくれてやるから、好きにしろ」

僧侶「あ、ありがとうございます。
   …命の木の実?」


僧侶「勇者様、町です町!やっと次の町に着きましたね」

勇者「着いたらさっそく武器屋だな」

僧侶「あ、宿屋はそのあとなんですね…」

勇者「宿屋?なにヌルイこと言ってんだ。次は防具屋だ。金が無くなったら今日は野宿だからな」

僧侶「ええっ!?」

勇者「何か文句でもあるのか?」

僧侶「い、いえ、強い装備が売ってるといいですね!」

勇者「僧侶伏せろ!」

僧侶「えっ!?」

勇者「喰らえ!!」

僧侶「な、なにか…?」

勇者「お前の背後に気配を感じたが気のせいか…」

僧侶「あ、ぼーっとしてて…。ごめんなさい」

勇者「今のでMP尽きたから町に着いたらすぐ宿屋の予約とっとけ」

僧侶「は、はい」


3.
勇者「早く起きろ!5分で出発の準備をしろ」

僧侶「ふ、ふぁ…?」

勇者「なんだお前、いつも枕抱えて寝てんのか」

僧侶「ああああ!えっと、その…」

勇者「頭も寝ぐせだらけじゃねーか、涎もふけ!」

僧侶「ご、ごめんなさい」

勇者「まあいい、俺は武器屋の朝市に行ってくるから帰ってくるまでに支度しとけ」

僧侶「は、はい」


勇者「僧侶、服を脱げ」

僧侶「えええっ!い、いくら勇者様の頼みでも、そ、それはちょっと…」

勇者「なに赤くなってやがる。新しい防具を買ってきたから早く装備しろ」

僧侶「えっ?」

勇者「ほら、これとこれと、これと…」

僧侶「あ、ありがとうございます。
   でもどうして毎回有り金全部わたくしの防具につぎ込むのですか?」

勇者「そ、それはだな…」

僧侶「勇者様の方が強いから勇者様の武器とかを優先してくださった方が」

勇者「あ、あほ、回復役が先に死んだらどうにもならないじゃないか!」

僧侶「でも勇者様が先に倒れてしまったら敵が倒せなくなってしまいます」

勇者「お、俺のはその辺の宝箱に専用装備が入ってるから心配すんな!」


4.
僧侶「勇者様…、もうあたりは真っ暗ですよ。この辺で今日は切り上げた方が」

勇者「なに寝とぼけたこと言ってる。この先の山を登りきるまでは休憩無しだからな」

僧侶「そ、そんなぁ…」

勇者「弱音ばっかり吐いてるから疲れるんだ」


―山頂

僧侶「うわぁー!すごい、満天の星空…。勇者様、勇者様も見てくださいよ!」

勇者「いいよ、何回も見てるから」

僧侶「え?ここ通るの初めてじゃ」

勇者「う、うるさい!」


5.
僧侶「こ、ここから飛び降りるんですか…?」

勇者「そうだ、早くしろ」

僧侶「ほ、他の道を探しませんか…?」

勇者「こっちの方が近いから却下だ」

僧侶「うう…」

勇者「…まだか?」

僧侶「こ、心の準備を…」

勇者「お前の心はどんだけ準備不足なんだ」

僧侶「ううぅ……。で、では勇者様の手に掴まっててもいいですか?」

勇者「な、な、なんでだよ」

僧侶「わたくし、目をつぶってますから手を引っ張っていただければ」

勇者「や、やっぱり気が変わった。別の道を探すか。なにか宝が落ちてるかもしれないからな」

僧侶「?」


6.
勇者「ふぅ、やっと片付いたか」

僧侶「さすがです、勇者様!」

勇者「なんだお前、血が出てるじゃないか」

僧侶「あ、これくらい我慢してれば平気です」

勇者「じっとしてろ」

僧侶「あ…。そんな高度な回復魔法じゃなくてもよかったのに」

勇者「さ、さっき覚えたから使ってみたくなっただけだ!」

僧侶「あ、ありがとうございます」


僧侶「勇者様、勇者様」

勇者「……」

僧侶「敵の呪文にかかったきり全然起きない…。せっかくわたくし一人で残りの敵を倒せたのに」

勇者「……」

僧侶「勇者様ー、倒しましたよー。褒めてくださーい」

勇者「……」

僧侶「ダメだぁ。せっかくだからわたくしもちょっと横になってこ」



勇者「バカ野郎!!」

僧侶「ご、ごめんなさいー」

勇者「なんでお前まで寝るんだよ!寝てる間に奇襲くらって全滅とか信じられん!
   こんな全滅のしかた初めてだ!」

神父「あの、喧嘩は外でやってもらえるかな…」


7.
僧侶「勇者様お強いですね!わたしなんて・・・」

勇者「戦闘中逃げ回ってるから成長しないんだろ」

僧侶「じゃあ私頑張ってみます!」

戦闘中

僧侶「キャー!!」

勇者「僧侶っ!?このままじゃ経験値入らないじゃないか・・・」

教会

僧侶「どうして勇者様の方が強いのに全滅したんですか?」

勇者「ああ、ちょっと油断してなっ…
  (戦闘中僧侶にザオラルかけまくってやられたなんて口がさけても・・・)」


8.
---スライムナイトは 起き上がり 仲間になりたそうに こちらを見ている。

僧侶「やったぁ!勇者様スライムナイトですよ!これで冒険がずいぶん楽になりますね!」

勇者「必要ない、帰れ。」

僧侶「ええ!?どうしてですか?!イオラもベホイミも使える万能モンスターですよ?!」

勇者「戦闘は俺に任せておけばいいんだよ!・・・回復だってお前がいればそれで充分だ」

僧侶「え?すいませんよく聞こえません」

勇者「うるさい!さっさと行くぞ!!」

---どこかの国の結婚式会場

王様「皇子の結婚式が無事あげられたのもそなたの活躍のおかげだ!今宵は存分に楽しんでくれ!」

僧侶「さすが勇者様!大臣がモンスターだったなんて・・・私、全然気付きませんでした!」

勇者「ふん、褒めても何も出ないぞ」

僧侶「そんなつもりじゃ・・・でも結婚式っていいですよねー。
   勇者様は結婚とか興味ないんですか?」

勇者「この血を絶やさないためにもいつかは・・・とは思うがな」

僧侶「あ、そうですよね。でも勇者様の子供だったらきっとすごく強いお子様なんでしょうね。」

勇者「フン、当然だな。
   ・・・まぁただ強いだけじゃなく回復呪文もある程度使える息子じゃないと・・」

僧侶「そうですねw勇者様ホイミしかできませんもんねw」

勇者「!うるさい!だまれ!」

僧侶「?何怒ってるんですか?」

勇者「なんでもない!」


勇者「明日の予定について僧侶と話し合っておかないとな」

ガチャ

僧侶「ふい~良いお湯でした♪」ホカホカ

勇者「!」

僧侶「あ、勇者様。明日の予定なんですけど」

勇者「素振りしてくる!!」ダダッ

僧侶「?」


僧侶「さすが勇者様!打倒魔王の為に寝る間も惜しんで…」


9.
僧侶「まずは情報収集ですよね」

酒場

勇者「西の洞窟について誰か…」

僧侶「あ!あの格闘家さんなんてどうですか?すごく強そうですし」

格闘家「へっへっへ…」ムキムキゴツゴツ

僧侶「すみませー…もがっ」

勇者「お前は下がってろ、俺が聞いてくるから」

僧侶「ど、どうしてですか?情報収集くらい私もお役に…」

勇者「お、お前に任せてたら日が暮れそうだからな!俺が行った方が手っ取り早い!」

僧侶「そ、それでは私は何もお力添えが…」

勇者「そんなことない!そんなことないぞ!!」

格闘家「…」ニヤニヤ


10.
勇者「あっ、逃げられたか…。こんな時に素早くて会心連発できる武闘家がいればなぁ」

僧侶「そ、そうですね」


勇者「ちっ、あと3ゴールド足りないだけだろ…。こんな時に商人がいればなぁ」

僧侶「そ、そうですよね」


勇者「くそ、洞窟で迷っちまうとは…。こんな時に魔法使いがいればなぁ」

僧侶「…」


勇者「あーあ、何かつまんねーな…。こんな時に遊び人がいればなぁ」

僧侶「うう…」

勇者「で、でも今が一番バランス取れてていいか」


11.
勇者「くっ、このままじゃやられてしまう…。僧侶早く!」

僧侶「え、えっと、心の準備が…」

勇者「な、何言ってんだ早く自分を回復しろ!」

僧侶「え?ゆ、勇者様…、今なんと?」

勇者「は、早くしろ!!」

僧侶「わ、わたくし、そんなこと言われたの初めて」

勇者「うわわあああぁ!!」

僧侶「あ、勇者様!」

勇者「……」

僧侶「よくも勇者様を!メガンテッ!!」



教会

勇者「お前……」

僧侶「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」


177:FP/uRQuH0
メガンテかわいいよメガンテ



12.
勇者「あぁ!?なんでたかが一泊がこんなに高いんだよ!」

僧侶「ゆ、勇者様、わたくし晩御飯我慢しますからそんなみっともないことは…」


勇者「あぁ!?なんでこんなナマクラな剣がそんなにするんだ!」

僧侶「や、止めましょうよ勇者様…」


勇者「どうなってんだこのスロット!支配人呼べ!!」

僧侶「勇者様、冒険に戻りましょうよ…」


勇者「有り金全部出すから、こいつを蘇らせてくれ」

神父「承知した」


13.
僧侶「勇者様は魔王を倒して世界が平和になったら何がしたいですか?」

勇者「あ?とりあえず勇者の名を使ってもうひと財産気築くかな」

僧侶「え、ええ?」

勇者「この、ただの鋼の剣だって俺が装備したって言えば何倍もの値で売れる!」

僧侶「勇者様ぁ…」

勇者「そういうお前はなんだよ」

僧侶「え、えっと、平凡ですけど結婚して子供と仲良く暮らしたいです」

勇者「ふ、ふーん」

僧侶「勇者様も結婚式に招待しますね!」

勇者「べ、べつに」

僧侶「勇者様にスピーチやってもらえたりして!」

勇者「……」

僧侶「勇者様?」

勇者「魔族を滅ぼしたら、次は人間でも滅ぼすかな…」

僧侶「だ、ダメですよー」


勇者「で、俺たちの今後は?」

占い師「むむ…、そなたらの前途は明るい。必ずや世界を救うであろう」

勇者「バカ野郎、そんなわかりきったことはどうでもいいんだよ!そのあとだ」

占い師「へ…?」

僧侶「あ、勇者様こんなところにいたんですか、探しましたよ」

勇者「ちっ」

僧侶「さ、道具屋に寄って次の町へ行きましょ」

勇者「次に見つけたら八つ裂きだからな、エセ占い師」

占い師「ひぃ…」

僧侶「勇者様、わたくしが迷子にならないように離れないでくださいね」

占い師「……」


14.
勇者「とりゃ!」

僧侶「わあ、さすがです勇者様!でもよくモシャスした相手とわたくしの見分けがつきましたね」

勇者「なんだ、そんなことか…。それはだな……」

僧侶「ふむふむ」

勇者「…な、仲間くらい見分けられるようにしとけ!」

僧侶「ご、ごめんなさい」


15.
勇者「なに、武術大会?」

僧侶「優勝者には王家に伝わる伝説の盾、って書いてありますよ」

勇者「ほー、よし!お前も出ろ!」

僧侶「え、ええ!?」

勇者「二人で出ればそのぶん優勝の確率が上がるだろ」

僧侶「わ、わたくしなんてどうせ一回戦負けですよー」

勇者「やってみなきゃわからんだろ」

僧侶「は、はい…」


僧侶「ど、どうしましょう勇者様、わたくしの一回戦の相手、とんでもなく強そうな人です…」

勇者「どれ、見せてみろ」

僧侶「はぁ、勝てる気がしないです」

勇者「ちょっとトイレへ行ってくる」


僧侶「ゆ、勇者様!なんだかわかりませんけど一回戦相手の棄権で通過しちゃいました!」

勇者「まぐれで喜ぶな!」

僧侶「勇者様、ここ怪我してますよ。どうしたんですか?」

勇者「な、なんでもないから気にするな!」


203:NHbmSfoTO
一回戦の相手「・・・・・・」
へんじが ない ただの にくへんの ようだ



16.
相手「ぐ、無念」

勇者「ちっ、手こずらせやがって」

王様「あっぱれじゃ、そなたの戦いぶりみごとであったぞ!」

勇者「この調子で魔王もぶっ飛ばしてやるから早く盾をよこせ」

王様「姫もそちをいたく気に入っているようじゃ。姫と結婚させてやろう」

勇者「な…?」

姫「まあ、父上ったら…」

王様「なんじゃ、この国の次期王になるのは不満か?」

勇者「け、結婚させてやろうだと!?
   誰がそんな娘を物のように扱うやつの言うことなんて聞くか!盾もいらん!」


勇者「ちっ、胸くそ悪い」

僧侶「……でも勇者様かっこよかったです」

勇者「う、う、うるさい!」


17.
僧侶「あ~、福引券また外れちゃった」

勇者「どうせ全部空くじだろ。諦めろ」

僧侶「そんなことないですよきっと…」

勇者「その辺の店と提携結んで余計な買い物させたいだけだろ。行くぞ」

僧侶「…勇者様なんだか夢がないです」

勇者「余計な御世話だ!」



翌朝

僧侶「勇者様、こ、これは?」

勇者「朝町をぶらついてたら気に入ったから衝動買いしちまっただけだ」

僧侶「福引券がこんなにいっぱい」

勇者「俺はカジノ以外の低レベルなギャンブルは興味ないから好きにしろ」

僧侶「勇者様!」


240:IuWAL/yY0
僧侶ってなんでこんなに可愛いの?



18.
僧侶「勇者さ、くしゅん!」

勇者「なんだ?」

僧侶「くしゅん!な、なんでもないです」

勇者「体調管理ができてないから風邪なんかひくんだ。
   うつされたら面倒だから宿屋で寝てろ」

僧侶「で、でも」

勇者「黙って命令通り動け」

僧侶「は、はい」



勇者「あ?なんで死人は蘇らせられるのに、風邪ごときが治せねーんだ!?」

神父「む、無茶言わないでください…」


19.
勇者「見知らぬ土地の深い森の中で、辺りは真っ暗。
   そんな時俺がバシルーラでふっ飛ばされたらどうする?」

僧侶「こ、困ります」

勇者「俺が死んで町まで帰ろうとしたとき、
   巨大なドラゴンとゴーレムに囲まれ逃げられなくなったらどうする?」

僧侶「想像するだけで泣いちゃいそうです…」

勇者「初めて潜入する洞窟の最深部で俺とはぐれてしまったらどうする?
   ちなみにたいまつ持ってるの俺な」

僧侶「い、嫌です。困りますよー」

勇者「俺がいなくなるとお前は困るよな?」

僧侶「は、はい…」


勇者「俺はお前の人生で欠かせない人物だと思うか?」

僧侶「……え?」

勇者「……」


20.
勇者「ふん、そんな低級な術に誰がかかるか!」

僧侶「あっ!」

勇者「ば、馬鹿!まあこいつ一人くらい混乱しててもどうってことはないが」

僧侶「なんだか暑~い…」

勇者「……」

僧侶「脱いじゃおっと♪」

勇者「……」



教会

僧侶「ごめんなさい…。なんで全滅したかさっぱり記憶が…」

勇者「いや!たまにはこういう時もあるさ!」

僧侶「?」


476:wTnuqW800
バカヤロwww



21.
僧侶「きゃあ!」

勇者「あ、キサマよくも!」


勇者「ふう、とりあえず片付けたが、いかんせん蘇らせる金がない…。
   その辺の雑魚でも叩き潰して稼ぐか」

勇者「……まてよ」



僧侶「なんだか勇者様たくましくなった気がします!」

勇者「おだてても今日は野宿だからな」

僧侶「そ、そういうつもりで言ったわけじゃ」


22.
店主「あいにく部屋がいっぱいでお二人で一部屋しかとれませんが…」

僧侶「ダメ!絶対ダメです!勇者様、他当たりましょう」

勇者「…」


僧侶「はぁ…」

勇者「結局野宿じゃねーか。わがまま言うんじゃねーよ」

僧侶「ごめんなさい。でも歩き疲れて野宿でもぐっすり寝れそう…」

勇者「…」

僧侶「zzz」

勇者「…相部屋がダメで野宿だと寄りかかって寝られる基準がわからん」


488:dL3DAVXwO
心の底では勇者にベタ惚れだと
信じてるしーんじてる

490:RpV2wQtS0
>>488
むしろナチュラルに好きだと期待したい
意識してないけれど、二つの意味で勇者様がいないと生きていけないんだろう



23.
マスター「へー、あんた勇者なんだ」

勇者「ふっ、もっとうやまえ。その気になれば雨雲を操り雷を落とすこともできる」

マスター「へー。でも好きな子は落とせないってかwwwなーんつってwww」



僧侶「昨日の夜、落雷でそこの酒場が崩壊したらしいですよ」

勇者「そ、そうか」

僧侶「あんなに天気よかったのに、自然の恐怖ってやつですね」


24.
僧侶「勇者様、勇者様!新しい呪文を覚えました!」

勇者「なんだ?」

僧侶「複数の敵の息の根を一瞬で止めちゃうんです!」

勇者「ほう、実用的だな」

僧侶「あっ、あんな所に…。さっそく使ってみます!」

勇者「ん?ば、馬鹿!あいつは呪文を跳ね返すぞ!」



教会


僧侶「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

勇者「お前…」

僧侶「お、怒らないでください……」


498:y3F7jpMBO
無邪気にザラキすんなwww



25.
男A「お前が勇者だぁ!?笑わせるぜ」

男B「こんな小僧に世界が救えるわけないだろ!」

僧侶「バカにしないでください!勇者様はすごいんです」

男A「なんだ、この情けないパーティーはwww」

男B「戦士の一人も従えられないくせに、勇者だとよww
   世界を救うとかほざいて遠足でもしてるのかな~?」

僧侶「ホントに怒りますよ!」

勇者「そんなやつらほっとけ」

男A「なんだ~?生意気なガキだな」

勇者「痛っ…」

僧侶「あっ、よくも勇者様を!メガンテッ!!」



教会

僧侶「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

勇者「……」

僧侶「…お、怒らないんですか?」


506:DPLaMq8t0
メガンテッ!!じゃねぇよw



26.
店主「この鎧を着れば、毒の沼もバリア地帯もダメージを受けずに渡れるのさ」

勇者「ほう。じゃあそれをこいつに一着」

店主「ちょっとその子じゃ装備できないな…。」

僧侶「……」

店主「お兄さん、あんたならぴったりだぜ」

勇者「そうか…」



僧侶「ゆ、勇者様、やっぱりおんぶは恥ずかしいです…」

勇者「こんな所に他の人間がいるわけないだろ」

僧侶「で、でも申し訳ないですよー」

勇者「無駄な体力を使わずに効率的に進む手段なんだ、文句言うな!」

僧侶「…あ、ありがとうございます」


27.
僧侶「勇者様!剣で攻撃するのと魔法で攻撃するのとは?」

勇者「どっちもできなきゃ話にならん」

僧侶「じゃあ、山と海とでは?」

勇者「森」

僧侶「に、肉と野菜とでは?」

勇者「魚」

僧侶「青と赤は…?」

勇者「黒」

僧侶「…朝と夜は?」

勇者「夕方」



占い師「…この結果では心理テストになりませんよ…」

僧侶「うう…」


28.
勇者「世の中には魔法使いの攻撃呪文と僧侶の回復呪文を使いこなすやつがいるらしいな」

僧侶「えっ?そうなんですか?」

勇者「さらに武器による攻撃にもすぐれ、戦闘能力も平均以上らしいな」

僧侶「そ、そんな人がいるんでしょうか…?」

勇者「そんなやつが仲間になったら向かうところ敵なしだと思わないか?」

僧侶「そうですね…」

勇者「…」

僧侶「その人が仲間になったら……」

勇者「ま、まあ、実際そんなやつがいたところで
   俺の足元にも及ばないから今くらいがちょうどいいがな」


29.
僧侶「勇者様、わかれ道です」

勇者「左だな」

僧侶「はい!」


僧侶「またわかれ道です」

勇者「右だ」

僧侶「はい!」


僧侶「勇者様、また…」

勇者「左」

僧侶「はい!」


僧侶「入口に戻ってきちゃいましたけど…」

勇者「これから出るんだからこれは出口だ」

僧侶「はい!……あれ?」


30.
勇者「いいか、呪文が封じられた時のために少し剣術を教えてやろう」

僧侶「はい!」

勇者「まず相手との適切な間合いをとるんだ」

僧侶「はい!」

勇者「それから、……」



勇者「しまった!二人とも呪文を封じられたか!」

僧侶「練習の成果を見せるときですね!」

勇者「あほ!足手まといだから俺の後ろに隠れてろ」

僧侶「え、えっと、は、はい…」


31.
門番「ここはそなたの勇気を試す洞窟だ。一人で入る勇気があるかな?」

勇者「どこをどう見ても俺一人だろ」

門番「よし、通るがいい」



勇者「ザオラル!」

僧侶「…はっ!ここは?」

勇者「早く立て。行くぞ」

僧侶「…?勇者様、なんで今回だけわたくし、袋に入っていたのですか?」

勇者「よ、余計なことは気にするな!」


32.
勇者「いいか、次の町までかなり距離があるから、今日の作戦は命だいじにだ」

僧侶「はい!」


勇者「ぐわぁっ!!」

僧侶「あ、勇者様!よ、よくも勇者様を!メガ…ン……」

僧侶「きゃあ!」



教会

勇者「お前…」

僧侶「ゆ、勇者様ぁ…」

勇者「…命令がうまく伝わらなかったか?」


33.
勇者「気を取り直して、ガンガンいこうぜに作戦変更だ」

僧侶「はい!」


勇者「ぐわぁ!」

僧侶「メガンテッ!!!!」



教会

勇者「…お前」

僧侶「ゆ、勇者様ぁ…」

勇者「…俺の言い方が悪かったか?」


34.
勇者「よく聞けよ。作戦は呪文使うなだからな」

僧侶「はい!」

勇者「いいか?」


勇者「うわぁっ!」

僧侶「ゆ、勇者様!よ、よくも勇者様を!メガ…ン……」

僧侶「きゃあ!」



教会

勇者「……」

僧侶「勇者様ぁ……」

勇者「ああ、お前は間違ってないよ…」



673:vjWtLYYEO
www

676:rMF8oegRO
メガンテしか知らないのかよしかしwww

678:jFwZfqtpO
僧侶もあれだけど何気に勇者もあっさり死にすぎww

679:hFkvJHRp0
どんだけメガンテ好きなんだよ、僧侶w



35.
勇者「しっかり頭に叩き込めよ、いいか?」

僧侶「はい!」

勇者「よし、作戦は呪文節約だからな」

僧侶「はい!」

勇者「少しは使っていいぞ、少しは」


勇者「ぐわっ!」

僧侶「勇者様!メ…、じゃなかったザオリ……」

僧侶「ザオラル!」

勇者「……」

僧侶「あ、あれ?……きゃあ!」



教会

僧侶「勇者様ぁ……」

勇者「節約のしかたが俺のイメージと違った…」


684:LmASHWgz0
僧侶可愛すぎだろwwwwwwww

685:mhiQGH6cO
ザオリクあるのに自爆してたのか僧侶はw

686:TLURz3mm0
とんだ天然ドジ



36.
勇者「ちっ、この敵にはあまり打撃は効かない。僧侶呪文で攻撃だ!」

僧侶「はい!」

勇者「しまった!ちょっと待て!」

僧侶「はい?」

勇者「なに使おうとした?」

僧侶「真空の刃で敵を切り裂く呪文を…」

勇者「そ、そうか…。ぐわぁっ!!」

僧侶「あ、勇者様!よ、よくも勇者様を!メガンテッ!!」



教会

勇者「俺が余所見てたのが悪いな…」

僧侶「ご、ごめんなさい」


神父「……この人たち、よく来るなぁ」


694:TLURz3mm0
ほんとにねwww

697:p7KjX73xO
このメガンテの軽さは…
めっ!って叱るぐらいの感覚なのかw



37.
勇者「ちっ、もうこれ以上持てないか。非売品の武器だがこれを売るか…」

僧侶「勇者様、まだわたくしが持てます」

勇者「いや、それなら金に換えた方がいい」

僧侶「重くても大丈夫です」

勇者「どうせ装備しないやつだったから」

僧侶「でも…、何もアイテム持ってないのはなんだか寂しいです…」

勇者「……」

僧侶「勇者様ぁ」

勇者「昔な、お前にたぶん重要そうな青く光るきれいなオーブを預けたんだよ。
   教会でふと気がついたときそれが粉々になっててな…。
   それが二度ともとの形に戻らないんだ」

僧侶「……えっ?」


699:9UiN7rl/0
ちょwwwクリア不可wwwwwwwwwwww

700:find3XGo0
ラーミア死亡ww



38.
女「やっと私も赤ちゃんを授かったんです!」

僧侶「わあ、おめでとうございます」

勇者「あっそ」

僧侶「勇者様、赤ちゃんってどこから授かるんですか?」

勇者「……知ってて聞いてるのか?」

僧侶「?」


39.
勇者「く、くそ、なんだってんだこのカバの化け物みたいなやつは」

僧侶「け、結構手こずりましたね」

勇者「炎は吐くわ、やたら強力な呪文は使うわでぶち殺すのに一苦労だったぜ」

僧侶「でも勇者様さすがです!」

勇者「だが、これで世界の隅々まで踏破しつくしてるはずなんだが…」

僧侶「魔王はどこにいるんでしょうね?」

勇者「さあな」

僧侶「意外とモグラみたいに地面の下に隠れてたりしないでしょうか?」

勇者「なに訳のわからないことを言ってるんだ。
   とりあえず城に戻って魔王はいなかったと怒鳴りつけてやるか」


706:igkdZsQi0
バラモスさんお疲れ様です!

708:L1sL6tAQO
カバさん…

710:p7KjX73xO
バラモスあっさり倒してるww



40.
勇者「この巨大な穴は…」

僧侶「ものすごーく深そうですよね」

勇者「この下に別の世界があってそこに元凶となる魔王がいる気がする、勇者の感で」

僧侶「え…?」

勇者「ただし、もう二度とこの世界にも戻れなくなる気がする、勇者の感で」

僧侶「そ、そんなぁ」

勇者「まあ、今回は無理にとは言わん。好きにしろ」

僧侶「えっと、じゃあこっちで勇者様のご無事を祈ってます」

勇者「くっ……。まあいい、じゃあな、幸せになれよ」


勇者「あほ!なんで付いてくるんだよ!感動的な別れだったじゃねーか!!」

僧侶「ご、ごめんなさい。ついいつもの癖で…」

勇者「ったく、どうなっても知らんぞ」

僧侶「ご、ごめんなさい」

勇者「だが、やっぱり地下にも世界があったな。今日は感が冴えてる」

僧侶「さすがです、勇者様」

勇者「だけど辺りは真っ暗だな。夜か?」

僧侶「なら太陽が出るまで一眠りして待ちませんか?」

勇者「そうするか」



勇者「ん…」

僧侶「ふぁ…、まだ夜みたいですね」

勇者「ならもう一眠りするか」

僧侶「はい」



勇者「まだ夜か?」

僧侶「みたいですね」

勇者「仕方ない、もう一度寝るか」

僧侶「はい」



勇者「まだ暗いな、明け方くらいにはなったか?」

僧侶「夜じゃないでしょうか?」

勇者「そうだな。もう一眠りするか」

僧侶「はい」



勇者「まだ…」

僧侶「きっとお疲れなんですよ、勇者様」



勇者「まだ夜か?」

僧侶「はい」

勇者「まあ、いいや。もう眠るのも飽きたし行くか」

僧侶「はい」

勇者「あそこになんだか怪しい城があるな」

僧侶「ホントですね」

勇者「とりあえず、そこから行ってみるか」

僧侶「はい。…え、ええー!?泳いで渡るんですか?」

勇者「たいした距離じゃないだろ」

僧侶「は、はい…」


833:TKkoLbYdO
あぶない水着スタンバイOKです

834:RgFqsM3y0
水のしたたる僧侶ウヒョー

837:3hNGfexaO
上がった時水着がずれますように水着がずれますように水着がずれますように



41.
勇者「気をつけろ、こいつは声色を真似て作戦をめちゃくちゃにしてくるぞ」

僧侶「はい!」

魔物「呪文使うなだ!」

勇者「愚かな!二人だけのパーティーで作戦もくそもないことなど立証済みだ!」

魔物「僧侶、好きだ!」

僧侶「えっ?ゆ、勇者様…」

勇者「あ、あほ!それは敵の罠だ!」

魔物「僧侶、愛してる」

僧侶「ゆ、勇者様」

勇者「だ、騙されるな!くそっ!人がなかなか言えないことを…」

僧侶「え、えっと、メガンテ」



教会

勇者「……戻れたな、地上に」

僧侶「ごめんなさいごめんなさい」


勇者「何度でもあの世界に行けるとわかった以上、少し具体的に作戦を練り直していくか」

僧侶「はい」

勇者「作戦といっても戦闘中の作戦じゃないからな」

僧侶「はい」

勇者「お前はあまり他人に指示されて動くのが得意ではないみたいだからな」

僧侶「そ、そうですか?」

勇者「まあいい。で、何かいい案はあるか?」

僧侶「え、えっと…」

勇者「シンキングタイムあと5秒な」

僧侶「えっと…」

勇者「何かあるか?」

僧侶「当たって砕けろ!」

勇者「そ、そうか」


857:Q3Vmv9o8O
作戦というか、僧侶の生き様だな。



42.
勇者「さ、泳いで渡るぞ」

僧侶「勇者様ぁ、他の道を探しましょうよー」

勇者「却下だ。俺は回り道とかより道が大嫌いなんだ」

僧侶「そんなぁ」

勇者「目の前にあんな怪しい城があるのに、無視して他に行けるわけないだろ」

僧侶「わかりました、せめて水着に着替えていいですか?」

勇者「な、な、な、何て言った?」

僧侶「こっそり準備してきちゃいました」

勇者「な、な、な、な、なかなか準備がいいじゃないか」

僧侶「勇者様のことだから、反対してもまた泳いで渡ると思って」

勇者「そ、そうか」

僧侶「すぐ着替えますから、み、見ないでくださいね。
   あ、でもちょっとくらいなら…、きゃ、何言ってんだろわたくしったら、メガンテ♪」


教会
勇者「……」

僧侶「ご、ごめんなさい」


860:eqoxQXqB0
いま俺は笑い死ぬか萌え死ぬか究極の二択を迫られた



43.
勇者「ようやく城のかなり深い部分にまで到達したな」

僧侶「3度めの正直ってやつですね」

勇者「誰のせいだと思ってんだ」

僧侶「ご、ごめんなさい」

勇者「ん?あそこに一人でドラゴンと戦ってるおっさんがいるぞ」

僧侶「ホントですね。助けに入りましょうよ、勇者様」

勇者「いや、こっそり通り過ぎるぞ」

僧侶「えっ?」

勇者「いいか、俺たちがあのドラゴンと代わりに戦えばあのおっさんは助かるかもしれない。
   だけど、そこで余計な傷を負ってこの先にいるもっと強い敵に勝てないかもしれない。
   そうすると世界中の何千何万という人間を救えなくなってしまう。
   ここはあのおっさんをおとりにして先に進むのがベストだ」

僧侶「なるほど、さすが勇者様」

勇者「行くぞ」

僧侶「はい」


868:Z3FTczj50
おwwwるwwwてwwwがwww

869:3hNGfexaO
僧侶冷たいじゃない!



44.
僧侶「ゆ、勇者様ぁ、あの人苦戦してるみたいですよ…」

勇者「振り向くなよ、気が散るだろ」

僧侶「勇者様ぁ…」

勇者「ちっ、わかったよ」


勇者「おい、化け物、そんな死に損ないのジジイを倒したところでなんの自慢にもならんぞ!
   悔しかったら俺にかすり傷の一つでも負わせてみやがれ!」

ドラゴン「ギャース!!」


勇者「ふん、所詮は俺の敵ではなかった」

おっさん「つ、強いなあんた。だが私はもうダメだ、目が見えん…。
     故郷に残してきた妻と生まれたばかりの息子が気がかりだ」

勇者「だったら回復してやるから、帰れ。おい」

僧侶「はい」

おっさん「おお、傷が治っていく!」

勇者「あばよ。ここはお前のような身の程知らずが来るところじゃないぜ」


僧侶「ホントに帰って行きましたね…」

勇者「帰ってったな」

僧侶「奥さんと息子さんのために世界を平和にしようとしたんですかね」

勇者「さぁな。だけどな本当に守りたい人間なんて、せいぜい一人か二人くらいなもんだ」

僧侶「え?」

勇者「な、なんでもない!行くぞ!!」

僧侶「あ、待ってくださいよー、勇者様ー」


876:RgFqsM3y0
いい夢見れそうだ

890:iA67LEcCO
おやすみなさい、メガンテ♪


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