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2010-06-30

ハルヒ「このままキョンとゴールイン!」

1 :名前:以下、名無しにかわりまして◆D/WPxQ1tnAがお送りします 投稿日:2010/06/28(月)
キョン「ど、どうした?」

ハルヒ(しまった…。不思議探索でキョンと二人の組になれて興奮してしまったわ)
ハルヒ「いや、あたしとキョンならいいフォワードになれると思ってね…」

キョン「毎度毎度意味がわからん奴だ」

ハルヒ「さぁ!出発するわよ!」

キョン「…なぁ、なんか今日ハルヒのテンションおかしくないか?」

古泉「興奮してますね」

キョン「興奮…?」

ハルヒ「キョン!あたしの手をとりなさい。行くわよ、秘境へ!」

キョン「こんなとこに秘境はねぇよ」

ハルヒ「じゃ、じゃああたしの秘境を…」

古泉「暴走してますね」


2.
キョン「あー、あっちぃ…」

ハルヒ「暑い暑い言うから暑くなるのよ」

キョン「お前、暑くないのかよ…」

ハルヒ「まあね。下着忘れてきたから」

キョン「故意犯だ…」

ハルヒ「すーすーして気持ちいいわよ?」

キョン「あ、ああ…?」

ハルヒ「別な意味で火照ってくるけどね…ふふ」

キョン「最近のお前は何かおかしいな」

ハルヒ「歩くだけでこすれるんだから…」

キョン「おーいハルヒ帰ってこーい」


3.
みくる「んー…」

キョン「どうしたんですか朝比奈さん?難しい顔して」

みくる「テストで赤点取っちゃって…」

キョン「え!?朝比奈さんあんなに頑張ってたじゃないですか!」

みくる「キョン君」

キョン「は、はい?」

みくる「今教科書に書いてある事が、未来では全く違うものになってたら困りますよね?」

キョン「え?あ、そ、それって…」

みくる「そういう事です」

キョン「なるほど」


4.
キョン「暑い…」

長門「そう?」

キョン「お前は…、そうか、そういう事か」

長門「わたしの周りの温度は常に一定」

キョン「な、なあ。俺にもそれ使ってくれないか?」

長門「やだ」

キョン「なっ…」

長門「その前に許可が下りない」

キョン「…じゃあ、一回そのチート封印しないか?お前にもこの気持ち体験してほしいんだ」

長門「…了解した」

キョン「……」

長門「……」

長門「……」ダラダラ

キョン「長門!汗、汗!」


5.
古泉「そういえば、この前の涼宮さんとのデート、どうでした?」

キョン「勝手な事言ってんじゃねぇ」

古泉「すごく楽しそうでしたよね」

キョン「デートなんか行ってないが、それだとお前覗いてた事になるぞ」

古泉「いやぁ、あんなに楽しそうな涼宮さん、初めて見ました」

キョン「この設定いつまで続くんだよ!俺がいつハルヒとデートに行ったって!?」

古泉「いやぁすいません。つい、僕に目覚めた新しい超能力を使用してしまいました」

キョン「新しい超能力だと?」

古泉「そうです。新しい僕の能力です。その名も…」


古泉「未来予知」

キョン「ノーコメントでお願いします」


6.
ポト

キョン「消しゴムが…」

ハルヒ「はい」

キョン「お、サンキュ」

ハルヒ「キョンが落としたゴムを拾う…」

キョン「消しゴムな」

ハルヒ「よくわかんないシチュエーションね」

キョン「俺はお前の思考回路がよくわかんないよ」

ハルヒ「その消しゴム貰っていい?」

キョン「はぁ?」

ハルヒ「あたしのこの新品と交換でもいいわよ」

キョン「…マジか、なら別にいいけど…」

ハルヒ「今晩のあたしのおかずはキョンの消しゴムで決定!」

キョン「やっぱり返して下さい」


7.
ハルヒ「ねーキョン」

キョン「なんだ」

ハルヒ「ひま」

キョン「…まぁな。ネットサーフィンでもしてろよ」

ハルヒ「ようつべ飽きちゃった」

キョン「たのしげなサイトだってたくさんあるだろうに」

ハルヒ「ニコニコ動画とか?」

キョン「買い物とか、ネットでしないのか?」

ハルヒ「買い物…ねぇ。家のパソコンではするけど…」

キョン「とにかく、俺は今古泉との将棋で忙しいからな。まあ頑張れよ」

ハルヒ「むー。何よそれ」

キョン「はいハルヒの負け」

ハルヒ「え?」

キョン「…王手」

ハルヒ「え?えっ…、ちょっとキョン!どういう事よ!?」


8.
キョン「か、カエル…?」

みくる「私ですよ」

キョン「なんだ朝比奈さんか」

みくる「今日はちょっと気分を変えてみました」

キョン「中、暑くないですか?なんで今日みたいな暑い日にわざわざ…」

みくる「全裸なので大丈夫です」

キョン「マジすか!?」

みくる「冗談ですけどね」

キョン「ですよね」

みくる「おかげで汗びっしょりですよ…はぁ」

キョン「……」

みくる「……」

キョン(いつ見てもシュールだなこれ)

みくる(キョン君ならきっとこのカエルの良さをわかってくれるはず…!)


9.
長門「カレーおかわり」

キョン「カレー好きだな…」

長門「おいしい」

キョン「家で作ったりしたことあんのか?」

長門「ある」

キョン「へぇ。長門の作るカレーか。食べてみたいもんだな」

長門「来る?」

キョン「いいのか?じゃあ今週末あたりでいいか」

長門「いい」

キョン「ん、どうせなら他の奴らも…」

長門「駄目」

キョン「へ?」

長門「あなた一人で来て」

長門「…あなたに食べて欲しいから」

キョン「お…おう…?」


10.
古泉「僕は真面目キャラですが」

キョン「まあ一応そうだな」

古泉「あなたは何なんですか?」

キョン「何って…」

古泉「前から気になってたんですよ。あなたのカテゴリが」

キョン「そんなの自分で考えろ」

古泉「いや、普通すぎてさっぱりでして」

キョン「殴っていいか?」

古泉「自分の事は自分が一番よく知っているとも言いますし」

キョン「知らん」

古泉「…いや、実は大体見当はついてるんですが」

キョン「…言ってみろ」

古泉「ツンデrぶふぇあ」ゴシャア

キョン「俺の拳が真っ赤に燃える!」


11.
ハルヒ「キョン、ありがと、助かったわ」

キョン「ああ、じゃあそれ俺の鞄に入れといてくれ」

ハルヒ「おっけ」

キョン「そこ、そこ」

ハルヒ「……」

キョン「ん?どうした?」

ハルヒ「……」



キョン「ほ、ほら…、早く…はやくいれろよ」



ハルヒ「……」ツー…

キョン「はっ!?ハルヒ!鼻血!鼻血出てる!」

ハルヒ「…えっ?あっ、はは、なんでもないのよ?
    ははは、それより早くぶちこんであげるからね…ふふ…」

キョン「その前に鼻血止めろ鼻血」


12.
ハルヒ「みくるちゃんは揉みごたえあるわね…」モミモミ

みくる「ひぃいぃい!」

キョン「なんかこう…ハルヒと朝比奈さんのやりとり見てると…こう…な?」

古泉「ええ。やりとりという単語が卑猥に聞こえてくるほどムラムラします」

キョン「やれやれ。朝比奈さん嫌がってるし、そろそろ止めに行くか」

古泉「いいんですか?」

キョン「俺は紳士だからな」

キョン「……おいハルヒ!」

みくる「ふぇ…」

ハルヒ「な…何よ!」

キョン「いいぞもっとやれ!」

古泉「流石です紳士!」


13.
ハルヒ「ツチノコいないかな…」

キョン「まずいないだろうな」

ハルヒ「まーたあんたは夢のないこと言って」

キョン「だってよ、考えてもみろ。
    もし今生きてるとしたら、もっと多くの目撃情報があってもいいはずだろ?
    見た事あるって人は、突然変異した蛇でも見たんじゃないか?」

ハルヒ「…あたし、見た事あるもん」

キョン「つ、ツチノコを?」

ハルヒ「キョンのパンツ」

キョン「意味わかんねぇよ!脈絡なさすぎだろ!」

ハルヒ「盗んだ事もあるわ」

キョン「お前だったのか!」

ハルヒ「何言ってんの?教職員用の傘の事よ」

キョン「ころころ主語を変えるな。何がなんだか…」

ハルヒ「破いちやったけどね」

キョン「…何を?」

ハルヒ「キョンのパンツ」


14.
みくる「そうだ!」

キョン「どうしました?」

みくる「私は未来人!」

キョン「知ってますよ」

みくる「今こそその力、使わないでか!です!」

キョン「え?ああ…、はい…?」

みくる「未来に行って、テストの問題を見てきます」

キョン「うわっひでぇ」

みくる「まあまあ、見逃して下さいよ」

キョン「いいですけど…、どうやって問題見るんですか?職員室に忍び込むわけにも…」

みくる「未来の私の代わりに私がテスト受けてくればいいんじゃないですか?」

キョン「ああ…成る程」

みくる「それじゃあ、行ってきます!」バシュン

キョン「ち、ちょっと待った朝比奈さん!!」


キョン「……あーあ」


15.
長門「キョン」

キョン「!?」

長門「親交を深めるため、あだ名を使う事に決めた」

キョン「い、今更感があるが…まぁ、いいんじゃないか」

長門「キョン」

キョン「っ…」

長門「キョン」

キョン「は、ハルヒは、ハルヒは何て呼ぶんだ?」

長門「すずちゃん」

キョン「意外だな」

長門「古泉一樹はもふもふ」

キョン「どうしてそうなった」

長門「朝比奈みくるは…」

長門「みるく」

キョン「悪意を感じるぞ」


16.
古泉「二枚落ちでお願いします」

キョン「両端の歩二枚か」

古泉「違いますよ!飛車角です!」

キョン「それだけでいいのか?」

古泉「えっ」

キョン「銀も落としてやろう。…さぁ、勝負だ」

古泉「ふ、ふふ…。これは負けるわけにはいきませんね…」パチ

キョン「……」パチ










キョン「二歩」

古泉「あっ」


17.
ハルヒ「おはよ…」

キョン「今日は随分やつれてんな」

ハルヒ「うん…、昨日ちょっとやりすぎちゃって」

キョン「何をやりすぎたのかは聞かないぞ」

ハルヒ「安心しなさい!あたしの膜は健在!一人でしたから!」

キョン「んな事わかってるっつーの!」

ハルヒ「む。ちょっと失礼じゃないそれ?」

キョン「しらねーよ」

ハルヒ「ふーん、そういう態度とるんだー?」

ハルヒ「じゃあ、今晩あたり古泉君でも呼ぼうかしら」

キョン「すいませんでした!」

ハルヒ「よろしい」


18.
みくる「ふー…」バシュン

キョン「あ、帰ってきた」

みくる「あ、キョン君」

キョン「……朝比奈さん、どうでした?問題解けました?」

みくる「ううん、全然だめでした。でも、大丈夫です!問題はバッチリ覚えましたから!」

キョン「御愁傷様です」

みくる「え?」

キョン「すいません朝比奈さん。俺がもう少し早く気付いていれば…」

みくる「え?え?」


19.
キョン『ふーっ』

ハルヒ『ひゃ、な、何よ!』

キョン『あれ?お前、耳が性感帯じゃなかったのか?』

ハルヒ『そんな訳あるわけないでしょバカ!』

キョン『えっ…』

ハルヒ『…何よ』

キョン『そんな…!俺は毎日、耳で感じるハルヒをおかずにしていたのに…!』

ハルヒ『えっ』

キョン『性感帯が耳じゃないハルヒなんてハルヒじゃない…!』

ハルヒ『ち、ちが…!ま、待ってよキョン!』



ハルヒ「あたしの性感帯は耳なのよぉ!!」ガバァ

キョン「起きたかハルヒ。ところで今は授業中なんだが」

ハルヒ「なんだ夢か…」


20.
長門「朝比奈みくる、テスト当日」



みくる「ついにこの日がやってきました…」

みくる(大丈夫、私は出来る私は出来る…)

みくる「いざ!」

みくる(過去)「あのぅ…」

みくる「へ?」

みくる(過去)「私にテストを受けさせて下さい!お願いします!」

みくる「私!?」

みくる(過去)「あっ、えっと、私はわけあって過去からきたんですけど…。
        とにかく、テストを私がうけないといけないんです!それでは!」

みくる「あっ!ちょっと!待って下さぁい!」

みくる「……」



みくる「どういうことなの…」


21.
キョン「お邪魔しまーす」

長門「待っていた」

キョン「相変わらず何もないな」

長門「そう」

キョン「実は、この時のために昼食抜いたんだよ」

長門「…期待しすぎ」

キョン「そうか?」

長門「もう出来ている」

キョン「よし!さっそく食べさせてくれ!」

長門「今持ってくる」

キョン「長門のカレーか…。楽しみだな…」

長門「……」


キョン「うまい!」

長門「…よかった」

キョン「マジで美味いぞこれ!毎日食いたいくらいだ!」

長門「……一度、やってみたい事がある」

キョン「ん?」

長門「スプーンを」

キョン「? なんだ?」

長門「……」

長門「はい、あーん」

キョン「!!?」

キョン「っ…」

キョン「あ、あーん…」

ハルヒ「おっす有希ー!あそびに来た…わ……」

長門「あ」

キョン「…ん?」


22.
ハルヒ「えっ、これ、え?」

キョン「は、ハルヒ!?」

長門「あなたは何も言わなくていい」

キョン「あ、はい…」

ハルヒ「有希…?キョンと…今…」

長門「涼宮ハルヒ。話を聞いて欲しい」

ハルヒ「うそよ…こんな…」

長門「話を聞いて」

ハルヒ「っ…」

長門「私は彼の相談を受けた」

長門「相談の内容、それは…」

長門「彼に好きな人がいる、ということ」

ハルヒ「!!」


キョン「あいつら、何話してんだろ」パク モグモグ


長門「朝比奈みくるは頼りなさそうだと言って、彼は私を頼った」

長門「何故それがあなたではなかったか分かる?」

ハルヒ「……」

長門「それは」

長門「彼はあなたの事が、涼宮ハルヒの事が好きだったから」

ハルヒ「!?」

長門「普通は、恋愛相談を好きな人にはしない。そういう事」

長門「さっきのは相談内容の一環。彼に料理を教えてあげていた。ついでにカップルのマナーも」

ハルヒ「か、カップルのマナー…」

長門「そういうこと。この話は彼には内緒」

ハルヒ「あ、えと、うん。オッケー!」



キョン「なんだハルヒの奴、急に機嫌良くなったな」モグモグ


23.
古泉「何してるんですか?」

キョン「こ、古泉!?」

古泉「まーた朝比奈さんフォルダ鑑賞ですか…」

キョン「…悪いか」

古泉「いえ全然」

キョン「くそ、お前ノックくらいしろよ。朝比奈さん着替えてたらどうすんだ」

古泉「朝比奈さんは今日掃除当番で遅れるらしいので。…それより、これ」

キョン「ん…?USBメモリか?」

古泉「この中には、長門さんの写真集が入っているんです。一万でどうです?」

キョン「ぐっ…。ち、ちょっと高いな…」

古泉「ああそうだ忘れてました。涼宮さんフォルダも入ってました」

キョン「一万五千でお願いします」


24.
ハルヒ「キョン!」

キョン「な、なんだよ…。俺は今から飯だぞ」

ハルヒ「ふふ、じゃじゃーん!お弁当を作ってきました!」

キョン「は?」

ハルヒ「はいこれあんたの分。えーと、食材が絶妙に余ったから作ったのであって、
    決してあんたと一緒に昼ご飯食べたかったとか、そんなんじゃないんだからね!」

キョン「お、おう…」

ハルヒ「はい!これあんたのお茶!いっただっきまーすっ」

キョン「教室で食うのかよ!?」

ハルヒ「駄目なの?」

キョン「いや…周りの視線がだな…」

ハルヒ「気にしたら負けよ」

キョン「いや別に負けではないだろ」


25.
キョン「長門って、金に困ったことある?」

長門「ない」

キョン「だろうな…」

長門「どうして?」

キョン「金ってのは、あったら使っちまうもんなんだなぁってさ」

長門「そう」

ハルヒ「つまりエロ本ね!」

キョン「お前はどっからわいて出た」

ハルヒ「どんな内容?」

キョン「エロ本じゃねぇよ。ゲーム買ったんだよ」

ハルヒ「エロゲーね」

長門「エロゲーとは」

ハルヒ「あら、知らないの?エロゲーってのは、
    まあ18歳未満はやっちゃいけない、いかがわしいゲームなのよ」

長門「…そう」

キョン「ちょっと待て、なんか俺がエロゲー買った事になってないか?」


50:yzdbsiJl0
キョンは良い女友達を得たな・・・



26.
みくる「はぁ…」

キョン「朝比奈さん。そう落ち込まないで下さい」

キョン「やっぱり、そういうのは良くなかったんですよ。
    ちゃんと勉強して、普通にテストを受けるべきだったと思います」

みくる「キョン君の言う通りです…」

みくる「ずるはいけないですよね」

キョン「はい!」

みくる「と、言うことで!」

みくる「まともに勉強した後の私を連れてきて、テストを受けさせることにします!」

キョン「……」

みくる「これならきっといけます!大丈夫です!」

キョン「あの…朝比奈さん…」

みくる「はい?」

キョン「それって、朝比奈さんが勉強しないと意味無いんじゃ…」

みくる「え…?」


27.
古泉「一つ、お話がありまして」

キョン「なんだ」

古泉「…あの孤島の時の話です」

キョン「孤島?今さらなんだよ」

古泉「つまらない話です。適当に聞いて下さい」

キョン「いいから、さっさと言え」

古泉「…あの時、僕達機関は、涼宮さんを退屈させないよう、推理ゲームを提供しましたよね」

キョン「…いきなり真面目な話になったな」

古泉「はは、確かにそうですね…」

古泉「とにかく、僕が言いたいのは、実はそのゲームは
   僕達機関が関与していないものだったのかもしれない、ということです」

キョン「は…?何、言ってんだお前?」

古泉「確かに、僕には企画を仲間と話し合った時の記憶もあります」

古泉「ですが…、それが『涼宮さんに創られたもの』だとしたら?」

キョン「……」

古泉「つまり、こういう事です」

古泉「あの日、殺人事件は実際に起きた。多丸圭一は本当に殺された…」

古泉「僕が、あなたに『実は僕達が多丸氏を殺した』という話をしたのは覚えてますか?」

キョン「あ、ああ…。あのドアを開けた時に…ってやつだろ?」

古泉「まさにそれです。犯人は僕達です」

キョン「…!」

古泉「そして涼宮さんは、それに気付いてしまった。故に…」

古泉「その力で、殺人事件を『お遊び』にしたのでしょう」

古泉「人殺しが僕達の中にいるなんて、考えたくもなかった。
   だから、せめて僕やあなたが気付いてしまう前に…
   という事を、涼宮さんは思ったに違いありません」

キョン「んなバカな話が…」

古泉「涼宮さんならやりかねません。やろうと思えば、人の命なんて簡単に奪えますから」

古泉「逆もまた然り。多丸氏は生き返った、という事になります」

キョン「……」

キョン(そういえば、ハルヒもあの嵐の日に『誰かを見た』って…)

キョン「待て、それだといろいろとおかしい。
    第一、俺達が孤島に行って、ちょうどよく殺人事件が起こるなんて、そんな事…」

古泉「涼宮さんです」

キョン「!!」

古泉「涼宮さんは、心の底から殺人事件が起きないかなと思って」

キョン「おい古泉!!」

古泉「…すみません」

キョン「冗談でもそんな話するんじゃねぇ。次、そんな事言ったらお前を殺してやるからな」

古泉「…すみません」

キョン「お前だって、ハルヒは常識人だって言ってたじゃないか。
    どうしたんだよ、お前らしくもない」

古泉「…どうも最近、調子がよくなくて」

古泉「……その、閉鎖空間が全く発生しないもので、うまくストレス解消できないんですよ」

キョン「だめだこいつ」


28.
ハルヒ「ね、ねぇ」

キョン「どうした?」

ハルヒ「今週末…、暇?」

キョン「何だよ、いつもは暇だって決めつけるくせに」

ハルヒ「…うるさい」

ハルヒ「で?どうなのよ」

キョン「暇です」

ハルヒ「じゃあさ、ちょっと買い物に付き合って欲しいんだけど…」

ハルヒ「へ、変な意味じゃないわよ!?あんたは荷物持ち!」

キョン「んなこたわかってるっつの」

ハルヒ「よーし!決定ね!」

キョン「……」

ハルヒ「……」

キョン「…あれ?今回は下ネタ無しなのか?」

ハルヒ「去勢するわよ」


29.
長門「眠い」

キョン「えっ」

長門「最近、眠くてしょうがない」

キョン「夜更かしか?」

長門「違う。そんな事はしていない」

キョン「…授業中に寝るのも、一つの手だぞ」

長門「そんなんじゃ足りない」

キョン「へ?」

長門「今のわたしにはおよそ3年分の睡眠が必要」

キョン「3年!?」

長門「3年寝て、一年起きて、また3年寝る。それが、わたし」

キョン「活動時間少ねぇ!」

長門「今は眠眠打破とブラックコーヒーで頑張ってる」

キョン「そこは情報操作使おうよ…」


30.
みくる「この前、キョン君が好きなお茶が売ってたんです」

キョン「はい」

みくる「隣に、涼宮さんが好きなお茶が売ってたんです」

みくる「どっちにするか迷って、結局どっちもかっちゃいました」

キョン「成る程」

みくる「そして混ぜました」

キョン「なんですと!?」

みくる「美味しいものに美味しいものを加えたら美味しくなるに決まってます!
    1+1=2なんですよ!」

キョン「1×1は1ですけどね」

みくる「きっと美味しいです!多分!」

キョン「きっとなのか多分なのかどっちかにしてください。それに、朝比奈さん」

みくる「はい?」

キョン「カレーライスとハヤシライスを混ぜようと思いますか?」

みくる「ふふ、そんな事する訳ないじゃないですか」

キョン「ですよねー」


31.
キョン「あっ!それ俺のうちわだぞ!」

ハルヒ「気にしなーい、気にしない」

キョン「くそ…」

ハルヒ「まぁまぁ、扇いであげるからさ」

キョン「珍しい事もあるもんだ」

ハルヒ「…どう?」パタパタ

キョン「あー…、涼しいな」

ハルヒ「あたしにもやって」

キョン「はいはい」パタパタ

ハルヒ「あー…」

キョン「はは、変な顔」

ハルヒ「ばかね、お互い様でしょ?」



古泉「何故あの二人は堂々といちゃつけるんでしょうか…」

長門「今更それを聞くか」


32.
みくる「ひぇえぇぇ!」

ハルヒ「…またちょっと大きくなった?」モミモミ

キョン「あいつ、またやってんのか」

古泉「今回はどうします?」

キョン「そうだな…。よし、長門!ハルヒの胸をおもいっきり揉みしだいてやれ!」

古泉「えっ」

ハルヒ「ん?」

長門「了解した」

ハルヒ「ぅあっ…、ちょっ、有希!?」

長門「……」モミモミ

古泉「こ、この図は刺激が強過ぎますって…!」

キョン「で、でも、ハルヒもこれで懲りたんじゃ…」

ハルヒ「ゆ、有希…っ、耳も…、耳も一緒に弄ってぇ…!」

キョン「もうホントに駄目だどうしよう」


33.
ハルヒ「ツチノコ…」

キョン「まだ言ってんのかよ」

ハルヒ「ツチノコってなんかエロくない?」

キョン「エロくないな。うん」

ハルヒ「形とか…名前とか」

キョン「形…は置いといて、名前は別に普通だろ…」

ハルヒ「…ねぇ、キョン」

キョン「な、何だよ」

ハルヒ「あたし、…その、ツチノコ天井じゃないかもしれないけど、嫌いにならないでよね…お願い」

キョン「もう何に突っ込んでいいかわからん!」

ハルヒ「とりあえずあたしのアソコに」

キョン「そういう意味じゃねぇよ!?」

ハルヒ「でもツチノコ天井って、実際どのくらい気持ちよくなるのかしらね」

キョン「…とりあえず言っておくが、ツチノコじゃなくてカズノコな」


34.
キョン「そういや、お前、前にストレスが…とか言ってなかったか?」

古泉「ああ、その話ですか」

キョン「俺はてっきり、閉鎖空間がお前のストレスになるもんだと思ってたよ」

古泉「昔はそうでしたよ。
   ですが、発生頻度が極端に下がった今、閉鎖空間が恋しくなったりもします」

キョン「変態だな」

古泉「はは、そうかもしれません。
   僕としては、せっかくの超能力者として、その能力をふんだんに使っていきたいんです
   なんかもったいない気がしませんか?」

キョン「閉鎖空間内じゃなくても使える超能力ってないのか?」

古泉「…一応、ありますけど」

キョン「おお!」

古泉「スプーン曲げとか」

キョン「それは前見せてもらったな」

古泉「…空気イスが得意です」

キョン「……」

古泉「……視力が…ちょっといいです」

キョン「なんか…ごめんな…?」


35.
キョン「…スカート短い」

ハルヒ「い、いきなり何よ」

キョン「この学校、女子のスカート短い」

ハルヒ「そう?」

キョン「……」

ハルヒ「ていうか、何よ今更…」

キョン「お、俺は悪くないぞ!お前が無駄に動き回るからいけないんだ!」

ハルヒ「何の話?」

キョン「…その…」

キョン「お前のスカートの中が…」

ハルヒ「!!?」

キョン「見え」
ハルヒ「い、言わなくていい!!」

キョン「……」

ハルヒ「ぱ、パンツはいてきて良かった…」

キョン「本当に良かった…」


36.
キョン「ハルヒが自律進化の可能性…ねぇ」

長門「そう」

キョン「…自律進化って何?」

長門「例えば」

長門「任天堂がゲーム会社になったように」

キョン「トランプだけじゃ食っていけないんだろ」

長門「グラビアアイドルがAV女優になったように」

キョン「進化なのかそれ?」

長門「人間も、進化する可能性があるということ」

長門「涼宮はる……すずちゃんはその鍵を握っている」

キョン「思い出したように使ってきたな」

長門「多分そういう事」

キョン「なんかちょっと違うと思うぞ」


37.
ハルヒ「遅い!罰金!」

キョン「嘘だろ…、まだ一時間も前だぞ」

ハルヒ「ふふ、甘かったわねキョン!あたしは二時間も前から待ってたんだから!」

キョン「…お前、一時間もここで待ってたってことか?」

ハルヒ「あっ…、いや、その…」

ハルヒ「か! カット!今のは無し!」

キョン「ま、俺が奢るのには変わりないんだ、どうでもいいや」

キョン「それに、お前に奢るのだったら、やぶさかじゃあないしな」

ハルヒ「えっ」

キョン「ん?」

ハルヒ「そ、それって…どういう…」

キョン(ちょっとニュアンスが違かったか…?
    俺は、一人に奢るんだったら別に苦じゃないってことを言いたかったんだが…)

ハルヒ「な、なんなのよばか…」

キョン「…熱でもあるのか?顔真っ赤だぞ」

ハルヒ「…うるさいっ」


38.
キョン「おいおい、あんまり引っ張んなよ」

ハルヒ「次はどこ行こっか?」

キョン「聞いてねぇし…」

ハルヒ「じゃあ、とりあえず、公園で一休みしましょう!」

キョン「おー、賛成だ」


古泉「おや、これはこれは。不思議探索が珍しく休みになったと思ったら、こういう事でしたか」

キョン「げっ」

ハルヒ「げっ」

みくる「わかってた事じゃないですか。ね、長門さん」

長門「規定事項」


キョン「おい待て。何故お前がその二人と一緒に居る」

古泉「なに、『偶然』そこで会っただけですよ」

長門「そう」

みくる「キョン君達は、手なんかつないで何してたんですか?」

ハルヒ「ぐ、偶然よ!あたし達も偶然そこで会ったの!」

キョン「えっ?」

ハルヒ「そうよね、キョン!?」

キョン「え…いや…」


キョン「俺は…、ハルヒに誘われてだな」

ハルヒ「ごへぁ」

古泉「す、涼宮さん!血、血が!」

ハルヒ「古泉君…、あたし恥ずかしくて死にそうだわ…」

古泉「実際死んじゃいますって!涼宮さーん!」

キョン「楽しそうで何よりだ」
みくる「…キョン君…」
長門「ばかやろう」


39.
ハルヒ「…!」

キョン「金忘れて来たな?」

ハルヒ「超能力?」

キョン「ねぇよ」

ハルヒ「お金ちょーだい」

キョン「嫌です」

ハルヒ「……」

キョン「俺の弁当、半分食うか?」

ハルヒ「なにこのイベント!」

キョン「足りないと思うが…。余計に腹減るだけかな」

ハルヒ「そ、そんな事ないわ!」

キョン「…あ」

ハルヒ「ん?」

キョン「箸、一つしかないぞ」

ハルヒ「もうお腹いっぱいになりました」


40.
キョン「今日はチャイナ服なんですね」

みくる「気分転換ですよ」

キョン「……」

みくる「…どうしたんですか?」

キョン「あ、いや、つい見とれてしまって…」

みくる「ふふ、キョン君ったら」


ハルヒ「…ぐすっ」

長門「泣かないで。あなたのチャイナ服も似合っている」

ハルヒ「…キョンのばか、後で去勢してやるんだから…」

長門「とりあえず古泉一樹ので練習するべき」

ハルヒ「そうね」

古泉「えっ」


41.
古泉「いや、最近ろくな事がありませんね」

キョン「お前が毒づくなんて珍しいな」

古泉「そうですね、そうかもしれません」

キョン「…ハルヒか?」

古泉「違いますよ。涼宮さんは関係ありません」

キョン「じゃあ何だよ」

古泉「ここのところ、便秘ぎみでして」

キョン「あー、成る程」

古泉「口内炎が二つ」

キョン「地味にすげー嫌だな」

古泉「…エロ本が森さんに捨てられました」

キョン「お前と森さんの関係の方が気になる!」

古泉「いえ、この前、機関の会議中にエロ本を読んでたらですね」

キョン「お前のエロ本に対する情熱は計りしれないな」

古泉「はは、それほどでも」


42.
長門「あなたはわたしの事が好き?」

キョン「好きだぞ」

長門「…どういう意味で」

キョン「そりゃもちろん、友達として、だよ」

長門「それが原因。むやみやたらにフラグを立てない方がいい」

キョン「フラグ?」

長門「そのせいで多くの人が傷ついている」

キョン「え?え?」

長門「そしてそのフラグをいとも簡単にぶっこわしてしまうのもあなたの悪い癖」

キョン「あの、長門さん?俺には何の話をしてるんだかさっぱりわからんのですが…」

長門「……」

キョン「な、長門?」

長門「…救いようがない」

キョン「なんかよくわからんがひどい!」


43.
ハルヒ「はぁ…」

キョン「そのため息。まさか恋煩いか?」

ハルヒ「…うん」

キョン「やっぱりな。だろうと思った」

ハルヒ「…はぁ」

キョン「……」

キョン「…えぇ!?」

ハルヒ「いきなり大声出さないでよ」

キョン「お、お前が恋煩い!? はは、んな馬鹿な!」

ハルヒ「一回死んどく?」

キョン「む…。その言い方、本当に怒ってるな」

ハルヒ「え?」

キョン「まだ余裕がある時のお前なら、下ネタを混ぜて罵るだろ?」

ハルヒ「ふーん。そう。そんなに亀甲縛りの全身ローション漬けで車道に飛び込みたいかぁ」

キョン「お前が言うと冗談にならんからやめろ」


44.
ハルヒ「聞いてよキョン。っていうか聞きなさい」

キョン「はいはい」

ハルヒ「…自分でも信じられなかった。自分自身が精神病にかかっちゃうなんてね」

キョン「…仕方ないだろ」

ハルヒ「それで、あたしは最近猛烈にアピールしてるわけよ」

キョン「で?」

ハルヒ「あたしとしては、彼に気付いて欲しいわけ。自分から言ったら負けな気がするから」

ハルヒ「…でも、何にも気付いてくれない。いっつも他の女の子の事ばっかりじろじろみちゃってさ」

キョン「何だそいつは。ハルヒにそこまでさせといて、なんて奴だ。俺が小一時間ほど説教して…」

ハルヒ「ぶち○すわよ」

キョン「何故に俺!? そして何故伏せ字!?」

ハルヒ「ごめん。ちょっと今のはマジでムカついたから」

キョン「俺何か悪い事言ったか…?」

ハルヒ「○○殺○○○」

キョン「完成しちゃった!」


45.
ハルヒ「どうしたらいいってのよ、もぅ…」

キョン「……試しに、こういうのはどうだ?」

キョン「そいつを後ろから抱きしめて、耳元でアイラブユーをささやくんだ」

ハルヒ「…何それ」

キョン「あ、でも、お前から告白まがいの事はしたくないんだっけ?」

ハルヒ「…いいわ。やってやろうじゃない」

キョン「そうだな…、あとは…」

キョン「ポニーテールだとなおさらいいな」

ハルヒ「…!」

キョン「そんな感じか」

ハルヒ「……キョン、後ろ向きなさい」

キョン「…はいよ」

ハルヒ「……」

ぎゅ


46.
ハルヒ「…あ、あい、あいらぶ…」

キョン「……」

ハルヒ「あい、あ…」

ハルヒ「…愛してる」

キョン「……」

ハルヒ「ポニーテールじゃなくて、ごめん」

キョン「…別に?」

ハルヒ「ふふ、一番のツンデレはあんたね。完敗だわ」

キョン「何だよそれ」

ハルヒ「…気付いてたんでしょ?」

キョン「さぁて、なんのことやら」

ハルヒ「…なんか悔しいわ」

キョン「残念だったな」

ハルヒ「ううん。そんな事どうでもいいぐらい、今が幸せだから」

キョン「そりゃ光栄」


98:bfN/ETAx0
キョン「でも俺長門が好きなんだよな」

ハルヒ「」

99:Bi6ac6DQ0
長門「私も好き」

ハルヒ「」

100:bPEVcnqHO
HAPPY END



47.
古泉「結局、僕らは蚊帳の外ですか」

長門「よくあること」

みくる「まぁまぁ、トリが取れたんですから」

古泉「別に要りませんよそんなの! ちなみに今の僕達も要りませんよ!」

長門「そんな自虐的な」

みくる「長門さんの言う通りです!」

古泉「まあ取ってしまったものは仕方ありません。ここは僕の一発ギャグで」

みくる「えっ」

古泉「胃潰瘍にかかり、一言」

古泉「胃潰瘍は、」

長門「いったいよぅ」

古泉「先に言われた!?」


おしまい



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