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2010-07-21

幼女「おにいちゃんはどうしていきてるの?」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/07/20(火)
俺「生きてないよ」


幼女「どうしてうそつくの」

俺「ほんとだよ」

幼女「うそ。いきてるもん」

俺「違うよ、死んでないだけだよ」

幼女「へりくつじゃん」

俺「でも真実だよ」

幼女「じゃあどうしてしなないの」

俺「俺はゆっくり死んでいってるんだよ」

幼女「またへりくつだ」

俺「それはどうかな」

お巡りさん「屁理屈だね」

幼女「やっぱり」

お巡りさん「じゃあ行こうか」

俺「はい」


2:Hlwmj66z0
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2.
幼女「おにいちゃんはどうしてはたらかないの?」

俺「働かないんじゃなくて働けないんだよ」

幼女「じだいとかしゃかいのせいにするの?」

俺「それもあるけど、俺自身が働けない病気みたいなものに罹ってるんだよ」

幼女「じぶんをあまやかしてるだけじゃん」

俺「甘やかしてないよ」

幼女「うそ」

俺「ほんとだよ、実際俺の人生は厳しくなる一方だよ」

幼女「ほんとうだ」

俺「でしょ」

お巡りさん「騙されちゃいけないよ」

幼女「あっおまわりさんだ」

お巡りさん「じゃあ行こうか」

俺「はい」


4:Hlwmj66z0
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3.
幼女「おにいちゃんはどうしてアニメばっかりみてるの?」

俺「面白いからだよ」

幼女「でもアニメはこどもがみるものだっておかあさんがいってたよ」

俺「そうかもね」

幼女「おにいちゃんはおとなじゃん」

俺「そうでもないよ、年を取ることが大人になることではないんだよ」

幼女「じゃあどうしたらおとなになるの?」

俺「それがわからないから俺はアニメを観ているんだよ」

幼女「あっそうか」

俺「うんそうだよ」

お巡りさん「それは違うよ」

幼女「ちがうんだ」

お巡りさん「じゃあ行こうか」

俺「はい」


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4.
幼女「おにいちゃんはどうしてひるまからおさけをのんでるの?」

俺「おいしいからだよ」

幼女「でもひるまからおさけをのむのはだめにんげんだっておかあさんがいってたよ」

俺「そうだろうね」

幼女「のんじゃだめじゃん」

俺「でもね、今の俺は飲まなきゃもっとダメになっちゃうんだよ」

幼女「そうなんだ」

俺「そうなんだよ」

幼女「ジレンマだね」

俺「ジレンマだよ」

お巡りさん「そのくらいにしておきなさい」

幼女「あっおまわりさんだ」

お巡りさん「じゃあ行こうか」

俺「はい」


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5.
幼女「おにいちゃんはどうしてでんわにでないの?」

俺「話すことがないからだよ」

幼女「でもあいてはようけんがあってでんわをかけてきてるんでしょ?」

俺「そうだろうね」

幼女「じゃあでなきゃ」

俺「わかってはいるんだけど、どうしてもね」

幼女「そんなにでんわがきらいなの?」

俺「違うよ、俺は人が嫌いなんだ」

幼女「わたしのこともきらいなの?」

俺「……」

お巡りさん「沈黙は肯定、というわけでもないのかな」

幼女「……」

お巡りさん「じゃあ、行こうか」

俺「はい」


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6.
幼女「おにいちゃんはどうしてげんじつからにげているの?」

俺「特に向き合うべき理由もないからだよ」

幼女「それでいいの?」

俺「きっとダメなんだろうね」

幼女「じゃあげんじつをみなきゃだめじゃん」

俺「そうだね」

幼女「いやなの?」

俺「嫌だよ」

幼女「どうして?」

俺「……」

お巡りさん「臆病者が生き残れるのは、戦場だけなのかな」

幼女「たたかわないとだめなんだ」

お巡りさん「そうだね。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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7.
幼女「おにいちゃんはどうしてないてるの?」

俺「どうしてだろうね」

幼女「かなしいことがあったの?」

俺「ううん、何にもなかったよ」

幼女「じゃあどこかいたいの?」

俺「ううん、至って健康だよ」

幼女「ならどうして?」

俺「何にもないから涙が出るのかもしれないね」

幼女「へんかをこばんだのはじぶんなのに?」

俺「そうだね、俺はちょっと我が侭過ぎるのかもしれないね」

お巡りさん「それがどんな形であれ、人生はいつも欲望と共にあるからね」

幼女「ひとはつみぶかいいきものなんだ」

お巡りさん「そうだね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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8.
幼女「おにいちゃんはどうしていつもひとりなの?」

俺「他人と過ごすのは疲れるからね」

幼女「めんどうなんだ」

俺「面倒なんだよ」

幼女「ひとりでさみしくないの?」

俺「寂しくないよ、もう慣れたんだ」

幼女「ほんとうに?」

俺「本当だとも」

幼女「こわがってるだけじゃないの?」

俺「どうだろうね」

お巡りさん「否定はしないんだね」

幼女「じゃあやっぱり」

お巡りさん「ふふ、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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9.
幼女「おにいちゃんはどうしてひとりでこうえんにきているの?」

俺「他に行くところがないからだよ」

幼女「そんなこといっていつもわたしぐらいのおんなのこばかりみているよね?」

俺「ううん、見てないよ」

幼女「じゃあなにしにきているの?」

俺「たまには外の空気が吸いたいからだよ」

幼女「いえでもそとのくうきはすえるでしょ?」

俺「家の近くと公園じゃ少し違うんだ」

幼女「なにがどうちがうの?」

俺「なんていうか空気が澄んでるんだよ」

お巡りさん「そうだね、夏だからね」

幼女「なつはひとをかいほうてきにするんだ」

お巡りさん「そうだね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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10.
幼女「おにいちゃんはどうしてろりこんなの?」

俺「僕はロリコンじゃないよ」

幼女「でもちいさいおんなのこがすきなんでしょ?」

俺「好きになる子がたまたま小さいだけだよ」

幼女「それっていいわけだよね?」

俺「言い訳じゃないよ、昔の人は13歳ぐらいで結婚してたんだ」

幼女「いでんしにきざまれたほんのうだとでもいうの?」

俺「あるいは」

幼女「おとなのじょせいがこわいの?」

俺「それは違うよ。それだけは本当に違うんだ。」

お巡りさん「メディアは少しずれているよね」

幼女「ちいさくてかわいいものをめでるのはしぜんなことだよね」

お巡りさん「そうだね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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11.
幼女「おにいちゃんはどうしていつもいえにいるの?」

俺「長い長い夏休みなんだよ」

幼女「ひきこもりっていうんでしょ?」

俺「引きこもってるわけじゃないよ。出かけるぐらいするよ」

幼女「じゃあさいごにでかけたのはいつなの?」

俺「出かける用事がないんだ」

幼女「だれからもひつようとされてないとかんじるの?」

俺「そこまで深刻に考えているわけじゃない。それが悪いのかな」

幼女「だれだってそんなふうにかんじるときはあるよ」

俺「君は優しいね」

お巡りさん「自由と不自由は紙一重だね」

幼女「そのかみがおしごとなのかな」

お巡りさん「そうかも知れないね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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12.
幼女「おにいちゃんはどうしてともだちがいないの?」

俺「昔はいたんだ。それこそ沢山」

幼女「でももうあそんでないんでしょ?」

俺「僕の方から遠ざけてしまったからね」

幼女「でもひとりはさみしいよね?」

俺「そんな時もあるね。君はそんな風になっちゃダメだよ」

幼女「わたしにはたくさんいるよ!」

俺「それは良かった。そのままの君でいてね」

幼女「でもおにいちゃんだってわたしのともだちだよ?」

俺「……ありがとう。」

お巡りさん「僭越ながら私も友達に立候補してもいいかい?」

幼女「よかったねおにいちゃん!」

お巡りさん「君は幸せになれるさ、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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13.
幼女「おにいちゃんはどうして二じげんしかあいせないの?」

俺「どうしてだろうね」

幼女「むかしはすきなおんなのこもいたんでしょ?」

俺「うん、確かにいた」

幼女「いつからにじげんしかうけつけなくなっちゃったの?」

俺「三次元の汚さを知ったからかな」

幼女「三じげんがこわくて二じげんににげこんだの?」

俺「それは少し違うよ。もし僕に彼女が出来ても二次元を愛するよ」

幼女「わたしみたいなこでも三じげんはだめなの?」

俺「そこには大きな派閥の違いがあるね」

お巡りさん「いっそ二次元に入れればいいのにね」

幼女「せかいがへいわになるね!」

お巡りさん「君たちは生まれるのが少し早すぎたんだ、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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14.
幼女「おにいちゃんはどうしてけいたいをもっているの?」

俺「特に意味はないんだ」

幼女「ならないでんわにいみはあるの?」

俺「見得みたいなものなのかな」

幼女「いつかなるときがくるといいね」

俺「そうだね」

幼女「そのときはちゃんとでてね?」

俺「うん、頑張るよ」

幼女「わたしがかってもらったらいちばんにかけてあげるね」

俺「その時まで契約しておかなきゃね」

お巡りさん「流行は時に残酷だね」

幼女「しょうすうははいつもないてばかり」

お巡りさん「世知辛いね。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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15.
幼女「おにいちゃんはどうしてかのじょがいないの?」

俺「いらないんだよ」

幼女「本当に?」

俺「うん、本当だよ」

幼女「どうして?」

俺「僕が人に愛されるだなんて思えないから」

幼女「あいされるような人になることはできないの?」

俺「僕が人を大切に出来ないもの」

幼女「かわりたいとはおもわないの?」

俺「今はそんな風には思えないかも知れない」

お巡りさん「恋愛なんていうのは、余裕のある人種がすることだね」

幼女「おまわりさんは?」

お巡りさん「先月離婚したよ、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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16.
幼女「おにいちゃんはどうして2ちゃんねるをみてるの?」

俺「どうしてだろうね」

幼女「たのしいの?」

俺「楽しい時もある。でも大体が退屈な時間だよ」

幼女「ならどうして?」

俺「他にやることがないからかな」

幼女「やることがあればみなくなるの?」

俺「そうかも知れない」

幼女「みつかるといいね」

俺「その時、僕は変われるのかな」

お巡りさん「人は変わりたいと思う時、すでに変わっているものだよ」

幼女「もんだいはそれがながつづきしないことだね」

お巡りさん「ただ見た事はあるけど書き込んだ事はないという人には気を付けなさい、
      そういうのが一番厄介なんだ。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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17.
幼女「おにいちゃんはどうしてこうなっちゃったの?」

俺「どうしてだろうね」

幼女「ゆめやきぼうにみちてたころもあったんでしょ?」

俺「うん、小さい頃には」

幼女「どうしてなくしてしまったの?」

俺「どうしてだろう」

幼女「どこでまちがえてしまったの?」

俺「今はもうそれすらも分からない」

幼女「いまならまだやりなおせるっておもわないの?」

俺「そんな風に思う時もあるんだけどね」

お巡りさん「光陰矢の如し。本当は昔、小学校の教師になりたかったんだよ」

幼女「どうしてなれなかったの?」

お巡りさん「泳ぎが苦手でね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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18.
幼女「おにいちゃんはどうして……その……」

俺「どうしたの?」

幼女「えっちなことばかりしてるの…?」

俺「他にやる事がないからだよ」

幼女「やることがあってもするくせに…」

俺「本能だからね」

幼女「…きもちいいの?」

俺「気持ちいい事は気持ちいいよ。ただ大体後に残るのは虚しさだけさ」

幼女「じゃあなんで…?」

俺「どうしてだろう」

お巡りさん「非生産的な行動こそ楽しいというのは悲劇だね」

幼女「ひげきなの…?」

お巡りさん「喜劇かも知れない、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
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19.
幼女「おにいちゃんはどうしてうそをつくの?」

俺「どうしてだろう」

幼女「うそなんかついてもなにもかわらないってわかってるんでしょ?」

俺「分かっているよ。でも…」

幼女「でもじゃないでしょ!うそはいけないんだよ?」

俺「そうだね、君の言う通りだ」

幼女「いつかうそつかなくてもいいようになるといいね」

俺「嘘を本当に出来るのかな」

幼女「できるよ、わたしのおにいちゃんだもん」

俺「頑張らないとね」

お巡りさん「時には優しい嘘、というのも必要なんじゃないかな」

幼女「それでもうそはきらい」

お巡りさん「その真っ直ぐさを忘れないようにね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
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20.
幼女「おにいちゃんはどうしてわらわないの?」

俺「楽しくないのに笑えないよ」

幼女「たのしくないの?」

俺「楽しいってなんだろう」

幼女「うれしいのがたのしいじゃないの?」

俺「嬉しければ楽しいのかな」

幼女「すきなのがたのしいだよ?」

俺「好きだから楽しいんだ」

幼女「たのしいからすきなんだよ?」

俺「好きになれるかな」

お巡りさん「人と人が接する時、常になんらかの感情は発生するからね」

幼女「それがこわいんだね」

お巡りさん「人は臆病だから。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
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21.
幼女「おにいちゃんはどうしてしゃべらないの?」

俺「喋る事がないからだよ」

幼女「でもわたしとはいつもおはなししてくれてるよ?」

俺「それは君が質問するからだよ」

幼女「わたしがなにもきかなければなにもいってくれないの?」

俺「そうなんじゃないかな」

幼女「………」

俺「………」

幼女「………」

俺「……あの、さ」

お巡りさん「ふふっ」

幼女「ふふふっ」

お巡りさん「分かっているよ、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
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22.
幼女「おにいちゃんはどうしてゲームばかりしてるの?」

俺「なんとなくだよ」

幼女「なんとなくなのにしてるの?」

俺「楽しいのかも知れない」

幼女「たのしいだけじゃだめでしょ?」

俺「辛いのは嫌なんだよ」

幼女「つらいのはいやなの?」

俺「嫌なんだ」

幼女「たのしいだけじゃいやになるよ?」

俺「いつかそうなるのかな」

お巡りさん「楽しさも慣れれば半減、悲しさも慣れれば半減。忘れるぐらいが丁度いいのかな」

幼女「ひとはぼうきゃくするいきものだもんね」

お巡りさん「だからこそ繰り返す、じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
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23.
幼女「おにいちゃんはどうしてかわらないの?」

俺「変わりたいよ」

幼女「じゃあどうして?」

俺「変われないんだ」

幼女「ほんとうにおもってないからでしょ?」

俺「それも分かってる」

幼女「かわりたくないの?」

俺「そうも思ってる」

幼女「かわらなきゃいけないってわかってるんでしょ?」

俺「それもまた」

お巡りさん「変わるよりも変わらない方が楽だからかな」

幼女「かわらないままじゃかわれないよ」

お巡りさん「だからこそ変わりたいんだろうね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


84:I98gZLKu0
幼女「おにいちゃんはどうしていつもねているの?」

俺「いつも夕方起きて朝に眠るからね」

幼女「どうしてふつうのひととぎゃくなの?」

俺「夜のほうがやさしいからね、太陽が嫌いなのかもしれない」

幼女「あかるいのがこわいの?」

俺「どうだろう、そうかもしれないね」

お巡りさん「日陰者には太陽はまぶしすぎるのさ、じゃあ行こうか」

俺「はい」

85:q/FIEWG+0
>>84
お巡りさんのセリフは必ず2つ用意するって約束したじゃないですかぁーっ!

86:xRxZYgBq0
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  (  ) ('A`) ←>>84
  (  )Vノ )
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24.
幼女「おにいちゃんはどうしてエアコンをつけないの?」

俺「まだ我慢できるからね」

幼女「がまんするひつようがあるの?」

俺「そのほうが、お財布にも地球にも優しいんだよ」

幼女「ほんとうにそれがいまおにいちゃんのすべきことなの?」

俺「何もしないよりはいいんじゃないかな」

幼女「そうやってじぶんをごまかしつづけていくの?」

俺「どうかな、本当に自分を誤魔化すことなんて出来ないのかもしれない」

幼女「じゃあふもうなこういだね」

俺「そうだね。でも俺は、いつか本当に騙されてしまうときを待ち続けているんだよ」

お巡りさん「信じることを恐れている人を、騙すのは至難だよ」

幼女「ほんとうはたんじゅんなくせにじゅんすいじゃないんだね」

お巡りさん「不器用なんだろうね。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
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25.
幼女「おにいちゃんはどうしてしゃしんをもってないの?」

俺「過去を振り返っても、あまり良い気分にはなれないからね」

幼女「いやなきおくしかないの?」

俺「それならきっと、逆に諦めもついたんだろうね」

幼女「きれいなおもいでがあるならそれにひたってもいいじゃん」

俺「優しい人ばかりに出会ったわけでもないからね」

幼女「みんなやさしいひとばかりならよかったの?」

俺「どうかな。それだと俺は、なんだか居た堪れなくなってしまう気がするよ」

幼女「なんぎなせいかくだ」

俺「そうだね、本当に俺は我が侭だ」

お巡りさん「それをもっと突き通すことができれば、今より楽な生き方ができるだろうに」

幼女「ぼうじゃくぶじんになれればいいのにね」

お巡りさん「難しいね。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
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26.
幼女「おにいちゃんはどうしてなかないの?」

俺「泣く事なんてないよ」

幼女「でもたまにむしょうにさみしいときがあるんでしょ?」

俺「そんな事ない」

幼女「がまんしてるの?」

俺「我慢なんてしてないよ」

幼女「それともなきたくてもなけないの?」

俺「そんなんじゃないったら」

幼女「ほんとうはだれかにだきついてなきたいときもあるんでしょ?」

俺「……わからないよ」

お巡りさん「自分の感情を正確に理解するのは難しい事だね」

幼女「なきたいときはないてもいいよ、わたしがそばにいてあげるから」

お巡りさん「羨ましいね、じゃあ行こうか」

俺「はい」


102:C3Bgx56O0
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  (  ) ('A`)
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27.
俺「おにいちゃんはどうしてわたしとおはなししてくれるの?」

俺「どうしてかな。自分でもわからないよ」

俺「わたしのことがすきなの?」

俺「どうかな。僕は人間が嫌いだからね」

俺「わたしはおにいちゃんのことがすきだよ」

俺「ありがとう。でもそれはちょっとまずいかな」

俺「どうして?」

俺「法的にね。ちっちゃい子は好きだけどさ」

俺「すきならいいじゃん。わたし、おにいちゃんにならだかれてもいいよ」

俺「そんなこと言っちゃダメだよ。自分を大切にしないと」

お巡りさん「大切にしすぎるあまり現実を見ないのもいただけないよ」

俺「あっおまわりさんだ」

お巡りさん「じゃあ行こうか」

俺「はい」


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28.
幼女「おにいちゃんはどうしていちにちいっしょくしかごはんをたべないの?」

俺「あまりお腹が空かないからね」

幼女「それもおさいふやちきゅうのためなの?」

俺「どうだろうね。本当はもっとつまらない理由だとおもうけど」

幼女「きょしょくはゆるやかなじさつ?」

俺「そうかもね。欲望の否定は、生の否定に繋がるのかな」

幼女「こんなところまでしょうきょくてきなんだね」

俺「積極的な自殺も、結局は消極的な気がするけどね。あはは」

幼女「どうしておにいちゃんはないてるのにわらってるの?」

俺「楽しいときにも涙は出るものだからね」

お巡りさん「それは違うよ」

幼女「うん、それはちがうとおもう」

お巡りさん「……じゃあ、行こうか」

俺「はい」


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29.
幼女「どうしておにいちゃんはギターをもっているの?」

俺「中学生の頃に買ったんだよ。ロックバンドに憧れてね」

幼女「もうひかないの?」

俺「弾けないんだ、今も昔も。買って三日で置物になってしまったからね」

幼女「ならどうしていまもすてずにもっているの?」

俺「どうしてだろうね。未練というわけでもないんだけれど」

幼女「ひけないギターをもっているじぶんがすきなの?」

俺「そうかもね。自分の凡庸な一般性を再確認させてもらっているのかも」

幼女「じぶんはふつうなんだってじぶんにアピールしているんだね」

俺「そうだね、これもまた言い訳の道具に過ぎないのかな」

お巡りさん「どうかな、楽器は音をつくる道具だよ」

幼女「さびたげんでもおとはつくれるの?」

お巡りさん「きっとね。じゃあ行こうか」

俺「はい」


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30.
幼女「おにいちゃんってなにかよくはないの?」

俺「本当はね、いっぱいあるんだよ。誰か俺のことを心配して欲しい」

幼女「むりなことなんてなにもしてないのに?」

俺「そうだね。他にも誰かに褒められたい、尊敬されたいと思ってる」

幼女「ふーん。おにいちゃんにもゆめはあるんだね」

俺「夢より頼りないものだよ。叶えたいんじゃなくて、叶うといいなぁって思ってるんだ」

幼女「どうちがうの?」

俺「欲しいのに目指したくないし、努力もしたくないんだ」

幼女「え~、それはわがままだよ」

俺「それはわかってるよ。でも努力しても無駄だっていうのもわかるんだ」

お巡りさん「あなたにもできることだって、たくさんあるでしょうに」

幼女「たかのぞみ、っていうんだね」

お巡りさん「……じゃあ、行こうか」

俺「はい」


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  (  ) ('A`)
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31.
幼女「どうしておにいちゃんはとけいのでんちをとりかえないの?」

俺「必要がないからね」

幼女「はりがすすむのがこわい?」

俺「そうだね、時間は容赦がないから」

幼女「じかんがとまってほしいからとけいをとめているんだね」

俺「どうかな。永遠にこのままの俺が続くなんて、きっと苦痛だよ」

幼女「ならおにいちゃんはどうしたらしあわせになれるの?」

俺「相対的なものだったら、今でも俺は幸せなんだと思うよ」

幼女「でもそれはひとのふこうがぜんていのしあわせなんでしょ」

俺「そうだね、昨日の自分と比べても結局は五十歩百歩だから」

お巡りさん「相手によって価値の変わる幸福なんて本当に幸せと呼べるのかな」

幼女「それはしあわせじゃないの?」

お巡りさん「少なくとも彼にとってはね。じゃあ行こうか」

俺「はい」



112:5MIxErOO0
俺「じゃあ行こうか」

幼女「はい」

113:Lh2kIjKO0
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  (  ) ('A`)
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