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2010-06-25

一方通行「焼き肉パーリィだァ?」第二部

866 :名前:以下、名無しにかわりましてBEERYがお送りします 投稿日:2010/04/02(金)

一作目上条「何してるんだ?」一方通行「…かくれンぼ」

二作目上条「缶けりやろうぜ!」一方通行(……?)

三作目第一部一方通行「焼き肉パーリィだァ?」三重県到着迄

ФゝФ〕<主な登場御坂妹達
13874号:三重

18264号:北欧

14510号:一方VOVE

17600号:スネーク

20000号 :変態



85.
とある温泉宿に到着

13874号「さあさあとっとと予約してくださいとミサカは一方通行の手を引きます」

一方通行「うおっ、オマエ強く引っ張ってンじゃねェ!」

上条「すごいテンション上がったよなあいつ」

美琴「ふるさとだからじゃないの?」

黒子「お姉様、わたくしすでに夜の想像でテンションが上がりまくりですの」

打ち止め「なんなんだろ、ってミサカはミサカは18264号に訊いてみる」

18264号「何のことはありません、UNOやらお菓子やらです、
     とミサカは13874号の言い方の悪さに失笑します」


女将「何名様ですか?」

一方通行「アー、っと……7名。部屋は2つで」

女将「かしこまりました。何泊ですか?」

一方通行「1泊。金はカードで先に払いたいンだが」

女将「ああ、使えますよ。ではお預かりいたします」

手続き完了

女将「お客様のお部屋は301号室と302号室になります。
   こちらがキーになります、ごゆっくりどうぞ」

一方通行「あァ」


上条「……なんつうかさ、『カードで先に払いたい』ってすげえ……かっけえ……」

美琴「アンタには一生無理ね」

上条「何万円なんだろう……朝食つきか否か……」

打ち止め「ふたりとも何話し込んでるのーおいてっちゃうよー
     ってミサカはミサカは声をかけてみる!」


17600号「すみませんさっきの人の隣の部屋空いてますか、とミサカは訊ねます」

女将「? はい。303号室でよろしいですか?」

17600号「ありがとうございます、代金は後でさっきの人が帰るときに払います、とミサカは告げます」

女将「は、はぁ……」


867:xdBlkEso
スネークひでぇ

868:x3iaKEAO
旅館の人は同じ顔が4人+αで混乱中だな

870:hvL/P.DO
スネークwwwwwwwwww



86.
部屋前

打ち止め「で、結局部屋割りはどうするのってミサカはミサカは期待してみる!」

一方通行「俺ァ誰と一緒でも構わねェけどよォ……」

黒子「おっねえっさま! おっねえっさま!」

上条「上条さんもとりあえずゆっくりしっかり眠れるならどこでも」

インデックス「私はとうまと一緒がいいんだよー」

美琴(いやありえないわこのバカと一緒とかまずありえないわ
   あったとしたら天地が引っ繰り返るわよ)

18264号「……、……」

13874号「おや、どうしました18264号、とミサカは声をかけます。
     ちなみにミサカはMNWの総意に従い上条当麻との相室を希望します」

一方通行「まったくまとまらねェな。こォなったら>>880だァ」


一方通行
打ち止め
上条当麻
御坂美琴
白井黒子
インデックス
18264号
13874号
を適当に301室と302室に振り分けてくれ
泊まる人数8人だったわ


879:投稿日:21:02:39.98 ID:x3iaKEAO
北欧
三重
美琴
黒子

一方さん
打ち止め
上条さん

翌朝幸せそうに永眠してる黒子ルートだな

880:投稿日:21:02:41.13 ID:IU1.UL20
301一方さん、打ち止め、北欧妹

302上条さん、美琴、黒子、三重妹

あ、インデックスは一方さんの部屋で

881:投稿日:21:02:42.06 ID:1maYTKso
一方通行
18264号(北欧)
13874号(三重)
白井黒子

上条当麻
御坂美琴
打ち止め

883:5Ra1OLUo
何故か上条さんだけハブられる

887:Zef4qik0
>>883
ちょっと見たいな、それ

893:x3iaKEAO
一方さんの負担がデカいなwwww

894:sWkKjl.P
うるせえみことと上条がいちゃつくのが見たいんだよ!



87.
一方通行(暴飲暴食シスターまで俺のとこかよォ……)

上条(すまん一方通行、インデックスがなんか喚いたらとりあえずうなぎパイで黙らせて)

美琴(あああああああなんで!? いやうれしいんだけどなんでこんなことになったの!?)

黒子(寮ではない場所でお姉様と一緒……しかもふたりのお姉様!!!!!!)

インデックス「とうまと離れるのは寂しいけど、決まっちゃったししょうがないんだよ」

打ち止め「じゃあ一旦部屋に参りましょうかー
     ってミサカはミサカはあなたの手を引いていっちばんのりー!」

18264号「……、よし、とミサカはミサカはとりあえずガッツポーズ、じゃなくてえっと」

13874号「よかったですね18264号、とミサカはgjサインを出します」


17600号「ふむふむ、なかなか面白い部屋割りになりましたねとミサカは呟き303号室に入ります」ガチャ


301号室

インデックス「ねえねえあくせられーた、夕食と朝食はついてるのかな?」

一方通行「もォ遅ェから夕食はねェよ。腹ァ減ってンのか」

打ち止め「来る途中でいろいろ食べたしそんなにミサカは減ってないよ
     ってミサカはミサカは夕食の不必要さをアピールしてみる」

18264号「そうですね、風呂上りにアイスを食べることを考慮すれば夕食はいりません
     とミサカも上位個体に同意します」

一方通行「オマエは何奢ってもらう前提で話進めてンだァ!」

インデックス「他のふたりはおなかすいてないって言ってるけど、
       私は何か食べないと死にそうなんだよ!」

一方通行「死にそうなやつはンな大声あげねェよ。他の客の迷惑考えろ」


302号室

上条「ひっろいなーこの部屋。すげえ、備え付けのお菓子もある」

美琴(いいいい一緒の部屋一緒の部屋つまりえっと布団となりで寝るってことよねそういうことよね)

黒子「ではまず布団の敷き方から決めたいと思いますの。
   類人、失礼、上条さんは一番端の窓際ですの」

13874号「でしたらその隣にミサカが寝ます、とミサカは挙手します」

美琴「ぅえ!? え、えっと、その」

黒子「ではその隣に私が寝ますわ。お姉様はドア側でお願いしますの」

美琴「~~~っ!」

黒子(類人猿の隣に誰が寝させるものですか!
   お姉様ふたりに挟まれて眠る至福はこの白井黒子がいただきますの!)


303号室

17600号「三重にきてからその仕事が輝きを増している
     13874号にミサカは賞賛の拍手を送ります」パチパチパチ


895:ssV8mKs0
スネエエエエクwwwwwwwwwwwwwwww

897:CqW.2jgo
17600号は私情を挟まずスネークに徹するまさにプロだな

899:xdBlkEso
こう我慢してると最後にスネーク暴走しそうだ



88.
301号室

インデックス「おなかすいた! とりあえず備え付けの煎餅全部食べてもいいかな!」バリバリモシャモシャ

一方通行「いいかな、ってオマエ決定権相手に与えてねェだろォ」

打ち止め「おおー! ふとんが押入れにつまってるねってミサカはミサカは驚愕してみる。
     これは自分で敷くのかなってミサカはミサカは考えてみたり」

18264号「いえ、確か風呂に行っている間に旅館の方が敷いてくれるはずですが、
     とミサカは上位個体の問いに答えます」

一方通行「アー、そォいや温泉ねェ……タンスには何が入ってンだ?」

ストンッ

インデックス「あっ、中に浴衣が一式入ってるんだよ」

打ち止め「わーいしかもミサカサイズもある!
     これ着てもいいのってミサカはミサカは訊ねてみる! っていうか今着ちゃう!」

一方通行「着てもイイからここで脱ぐな、……いや俺があっち行ってるからその間に着替え済ませとけ」

18264号「おやおやウブですね、
     とミサカは顔をそむけている一方通行の前でまずブラウスのボタンを外してみます」

一方通行「バカですかァ? オマエらの裸体なンざ見たって興奮しねェンだよ」

バタン

打ち止め「あー、行っちゃったねってミサカはミサカは浴衣を着用しながら呟いてみたり」

インデックス「私はこのままでいいんだよ」

18264号「……ははぁ、裸体でだめならコス萌えですかそうですか、とミサカは考えます」


302号室

コンコン

上条「誰だ? はーい、どうぞー」

一方通行「入るぜェ、ってなンだこの状況ォ」

美琴「はしっこはしっこはしっこはしっこはしっこはしっこはしっこはしっこはしっこはしっこ」

黒子「厳正なる場所決めの結果、自分のテリトリーが確保されたので
   それぞれ荷物を広げているところですの」

13874号「向こうはどうですか、とミサカは逃げ出してきたかのような一方通行に訊ねます」

一方通行「まだ場所決めもしてねェ。
     風呂入ってからでもイイと思ってたンだがよォ……超電磁砲は端か」

美琴「ええそうよ端よそれがどうしたあっはっはー」

一方通行「(崩壊してやがる……めンどくせェ)
     アー、ってェことは、最も襲われやすく踏まれやすい場所だなァ」

黒子「!!!」

一方通行「うちのガキやらシスターやらがこっちに夜中来たりしてよォ、
     一番先に踏まれんなァ超電磁砲ってことかァ?」

黒子「おっ、お姉様! せっかく決めた場所ですけれどもう一度決めなおして、
   というかあの類人猿をドア側に設置するべきですわ!」

上条「白井お前それ俺にひどすぎないか。まあいいけど……つまり、俺が御坂の隣でいいんだろ?」

13874号「ということは、窓側からミサカ・ジャッジメント・オリジナル・上条当麻、
     という順ですね、とミサカは再確認します」

美琴「え、え? ……まっ、まあそこまで言うならその順でいいわよ?」

一方通行「おォおォ、災難じゃねェか三下ァ?」

上条「これくらいの不幸は不幸に入らないんですよ、上条さんは」


303号室

17600号(ガッデム! 13874号はいい働きをしていたのに……まあいい、
     いざとなったら襲い掛かるまでのこと、とミサカは聞き耳を立てつつ計画を練ります)


902:sWkKjl.P
一方さんいい人過ぎて泣きそう



89.
302号室

上条「ん? そういえばなんで一方通行はこっちに来てるんだ?」

一方通行「隣は今ガキ共が着替えてンだよ。タンス開けたか、あの中に浴衣入ってンぞ」

黒子「まあ! お姉様! おそろいですわ!」

美琴「元々制服なんだからおそろいじゃない。でもこの浴衣可愛いかも……」

13874号「ミサカ達も着替えたいのですが、とミサカは男性陣に退室を促します」

上条「あ、そ、そっか! ごめん!」

バタンッ
ズダダダッ

一方通行「……あいつはウブだなァ」

美琴「すましてないでアンタも出て行くの!」

一方通行「言われなくても出てくっつのォ」

バタン

一方通行「で、三下はどっか行っちまったし、やることもねェし……」


303号室

コンコン

17600号「……? 女将さんでしょうか、とミサカはドアを開き――」

一方通行「よォ、『スネーク』さン? コソコソ人の後ついてきやがって、襲われてェのかァ?」

17600号「!!!」


911:CqW.2jgo
さすが一方さんやで!

912:l9hWVnMo
気付いてたw
一方さんスゲーwww

914:YNGxQUDO
気付いてたか一方さんすげぇ

915:x3iaKEAO
20000号なら悶死するな



90.
303号室

17600号「なぜわかった、とミサカは連続ドラマの犯人のように鋭い眼差しを一方通行に向けます」

一方通行「そっりゃァ、ドライブスルーやらドライブインやらで同じ車見てりゃわかンだろ。
     オマエ、自分ひとりであの軽自動車運転してきたのかァ」

17600号「……スネークたるもの、運転くらいできないでどうします、とミサカは淡々と告げます」

一方通行「まァなンだ、オマエら妹達は随分運転技術が高ェンだな、ってことにしといてやらァ。
     けどよォ、姿もろくに見せねェで金だけ払わせよォってのは甘ェなァ?」

17600号「……、……だってお金ないもん、とミサカはうずくまってみます」

一方通行「あン?」

17600号「金ない。金ほしい。あとうまいもん食いたい。
     そのためにスネークとしてやってきたのです、とミサカは言ってのけます。
     でももう遅いですね、バレた以上ミサカはここから立ち去ることにします」

一方通行「オイオイ、誰もオマエの逃亡は許してねェぞ。来ちまったもンはしょうがねェだろォ」

17600号「バレたスネークなんてスネークじゃありません、とミサカは断言します」

一方通行「普通に三重旅行にきた、じゃいけねェのか」

17600号「……?」

一方通行「こっちはあのクソガキ護るって決めたときから
     オマエら全員も護る対象に突っ込ンじまってなァ。
     どォせ口座にあったって大して使わねェ金だ、一室分増えたって変わんねェ。
     めンどくせェからオマエも泊まってけ。
     ついでに夜あのガキ共の相手しろ、喧しくて敵わねェ」


大浴場前

上条「しまった、慌てすぎて着替え忘れた……取りに行かなきゃなあ……」

ササッ

上条「? 今なんか見知った人影が男湯のほうに向かった……いやまさかなあ」

20000号(やっべえええええ見つかりそうだったじゃねえかぁあああ!
     ギリギリセーフ! ギリセーフ! とミサカはにやけつつ男湯に身を潜めます)


919:CqW.2jgo
一方さんカッコよすぎる

920:VsPdDUQo
流石20000号

922:PE3Il4Ao
この一方さんかっこよすぎだろう…
スネークばれたwwwwww

923:PE3Il4Ao
ちょっと一方さんのこのかっこよさなんなの…
助手席で寝てからなんか別人じゃないかwwwwwwww

925:xdBlkEso
またフラグ立てやがった!



91.
301号室

打ち止め「着替え完了ってミサカはミサカはくるりと回ってみたり!
     あ、でもあの人がいないから見せられなくて残念かも
     ってミサカはミサカはちょっと落ち込む」

インデックス「どうせ大浴場で会うに決まってるんだよ。混浴ってあるの?」

18264号「たしか一応混浴はあった気がします、とミサカは記憶を辿ってみます。
     でもどうせ武器にならないんじゃしょーもねーなちくしょうめ、
     とミサカは地団太を踏みま、いえなんでもありません」

打ち止め「あの人がここに戻ってくるかどうかわからないし、
     あの人の分のタオルも持っていってあげようかな
     ってミサカはミサカはタオルを探してみる」

インデックス「あうーおなかすいたんだよー、もうとっとと温泉行っちゃおう」

18264号「……一方通行の分の浴衣も一応持っていって恩でも売ってやるか、
     とミサカは男物の浴衣を選びます」


302号室

美琴「へ、変じゃない?」

黒子「いいえっ、とっても見目麗しくて黒子は誇らしいですの!」

13874号「浴衣は着慣れませんね、とミサカは呟きつつ
     オリジナルとジャッジメントにタオルを手渡します」ポス

美琴(浴衣着てあいつの前に立つとか恥ずかしいけどでもこれは意識させるチャンスよ美琴!)

ガチャ


数分後

17600号(まさか一方通行にバレるとは予想外だった、さすがは腐ってもセロリといったところか……
     でもミサカはあんまりセロリ好きじゃないです、とミサカはこっそり呟いてみます)

17600号「さすがにオリジナル達とばったり会うのは避けたいので、
     後でゆっくり温泉に浸かるとします、
     とミサカは隣の部屋が誰もいなくなったことを確かめつつ、忍び込みます」

上条「あー着替え着替えっと……あれ、開いてる?」

17600号「(人の気配、しまったさっき一方通行に説教されてから油断した!)
      ミサカは13874号です! って、た、ターゲット……?」

上条「お、お前も着替え忘れたクチか?
   よくあるよなー、ところで13874号は浴衣着ないのか?」

17600号(しかも信じてやがる! いやまあミサカ達は見分けつかないと思うけど
     ここは三重っぽく振る舞うべきか!?
     とミサカは思わぬ展開にびくびくしつつ平静を装います)


92.
302号室

上条「それにしても、俺はてっきり一方通行とふたりで同室だと思ってたんだけどさ」

17600号「はあ、とミサカはとりあえず頷いてみます」

上条「まさかお前達と一緒だと思わなかったよ。上条さんプチハーレムだなこりゃ」

17600号(そういう見方もあるのか、とミサカは納得します)

上条「お、あったあった。せっかくだし浴衣着るかなーっと」

17600号「(はっ、まずい。このままではターゲットのノリに流される)
     それではミサカは準備万端なのでお先に行かせていただきます、とミサカは部屋を出ます」

上条「おう! またあとでなー」

バタン

上条「……あれ? そういえば俺が出て行ったときって
   13874号はすでに浴衣を手に取ってたよな……なんでまだ制服だったんだ」


303号室

17600号「あっぶねあっぶねー、とミサカはため息を吐きます。
     上条当麻が鈍いおかげでバレずにすんだけど、とミサカは彼の鈍感さに救われました」


三重旅行スネーク 5追跡目

1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka17600
今宿ついた
隣とれた

2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka10032
さすがスネーク
標的のほうは?

3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka17600
13874号号が無事に同じ部屋の権利を得た
あと一応盗聴器とカメラトイレにしかけてきた

4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka12387
ちょwwwwww
スネークやりすぎだろjkwwwwwwwwwwwwwww


もっとやれ

5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka20000
ところで俺いなくなってそっちどうなの?

6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka17600
>>5
みんな普通だが13874号号は相棒いないと寂しいって言ってたぞ
会いに行ってやれ

7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka10888
(;∀;)イイハナシダナー

8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka19331
ていうか上条浴衣なんだな?そうなんだな?
うpするんだよな?な?

9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka17600
つhttp://up3.misakaloader.net/kmjo/src/mie091020.jpg

10 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします[sage]ID:Misaka10032
スネーク仕事早すぎワロタ
ていうか上条浴衣の帯の結び目おかしいwwwww
だがそこがいい


93.
大浴場前

一方通行「……まァ、三下を待つ必要もガキ共を待つ必要もねェンだがよォ」

打ち止め「あ、いたいたー
     ってミサカはミサカはのれんの前で突っ立っているあなたにタックルをかましてみる」

一方通行「うぐッ!? クッソガキが……なンだァ、そのタオル」

打ち止め「えっ使わないの? あなたのために持ってきたのよってミサカはミサカは押し付けてみる」

18264号「ついでにセロリの浴衣も持ってきてやったんだありがたく思えよ
     とミサカは浴衣を差し出します」

一方通行「俺ァ浴衣なンて着ねェぞ」

18264号「……デスヨネー、とミサカは浴衣を放り投げま」

一方通行「だから待て。持ってきたンなら着る。寄越せ」

インデックス「おおー、あくせられーた男前なんだよ」

打ち止め「あなたの普段の服以外の姿は見たことないからちょっとわくわくするね
     ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」

美琴「あ、もう来てたのアンタら」

黒子「小さいお姉様素敵ですの可愛いですの
   襲ってしまいたいくらいですの食べてしまいたいですのぉぉおおっ!」ギュー

打ち止め「うわわわってミサカはミサカは抱きしめられて呼吸困難……」

13874号「おや、一方通行もあとで浴衣を着用するのですか、
     とミサカは彼が手にしている紺色の浴衣に目をとめます」

一方通行「誰かさンが気ィ利かして持ってきたからよォ。たまにゃイイだろ」

上条「おーいっ、あれみんないるし」

美琴「アンタは遅すぎんのよ! ってしかもゆか、浴衣着てるし!」

上条「ああ、部屋にあったから着ようと思って。似合ってるか?」

美琴「に、あ、ってなくもないわ!」

一方通行(これがこいつの精一杯、ってかァ?)


上条「女性陣の入浴時間が長いっていうのは決まりきっていますからね。
   上条さん達は上がり次第売店あたりうろついてますよ」

一方通行「クソガキ、浴場で走ったりバタ足したりすンなよォ?」

打ち止め「ミサカはそんなはしたないことしないもん
     ってミサカはミサカは頬をふくらませてみたり!」

一方通行「ほォーお? 打ち止めちゃンはこの俺と風呂に入った日のことを忘れてンだなァ?」

18264号(なん…だと…? 風呂? なにそれ風呂? え、なにそれ風呂?
     ふろってなんだっけ? とミサカは冷静に考え込みます)

美琴「風呂ってアンタら……一方通行、アンタ本当にロリコンなの」

一方通行「ちげェよ。
     黄泉川が一緒に入ってクソガキの面倒見ろっつったから仕方なく入っただけだァ」

13874号「だそうですよ、とミサカは放心気味の18264号号の肩をぽんぽんと叩いてみます」

黒子「いえいえいえいえそれだけではありませんわよね?
   お姉様の幼少期を髣髴とさせる愛くるしいお顔に未発達の体……
   それを見てあなたは発情しなかったと言い切れるんですの!?」

インデックス(ツインテールが若干メドゥーサみたいになってるんだよ)

黒子「言い切れるわけがありませんわ。こんなに可愛らしいのに!
   ふにふにのほっぺや白い肌! ぴょんと立っているアホ毛っ!
   なにより自分に絶対的信頼を置いてくれる幼女ですのよ! 発情しないわけが」

一方通行「まったく発情しねェどころかお湯かけられるわバタ足するわでイラつきましたが何かァ?」

打ち止め「断言されると泣きたくなるかもってミサカはミサカはお姉様の胸を見つめてみる」

美琴「ちょっと待てコラ」


941:v2k9pO6o
画像が見てみたいぜ・・・誰か俺に黒のチョーカーを!
もしかしたらMNWにつながるかもしれん!!

943:mBQKmeE0
>>941
チョーカーは無いけど犬の首輪ならやるぞ

944:vjJImyco
縄しかねぇわ。これ巻いてぶら下がってろ

945:Jx7W4oAO
ネギ巻いて寝とけ

948:vjJImyco
18264号かわゆすなぁ

949:Jx7W4oAO
浴衣は胸が小さい方が似合うんだぜ……と、ミサカはハードボイルドに負け惜しみをいってみます



94.
13874号「まあまあ言い争うのはやめときましょうとミサカは仲介役を買って出ます」

美琴「……考えてみたら温泉に来たのよね。こんなとこで喧嘩してる場合じゃないわ」

18264号「そうです、ここの温泉はお約束のように混浴もありますから、
     とミサカは暗に入りに行こうぜ、と言ってみます」

黒子「んまぁ! 混浴だなんてしなくてもいいですのに、ねっお姉さ……お姉様?」

美琴「混浴こんよくこんよくこんよくこんよくこんやくこんにゃくこんにゃ」

上条「まあなんだ、その、混浴って嫌だろ? 俺行かないからさ、安心してくれ御坂」

美琴「こんにゃ、!?」

上条「俺と一緒に入るの嫌だと思うし、他にも客いるかもしんないけど。上条さんは男湯で十分です」

13874号(あっちゃー、とミサカは上条当麻に軽く失望します)

美琴「そっ、そうよねぇ! ていうか私もアンタと一緒に温泉とか入りたくな」

一方通行「はァア? オイオイなァにふざけたことほざいてやがンだ三下ァ」

上条「はい?」

一方通行「温泉に来たンですよォ俺達は。
     ンで俺が金出すっつってンのにオマエは混浴で露天風呂も楽しまねェってのかァ?
     出資者前にそれはねェよなァ。第一俺は混浴に行くンだぜ」

打ち止め「あなたが行くならミサカも行くよ
     ってミサカはミサカはテンションマックスで拳をつきあげてみるー」

黒子「小さいお姉様が行かれるのでしたらわたくしもお供しますわ」

18264号「まあミサカも行ってついでにもやしボディ見てやるよwwwwww
     とミサカも参戦します」

上条「え、えーっとこれは、どんな状況なんでせうか」

一方通行「四の五の言わずにオマエも混浴行くって言やァイイだろォがよ。
     つうか行かねェってンなら引きずってくぜェ?
     さすがにひとりで混浴行きたかねェからなァ」

インデックス(よくわかんないけどあくせられーたが
       とうまを混浴に行かせようと必死なのはわかるんだよ)


13874号「一方通行の言うことも一理ありますね、とミサカは同意します。
     ここの温泉の露天風呂は混浴のみ、
     ですがその分景色はとても美しくロマンチックだと評判です。
     この宿に泊まるなら堪能しなきゃ損です、とミサカは説明します」

上条「あれ、さっき制服だったけど着替えたのか?」

13874号「? 最初からミサカは浴衣でしたが、とミサカは女の子らしさをアピールします」

一方通行「オラ、景色もよけりゃ露天風呂は混浴しかねェってンだ。
     入らないほうがおかしいだろォが」

上条「うーん、でもな」チラ

美琴「!! そ、その、アンタが入ろうが入らなかろうがどうでもいいのよ?
   私はちょっとその景色を見たいだけで!」

黒子(お姉様、ツンデレにも程がありますの)

一方通行「あーもったいねーなーこんよくーおとこどうしだけとかきついわー」

上条「……まあ、御坂達が気にしないっていうなら、いいんだけどさ」

打ち止め「じゃあじゃあミサカは早速女湯にダーッシュ!」

インデックス「あーっ私も行くんだよ!」

ダダダダッ

一方通行「……ガキが暴走したら止めろよォ?」

18264号「土下座して頼むんだったら聞いてやってもいいけど、
     とミサカはふんぞり返って提案します」

一方通行「アー、頼むわ13874号」トン

13874号「了解しました、とミサカは頷きます」


95.
男湯(脱衣所)

一方通行「貸切っぽくねェか?」ヌギヌギ

上条「だな。人影ないし……時に一方通行さん、
   あなたの手の中の小さい容器には何が入っているんですか」ヌギヌギ

一方通行「あン? シャンプーリンスボディソープ、あと洗顔料」

上条(あれか、使い慣れてるやつじゃないとだめな人か)

一方通行「むしろ俺ァオマエがなンで手ぶらなのか訊きてェ」

上条「いや、こういうとこって備え付けのあるんじゃないかなーと」

一方通行「……とことン節約精神発揮してくンのな、オマエ」ガサゴソ

上条「ん? なにカゴの中漁ってんだ?」

一方通行「シャンプーハット探してンですよォ」

上条「……、……」

一方通行「ンだァ、その目。シャンプー侮ってンじゃねェぞ」

上条「うん、わかった。もういいわかったから」


女湯(脱衣所)

打ち止め「浴衣は脱ぐのが楽なのねってミサカはミサカはさっさと浴場に突っ走ってみたりー」

インデックス「待つんだよー! 私が一番乗りになるの!」

13874号「さて、ミサカも手早く脱いで手早く温泉に浸かりたいところです、
     とミサカは準備万端で脱衣所を後にします」

黒子(お姉様の全裸×3……、いいえ、掛け算どころか累乗……!)

美琴「なににやついてんのよ。早く行くわよ」

18264号「オリジナルの胸とミサカの胸に寸分の差もありませんね、
     とミサカは残念に思いつつふたりの後を追います」


男湯

一方通行「へェ、なかなか広ェじゃねェかァ!」

上条「うわっ、マジで貸切じゃん。すげえな三重!」

一方通行「先に体洗っとくか。ここにボディソープの備え付けはねェらしいが、どォするよ?」

上条「……一方通行様貸してくださいお願いします」

一方通行「カカッ、ほらよ」ポン

上条(けっこう冗談とか言うんだよな、こいつ……って早速シャンプーハット使ってらー)


女湯

インデックス「貸切! 貸切なんだよ!」

打ち止め「身内以外いないならいいよねってミサカはミサカは湯船に飛び込んでバタ足してみる!
     ばしゃばしゃ!」

美琴「こら、こっちにまでお湯が飛んでくるでしょ!」

黒子「お姉様と小さいお姉様がお戯れに、しかも全裸――
   でも甘いですわ、これしきのことで意識を失っていたらこの先耐え切れませんの」

13874号「すみませんジャッジメント、ボディソープお借りしてもよろしいですか、
     とミサカは彼女に問いかけます」

18264号(そういえば一方通行も自分の持ってきてたし、上位個体も持ってきてるし、
     同じシャンプーなんでしょうか、とミサカは考え込みます)


男湯(トイレ)

20000号(なにやらふたりの会話が途切れ途切れ聞こえてきますが、
     おおっとついにシャワーの音が聞こえてまいりました、
     とミサカは期待で胸を一杯にしつつ、
     いつトイレから出て清掃員のふりをしようかと思い悩みます)


995:Jx7W4oAO
ナチュラルに20000号居るなww

996:z/br/Pko
一方さんかわいいなww



96.
男湯

一方通行「……、便利だなァ……」ワシャワシャ

上条(恍惚としてるけど、シャンプーハット使うのって子どもくらいだよなー)

一方通行「そォいやオマエの髪ってウニみたいだよなァ」

上条「いきなり何言うんだお前は! これでも一応ワックスとか気ィ使ってるんですよ!?」

一方通行「寝癖とかどォなンだ? うねるのか?」

上条「普通だよ! 何でそんなに興味津々なのお前!」

一方通行「俺ァ寝癖とかなったことねェし、興味深いンだよ」

上条「それもベクトル操作かぁぁああ! シャンプーハットよりお前の能力のほうが便利だっつの!」


女湯

ソレモベクトルソウサカァァアア

黒子「んまぁ、類人猿の下品な叫び声ですの」

美琴「よくわかんないけど、あっちはあっちで仲良くやってんのね」

打ち止め「あの人の能力は確かに便利かもってミサカはミサカは頷いてみる。
     寝癖あってもすぐ直っちゃうし、その気になれば一気にパーマかけたみたいにできるし、
     ってミサカはミサカはあの人の美容院いらずを羨んでみたり」

18264号「……パーマをかけた、一方通行……、想像したら気持ち悪すぎです
     とミサカは顔を手で覆います」

13874号(隙間から見える肌の色は真っ赤ですね
     とミサカは18264号号が満更でもないらしいことを悟ります)

インデックス「短髪ーシャンプー忘れたから貸してほしいんだよ」


97.
男湯

カポーン

一方通行「アー、やべェ、すげェイイ湯だわこれ」

上条「ふう……日常の疲れが癒されるぜ……」

一方通行「毎日あのシスターと一緒ってなァけっこうめンどそォだよなァ」

上条「わかるか? 毎日毎日朝から晩まで『とうまー、ご飯は? ねえご飯は?』で、
   ちょっと女の子と話しただけでガブリだからな。
   おかげで俺の頭は本当にウニになっちまいそうだ」

一方通行「ウニになったら間違いなく噛み付かれるどころじゃすまねェな。食われる」

上条「あーちくしょー……いい湯だなあ」

一方通行「なンかあったよなァ、いい湯的な歌がよォ」


女湯

インデックス「ババンババンバンバン♪」

打ち止め「アビバノンノン♪」

インデックス「ババンババンバンバン♪」

打ち止め「アビバビバビバ♪」

美琴「ねえこの湯って何か効能あるの?」

13874号「美肌とかそこらへんじゃないでしょうか、
     とミサカは実にアバウトな答えを返します」

18264号「ゆるいパーマのかかった一方通行……
     いやだめだそれはだめだとミサカは否定します」

打ち止め「案外似合うと思うけどなってミサカはミサカはオシャレパーマ一方通行を肯定してみる」


男湯(トイレ)

20000号「男装すればバレない? いやでもマッパになるんだしやっぱり清掃員か……
     アフロか何か持ってくるべきでしたとミサカは変装道具のない自分に辟易します」


98.
女湯

黒子「お姉様、わたくしボディソープを『ついうっかり』忘れてしまいましたの。貸してくださいな」

美琴「いいわよー、適当に使って」

打ち止め「ミサカも持ってるけどお姉様の借りたいな
     ってミサカはミサカはお姉様に上目遣いで頼み込んでみる!」

美琴「どーぞどーぞ、ってかいちいち許可取んなくてもいいわよめんどくさい」

18264号「……上位個体、その、シャンプーとか一式貸してください、
     とミサカは意を決して頼みます」

打ち止め「いいよーってミサカはミサカは13874号号に髪を洗ってもらいながら許可を出してみたり」

13874号「はーい今からシャワーかけまーす、目をつむってくださーい、
     とミサカは上位個体に宣言しつつシャワーで彼女のシャンプーを洗い流します」

18264号(べつにこれが一方通行が使用しているものと同じとは限らないし
     そもそも同じブランドのシャンプーを使ったところで
     どうというわけでもないだろとミサカは考えます)

インデックス「ふいーすっきりー。あれ、毒舌なんで顔赤くなってるの?」

黒子「同じ香り、に酔うのもまた一興ですわ」

18264号「!?!?」

黒子「あら図星ですの、と言いたいところですがわたくしも同じ穴のムジナですわ」

美琴「……黒子、アンタそういえば自分のバスグッズ一式しっかり持ってきてたわよねぇ……?」


男湯(脱衣所)

20000号「清掃中の看板を立てておいたので他の男性が来ることはありませんが、
     とミサカは自分の計画的犯行っぷりに感動します」

20000号「しかし、このまま浴場に行っても痴女扱いもしくはスルーですね、
     とミサカはどちらにしても楽しめる自分の万能っぷりに感動します」

20000号「でもなー、せっかくだし変装してバレないように清掃員として観察したいなー、 
     とミサカは欲望を曝け出します」

ガララララ

20000号「? 誰でしょうか、来るはずないのに、とミサカは何食わぬ顔で出迎えま――!」

17600号「どうもプロスネークこと17600号です、とミサカはMNW随一の変態こと
     20000号に挨拶をし、自分のスペシャルグッズを手渡します」


15:mBQKmeE0
プロスネークと変態が手を組んだ・・・だと・・・!

16:Jx7W4oAO
流石プロスネークさん。男湯まではミサカの目が届かないから変態をカメラ代わりにするんですね



99.
男湯

一方通行「そろそろ露天風呂でも行くか、先客がいるかもしれねェが」

上条「え、あ、もう行くのか? えー、あの、心の準備とかさ」

一方通行「ンなもンいらねェよ。タオル巻くだろォが」

上条「それはそうだけどな! でも一応あいつら年下だけど異性だからな!」

一方通行「まァ、べつに年上の女の裸でも簡単には発情しねェけどよォ」

上条「何お前そういうベクトル操作までできるのかよ? すごすぎだろ」

一方通行「そういうベクトル操作ってどォいうベクトル操作だコラ」ザパッ

上条「……いやあ、白いですよね」

一方通行「どォこ見て言ってンですかァ上条くン? オラ、とっとと行くぞ」

上条「いやだから上条さんは紳士だけれどもさすがに裸とか見たらどきどきするし
   勃起勃起しかねないっていうかあの」ズルズルズル

一方通行「あン?」

上条「なんで一方通行はしっかりタオル巻いてるのに俺は露出したまま行かなきゃいけないんだ!」

一方通行「あ、ワリ。素でお前の下半身のこと忘れてた」


女湯

打ち止め「もうそろそろあの人が飽きて露天風呂に行く頃合かな
     ってミサカはミサカはあの人の行動を先読みしてみる」

美琴「あーそうなのーほんとーじゃあしょうがないしいこっかー」

黒子「お姉様、緊張なさっているのがバレバレですの。
   そこまであの殿方と鉢合わせするのがお嫌なら無理に行かなくても」

インデックス「みんなでいったほうが楽しいに決まってるんだよ」

13874号「もしかしれば上条当麻はこないかもしれませんね、
     とミサカは一方通行が説得できなかった場合を考慮します」

18264号「その場合はセロリもこないのでしょうか、とミサカはちょっと疑問を抱きます」


19:Jx7W4oAO
一方さんは下の毛もしあbbbbbbbb

22:mBQKmeE0
でも大きすぎると上位個体のナカにおさまりきらnあばbbbbbbbbbbbbb

24:ny8HnC.o
ぶっちゃけ一番見たいのはインデックスの全rあbbbbbbbbbb

25:ER2fBkAO
温泉でうっすらピンク色になったセロリたんの肌ペロペロしあbbbbbbb

29:t8kTyEDO
シャンプーで涙目のセロリたん押し倒してタオルを奪いたあbbbbbbb

23:pe8pIMDO
なんて20000号だらけのスレなんだ



100.
男湯(脱衣所)

17600号「いくらミサカがプロスネークだと言っても流石に中までは行けないので代行は任せました、
     とミサカは手をあげてハイタッチを要求します」

20000号「おk任せろ、とミサカはレインボーアフロを冠り
     ちょび髭を蓄えサングラスを装着しつつ17600号の手に手を重ねます」

パンッ

17600号20000号「「交・渉・成・立!」」


男湯

ガララララ

20000号「ずびばぜん、ぜいぞういんのものでずがあ、……ってあれ? 誰もいねえし!
     とミサカは声を変えてまで別人を演出したのにもぬけの殻である浴場を見て呆然とします」


露天風呂

一方通行「お約束っちゃお約束だけどよォ。湯気で周りがかすンでやがる」

上条(これならなんとかやり過ごせそうだ、よかった)

打ち止め「あれ、やっぱりもういたのねってミサカはミサカは猛ダッシュしてざっぱーんっ!」

バシャーン

一方通行「うぐァ……ッ! クソガキオマエふざけンなよお湯が目に入っただろォが!」

打ち止め「えへへーごめんなさいってミサカはミサカは可愛らしく舌を出して謝ってみたり」

一方通行「ちっとも可愛くねェンだよ。ンで? 他の連中はどォしたよ」

打ち止め「お姉様達は来るか来ないかでちょっともめてるのってミサカはミサカは密告してみる。
     でもそっちのあなたがいるなら最初から来たほうがよかったのにね
     ってミサカはミサカは苦笑してみたり」

上条「へ、俺?」

一方通行「チィ、これだから女はめンどくせェ。超電磁砲共を呼ンで来い、三下もいますってなァ」

打ち止め「りょうかーいってミサカはミサカはちょっと女湯に戻ってみる!」

上条「え、おい呼んでくるのか? 来たくないんじゃないのか?」

一方通行「嫌よ嫌よも好きのうち、って言うだろォが。女ってェのはそォいう生き物なンだよ」

上条「……一方通行、お前も色々大変なんだな」

一方通行「はァ?」

上条「確かに悪人面だけどさ、さっきのいい湯だなーってときの顔は輝いてたよ、お前。
   うん、モテると思う。上条さんもモテたいですよ」

一方通行(超電磁砲の気持ちはまったく届いてねェのか、こいつ……)


101.
女湯

打ち止め「というわけで、ツンツン頭のヒーローも混浴にいたよ
     ってミサカはミサカは報告してみる。
     じゃあミサカはあの人と遊んでくるね
     ってミサカはミサカはまたまた混浴にいってきまーす!」

美琴「……、……」

黒子「お姉様? どうしましたの?」

18264号「仕方ないんでミサカが偵察がてら行ってきます、
     仕方なく、とミサカはさっさと女湯を出ます」

13874号18264号号がぶっ倒れたときに介抱しなければならないので、
     とミサカも彼女の後に続きます」

インデックス「とうまがいるなら行ってこようかなー」

美琴「……、……」プシュゥ

黒子(緊張のしすぎでへたり込んでしまいましたの)

美琴「……く、ろこ」

黒子「はい! なんですの、お姉様」

美琴「いき、たいんだけど、さ……」

黒子「どうしましたの?」

美琴「ちょ、ちょっとだけ、ちょっとだけよ? は、だかをね、想像したら、もう、立てない……」

黒子(これがわたくしに対しての言葉だったら全力で抱きしめてしまえますのに
   あの類人猿めぇぇぇえええええ!!!)


女湯(脱衣所)

17600号「あーそろそろ入りたいなあ、とミサカは呟いてみますが
     オリジナルが無事に露天風呂に行くまでは待機しておこうと決心します」


露天風呂

13874号「ふー、景色が最高ですね、
     とミサカは両腕をしっかり端っこにかけながら呟きます」

一方通行「ア? オマエ来たことなかったンかよ」

13874号「口コミでしか知りませんでした、とミサカは言ってのけます。
     そもそも研究所からあまり出ませんから、とミサカは付け加え……
     おや、18264号号が別の世界に行っていますね」

18264号「セロリもやしセロリもやしセロリもやしセロリもやしセロリもやしセロリもやし」

打ち止め「精神統一のひとつだねってミサカはミサカは感心してみたり」

一方通行「どこがだァ? ありゃどう聞いても俺を馬鹿にしてンだろォが」

インデックス「バタ足バタ足なんだよ」バシャバシャ

上条「あーもうやめろインデックス! 今は他の客がいないからいいけど!」

一方通行(どこのガキも変わンねェ……)

打ち止め「なんでミサカを呆れた目で見るの
     ってミサカはミサカはおとなしくしていることをアピールしてみる!」

一方通行「おーおー偉いですねェ打ち止めちゃン」ワシャワシャ

打ち止め「だからなんでわざとらしく髪を掻き乱すの
     ってミサカはミサカは怒ってみるけど嬉しかったり」

18264号「あ、……
     (いいなあ……って違う違うむしろあれ上位個体ざまあwww
     なとこだろとミサカは自分に言い聞かせます)」

13874号「一方通行、18264号号もおとなしくしてますよとミサカは進言してみます」

一方通行「あン?」


102.
露天風呂

18264号「ミサカはもともとおとなしいんですけどね、
     とミサカは冷めた目で上位個体の頭に手を乗せたままの一方通行を見ます」

一方通行「オイコラ、オマエのどこがおとなしいってンだ?」

13874号「ほらほら、そんな彼女が今は静かにしてるんです
     とミサカは一方通行を急きたててみます」

一方通行「……?」

18264号「べつに客に迷惑だからとかそういうことを考えているわけではなく
     ミサカはTPOというものを弁えられる分別のある大人の女なので、
     とミサカは前置きをしておきます」

打ち止め(13874号号はみんなに優しいのねってミサカはミサカは感動してみる。
     この人は大切な人だけど、18264号号だって大切な「お姉様」のひとりだしな
     ってミサカはミサカは考えてみたり)

18264号「決してセロリの前でちょっと静かにしとこうとかたまには落ち着こうとか
     そういう考えに達したわけではありませんとミサカは告げます」

一方通行「……?」

上条「えーっと、つまりあれだろ? 18264号号は一方通行に褒めてもらいたいんだろ」

18264号「!?」

一方通行「……へーェ、俺に。この俺に、褒めてもらいたいンですかァ?」

18264号「んなわけねーだろイキがってんじゃねーぞこのもやしセロ、ッ?」

ポンポン

一方通行「よく騒がずにいられましたね、ってかァ」ニヤニヤ

18264号「~~~ッふっざけんなよこのセロリセロリセロリめ
     とミサカは勢いよく立ち上がりそのまま逃亡します!」ダダッ

インデックス「あー、行っちゃったんだよ」

上条「ってか一方通行、お前わざとやってません?」

一方通行「まっさかァ」

打ち止め「逃げても同じ部屋なのにねってミサカはミサカは苦笑してみるけど、
     18264号号の反応は個性が出てきて面白いかもって思い返してみたり」

13874号「そういえばオリジナルとジャッジメントはまだ来ませんね、
     とミサカはふたりを案じます」


103.
女湯

美琴「よ、よし、行く。行くわよ黒子!」

黒子「ええ、そこまで気負う必要がどこにあるかは存じませんが」

ヒュオッ

18264号「バカセロリアホモヤシバカセロリアホモヤシバカセロリアホモヤシバカセロリ
     アホモヤシバカセロリアホモヤシバカセロリアホモヤシ……ッ!」ズダダダダダダッ

美琴「なに、今の」

黒子「お姉様の妹さんですの。随分真っ赤でしたわ、何か向こうであったのでしょうか」

美琴(こういうときって大抵あのバカが絡んでるのよね)

美琴「急いで行くっきゃないわ!」ダッ

黒子「あ、お待ちになってお姉様! タオル! タオルを巻いてくださいまし!」


露天風呂

上条「なんかこうしてると、補習なんてちっぽけに思えてくるな……」

一方通行「ちっぽけかどォかは知らねェが、あっち戻ったら補習だろォが」

13874号「学生は大変ですね、とミサカは自分がクローンであることに少し感謝します」

インデックス「でもお留守番も大変なんだよ。おなかすくし暇だし」

上条「お前はそのたびに食って寝てテレビ観て、の繰り返しだろ」

打ち止め「シスターさんの生活サイクルとは思えないってミサカはミサカはびっくりしてみる」

インデックス「たまにお祈りもしてるかも」

一方通行「オマエはお祈り<食べること、じゃねェのかァ?」

上条「激しく同意する」

インデックス「ひどいんだよ」

打ち止め「うー、なんかちょっとくらくらするかも、ってミサカはミサカはぐだってみたりー」

13874号「のぼせてしまったのかもしれません、
     とミサカは上位個体の頬が紅潮していることを確かめます」

一方通行「アー、ったく面倒ばっかかけさせやがって」


104.
露天風呂

一方通行「オラ、クソガキ。とっとと上がれ」

打ち止め「でもお姉様達がまだきてないよってミサカはミサカは」

一方通行「向こう見てみろ、ちょうど今走って来てンだろォ」

打ち止め「うーん、目をこらしてもあんまり見えないってミサカはミサカは目を細めてみる」

一方通行「オマエがのぼせて動けなくなったらめンどくせェンだよ。上がれ、抱っこされてェのか」

打ち止め「あなたの口から抱っこだなんて言葉が出てくるとは!
     ってミサカはミサカは喜び半分驚き半分で目を丸くしてみたり」


上条(なんだこの会話)

インデックス(つっこんじゃ負けなんだよとうま)

13874号(ここまで過保護だと感心します、とミサカは呟いてみます。
     おっと、オリジナルとジャッジメントがやってきましたね、
     とミサカは状況説明をします)


美琴「はぁ、はぁ、……アンタは何したのよぉぉおお!」

上条「えっいきなり現れてなんだその言葉っ!?」

黒子「先ほど毒舌気味な妹さんが走り抜けて行きましたの」

インデックス「それなら原因はあくせられーたなんだよ」

美琴「なんですってぇ?」

一方通行「おォやべェこのままだと打ち止めがのぼせて死ンじまう、
     じゃァ後はよろしくやっとけ三下共」ザパッ

打ち止め「あー待って待ってってミサカはミサカは慌ててあなたを追いかける!」

13874号「ええっと、それではミサカもシスターさんと一緒に出ることにします、
     とミサカは一方通行と上位個体の後に続きます」

黒子「え、ちょっ、待ってくださいまし!」

美琴「そそそそうよアンタらここでいなくなるなんてそんなの」

上条「なんだ、ビリビリは浸かっていかないのか?」

美琴「う、う……ッ」


85:X/4GX0Ao
さっすが一方さンやでェ



105.
露天風呂から移動中

打ち止め「ツインテールさん置いてきちゃったんじゃないのかなってミサカはミサカは考えてみる」

一方通行「あン? あのガキは適当に空気読むだろォ……読ンだ上でブチ壊すかもしンねェけどよ」

13874号「今回の旅であなたがオリジナルと上条当麻を
     うまいことくっつけようとしているのがよくわかりました、
     とミサカは隣に並んで話しかけます」

インデックス「短髪ととうま!? えーなんでー!?」

一方通行「喧しいンですよォクソガキ共が。俺ァ見ててイライラするだけだっつのォ」

打ち止め「さすが一方通行、恋のベクトル操作もお手のものー
     ってミサカはミサカはからかってみたりいたたたたたたたた」ギュギュギュギュー

一方通行「そンなに頬つねられてェなら思う存分可愛がってあげますよォ?」ギリギリギリ

13874号「つねりすぎで上位個体がちょっと浮いてます、
     とミサカは一方通行を止める努力をしま――おや、もう男湯と女湯に分かれますね」

インデックス「また後でねなんだよあくせられーた!」ダダッ

一方通行「おォ、騒いで他の客に迷惑かけンなよォ。ガキ、オマエもな」

打ち止め「わかってるもん
     ってミサカはミサカは子どもじゃないことをアピールしつつ、女湯に戻ってみる」


男湯

一方通行「にしても、まさか微塵も気づいてねェとはよォ……災難だなァ、超電磁砲も」

一方通行「もう一回入って、ンでサウナでも使ってみっか。どォせガキは着替え遅ェだろォし」

20000号(さてセロリたんが戻ってきたわけだが
     あいにくひとりごちが聞こえないなぜならミサカはサウナにいるからです、
     とミサカはアフロが蒸れてきたのを実感しつつ相手の出方を待ちます)


チャポーン

一方通行「ふゥ……そォいや20000号は無事に戻れたのかァ?
     たしかノボシビルスクから来たとか言ってたけどよォ」

一方通行「18264号号も北欧戻るときめンどくせェだろォな……
     ってかあいつは北欧のどこ出身だ……?」ザパッ

一方通行「サウナ、ねェ。入ったこともねェぞ、
     まさかとは思うが目に何か入ってきたりしねェよなァ」

スタスタスタ

20000号(なぜか気配がするとても気配がするまさかセロリたん!?
     おおっとレインボーアフロ再確認、オーケー。ちょび髭ずれてない? オーケー。
     サングラスは……ちょっと曇ってるけどまあいいや。
     さあいつでも来るがいい! そしてミサカを踏んでなぶって痛めつけてくださいハァハァ)

一方通行「アー、何なに? 小さいお子様の長時間のご利用はお控えくださいィ……?
     あのクソガキ、使わねェだろォな。大丈夫かあいつ」

一方通行「で、体調に異変を感じた場合はすぐご利用を中止してください、ってか。
     よくわかンねェけどサウナってなァバトルフィールドかァ?」

一方通行「なるほど、そォいえばさっきから異常に湯気やら妙な空気が駄々漏れだなァ。
     上等ォ、サウナパーリィも楽しめそォじゃねェかッ!」


106.
女湯

打ち止め「奥のほうにサウナがあるよってミサカはミサカは13874号号の手を引っ張ってみたり。
     せっかくだし入ってみたいなってミサカはミサカは思いのたけを伝えてみるんだけど」

13874号「数分程度なら構いません、とミサカは譲歩します。
     それ以上利用するとぶっ倒れてしまうかもしれませんし、
     そうなったら一方通行がこわいので、とミサカは内情を告白します」

モワモワ

インデックス「うっわー熱い暑いあついんだよー」

打ち止め「うー……やっぱりもういいや
     ってミサカはミサカはちょっと熱くなってるドアを懸命に押してみる」

13874号「やっぱりまだ上位個体には早いですね、
     とミサカは後ろからドアを開けつつ姉のような気持ちで彼女に微笑みかけます」


男湯(サウナ)

一方通行「よし、開けるぜェ……!」

ギィィーッ

20000号「(キタ――――!!!! どうせバレると思うけど
      ここは形だけでも清掃員のふりして声も変えよう、とミサカは考えました)
     ……ゴホン、どうも、ぜいぞういんでず」

一方通行「ア、そォですか。すンませン、俺ちょっと端っこいるンで使用していいですかねェ?」

20000号「(まさかミサカだって気づいてない?
      確かにレインボーアフロとちょび髭、そしてサングラス着用で
      ちゃんと清掃員の服も剥ぎ取ったからわからないかもしれないこれは好機!)
      どうぞどうぞ、じゃあ温度調節じまずので」

ガチャガチャ

一方通行(この暑い空間でアフロ、か――ただもンじゃねェな、この清掃員)

20000号「(せっかくだし世間話でもしとくか)
      お客様、どぢらがらいらっじゃっだんでずが?」

一方通行「えーっと、学園都、じゃねェ、関東のほうですねェ」

20000号「べえ、関東でずが。どごろでぞの、お客様の性癖をお聞ぎじでもよろじいでじょうが」

一方通行「性へ……? アンケートでも取ってるンですかァ?」

20000号「(しまった本音言いすぎた)
      いいええ、ぞの、ごごで会っだ方にばづいづい聞いでじまうんでずよねー」

一方通行「はァ……性癖ですかァ……」

20000号(まずい疑われているいやバレたときに痛めつけられたり拷問させられたり
     っていうのもおいしいか)

一方通行「性癖、ってェか、肉が好きなンですよォ」

20000号「肉、でずが。ぞんな答えばお客様がばじめででずねー」

一方通行「そォなンですか。ところでそのアフロ、暑そうですよォ」

20000号「ああ、ごればじげなんでずよね。
     お客様ば随分綺麗な白い髪をお持ちでずね、ぢょっど触っでもいいでずがhァハァハァハァ」

一方通行「へ? ああ、いやその、呼吸すげェ荒いンですけど大丈夫ですかァ?」


120:/Na1igSO
まず違和感に気付けww

122:o/hAUIQo
レインボーアフロが地毛とかないだろwwwwww



107.
露天風呂

上条「……、……」

美琴「……、……」

黒子「見てくださいましお姉様! 向こうの山がとても美しいですの!」

美琴「ふぇっ!? え、あ、そうねすごい綺麗ね」

上条「えーっと、そろそろ上条さんは出るので、あとはお嬢様ふたりで楽しんでくださいなっと」

美琴(えっもう行っちゃうの?
   まだ数秒しか一緒にいないっていうかいやこれじゃまるで一緒にいたいみたいなああもおおお)

黒子「あら、もし変な殿方が乱入してきたらどうしますの?」

上条「はい?」

黒子「お姉様はこんなにも見目麗しくていらっしゃいますのよ?
   わたくしだって平均よりは大分高いレベルですわ。
   変質者に襲われたらあなた、責任取ってくださる?」

上条「いや、まずここで襲われるとかはないと思うんだが」

黒子「わかりませんわよ。さ、まだのぼせていないのでしょう?
   わたくし達が出るまでは付き合っていただきますわ、ねえお姉様?」

美琴「ふぁっ!? え、うん、そっ、そうね。アンタまだこの温泉をちゃんと堪能してないでしょ?
   せっかくだから付き合いなさい」

上条「あー、そこまで言われたらなー……わかった。この上条当麻、お嬢様方の御身をお護りしますよ」

黒子(世話のやけるふたりですわ。さて)

黒子「ああ、そういえばわたくし長時間露天風呂に入っていると
   意識不明の重体になってしまう持病を患っておりますの。
   仕方ありません、名残惜しいのですがここはお姉様と類人猿に
   わたくしの分までしっかり温泉とこの景色を堪能していただきますわ」

美琴「え、なにその持病聞いたことないわよって黒子!? ほんとに行っちゃうの!?」

黒子「ええ、すみませんもうすでにふらっふらですのよ。
   ではお姉様、数十分ほど楽しんできてくださって構いませんの――
   でもお姉様がこの黒子といちゃいちゃラブラブしたいのでしたら
   すぐ上がってきてくださいまし!」スタスタスタ

上条「……付き合えとか言っといて行っちまったな」

美琴「……、……」ブクブクブク

上条「うおっ!? み、御坂さん!? のぼせたならもう出るか?」

美琴「(! ここで逃げちゃだめよ美琴! あの悪党である一方通行や
    私に盲目な黒子でさえ協力してくれてるっぽいんだからここで負けちゃだめ!)
   ……まだ、行かないで」

上条「?」

美琴「もうちょっと一緒にいてって言ってんのよ!」


124:ViRUDHA0
………黒子までが

125:pTW61Qko
黒子が思いのほか良い子だった・・・だと・・・

126:wPmxpQDO
久しぶりに美琴がかわいい

127:QtC7QXco
……さすが、空気読める子だぜ、黒子。
このスレで上条美琴が始まるとは、コイツはうれしぃサプライズだぜ。



108.
女湯付近

モウチョットイッショニイテッテイッテンノヨ!

黒子「やれやれ、ですの。わたくしのお姉様を少しの間お貸しするだけなのですから、
   それなりにお姉様をご機嫌にさせてもらわなくては困りますわ」

黒子「そして寝るときはお姉様のお体をこの黒子がしっかり! ぎゅうっと! 
   抱きしめて眠ればいいだけの話ですの。うふ、うふふふふふ……!」


男湯(サウナ)

一方通行「ぜェ、ぜェ……ッ、
     アンタ、ただの清掃員にしちゃ随分戦いなれてる動きじゃねェかァ……!」

20000号「はっ、はっ、……いえいえお客様のほうこそ、とミサ」

一方通行「! 待てよォ、どっかで聞いた声だなァ、それもここ最近ずっと聞いてる声だ」

20000号「なんのごどでじょうがどミ、清掃員は
     お客様の髪に触れようと伸ばしていた手を引っ込めます」

一方通行「その喋り方ァ! オマエ、妹達のひとりだなァ!?」

20000号「むしろ今の今まで気づかなかったセロリたんが天然すぎて萌えー、
     とミサカは発言し華麗にアフロを脱ぎ捨っ、……」グイグイ

一方通行「……何してンだ」

20000号「いや、だからこのアフロを脱ぎ捨ててちょび髭を取ってサングラスを外して
     格好良く決める予定が」グイグイ

一方通行「地毛じゃなかったのかァ!?」

20000号「そこで驚くのかよ、じゃなくてあの、このアフロがほんとに脱げないんですよ
     ミサカは一方通行に助けを求めます」グイグイ

一方通行「……地毛じゃねェとはよォ」

20000号「いえだから早くこれ脱ぐの手伝ってください
     とミサカは切実に要求しつつ、一旦サウナから出ることも考慮します」グイグイ

一方通行「ンだよォ、そのアフロ中までシャンプー染み込むンですかァとか訊きたかったのにさァ」

20000号「なんだよ放置プレイかああそうですか残念でしたね
     ミサカはどんなプレイにも対応してますよとミサカはやけくそで叫びます」グイグイ

一方通行「アー、ていうかそのアフロ脱いだらちょっと貸してくンねェ? 興味わいたわ」

20000号「ミサカの脱ぎたてでいいのならっていうか
     とりあえずこのアフロを脱がせてください限界でふらふらしかけてます、
     とミサカは放置プレイを楽しめない自分にがっかりします」

20000号「ちょっこれマジ脱げねーとミサカはぐいぐい引っ張りつつ、
     動かない一方通行を見つめてみます」グイッグイッ

一方通行「何っていうかさァ、
     アフロ脱げないって騒いでるバカ見ンの初めてだからかもしンねェけど……」

20000号「何を言っているのかわかりかねますがこれマジ脱げないんすよとミサカは」グイッグイッ

一方通行「すっげェ楽しんでるよォに見える。ダンスしてるみたいな。手拍子してやろォか」

20000号「これが第一位、一方通行の本気……なんという焦らしプレイ、
     とミサカは無意識に呼吸が荒くなります」ハァハァ

一方通行(あ、こいつきっと20000号だなァ……面白ェしほっとこ)

一方通行「ンじゃ俺上がるから。サヨーナラ」

20000号「えええ!? ちょっと待ってくださいミサカをこのままに捨て置くつもりですか
     とミサカは、あいたっ! 予告なしに痛い!」ベリッ

一方通行「オラ、うっせェから脱がしてやった。ってェことでこれ借りンぞ」

20000号(脱ぎたてをかぶろうとするセロリたんハァハ、あれちょっと待って)

一方通行「~♪ ~♪」ジャー

20000号「なんで水洗いしてるんですか
     とミサカは一方通行が自分の脱ぎたてをかぶらないことに抗議します!」

一方通行「なンでオマエの使用済み使わなきゃなンねェンだよ。そもそもかぶらねェっての」

シャーシャーパッパッ

一方通行「……! す、すげェ、予想以上だぜレインボーアフロ……オイ見ろよこの泡!
     シャンプー一回でこの泡はすげェ、大したアフロだァ!」アワアワ

20000号「まあそりゃアフロに直接シャンプー垂らしこんで数回揉めば泡も大量に出るだろうな、
      とミサカは未来の泡プレイに思いを馳せます」

一方通行「ひゃっはァァアアア! すげェ泡! これはシャンプーハットいらずだなァ、
     アフロで出来た泡を最初っから使えばシャンプーが目に入る可能性も減る!
     こりゃ画期的だぜェ!」アワアワ


132:tB9Eziso
アフロに興味津々wwwwwwwwwwww

134:aGAcUI2o
この一方さんなんかずれてんなwwwwwwwwww

138:D3mNOADO
このシリーズの一方さんは最初からズレてるだろwwww

139:Njq3RlEo
一通さんたぶんこの旅行いちばん満喫してるだろwwwwww

140:pTW61Qko
このセロリどこで売ってますか?

167:sV4/eFM0※MNWの人です
うひょおおおおお!!!
天然がちょっと入ってる一方さんwwwwwwかっこいいwwwwww
かわゆいwwwwwwwwイエスwwwwww
製作ってwwwwwwww初めて来たけどwwwwwwwwここ天国wwwwwwオウフwwwwww

しかもちょうど温泉に入ってらっしゃるんですね!!!
足拭きマットの役目はお任せください!!!!!

181::名前:>>1
>>167
え、ちょまじであの変態か?
お前変態なの!?

183:rhrHxQDO
>>167
ただ踏まれたいとかナメてンですかァ?
足拭きマットになりたいンだったらさっさとスレ立ててSS書けよ三下ァ!!

191:sV4/eFM0
つうかお前ら全員変態じゃん(笑)
何言ってんのかマジ分かんねーし(笑)

>>181
お願いします
お願いします
お願いします

>>183
すいません!!ここは>>181の変態のスレなんで踏んで頂くの我慢します!!!
変わりに>>181を踏んでさしあげてくださいフヒヒwwwwwwフヒヒヒwwwwww



109.
男湯(脱衣所)

一方通行「……、……」ギュッギュッ

20000号「何をしているんですか、とミサカは足拭きマットを執拗に踏んでいる
     一方通行を不審に思いつつちょっとマットを羨んでみます」

一方通行「ただなンとなく踏ンでみてェと思っただけだ、よッ」ギュッギュギュッ

>>191「うはwwwwww天国wwwwwwwwイエスwwwwwwwww」

20000号(いいなあ踏んでもらえて、とミサカは露骨に羨望の眼差しを向けます)

一方通行「……とまあ、アフロの素晴らしさにやられちまった俺が言うのもなンだけどよ」キュッキュ

20000号「はあ、とミサカは先ほどまでのテンションはどこにいったのかとセロリたんを凝視します」

一方通行「オマエ、なンでここにいンの? あともう一度セロリ呼びしたらブチ殺す」

20000号「それは、えーっと、禁則事項ですとミサカは視線を逸らしてみます」

一方通行「オマエ巨乳でもロリでもねェだろ。たしか帰ったはずじゃなかったかァ?」

20000号「ミサカにもミサカなりの事情があるのですとミサカは返答し、以後黙秘権を行使します」

一方通行「めンどくせェな、ったくよォ。
     ンで、オマエはここに泊まってンのかそれともそのうち出て行くのか。どっちだァ?」

20000号「いえ、本来の目的がまだ達せられていない以上、
     清掃員として働きますとミサカは答えます」

ブオーブオー

一方通行「オイ、何アフロ乾かしてンだ。それ俺のだぞ」

20000号「もとを辿ればプロスネークのものなので、
     とミサカはちゃっかり自分の所有物にしていた一方通行のあつかましさを評価しつつ、
     もう一度使うためにアフロを乾かし続けます」

一方通行「――17600号か。なァるほどォ、スネークだし風呂ン中まで尾けたかったがさすがに無理、
     ンでオマエに代行を頼んだ。そンなとこかァ?」

20000号「まさにその通りです、とミサカは無事になんとか乾いたアフロをかぶり……ハァハァハァハァ」

一方通行「なンだオマエ、顔色変えやがって……
     いやなンでもない。なンでもねェから息荒くしたままこっち来ンなこっち見ンな」

20000号「嫌がる相手に近寄るのもまた一興です
     とミサカは髪を拭いている一方通行に近寄ります」ハァハァ


200:PfOEO9Uo
変態出演wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

207:4xFnoAAO
なんという友情出演



110.
売店

打ち止め「いくらなんでも遅すぎない?
     ってミサカはミサカはあの人の安否を気遣ってみるんだけど」

13874号「一方通行は18264号号が渡した浴衣に手間取っているのかもしれませんね、
     とミサカはあらかじめ準備していたお金でアイスを購入する算段を立てます」

インデックス「わーいなんでも選んでいいの? 全種類食べたいんだよ」

13874号「それはさすがに無理です、
     とミサカはシスターの問いに千円札を一枚見せることで答えます」

18264号(そっか浴衣渡したんだったあれ着るのかな
     ミサカが選んだ紺色をあのセロリが着るのかな
     いやべつに変なことは考えてないけど、とミサカは考えつつ千円札をチラ見します)

13874号「ちなみにこの千円札はもし女が先に上がったら適当にこれ使え、
     と一方通行からいただいていたものです、とミサカは説明します」

打ち止め「用意周到なあたりはさすがあの人!
     ってミサカはミサカはあの人には先見の明でもあるのかなって考えてみる」


女湯(脱衣所)

黒子「もし一時間以上戻ってこなかったらあの類人猿はボッコボコのギッタギタにしてやりますの……
   んまぁ!」

17600号「あ、どうも、とミサカはおざなりに挨拶します。お姉様の後輩ですね、
     とミサカはツインテールという特徴が今はない彼女に確認をとります」

黒子「お姉様ったらわたくしに秘匿している妹がたくさんいらっしゃいますのね!
   はじめまして、白井黒子と申しますわ」

17600号「ところでオリジ、お姉様はまだ入浴中ですか、とミサカは姿のないお姉様を心配します」

黒子「お姉様でしたら今頃露天風呂で類人猿とバトってますの。
   一朝一夕でお姉様とあの類人猿の仲に進展があってたまるものですか」

17600号(つまり今ならささっと浴場に行っても問題なさそうですね、
     とミサカは確信し、制服を脱ぎにかかります)

黒子(ふむ、お姉様と大差ない体つきですのね。
   それにしてもすべっすべの肌! さらっさらの髪! 吸い込まれそうな瞳!
   お姉様でしたら迷わず抱きつき揉みしだき触りまくるところですけれど、
   さすがに自重しておきますの)

17600号「なぜか今ものすごく寒気がしました、とミサカは肩を震わせます」


212:a8E43cAO
この一通さんは間違いなくモテる
女が先にあがったときのためにお金渡しとくとかかっこよすぎだろぉぉぉぉぉぉ

213:p94l8gs0
良く気の回る良い男やでえ一方さん
打ち止めは先見の明があった



111.
男湯(脱衣所)

一方通行「だァからしつこいンですよォ!」

20000号「不屈の精神を高く評価していただきたいところですハァハァ
     とミサカは浴衣が着崩されているせいで逆に色気が出ているセロリたんに迫ります」

一方通行「オマエ今セロリって言いやがったなァ……、!
     オーケー、わかった。もォ逃げも隠れもしねェ」

20000号「!! よしきたこれでミサカの時代がついに、
     とミサカは無抵抗になったセロリたんの浴衣に手をかけ――」ピタリ

一方通行「あン? どォした、脱がすンじゃねェのかァ?」ニヤニヤ

20000号(まさかこのセロリ、いや学園都市最高の頭脳は
     ミサカがドMでありSっ気があることもすべて見抜いたうえで無抵抗になったというのか!?
     ドMの心情としては相手に攻められることこそが至高!
     よってセロリたんから攻められなければ意味がない!
     だがSとしてはセロリたんがここで嫌だ嫌だと喚いて
     暴れ散らすくらいの抵抗をみせてくれないとなんていうか燃えない!
     つまりこの状況はどっちの性癖を使おうとも燃え滾ることができない!
     とミサカは思い至ります)

一方通行「ほォら、俺はなァンにも抵抗しませンよォ?」ピラッ

20000号「じっ、自分から浴衣の袂をめくってみせた、だと……
     くっ、負けてなるものかとミサカは鼻をおさえます」

一方通行「はン、これくれェで鼻血が出るたァまだまだガキだ。
     俺を手こずらせるにゃァちっと早すぎるンじゃねェかァ?」

20000号「やはり、あなたを振り回すことができるのは上位個体だけのようだ、
     とミサカは遺言を残し親指を突き出しつつやっぱり浴場に戻ります!」シュタタタタタッ

一方通行「……オマエも十分振り回してたろォが、あンなに舐められた経験なンざねェぞ俺ァ」


露天風呂

上条「ところで、夜寝るときなんだけどな」

美琴「え、あ、な、なに?」

上条「隣が俺って嫌じゃないかなーと思って。なんなら押入れで寝るけど」

美琴「そんな某猫型ロボットみたいな真似しなくてもいいわよ」

上条「え、でも家だと風呂場だし似たようなもんですよ」

美琴(あのシスターと一緒に寝てるわけじゃないんだ……ってなんで安心してんの!?)

露天風呂

美琴「べ、つに嫌じゃないしていうかそんなの気にしないからアンタは適当に横で寝てていいの!」

上条「お? そっか、じゃあいいんだ」

美琴(いやなにいってんのきにするきにするちょうきにする)

上条(気にしないのかー、お嬢様って案外そういうの大らかだったりするもんですかね)

美琴「~~~ッ、……」

上条(そういえば大浴場に来る途中に卓球台あったな、上がってから一方通行に相手頼んでみっか)

美琴「もっもう出る!」ザパァッ

上条「ん、じゃあそろそろ上条さんも出るとしますか」ザパッ

美琴(やだやだやだ恥ずかしいなんで隣歩くのほんともうやだ見れないやだやだやだ)

上条(インデックスが迷惑かけてないといいけどなー)


112.
女湯

美琴「あのバカほんとこっちの身にもなれって、……」

17600号「……、……」

美琴「あ、れ? アンタまだ上がってなかったの」

17600号「いえ、ミサカは17、じゃない13874号ですが、
     ちょっとサウナに行ってきたんです、とミサカはサウナを指差します」

美琴「あら、そんなのあったんだ。ちょっち入ってこよっかな」

17600号「いってらっしゃい、とミサカはオリジナルを送り出します。
    (それにしても13874号と見間違われまくりですね、とミサカは内心複雑です)」


男湯

上条「いい露天風呂だったな……そういえばサウナもあるんだったっけ。入るか」

20000号(アフロから若干一方通行のシャンプーの香りがするけどそんなこと構ってらんねえぜ!
     とミサカはMNWに上条当麻の半裸を配信する決意を固め
     レインボーアフロちょび髭サングラス装備で待機します)


売店

打ち止め「あーおっそーい! レディを待たせるなんてジェントルマン失格なのよ
     ってミサカはミサカはあなたに怒ってみるけど
     浴衣が似合ってるから帳消しにしてあげる!」

一方通行「そォかい。ンで? アイス買ってねェのか」

13874号「いえ、シスターとミサカ達は買いましたとミサカは告げます。
     上位個体はあなたと選びたい、と言ってずっと待っていたんです、
     とミサカは付け足してちょっと微笑んでみます」

インデックス「ありがとなんだよあくせられーた。ところでとうまは?」

一方通行「……あ」

18264号「友人を置いてくるなんてさすが薄情者ですねとミサカは一方通行を見下げます」

一方通行「いや、置いてくるよりひでェわ。変態の餌食になったかもしンねェなァ」

18264号(それにしても紺色が案外似合っているような、いや似合ってねーよセロリだし
     浴衣着ててちょっと前が開いてて鎖骨が、いやだからちげーよ、
     とミサカは冷静さを取り戻します)

打ち止め「えっとね、ミサカはこの苺ミルクのカップアイスが食べたかったんだけど
     ってミサカはミサカはあなたに教えてみる。
     でもその隣の濃厚バニラも気になってる、ってミサカはミサカは悩んでみたり」

一方通行「めンどくせェから両方買って来い。オラ、金」

打ち止め「じゃあ半分こねってミサカはミサカは両方レジに持っていくー!」

13874号「お釣りはちゃんとありましたよ、
     とミサカは新しく千円札を出した一方通行に小銭を差し出します」

一方通行「ンなはした金いるかよ。オマエが持っとけ」

13874号「わかりました。ですがミサカはお釣りをもらって喜ぶ子どもではないので
     今こちらに駆け寄ってくるジャッジメントにひとつ奢りましょう、
     とミサカは提案します」

一方通行「勝手にしろ」

インデックス「あくせられーた、私はこの最中アイスも食べてみたいんだよ」

一方通行「……今クソガキがレジで会計してっから、とっとと並べてこい」

インデックス「わーい!」

黒子「あらまぁ、随分と太っ腹ですわねぇ」

一方通行「この場で一番年上なンだ、奢るなァ俺しかいねェだろォが。オマエも適当に選べ」


261:PfOEO9Uo
あのぉ~ぼく一方さんより年上なんですけど奢ってもらえないでしょうか・・・?
お恥ずかしながらそのぉ……ニートでしてね……ドゥフフwwwwwwww

262:sp/KG.ko
マジかっこいいんだけどこの一方通行さん結婚してくださいとミサカはry



113.
売店近くの休憩所

打ち止め「やっぱり苺は選んで失敗しないなあ
     ってミサカはミサカはアイスをすくいながら感想をもらしてみる」

一方通行「バニラ甘ったりィ、いらねェ」スッ

18264号「え、なんでここでミサカに渡すんですか
     とミサカは一方通行の手とアイスを見つめます」

一方通行「クソガキだけで全部食いきれねェだろォ。いらねェならシスターにでもくれてやる」

13874号「いえいえさっきから18264号号はバニラアイスに心惹かれていたようです
     とミサカは彼女がさっきアイスを選ばずにお茶を買っていたことを告げ口します」

18264号「な、なに言ってるんですかこの三重娘とミサカは13874号号をにらみます」

一方通行「食ってねェなら尚更食え」

打ち止め「あ、じゃあミサカが苺アイスちょっと分けてあげるね
     ってミサカはミサカはあなたにスプーンを差し向けてみたり」

一方通行「ア?」

打ち止め「あなたは口を開ければいいの、ミサカがちゃんとスプーンをつっこんであげるから
     ってミサカはミサカは空気の読めないあなたをじれったく思っちゃう」

18264号(これ一応間接、だけどあっちはなんかあーん的雰囲気だし
     いやていうかそんなのどうでもいいだろ何考えてんだと
     ミサカは思い切ってバニラアイスを口にします)

一方通行「……、自分で食う」パクッ

打ち止め「あー、せっかくだし恋人っぽくやりたかったのに
     ってミサカはミサカはぶーたれつつもう一度レッツトライ!」

一方通行「それも甘ェ。オイ、18264号号」

18264号「ふぁ、ふぁひ、とミサカはセロリから貰い受けたアイスを頬張りつつ返答します」

一方通行「茶ァ残ってたら寄越せ」

18264号「ぅえ! ごほっ、」

打ち止め「あなたがコーヒーじゃないものを飲むのって珍しいかも、
     ってミサカはミサカはさりげなーくバニラアイスも食べ比べしながら驚いてみる」


13874号「あれ計算でやってたらおそろしいです、
     とミサカは一方通行を見ながら呟いてみます」

黒子「ええ、ですがあの類人猿と違って第一位は経済力もありますし、まだましですわね」

インデックス「世の中お金と顔なんだよ。あーおいしかった、げふっ」


268:P4JbWrwo
今頃MNW内のスレはどうなってる事やら

273:QtC7QXco
MNW内は、20kの報告待ちで上条スレが激重、
三重旅行総合スレには例のコピペが張られまくっているって感じだろうかww

270:FFzcPWY0
インなんとかさん本当にシスターかよwwww

274:Lo/A7G2o
18264号1号がセロリサイドに堕ちていくww

276:zCcZyADO
>>274
誰だよその新キャラwwwwwwwwwwww

278:Lo/A7G2o
>>276
桁がwwwwっうぇwwwwwwww

すまない間違えた

280:P4JbWrwo
番外個体ってレベルじゃねーぞ!



114.
男湯(サウナ)

上条「何分間耐久できるか挑戦してみるか……あれ」

20000号「どうもぜいぞういんでず」

上条「へー、そうですか。俺今から使いますけどいいですか?」

20000号「がまいまぜんよ、私もごごで温度調節じまずので」

上条「あ、助かります。すみませんねー、なんか」

20000号(……普通すぎて面白みはまったくないのですが、
     他のミサカは彼の上半身にえらい興奮してるっぽいのでしばらくいましょうか、
     とミサカは結論付けます)

上条(レインボーアフロかぶる人なんて本当にいるんだな、
   しかもちょび髭にサングラスって変装してるみてえ)


女湯(脱衣所)

美琴「サウナって一人で入っててもつまんないわよねー、やっぱ黒子は引き止めておくべきだったか」

美琴「それにしてもあいつの、はだ、か……うわああああああ違う違うべつに見惚れてないもん!
   全然気にしてないんだから!」

17600号(一応トイレに隠れてみましたがオリジナルの絶叫が響いています、
     とミサカは彼女の葛藤を聞き流します)


売店近くの休憩所

黒子「向こうに卓球台やらクレーンゲームやらがありましたわ。
   お姉様が可愛がっているカエルのグッズもありましたの」

打ち止め「それってゲコ太のこと!? ってミサカはミサカは興奮して思わず飛び上がってみる」

一方通行「クレーンゲームねェ。旅館のゲーセンなンざ高が知れてンだろ」

13874号「でもなぜかやってみたくなるのがゲーセンの謎ですね、とミサカは返答します。
     あとで行ってみますか、とミサカは問いかけます」

インデックス「行く行くーっ! あくせられーた、お金出してね!」

一方通行「明るくヒモ発言してンじゃねェ」

18264号「……お金ないんだから察せよ、とミサカは小声でぼそりと発言します」

一方通行「暗くヒモ発言すりゃイイとも言ってねェ」


MNWスレ一覧
1:三重旅行スネーク 18スレ目(19)
2:上条当麻が半裸になった件※動画あり(1001)
3:【こんにちは】ぶらり八人と一頭旅【三重】(783)
4:なあ、一方通行ってさ・・・(236)
5:上条「付き合わないか?」ミサカ「」(904)


302:Lo/A7G2o
>4:なあ、一方通行ってさ・・・(236)

このスレが凄く気になる



115.
大浴場出入り口付近

上条「あーいい湯だった。実にいい湯でした……お」

美琴「なんだかんだでけっこういい温泉だっ……あ」

上条「なんだ、御坂も今上がったのか。サウナ行ってみたか?」

美琴「サッ、サウナね、ええ行ったわよ。け、けっこう退屈だったけど」

上条「あれ、そっち清掃員っていうか温度調節の人いなかったんだな。
   男湯にはレインボーアフロ装備のちょび髭サングラス清掃員さんがいたんだけどさ」

美琴(それ明らかに変装してるじゃない)

上条「ま、いっか。一方通行達は売店あたりにいるって聞いてるから、一緒に行こうぜ」

美琴「えっ、う、うん!」

上条「ん、どした? なんか顔赤いぞ、のぼせた?」

美琴「ののっ、のぼせてない!」


売店付近の休憩所

一方通行「なンつゥかー、もォあそこ見てていらいらするくれェ恥ずかしいよなァ」

13874号「残念なことに男性のほうが鈍感すぎるのであれ以上は進めませんね、
     とミサカは上条当麻の鈍さに失望します」

一方通行「そォいや、オマエらは皆あの三下が好きなンじゃねェのか」

13874号「おや、それは誰から聞いた情報ですか、
     とミサカは恋愛ごとに興味のなさそうな一方通行から出た言葉にびっくりします」

一方通行「あのガキが言ってたンだよ。

    『ミサカ達はヒーローが大好きで、
     中には恋愛感情を抱いているミサカもいたりするんだよ
     ってミサカはミサカは暴露してみるー』

     ってなァ」

18264号「……似てねえ、とミサカは後ろで低い評価を下します」

一方通行「黙れ似ててたまっかよォ」

13874号「そうですね、とミサカはシスターやジャッジメント、
     上位個体が遊んでいるゲーセンのほうを見やりながら答えを考えます。
     ミサカ達は感覚共有ができる以上、
     上条当麻に救ってもらったという気持ちが大きく、
     彼に恋慕しているミサカも少なくはありません。
     というか八割方好きです、とミサカは告白します」

一方通行「七千以上の妹に好かれる男、か。キカカッ、こりゃ愉快なモテ男じゃねェか」

13874号「とは言え、ミサカは上条当麻に対して恩人への好意しか抱いていませんし、
     他のミサカで上条当麻より好きな人がいる、という個体もいます、
     とミサカは伝えます。こうして考えると――」

打ち止め「あなたも案外そうなっちゃうかも!
     ってミサカはミサカはゲーセンに飽きちゃったのであなたの膝に乗っかってみたり」

一方通行「あァ? ガキ、オマエあのカエルのぬいぐるみ欲しかったンじゃねェのかァ」

打ち止め「うん、でもミサカの身長だとクレーン調整が見えづらくて難しかったの
     ってミサカはミサカは低身長を嘆いてみる。
     ちなみに今シスターさんはでっかいお菓子を獲ろうと必死だけど
     もう3000円つぎ込んじゃってるよってミサカはミサカはごしゅーしょーさま
     って手を合わせてみたり」


326:p3DoNASO
インなんとかさん自重してください



116.
一方通行「確かに5000円札を適当に渡した俺が悪ィのかもしンねェけどよ……
     そこまでやって獲れねェってンなら諦めろよ」

打ち止め「ちなみにゲコ太の超でっかいぬいぐるみはツインテールさんが、

    『お姉様のお喜びになる顔が見たいですの!』

     って空間移動させてたよってミサカはミサカは彼女の能力の便利さを実感しました!」

18264号「それは反則では、とミサカは首を傾げつつ、
     いいなーゲコ太のストラップでいいからほしいなーと一方通行に視線を向けます」

一方通行「はァア? 俺に獲れってのかァ?」

18264号「いやそんなことは言ってないけど、
     あ、どうせ一方通行には無理かっ☆ とミサカは馬鹿に」

一方通行「よォしわかったオイクソガキ共目に物見せてやンよォ!」

13874号「本来その言葉はひどい目にあわせる、という意味を持ってはいませんでしたか、
     とミサカはこれから彼が行うことは
     むしろミサカ達が喜ぶことでしかないと判断を下します」

打ち止め「あの人は普段どうでもいいことは受け流すから、けっこう今はテンション高いのかも
     ってミサカはミサカはちょっと嬉しくなってきたり」

ゾロゾロ移動しました


売店

上条「……いない」

美琴「……いないわね」

上条「んーと、どうする御坂。上条さんは今お金持ってないから何も奢れないんだけど」

美琴「それくらい予想してたわよ。500円なら持ってるから飲み物好きなの選んでいいわ」

上条「え、それって御坂が奢ってくれるのか!?」

美琴「そっ、そんなに目を輝かせなくても」

上条「いやあ、今ほんと喉かわいててさ。サンキュ、この恩は必ず返す!」


ゲーセンっぽいところ

インデックス「んしょ、よっと! そりゃ、えいっ、とお!」

一方通行(まだやってやがる)

13874号「シスターさんの辞書に諦めるという単語はないようですね、
     とミサカは感心します」

黒子「……あらかじめ言っておきますけれど、ここのクレーンゲームは難しいですの」

一方通行「空間移動使ってでけェぬいぐるみ獲ったやつに忠告されたかねェなァ」コキコキ

13874号「肩を回すだなんてかなり本気ですね、
     と御坂は浴衣を肩まで腕まくりしている一方通行に期待します」

18264号(うわマジほせえ腕ほせえていうか腕まくりとか似合って、
     いや似合ってねーよまじねーよwwwww
     とミサカは一方通行をなめくさってみます)

打ち止め「ミサカはあの中くらいのぬいぐるみがほしいなってミサカはミサカはあなたに頼んでみる」

一方通行「任せろ」カチリ

18264号「おやおや電極のスイッチを入れるんですか、
     そうですかそうですか能力使用モードでなければ獲れないのですねとミサカは」

13874号「まあまあ落ち着きましょうとミサカは一触即発なふたりの間に入ります。
     18264号号もあとで一方通行に獲ってもらえばいいのでは、
     とミサカは名案を投下します」

一方通行「名案だァ? 誰がこンな毒舌に獲ってやるかよォ」

打ち止め「その言い方はよくないよってミサカはミサカはあなたの浴衣の帯を引っ張ってみる」

18264号「いやべつにいいですしていうかあんなん自分で獲れるんで
     そこの貧弱白もやしの手なんか借りたくもねーよ
     とミサカは吐き捨てさっさとクレーンゲームの前に移動します」

インデックス「とぉりゃっ! そりゃ、えいっ!
       ……むう、なんで落ちないかなあ。最後の100円玉なんだよ」

一方通行「オマエはどンだけつぎ込ンでるンですかァァア!? もォいい俺が獲る! 金貸せやァ!」


売店

上条「なんかゲーセンのほう騒がしいけど、一方通行達か?」

美琴「へっ、あ、そうね、うん、そうかも、うん、きっとそうよ」

上条「うっし。それじゃ行こうぜ、御坂」

美琴(あーあ、もうちょっとふたりっきりでいたいとか言ったらキョトンってされるんだろうなー……)


117.
ゲーセンっぽいところ

一方通行「オラ、どれ欲しいンだガキ」

打ち止め「一番奥のちょっと埋もれているゲコ太がほしい
     ってミサカはミサカは横にまわってプラスチックをこつこつと叩いてみたり」

13874号「おや、もう戻ってきたんですかとミサカは手ぶらの18264号号に声をかけます」

18264号「……獲れなかったちくしょうマジセロリ死ね
     とミサカは呟き一方通行の集中力を乱します」

一方通行「嫌がらせしてくンな獲れねェだろォが!」

18264号「これしきの妨害で能力使うあたりほんとどうしようもねーなこいつ
     とミサカは露骨にやれやれと肩をすくめてみます」

一方通行「アーもォ何だ何だよ何なンですかァ!
     今クソガキのカエル獲ったらオマエのも獲ってやっからちったァおとなしくしてろォ!」

打ち止め「ひゅー堂々とクレーンゲームの勝利を約束しちゃったね
     ってミサカはミサカは興奮のあまりジャンプしてみる!」

18264号「べっ、べつにセロリに獲ってもらわなくてもいいもん
     っていうかなんでそんなにミサカを子ども扱いするんですかとミサカは憤慨します」

黒子(お姉様のツンデレっぷりも大概ですけれど、妹さんのツンデレっぷりはもはや脅威ですわ)

インデックス「うまい棒おいしいんだよー」サクサクサクサクサクサクサク


上条「お、いたいたー。一方通行がクレーンゲームやってる」

美琴「珍しいこともあるも、!?」

上条「わっ、いきなり腕引っ張らないでくださいよ御坂さん、
   って何だ? なんか欲しいものでもあったのか」

美琴「ゲ、ゲコ太ぁぁああ……!」

上条(御坂の目がすっごーくきらめいてるわけなんだがこれ獲ればいいのか……?)

黒子「あら――んまぁ、おっねえさま~~~ん!!
   黒子の気持ちを受け取ってくださいですのぉぉおおッ!!!」ガバァッ

上条「へぶっ!」

美琴「うわ、ちょっと黒子! バカを踏んづけない!
   ていうかこの大きいゲコ太もらっていいの!?」


一方通行(一番奥の埋もれてるカエル、ってェとあれか。……能力使うまでもねェ)カチ

18264号「おうおう切っちゃっていいのかい、とミサカは野次を飛ばします」

一方通行「だァから黙れっつってンだよ。こンなもン、能力使わなくたって獲れる」

打ち止め「ちなみにミサカは全然できなかったんだから
     ってミサカはミサカはあなたの自信がどこからきているのか気になるんだけど……
     っておおお!?」

一方通行(ひっかけて獲るってェのが無理なら正攻法で行くしかねェ。
     あのカエルは首あたりを掴ンどきゃァ運べる)

18264号「無言で着実にゲコ太を攻めていますね、とミサカは態度を改めます」

一方通行(よし、引っ掛かった。あン?
     このクレーンゲーム回転が効かねェタイプか? さすが温泉宿ってとこかァ)ガシッ

打ち止め「そうそう回転できないから気をつけてねってミサカはミサカは経験者として語ってみたり」

一方通行(仕方ねェ、少し強引に引っ掛けるためにも深めに――)ウィーン

美琴「あーっ!!!! ゲコ太の持ち運びしやすいサイズのぬいぐるみぃぃいい!!!」ビリビリビリ

一方通行「のわァ!?」ポロッ

18264号「あ、アームから落ちてしまった、ああこれは大変だ、
     とミサカは他人事のように呟きます」

美琴「へ? ああ、ごめんごめん。ちょっと興奮しすぎたわ」

打ち止め「ミサカは楽しみにしてたしあともうちょっとだったのに
     ってミサカはミサカは落ちこんでみ……ん?」

一方通行(……、……)カチリ

18264号(結局電極のスイッチ入れてんじゃん、とミサカは結果至上主義に呆れます)

一方通行「H30W15、腕の下に突っ込めばバランスを保持しながら完璧に持ち上げることができる。
     頭が少し重くなっているため少し頭よりにアームを移動させれば」

打ち止め「……能力使うんじゃなくてとことん演算するのねってミサカはミサカは驚きつつ、
     あなたが本気を出すなら間違いなく手に入るかなって確信してみる」


346:kFeeJuso
演算だけな一方さんかっけぇえwwwwwwww

347:29hjVqEo
インデックスのお菓子から打ち止めのゲコたまで全部取ってあげるセロリガチイケメン

348:AGU6osDO
演算だけとかwwwwww

349:dGPL7sso
ある意味正しい使い方だなwww

350:AbAXq.co
イケメンすなあ



118.
上条「インデックス、そんなに大量のうまい棒どこで手に入れたんだよ」

インデックス「サクッ、5000円かけて、サクサク、獲ったんだよ」サクサクサク

上条(俺もう一方通行に催促されても断れねえ)

インデックス「とうまも食べる? 牛タン味」サクサクサクサクサク

上条「よりによって微妙なチョイスをしやがりますか!」

18264号「でしたらミサカがいただきますとミサカは牛タン味を食してみます」サクサクッ

一方通行「ひゃは、アハぎゃはははははッ!
     どォだ超電磁砲、こンな雑魚ガエルの1匹や2匹ちょろいもンだってェの!」

美琴「くっ、……甘いわよ一方通行! アンタがベクトル操作でゲコ太を獲ろうってんなら
   私はこのクレーンゲームを支配下においてやる!」ビリビリ

一方通行「ざァンねェンでしたァ~!
     生憎俺は元学園都市最高の頭脳だけでこの雑魚ガエルを片っ端から落としてンだよォ!」

打ち止め「よくわかんないけどゲコ太はすでに10匹以上獲れちゃった、
     ってミサカはミサカは山になったカエル達を見つめてみる」

13874号「死骸の山のように積まれていますね、
     とミサカはさりげなく1匹を確保しながら異様な光景に目を瞬かせます」

一方通行「オーケーオーケェ、
     なら次は向こうのストラップでどっちがどれだけすくい取れるかで決めよォじゃねェか!」

美琴「私の最も得意な台で争うなんていい度胸してるわねぇ?
   いいわ、その余裕ぶった顔を崩してあげるわよ!」

黒子「お姉様、他のお客様の迷惑に……と思いましたが他に客もいませんの」

13874号「この熱気に入って来れないのかもしれません、とミサカは
     一方通行とオリジナルにもうちょっと分別を持ってもらいたいものだと嘆息します」


売店近くの休憩所

20000号「サウナで上条当麻にこの格好で会ったものの、
     何のツッコミもなかったですとミサカは自分にお笑いの才能がないことを痛感しました」

17600号「でもgjでした、とミサカは変態を励まします。
     20000号の盗撮行為のおかげで何百何千ものミサカが向こう一週間ほどの
     上条成分をチャージできたどころか、気絶したミサカも多いようです、
     とミサカはMNWの一時的なダウンを指摘します」


357:Lnlbz4oo
「上条の裸をMNWに流したらどうなるの?」っと

358:bk.pLvEo
上条のフルチンでミサカがやばい

360:QpYaTYg0
>>357
リアルな話すると多分ミサカ達が機能停止する
例えば上条さんの裸(半裸)
でも想像以上の上条成分でミサカ達がショートする
まして全裸(モロ出し)映像を流したらミサカがヤバイ
上条さんの全裸でミサカがヤバイ

363:ZveOYeEo
>>360
つまり上条の全裸で妹達がヤバイ=一方さん機能停止って訳か

364:QpYaTYg0
>>363
さらにリアルな話をすると、
今現在の理論では上条さんは全裸に近づくにつれ
上条成分は増加するので上条さんが全裸になった
瞬間に上条成分=∞(無限大)と成分崩壊を起こし想像を絶する
上条ワールドが発生するそれが一瞬でMNWを飲み込み、
5秒以内にMNWが機能停止するMNWが停止すると
一方通行さんの演算補助機能が停止する
上条さんの全裸(モロ出し)で一方通行さんがヤバイ

365:sfd25wDO
じゃあ一方さんの全裸じゃどうなるの?

366:29hjVqEo
>>365
リアルな話すると多分ミサカ達が機能停止する
例えば上条さんの裸(半裸)
でも想像以上の一方成分で打ち止めがネットワーク破壊する
まして全裸(モロ出し)映像を流したらミサカがヤバイ
一方さんの全裸でミサカがヤバイ



119.
美琴「制限時間は3分。その間に多く獲れたほうが勝者! いいわよね?」

一方通行「異論はねェ。後で泣きべそかいたってしらねェぞ、せいぜいあの三下にでも慰めてもらえ」

美琴「!! なっ、なんでそんなあいつに私がそんな慰めてもらうだとかそんな」

打ち止め(最初からお姉様の思考を奪う心理戦に出るなんて策士すぎない?
     ってミサカはミサカはあの人の大人気なさに苦笑してみたり)

18264号(あ、これ欲しいやつだ……確かにさっき獲ってくれるって言ってたけど
     今はまったく考えてないだろうしいや期待してねーけどなとミサカは吐き捨てます)

上条「たかだクレーンゲームで何熱くなってんだあいつらは」

インデックス「とうま、負けられないときっていうのは誰にだってあるんだよ」

黒子「もっとも、常盤台エースであるお姉様の『負けられないとき』は今ではない気がしますの」

13874号「ではでは、おふたりとも準備はよろしいですか、
     とミサカは合図係になってみます。両者、構え!」

美琴「ゲコ太をバカにした者には天誅よ……!」

一方通行「面白ェ、クソガエル如きでこの俺に楯突こォってかァ?」

13874号「レディー……ファイッ! とミサカは威勢よく掛け声をかけます。
     ちなみに時間はこちらで正確に計らせていただきますが、
     1分ごとにお伝えします、とミサカは宣言します」

打ち止め「たしか温泉三重旅行だったはずなのに
     ってミサカはミサカは意外な展開にちょっとついていけなかったり」

一方通行(この手のクレーンゲームは1個を狙えばイイってもンじゃねェな、
     山を崩しにかかったほうが早ェ。にしても電撃使いは有利だなァ)チラ

美琴(考えてみればあっちは演算のみ、
   つまり私がここでアームに直接電気を流して操作しちゃえば勝てるんだけど――
   それじゃ反則勝ちよね)チラッ

一方通行(あン? 超電磁砲が能力を使おうと……しねェ?)

美琴(私は第三位で一方通行は第一位、だけどゲーセン、とくにクレーンゲームにおいては……)

美琴「対等の立場ってもんを守らなきゃならないわよねぇ!」ウィーン

一方通行「……ハ、大した余裕だなァ。この俺相手に能力使わねェたァよ」

美琴「反則で勝ったって面白くないの。やるからには同じコンディションで、ってね!」

一方通行「おォおォそいつァヒーローすぎる考えだ。少しでも勝率上げンのが賢い生き方だぜェ?」

18264号(と言いつつも能力は使わないわけだが、
     とミサカは賢くない一方通行に決してときめきませんときめいたりしてません)


374:S.C5g1Eo
かっけえwwwwwwwwwwwwww

375:qXBZtYwo
楽しそうだなぁ
ほほえましい



120.
一方通行「山だ、山を崩しにかかりゃァ後は落ちてくる!」

美琴「山を崩すだけならいずれ使い物にならなくなんのよ? だから私は引っ掛ける!」

13874号「残り1分です、とミサカはふたりに告げます」

一方通行「崩れろォォオ!」ウィーンウィーン

美琴「引っ掛かれぇぇえ!!」キシャーキシャー

上条「……学園都市上位の能力者の争いがくだらなすぎる」

インデックス「平和が一番なんだよ。コーンポタージュおいしー」サクサクサク

黒子「というか、あの大量のカエルは一体どうするおつもりですの?」

打ち止め「いざとなったらミサカ達で適当に配分しちゃうかも
     ってミサカはミサカは処分方法について考えてみる」

一方通行「だりゃァァアアアアア!!!」プッシュプッシュプッシュ

美琴「はぁぁあああああああ!!!!」ガッシャガッシャ

13874号「はい、そこまで! とミサカは3分が経過したことをお伝えします」

一方通行「はァ、はァ……! なかなかやるじゃねェか、第三位」スッ

美琴「はっ、はっ……、さすがね、第一位」スッ

パンッ

打ち止め「なんでふたりの間にはライバルがお互いを讃え合う妙な空気が生まれていて、
     しかもハイタッチしたのかなー
     ってミサカはミサカは疑問に思いつつ、ふたりの仲が良くなったことを素直に喜んでみる」

13874号「一方通行が22ゲコ太、オリジナルも22ゲコ太――両者引き分けです、
     とミサカは感動のエンディングを演出します」


美琴「無我夢中で掬いまくってたけど、さすがに多いわこれ」

黒子「お姉様、そうおっしゃいながらも10個以上持っていらっしゃるのはどうしてですの。
   全部お持ち帰りなさるおつもりで?」

打ち止め「余るんだったらミサカが妹達に分けるけどいいですかってミサカはミサカは訊ねてみる」

一方通行「好きにしろ。……あ、オイ18264号号」

18264号「なんだよクソセロリとミサカは一方通行にジト目を向け、ッ?」

一方通行「欲しいって言ってたのはこのクソガエルだろ」グイッ

18264号「く、れる、んですか、とミサカは押し付けられたゲコ太を見つめながら呟きます」

一方通行「誰のために獲ったと思ってンですかァ、こンのクソガキが。
     ま、オマエのためだけじゃねェけどなァ」

18264号「……、……」

一方通行「オイコラ、なンか言うことねェか? 俺に」ニヤニヤ

18264号「……ありがとう、ございます、とミサカは小さな声で相手を見ずに礼を述べます」ギュッ


上条「なにあそこの空気上条さんついていけない」

打ち止め「おかしいなあ、すっかり丸くなっちゃってる
     ってミサカはミサカは18264号号の変わりっぷりを複雑な思いで見つめてみる」

13874号「まるで少女漫画のような展開でしたね
     とミサカはよく読んだこともない漫画について知ったかぶりをします」

インデックス「むっ、これはチョコかな? すごく細いけどおいしいかも」サクサクサクサク

377 :kFeeJuso
3分で22個も落としたって凄いなwwwwwwww
クレーンの動作で結構時間かかるのに

378:ZveOYeEo
何この無駄な友情wwww

381:kFeeJuso
インデックスは[ピザ]になればいいのに

382:AGU6osDO
なんだこの一方さん・・・・・・イケメン過ぎるだろ・・・・・・



121.
上条「そういえばさ、向こうに卓球台あったんだよ」

美琴「お約束ねー。漫画でもよくある」

打ち止め「たっきゅう? ってミサカはミサカはやったことがない遊びに興味津々!」

一方通行「ンで、ナニか。オマエ卓球したいとか言うのかァ?」

打ち止め「うん! なんだかとっても楽しそう
     ってミサカはミサカはたっきゅうに胸を膨らませてみたり」

一方通行「オイ三下、案内」

黒子(甘やかしすぎだと思うのですけれど、
   お姉様によく似てらっしゃるし可愛がる気持ちは痛いほどにわかりますの)

13874号「卓球ですか、
     とミサカはごそごそと持参していたラケットとピンポン玉を取り出します。
     実はけっこう得意です、とミサカは不敵な笑みを浮かべます」

上条「三重って卓球盛んなのか? 知らなかったぞ」

18264号「いえ、ただ13874号号が好きなだけです多分、とミサカは隣の13874号号の足取りが
     若干スキップじみているのを見てちょっとげんなりします」

インデックス「うまい棒なくなったんだよー」

美琴「うわ、ちょっとアンタの後ろうまい棒ロードができあがってんだけど……サクサクしすぎでしょ」


卓球台スペース

13874号「さあさあつきました!
     とミサカは卓球台のすべすべした感触を味わいつつにっこり笑います」

一方通行(ある意味こいつが一番怖い)

打ち止め「たっきゅう、ってダブルスでやるの? それともシングルス?
     ってミサカはミサカはあなたの浴衣の袖を引っ張りつつ訊いてみる」

一方通行「オマエひとりにやらせてたらラリーになンねェだろォが。
     ここはダブルス、異存はねェなァ?」

黒子「ええ! お姉様一緒に! この黒子と共に!」ハァハァ

上条「んー、じゃあ適当にペア決めよ」

一方通行「クソガキの面倒を他人に押し付けるわけにはいかねェ。俺がペアになる」

打ち止め「あなたがペアなら百人力ねってミサカはミサカは飛び上がってみたり!
     そんなわけでミサカはミサカはラケット選んできまーす!」

18264号(いやべつに一緒になりたかったわけじゃないしこんな展開わかってたし
     セロリと一緒とかまじ勘弁とミサカは意識を集中させます)

13874号「ではミサカは妹達同士18264号号とペアになります。残りは……」

インデックス「とうま、一緒に卓球するんだよ!」

上条「おーいいぜ。上条さんの足は引っ張るなよ?」

美琴「あ、う……」

一方通行「まァ待て。いつもと違うペアってのも悪くねェだろ、三下ァ」

上条「いつもと違うっていうと……白井?」

黒子「お断りですの。それくらいならいっそあなたとお姉様で組んでみては?」

美琴「ふぁっ!?」

一方通行「アーいいンじゃねェ? 下しがいがあらァ」

インデックス「……まあ、出資者はあくせられーたなんだから、従うんだよ」

黒子(お姉様の笑顔のため、お姉様の笑顔のため)


392:4ASzkWMo
うまい棒ロードってなんだwwwwww

399:E3Y8sw6o
うまい棒のカスが落ちてんのかwwwwwwwwww

407:zA9.XEAO
>上条「いつもと違うっていうと……白井?」

なんかビリビリさんが可哀想になってきた

408:C1ZBVh2o
上条さんの中ではビリビリに嫌われまくってることになってるから仕方がない

409:qVXoAAAO
黒子のあまりの可愛さに吐きそう


422:r9L0/Dgo
黒子が健気すぎる。




122.
18264号「……『いつもと違うペアってのも悪くねェだろ』」

一方通行「あン?」

18264号「今そう言いましたよね確かに、
     とミサカは一方通行が数秒前の自分の発言を覚えていることを確認します」

一方通行「まァ、言ったな。それがどォしたァ」

18264号「その理論に従えば。あなたは普段一緒に行動している上位個体ではなく。
     ほかの人間とペアを組むべき。
     とミサカは名前も知らない人の真似をしつつ提案します」

打ち止め「ラケット持ってきたよーってあれ? なんか変な空気?
     ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

上条「言ってた。一方通行は確かに言ったな」

一方通行「……、……」

美琴(ここはどう言うべきなのよ、
   一方通行には今回の旅行でなんだかんだ世話になっちゃったしでも確かにこいつ言ったわよね)

黒子「あら、でしたらこうしましょう。
   わたくしと小さいお姉様はペアを組み、シスターさんと第一位がペアを組むんですの」

18264号「それはだめです、とミサカは即答します」

一方通行「じゃァどォしろってンだオマエはよォ!
     じゃンけンで決めるとかなしな! あれはなし!」

インデックス「……えーと、そこの毒舌は、あくせられーたと一緒にやりたいの?」

18264号「!?」

一方通行「はァア? なに言ってンですかァ、こいつがンなキチガイじみた真似すっかよォ」

打ち止め「そう言われるとまるでミサカはキチガイみたいなんだけど
     ってミサカはミサカは反論を試みてみたり」


美琴(え、そうなの? あの子一方通行が好きなの?)

13874号(好きの一歩手前、つまりちょっと前のオリジナルですね
     とミサカはしれっと返答します)

美琴(ちょっとなによそれ私がいつあのバカを好きになったって言ったのよ)

黒子(お姉様、それもうほとんど認めているようなものですの……黒子は今夜がんばりますわ、今夜!)


上条「まずい、展開がまったくわかんねえ」

インデックス「だからとうまは鈍いんだよ」

一方通行「とにかく、俺がクソガキと組むことは決まりきってンだろォが。
     今さら覆す必要なンざねェぞ」

18264号「……あーやっぱ今までのああいう感情はキチガイだったわー
     とミサカは吐き捨てラケットを手に取ります。
     いいでしょう、こちらには13874号号という卓球のスペシャリストがいる上、
     ミサカ達は感覚共有で完璧に息のあったプレイを展開させてやります。
     全力でいきます、上位個体と貧弱セロリだからといって手加減しません、
     とミサカは瞳に闘志の炎をともします」

一方通行「よくわかンねェが全力出すってンならこっちも容赦しねェ。打ち止め、ラケット寄越せ」

13874号「あーやっちまったよ、とミサカは頭を抱えます。
     てうかそこまで言われるほど卓球強くないし下手の横好きなんですよ
     とミサカはここで保険をかけておきます」

上条「俺もさっぱりわからんが妹達と一方通行達が試合するんだよな、じゃあ適当にカウントするぜ」

美琴「あ、アンタは隣で私と練習するの!」

黒子「なにやら本格的になってまいりましたわね。
   いいですの、この白井黒子――今回ばかりは敵としてお姉様の前に立ちふさがり、
   お姉様を徹底的に痛めつけ快感に導いてさしあげますわ!」

打ち止め「後半はまったく違うんじゃないかな、
     ってミサカはミサカは消極的にツッコミをいれてみる」


429:h.iR.AAo
一方さんジャンケントラウマなのかよwwwwww



123.
13874号「ひとつお聞きしますが、
     一方通行、あなたは卓球をやったことがありますか、とミサカは訊ねます」

一方通行「あるわけねェだろ。ンな暇な人生は送ってきてねェよ」

打ち止め「えー、てっきりあなたは経験者だと思ってたのに
     ってミサカはミサカはなぜか再び腕まくりをしているあなたを見つめてみる。
     じゃあルールとかも知らないんじゃ、
     ってミサカはミサカは最悪のケースを想定してみるんだけど」

一方通行「ルール? そンなもン、この俺がルールに決まってるだろォが」

18264号「……、……」

13874号「……、……」

打ち止め「……、……」

一方通行「……、ジョークだ」

18264号「つうか上位個体の体が若干卓球台に届いてねーじゃん
     こりゃだめだわ勝負になんねー、とミサカはため息を吐き出します」

打ち止め「むうー! ミサカはミサカは好きでこんなに小さいわけじゃないんだよ!」

一方通行「そォだ、こいつは好きでこンなに小せェわけじゃねェ。
     いざとなったら抱きかかえやすくてイイだろ、小さいと」

13874号「それも理由に適っていませんね、とミサカは苦笑しつつ、
     細かいルールは面倒なのでやめておきましょうと進言します」

一方通行「ア? それァ俺に甘ェルールでピンポン遊びでもしとけってことかァ?」

18264号「ルール知らないくせにいきがってんじゃねーよセロリ
     とミサカは露骨にバカにします。
     因にミサカは13874号号と間隔共有を既にしている為卓球に関する前知識は十分です」

一方通行「……よォくわかった。つまりオマエらはこのクソガキが小さくて
     ろくに卓球台にも届かねェから本格的な卓球はやらねェと。そォ言いたいわけだよなァ」

13874号「そこまで悪意を持った言い方はしていませんが、要約するとそうなります
     とミサカは頷きます」

一方通行「どォせ俺ァルールも知らねェしやったことはねェ、
     打ち止めは小さくて一般的なプレイヤーにしたら随分と不利だ。
     だったらよォ、俺とこのガキでやる卓球だ。
     いや、卓球じゃねェな。今から俺達が行う球技は、


     ――アクセラオーダーテイボォテニスだろォがよォ!」


上条「無駄に発音いいけどあれ正直どうなんだろうな」

美琴「どうもこうもないわよ。つまり俺ルールじゃない」


124.
13874号「ア、クセラオーダーテイボォテニス……!」ゴクリ

18264号「いやなんで前回のオリジナルと同じ反応してんだよ
     とミサカは裏手でつっこみます」

一方通行「あァそォだ。ルールも知らねェ俺と、卓球台に届かねェこのガキとで行う種目に、
     一般的な卓球のルールが適用されるわけがねェだろォ!」

18264号「いやなんでお前そんなに尊大なんだよとミサカは裏手でさらにつっこみます」

13874号「……アクセラレータ、ラストオーダー、テーブルテニス……穴がありますね、
     とミサカは冷静になった頭で告げます」

打ち止め(べつにどうだっていいけどたっきゅうやらないのかなってミサカはミサカの蚊帳の外?)

一方通行「穴、だとォ? いいぜ、言ってみなァ!」

13874号「あなたは大変な思い違いをしているようです、
     とミサカはラケットを構えながら言い放ちます。
     あなたがこれからしようとしているルールは、
     このミサカが慣れ親しんでいる13874号号独自のルールに他ならないのです、
     とミサカは宣言します」

一方通行「オマエ独自の……ルールゥ?」

13874号「この四人の中で誰が卓球を一番愛しているか、それはもちろんこのミサカです。
     ですがミサカは最初に言いました、
     そこまで言われるほどうまくないし下手の横好きですと。
     そもそも研究所で調整に明け暮れているミサカに
     十分な卓球のでいる満足な環境があるとお思いですか、とミサカは訊ねます」

打ち止め「たしかになさそうだけどってミサカはミサカは13874号号に答えてみたり。
     じゃあどうやって卓球してたのってミサカはミサカは訊ね返してみる」

13874号「簡単なことです――研究所のパソコンを適当にハッキングして
     ネット対戦で卓球やってました、とミサカは白状します」

一方通行「な、なンつゥインドアな……!」

13874号「そして隣の18264号号はミサカと感覚共有することで得た知識を
     フルに活用しようとしていますね、とミサカは確認します。
     その知識は間違っていたとしたら? このミサカが親しんできた卓球のルールは
     あくまでもネット上のもので、本来の卓球とは別物だとしたら? 
     そう、その場合今から行うのは卓球でもなければ、
     アクセラオーダーテイボォテニスでもありません! とミサカは断言します」

一方通行「……なるほどなァ、オマエの言い分も一理ある。ンで、じゃあオマエは何だってンだァ?」

13874号「ふふ、とミサカは忍び笑いをもらします。今から行う種目、それは紛れもなく――
     シスターズアクオーダーテーブルテニス@三重です!
     とミサカははっきり言ってみます」

18264号「あ、そっかミサカはシスターズでまとめちゃうんだ、
     とミサカは個性の尊重が慮られていないことに残念がります」

打ち止め「ていうかこれはさすがにないかもってミサカはミサカは全否定してみるんだけど……
     あれ、あなたはなんで固まってるの?」

一方通行「この俺が……一方通行が、アク二文字に収められただとォ……
     まあたしかにな、俺は悪の頂点に立つって決心したしアクは満更間違いでもねェよ
     だけどなんてェかモチベーション? みたいなもンが下がるだろ
     大体なンで俺が最初じゃないンですかァ!?」

打ち止め「そこツッコミどころ違うよ
     ってミサカはミサカは一応呟いてみるけど多分聞こえてないよね」


125.
一方通行「とりあえずシスターズアクオーダーテーブルテニスは却下だ、認めねェ」

13874号「@三重が抜けていますがとミサカは鋭く指摘します」

18264号「そんなんどうでもいいからやるならやろうぜ、
     とミサカはファイテングポーズを取ります」

一方通行「どォでもイイわけねェだろ!
     ここは正式名称をきちんと定めるところから始めねェと後で思い出したときに

『あれ、そういえば旅館で卓球台使ってあれやったじゃん。あれなんだっけ……あれだよ、あれ』
『あれじゃわかんないんだけど。お前の言葉が全人類に伝わるとか思わないでくれる?』
『だからあれだって、あれ! 卓球みたいなあれ』
『だからあれってなんなんだよ! あれあれあれあれうっせェ! アレイスターかお前は!』
『いやそのツッコミ全然うまくないんだけど』

     みたいな会話になりかねねェ」

打ち止め(ていうかあなたはそんな会話を誰かとする予定があるのかなあ
     ってミサカはミサカは疑問を抱いてみる)

13874号「……ふむ。言い分には筋が通っていますねとミサカは頷きます」

18264号「どこも通ってねーよふにゃふにゃじゃねーか
     流石もやしだなとミサカは批判します」

一方通行「イイか、これはアクセラオーダーテイボォテニスだ。
     なンなら@三重をつけてやっても構わねェが、譲歩できンなァそこまでだ」

13874号「あ、じゃあそれでいいや、とミサカはあっさり妥協しネットの張りを確かめます」

18264号「それでいいんかい! 
     とミサカは相方に二度目の裏手ツッコミをかましかけましたが
     13874号号がネット調節でかがんだためにスカしました。悔しいです」

打ち止め(MNWで卓球について調べたから内容もルールもわかっちゃったんだけど、
    この場で言うのもあれかなってミサカはミサカは自重してみる)


黒子「そういえば以前はアクセラオーダーハイドアンドシークとかおっしゃっていましたわね」

美琴「よっぽどアクセラオーダーを頭につけんのが気に入ってんじゃないの」

インデックス「そもそも卓球はそんなに難しいルールはなかったと思うんだよ」

上条「はしゃぎたいお年頃ってあるだろ。
   ……にしても一番年下であるはずの打ち止めが一番大人びて見える」


一方通行「アクセラオーダーテイボォテニス@三重のルールは簡単だァ……
     打つ、返す、クソガキが打ったらポイント」

18264号「おいこら待てやセロリ、
     とミサカはあまりにも甘すぎるルールに待ったをかけます」

一方通行「あン? だってオマエ言っただろォが、クソガキが小せェってよォ。
     だったらその小せェやつが打ったという事実そのものに意味を見出し評価し認めることが、
     このクソガキの新たなる可能性を伸ばす大事なステップだろォ」

打ち止め「う、なんだか小学校の教育方針みたい
     ってミサカはミサカは熱血教師モードのあなたに引いてみる」

13874号「……事実そのものに意味を見出し評価し認めること
     ――なるほど、もっともですとミサカは同意します」

18264号「だからお前はなんでそうあのセロリに感化されやすいの?
     なんなの素直なの? 素直すぎんの?
     とミサカは隣の13874号号の吸収力の高さにドン引きです」

一方通行「そォと決まれば試合開始だ」カチリ

18264号「いや決まってねーししかもこいつ余裕で能力使用モードにしやがったし
     もう勝ち目ねーよとミサカは項垂れます」

13874号「いいえ、ひろみ、じゃなかった18264号号。諦めるのはまだ早くてよ。
     やる以上はしっかりおやりなさい、よくって?
     とミサカは背後に美しい花々を咲かせて一方通行に挑みます」

一方通行「なァ……ッ!? お蝶夫人に勝るとも劣らねェオーラ、だとォ……!?」

打ち止め「あなたはどうして昔のスポ根漫画の有名人物を知っているの
     ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

一方通行「こォなったら――オラ、立て、立つンだ打ち止めァ!」


美琴「……あいつ、実は漫画けっこう読んでるのかしら……いやまさかね」

上条「上条さんはむしろ13874号号がエースをねらえを読んでいたことにびっくりしましたよ」

黒子(お姉様が普段の言葉遣いではなくもっと上品におっしゃっていたら
   それはそれで大変萌えるんですのね!)

インデックス「一向に卓球が始まらないかも」


475:EU47fDYo
卓球はじまらねぇwwwwwwwwww



126.
18264号「常識的に考えて、セロリが能力使ったら勝てるわけないだろ
     とミサカは正論を述べます」

一方通行「安心しろ、演算だけだからよォ」

18264号「クレーンゲームと違って
     卓球は演算の後にためらいなく反射するだろとミサカは論破します」

一方通行「……じゃァあれか? 演算も反射もベクトル操作もなしで
     いっそ能力使用モードも全部切って通常モードの一般人なこの俺に
     卓球なンて激しい運動をしろってェのかオマエは。
     一応これでも立派な障害者なンですよォ俺は!
     優しくしろ! もっと労れ! 介護する勢いで!」


上条「あいつ酔っ払ってないか」

美琴「ノリがおかしいわね」

黒子「あら、あれが普通だと思っていましたの」

インデックス「そういえばなんだか顔が赤いんだよ」

13874号「一方通行、あなた少しはしゃぎすぎではありませんか、
     とミサカはいつもより肌が赤い一方通行を心配してみます」

一方通行「はァア? 誰がはしゃいでンですかァ、あれ、つゥかオマエらいつからンな増えた?
     あ、もとから妹達は8人いたのか……待て、
     打ち止め、オマエクローンでもいたンですかァ? 増えてンぜ、4人に」

打ち止め「え、何のこと?
     ってミサカはミサカはどこか焦点の合っていないあなたの赤い目を覗きこんっ、
     ってうわあ!」

バタンッ

一方通行「はァ、……あ、はぁ、……ンだァ? いつから地球はぐるぐる回ってンだ……アー違ェ、
     あは、ぎゃははッ、クキ、カカッ……ねる」

打ち止め「ちょ、ちょっとこのまま覆いかぶさって眠られるとどきどきするし
     動けないし困るんだけどってミサカはミサカは……ってあっつい!
     あなた火照りすぎだよってミサカはミサカは慌てて体を引き剥がしてみる!」

一方通行「ンだよォ……あったけェ……あちィ」ギュウ

打ち止め「うわわわわっ、えっと、前にもこんな風に毛布扱いされたかも
     ってミサカはミサカは記憶を掘り起こしてみるんだけど
     その前に誰かこの人を部屋まで運んでほしいかも」

上条「あ、俺運ぶよ。のぼせちゃってんだろ?」ヨッコラセト

一方通行「おォ? 体が浮き上がったぜクソガキィ……
     無重力じゃねェかこれェ……きゃははアハははっ」

美琴(あ、い、いいなあ……背負われてるのいいなあっ!)

黒子「背負わずともわたくしが空間移動で運んだほうが早いですの。失礼しますわ」

インデックス「おおっ、ツインテールとあくせられーたが消えたんだよ」


売店近くの休憩所

20000号「温泉でのぼせて真っ赤になるセロリたんハァハァとミサカは策士っぷりを披露します」

17600号「そういえば彼は普段長風呂派ではないにも関わらず少々長く浸かっていましたね
     とミサカは一方通行の体力のなさに驚きます」


486:tllhmFQ0
そういやここの一方さんは上条さんや美琴に揺すられただけで、
昇天するもやしっぷりだったな



127.
301号室

打ち止め「……無理させちゃった、ってミサカはミサカは落ち込んでみたり。
     考えてみたら普段けっこうローテンションなこの人が
     異常に騒いでいたことをまずはおかしく思うべきだったのかも
     ってミサカはミサカの自己嫌悪……」

13874号「いえ、悪いのは誰でもありません。
     しいて言えば自分の体調管理が行き届いていなかった一方通行と、
     案内人なのにテンション上がりすぎて皆さんを気遣えなかった
     ミサカがいけないのです、とミサカは自分を責めます」

インデックス「あくせられーた、苦しそうかも」

一方通行「ア……ンだってンだァ……き、はら、く……ン? いやなンでオマエ担任……かき、ね?
     あ、レール、ガ、ン……レベル5のきょ……し、つだァ? ……ック、はぁ」

美琴「なんで今私の名前が出たのか気になるんだけど」

上条「それもそうだけど、とりあえず水とか必要だろ? 上条さんが買ってきますよ」

18264号「――ここはミサカにお任せを、とミサカはあらかじめ持ってきていた
     飲みかけの天然水を一方通行の口に押し付けます」

インデックス「わーわー待って待って! とりあえずあくせられーたの上半身を起こすんだよ!」

打ち止め(飲みかけ? ってミサカはミサカは18264号号をチラ見してみる、って顔赤い)

黒子「汗も尋常ではありませんの。とりあえず拭きますけれど」


20000号「いやー、なんというかこうやって見てると
     一方通行が発情しててみんなで襲ってるみたいですねーとミサカは発言します」


上条「……、……」

美琴「……、……」

打ち止め「……、……」

一方通行「ッく、あ、ふゥ……すごパだァ? ……ンっ、はァ、
     ……ってェか、なンだ、……メルヘン、冷蔵庫みてェなの……」

18264号「……、……」

インデックス「……、……」

黒子「……、……」


13874号「……えっと、相棒? とミサカは突如現れたレインボーアフロの
     ちょび髭サングラス清掃員にどこか懐かしさを覚え呼びかけてみます」


492:oj9cp3Io
一方さんが他スレに迷い込んでるwwwwwwww

493:plx5qt.0
木原クンとかていとくんとか聞こえてくるんだけどwwwwww



128.
20000号「ンモォ、とミサカはかつての主に答えます」

13874号「……本当に、相棒ですか、とミサカは込み上げてくる懐古の情を隠し切れません!」

20000号「出会ってから数時間以上離れ離れになるのは初めてだンモォ、とミサカは両手を広げます」

13874号「~~~ッ、相棒! 会いたかった! とミサカは抱きしめます!」

20000号「ンモゥ、モォオ……ふたりの間に言葉はいりませんね、
     とミサカはふっといい笑顔を浮かべま」

上条「え、ってことは、20000号なのか? 清掃員さんじゃなくて?」

20000号「はい。ミサカは20000号ですが、とミサカはちょび髭とサングラスを外します」ベリッ

美琴「なんでレインボーアフロは脱がないのよ」

20000号「……脱げないので、とミサカは唸っている一方通行を見つめます」

一方通行「ン、あ……クソメルヘン……ッ、オマエもォていとくンで……よォ、
     じょ……っこの、むぎ、……のォ……シロ、レン、ジャイッ……くは、ァ」

黒子(クソメルヘン? ていとくん? 幼女? メルトダウナー……?)

打ち止め「そうだった、20000号に構っている場合じゃなくてこの人がピンチなの
     ってミサカはミサカは場の空気を戻してみる」

インデックス「とりあえず水を飲ませるんだよ!」


コンコン

?「すみません、のぼせてしまったお客様がいらっしゃるとお聞きしましたが」

美琴「……怪しい。旅館でそこまでルームサービスする?」

上条「まあいいだろ。怪しかったら返り討ちにすればいいだけの話で」

黒子「ええ。それに第一位の容態もあまりよろしくはないようですの」

打ち止め「じゃあとりあえず入ってもらおうってミサカはミサカはドアを開けてみたり!」

キィー

女将「入らせていただきます、それでのぼせてしまったお客様はどちらでしょうか……、!」

一方通行「……ユリ、コ、だァ……ッ? ン、っは、……ふァ、小せ、ェ、俺ッ、っは、あ」

18264号(なんとなく女将から妹達に似た空気を感じますとミサカは上位個体に告げます)

打ち止め(じゃ今ちょっと下位個体に上位命令下してみるねってミサカはミサカは答えてみる。
     下位個体に次ぐ、下位個体に次ぐ。ただちに両手を挙げ、万歳のポーズをとれ。
     繰り返す、下位個体に次ぐ、下位個体に次ぐ――)

女将「ッ!?」バッ

インデックス「ふえ、どうしたのいきなり万歳しちゃって」

女将「いっ、いいええ、ちょっと脇に空気を通したくなっただけです、とミサ……」

打ち止め(各下位個体の現在位置の照合、分析、三重県に現在存在しているミサカは
     13274号(三重)、17600号(スネーク)、18264号20000号(変態)、そして)


打ち止め「なんで変装して女将になりすましてるのかな?
     ってミサカはミサカはのぼせちゃったこの人に触れようとしている
     14510号(一方通行LOVE)に声をかけてみたり」

女将「!!!」

一方通行「……って、ユッ、……コ、は、ユリコは、自己……紹介してみッ、るゥ……はッ、くァ」

13874号「まさかの14510号ですね、とミサカはびっくりします」

20000号「まさかっていうかあいつ途中まで相棒ハーフだったよ、とミサカは仰天の事実を伝えます」


502:x4BtAsDO
この一方さんいろんなスレに迷い込んでるけどシリアスなスレには行ってないなwwww

504:h.iR.AAo
14510号きたあああああああああ
これは波乱の予感ですかっ

505:b35jP76o
相棒ハーフだと・・・
スネークだと思ってた



129.
女将「14510号? さあ、なんのことでしょうとミサカは目をぱちぱちさせます」

打ち止め(下位個体に次ぐ、下位個体に次ぐ。
     ただちに自身の検体番号を述べ、敬礼せよ、繰り返す――)

18264号「ミサカは検体番号18264号号です」ピシッ
13874号「ミサカは検体番号13874号号です」ピシッ
20000号「ミサカは検体番号20000号です」ダラッ

女将「っく……ミ、サカは、14510号、です……っ」ビシッ

美琴「本性出したわね……今の一方通行は弱ってる、たとえ倒したいとしても今はやめ」

14510号「倒すどころかミサカはこの方のためにスポーツドリンクを持ってきたんです、
     とミサカは懐からアクエリを取り出します」

黒子「んまぁ、気の利いたお姉様ですの」

上条「インデックス、俺さっぱりわからないんだけど」

インデックス「あの女将は短髪のそっくりさんで、あくせられーたを助けるためにやってきたんだよ」

一方通行「……ッン、あわ、……き、ン? ……ジャッジメッ、ント、だァ、……っふァ、は、うン、た……ンッっく……三下……の、ばッ……か、ァあ」

18264号(こころなしか最後あたりで一方通行の顔が赤らみをましたような気がします
     とミサカは呟きます)

13874号(彼はきっと電脳空間を彷徨って本当の自分を見つけようとしているのでしょう
     とミサカは想定します)

20000号(喘ぐセロリたんハァハァハァハァ)

打ち止め「……まあ、仕方ないよねってミサカはミサカは肩をすくめてみる。
     このままだとこの人が戻ってこれなくなっちゃうかもしれないから
     早く復活させてあげなきゃってミサカはミサカはアクエリのキャップを開けてみたり」


303号室

17600号「ミサカは検体番号17600号です……くっ、スネークとして相手に操られるなど不覚!」ビッシィ


一方通行「あ、めェ……ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソース
     ランバチップチョコレートクリームフラペチーノ……っだとォ……?」

美琴「い、今の一瞬すごく目が見開いてた……」

黒子「初春が試したと言っていましたわ。たしかものっすごーく甘ったるいらしいですの」

インデックス「飲み物なの!? うわあ、飲んでみたいんだよとうま!」

上条「なんかすごく高そうだから却下!」

打ち止め「よし、一気に飲んでもらおうってミサカはミサカはあなたのお口を開けちゃいます!」

一方通行「……かくれンッ、ぼがァ!」パガッ

18264号「アクエリ投入、とミサカはアクエリを口に突っ込みます」

一方通行「ンぐッ!?」ゴッゴッゴ

14510号(持ってきておいてなんだけど飲めなかったら口移しもありかな
     って考えていた自分が恥ずかしいですとミサカは羞恥心で一杯になります)

13874号「ピッピッピ、ピッピッピ、ピッピッピッピッピッピッピー、
     とミサカは一方通行がアクエリを飲み干せるよう三三七拍子で応援します」

一方通行「ンくっ、ンッ、ンッ、ァ、っぐ……」

20000号「ハァハァハァハァ」


黒子「干渉しなくてもよろしいんですの?」

美琴「正直係わり合いになりたくない」

上条(あれシチュ的にはおいしいのにまったく代わってあげようと思えないのはなぜだろうな)

インデックス(アクエリちょっと余ったらくれないかな)


510:名前:>>1 投稿日:2010/04/06(火) 15:20:57.78
ちょっとじゃがいも買ってくるわ

522:1flCvGk0
14510号登場にニヤニヤが止まらない。

525:V00MXiso
まさかレベル6計画が平行世界を繋ぐ力だったとは

544:b35jP76o
どこまでジャガイモ買いに言ってるんだよwwwwwwwwwwwwwwww

547:/ZpoCyko
何kg買いに行ったんだよ・・・

549:CLlSrhEo
農家まで直に行ってんだろwwwwwwww

550:cB9bqQDO
ジャガイモ→コロッケ→ビール→風呂→ビール

551:nZfHHnoo
まさか北海道まで取りに行ってんじゃないだろうなwww

560 :.aNG2T60
ジャガイモを買いに行ったせいで・・・・>>1は・・・・!!

561:wh2OuJ.0
>>1は犠牲になったのだ・・・

566:tSnqKaQo
>>1まだでワロタwwwwwwww
じゃがりこでいいじゃんもう

567:UZTr9Oo0
さっきフライドポテト食べてたらエビスビール持ったナイスガイが入ってきた

568:l0n7FEAO
バカヤロー!!そいつが>>1だ!

578:eUhOusAO
ヱビスビール飲みながら歩いてた人にジャガ芋どこに売ってますかと聞かれたがまさか…

585:名前:>>1 投稿日:2010/04/06(火) 21:50:27.53
じゃがりこ最強だよな
エビス様と合うんだぜ



130.
一方通行(……ン……あ?)

垣根「起きろ、てめいい加減起きろっつってんだよ。聞こえねえの?」ユサユサ

一方通行(ここ、は……教室?)

麦野「ほっときなさいって。どうせ起きても寝てても第一位なんだし」

美琴「ほんとずるいわよねー、不良が実はめちゃくちゃ頭いいんです
   っていう漫画のお決まり展開みたい」

コンジョーコンジョー
フコウダァァァ

一方通行(ンだァ……違ェな、『この世界』は俺がいてイイところじゃねェ……)

番外個体「それじゃあユリコ、行こっか」スッ

一方通行(……超電磁砲、に似た女ァ……?)

上条「へえ、百合子っていうのか」

一方通行(ンなわけねェだろ……ここも違う)

結標「あら、おかえりなさい。一方通行」

一方通行(結標だァ……? 待て、なンだこの空気……)

結標「あ、あーくんっ♪」

一方通行(あわき……ンってあやうく言いそォになったが
     ここも『俺』の『世界』じゃねェぞ……ッ!?)

麦野「ラビットのシャケの塩焼きおいしいよ」

一方通行(麦野さン……いや待て今のときめきおかしいだろォ……)

絹旗(ラビットだって超中学生に見えます!)

一方通行(だからラビットって誰だァ俺か……うさぎ……?)

黒子「ジャッジメントですの!」

一方通行(おォ、ジャッジメントだァ! って違ェ……
     俺はジャッジメントになった記憶なンざねェ……ちくしょォどこだってンだ……?)

海原「けいおん!も知らないんですか?(笑)」

一方通行(あいつ後で死刑。……ここも違ェ。じゃァどこに行きゃあイイ……?)


587:oj9cp3Io
おいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

588:Bz2MUrgo
一方さんは帰ってきてないのかwwwwwwwwww

591:Rqgx/PAo
一方帰ってこいwwwwww

594:miFAMXQ0
一方さんどこフラフラしてるんだよwww



131.
上条「鈴科っ!」

一方通行(ちっげェェェエエ! 俺の名前ノット鈴科ァァァア!
      ……アー、どこだ、どこだよどこなンですかァ……)

ミサカ妹「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソース
     ランバチップチョコレートクリームフラペチーノです、とミサカは言ってやります」

一方通行(いや飲ンだことねェな、ガキが一時期騒いでたけど……ここじゃねェ、
     ここじゃねェンだ『俺』の場所は……)

打ち止め「かくれんぼしたいなってミサカはミサカは言ってみたり!」

一方通行(かく、れンぼ……?)

美琴「アクセラオーダーハイドアンドシークじゃ私の成分が入ってないわ。
   レールガンも入れるべきよ」

一方通行(アクセラオーダーハイドアンドシーク……、)

インデックス「ジン♪ジン♪ジンギスカーンッ♪」

一方通行(ジンギス、シスターだとォ……!?)

黒子「もしかしてレモン石鹸で羊肉を洗うんですの!?」

一方通行(イエローレモンソープ略してイレソ……)

美琴「わ、わざとやったわけじゃなくてこいつを助けるために電流流したのよ!」

一方通行(いンやァ……オマエの行為が故意か恋だなンて関係ねェ……)

18264号「くれるんですか、とミサカはジンギスカンを見つめます」

一方通行(だってオマエ食ってねェだろォがよ……)

上条「一方通行、缶蹴りしようぜ!」

一方通行(アクセラオーダーカンキッキング、ってかァ……!)

13874号「お届けにあがりました、と、ミサカは、相棒を差し出します……」

相棒「ンモォ」

一方通行(三重、相棒……)

土御門「アルビノ美少女メイドktkr」

一方通行(土御門も死刑。……ここは……、)


600:1ArOjJM0
戻ってきてる!

601:/ZpoCyko
戻ってきて!!



132.
泉川「三重に行くの!? じゃあお土産よろしくじゃん!」

芳川「皿洗い面倒くさいわ」

一方通行(土産な、土産……ていうか芳川お前ニート同然なんだから働け……)

17600号「スネークです」

一方通行(妹達にもいろいろあンだよなァ……)

20000号「ハァハァハァ」

一方通行(アフロ、イイなァ……)

18264号「べつにセロリに獲ってもらわなくてもいいしとミサカは」

一方通行(オマエちったァ素直に口きけねェのか……)

美琴「あ、あのバカに慰めてもらうとかなんで私が」

一方通行(アーめンどくせェアーうっとォしい……)

13874号「@三重を忘れています、とミサカは」

一方通行(つうかもォ卓球でよくね……)

黒子「わたくしが運びますの」

一方通行(はこ、ぶ……?)

14510号「ミサカはこの方を助けるために、アクエリを持ってきました、とミサカは」

一方通行(俺を、助ける……だァ?)

上条「しっかりしろ、一方通行」

一方通行(当ったり前ェだ、この俺がしっかりしねェで誰があのクソガキ共を守るってンだよォ……)

打ち止め「うわ言は止んだけど目が覚めないね、
     ってミサカはミサカはあなたの胸にすがりついてみる」

一方通行(あァ? なンだってこのガキ涙目になってンですかァ……自分で拭えよなァ、仕方ねェ……)

一方通行「クソガキィ……、重ェ。それから目元拭え……」ゴシゴシ

打ち止め「! お、きた、起きた起きた意識が戻ったのね
     ってミサカはミサカは抱きついてみたりー!!!」ギュッ

一方通行「ぐッあ……だから退けェ!」

一方通行(アー、わかった、オーケーオーケェ。ここで合ってンな、『俺』の『世界』は
     紛れもなくここだ――てェかなンで口元汚れてンだ俺は)


一方通行「……オマエら、卓球はどォした」

美琴「ぶっ倒れたアンタに言われたくないわよ」

上条「お前のぼせたんだって? そんなに長く入ってたか?」

打ち止め「普段のあなたはシャワーですませるのに今日は露天風呂まで入ったもんね
     ってミサカはミサカは保護者ぶってみる」

一方通行「俺が、のぼせた……?」

14510号「すべての責任はこの20000号にあります、とミサカは20000号の首を引っ掴みます」

20000号「ぐェ! ちょ痛い痛いいた気持ちいいけどやめて、
     とミサカは懇願しつつ一方通行に土下座します。ごめんなさい」

一方通行「……なンでオマエが謝ってンだァ?」

18264号「セロリかつもやしで貧弱、体力のない一方通行がのぼせた原因はサウナです、
     とミサカは簡潔に答えます」

インデックス「あのサウナは子どもが長時間使ってちゃだめっていうのもあるけど、
       心臓が弱かったり体が弱い人も長時間の使用はやめて下さいって書いてあったんだよ」

黒子「ちなみにあなたは意識を失ってからしばらく変なことをぶつぶつと呟いていましたの。
   ジャッジメント、だとか」

一方通行(あれは何だったンだかなァ……どこかにいる『俺』かァ?
     つゥか体が弱い人に該当するわけか)

13874号「なにはともあれ、一方通行が意識を取り戻してよかったです、
     とミサカはアクエリを14510号に返します」

一方通行「待て、そいつ女将じゃねェのか? 受付にいたよなァ?」

14510号「えっと、ミサカはちょっと前からここの温泉宿で女将として働いています
     とミサカは告げます。ちょっと前と言っても数時間前です」

打ち止め「……あとでお話聞かせてね? ってミサカはミサカは天使の笑顔を浮かべてみたり」

14510号「すみません運営ごめんなさいほんと出来心でしたすみませんおしおきやめてください
     ごめんなさいとミサカは謝り倒します」

一方通行「よくわかンねェけどよ、……悪かった」

上条「なーに、いいんですよこれくらい! どうせ出資者はお前だからさ。
   さてっ、もう戻ってきちまったし、これからこの部屋で大富豪でもやろうぜ?」

美琴「今回こそ勝つわよ! 黒子、トランプ用意して!」

一方通行「待った。ここにいる全員で出来るゲームのほうがイイだろォが」

18264号「おやおや、こんなところに大量の枕がありますね、
     とミサカは意味ありげに押入れから枕を取り出します」

打ち止め「ああ、修学旅行とかでやる枕投げね
     ってミサカはミサカは興奮を隠し切れずにはしゃぎまわってみる!」

303号室

17600号「……一方通行は意識を取り戻したか。案外早い復活でしたとミサカは呟きつつ、
     夜食であるカップヌードルをすすります。ちなみにシーフードです」ズズー


617:Rqgx/PAo
他の妹達は堂々と参加してるのに淡々とスネークする17600号に職人魂を感じる



133.
一方通行「枕、投げ……?」

上条「ああ。やったことないか? 寝る前に誰からともなく開始される伝説のゲーム『枕投げ』。
   当たったら死亡っていうルールもあるけど実際はみんなゾンビみたいにぼかすか死んで
   ぼかすか生き返るって感じだな」

美琴「要するに枕を投げて投げて投げまくって、最後まで立ってる奴の勝ちよ。
   ……最後まで立ってるイコール寮監に叱られるってことでもあるんだけど」

黒子「ちなみにわたくし百戦百勝中ですの」

インデックス「日本には興味深いゲームがあるんだね。ちょっとやってみたいかも」

打ち止め「ねえねえやろう!
     枕投げやろうってミサカはミサカはあなたの浴衣をぐいぐい引っ張ってみる!」

一方通行「……アクセラオーダーピロォスロゥイング……」

18264号「ここにいる全員でやるのならそこにシスターズ、レールガン、テレポーター、
     インデックス、イマジンブレイカーも加えるべきですが無理だろpgrwwwww
     とミサカは馬鹿にします」

美琴(さあ、どんな名前をつけてくるの第一位……ッ!)

一方通行「……、……」

13874号(あ、この枕投げやすいタイプですね、とミサカは満足げに指を鳴らします)ポキポキ

14510号(うわあああああ一方通行さんと同じ部屋にいて同じ空気吸ってるだなんて信じられません
     とミサカはいっそ逃げてしまいたい衝動に駆られます)

一方通行「……、枕投げ。そのままでイイだろォ」

美琴「!?」

一方通行「たしか枕投げってなァ明確なルールはねェはずだ。
     だったらわざわざ俺達用に改変する必要なンざねェ、ってわけだ、そォだろ?」

上条「まあ今までも改変する必要はどこにもないんだがな。じゃあやるか!?」

黒子「待ってくださいまし。
   枕投げは『や ら な い か』『ウホッ』という流れで行われるものではありませんの。
   全員が布団に入り、寝付いた頃合を見計らって誰かがすっと枕を暗闇に投げつける!
   それをかわすのが一種の合図、そこからはまさに地獄絵図ですわ――入り乱れる枕、布団、下着」

20000号「下着!? とミサカは無意識に荒くなる息を懸命になだめます」ハァハァ

一方通行「ちっともなだめられてねェぞ」


623:C8T86dwP
体が弱い人に枕投げさせるなよww

631:iKXt6B2o
美琴とシスターズは電磁波で超反応プラス暗闇でも関係ないし
黒子は攻守万能
上条さんの耐久力と剛腕はすでに神クラスだし
一方さんはベクトル制御無双
インデックスは枕が小豆なら絶対防御

これは誰が生き残るか分からんね

632:qyUanGEo
暗闇に乗じて暗躍する20000号
それを押しとどめるプロスネーク



134.
「301号室は異様な熱気に包まれていた――
 この部屋に集いしファイターは皆真剣な表情を浮かべ、布団を敷き、もぐりこむ。

 ねえちょっとアンタそっち行ってくれない、と御坂美琴が言い、
 上条当麻がこれ以上端っこ行ったら上条さん玄関に出ちゃうんですけど、と返す。

 一方通行は電極に手を伸ばし、隣でわくわくと心を躍らせている打ち止めの様子を見守りつつも、
 誰かの先制攻撃には即座に反応できるように臨戦態勢で仰向けになっていた。

 ちらり、とその逆隣の18264号が白い髪を見つめる。だが、彼女はそれ以上動かなかった。

 13874号はもっとも危険な場所、
 全員の頭が集まっている真ん中に堂々と場所を確保していたが、その瞳はぎらついている。
 見る者が見れば、ハンターの目、と揶揄するかもしれない。

 女将としてやってきた14510号が打ち止めの可愛らしいおしおきにより退室させられたあと、
 なんやかんやで303号室――
 つまりプロスネーク17600号の滞在している部屋に押しかけたことは誰も知らない。

 インデックスが周囲の緊迫した空気に耐え切れず、そっと枕を掴んだ。
 その気配を察した白井黒子が目を細めた。
 暗闇の中では隣の人間くらいしか正確に見て掴むことはできない。

 枕投げ百戦百勝を自称する白井黒子には、ある流儀があった。
 テレポーターたるもの、全力で能力を使うべし、である。卑怯ではない。
 全力を出さずに負けて言い訳をするくらいなら、
 いっそ全力を出して勝ったほうがいいに決まっている。

 白井黒子は口元に笑みを浮かべた。彼女の計算通りである。
 この面子の中でもっとも先制攻撃をしかけてしまいそうな「我慢のきかない人間」は
 インデックスである、と白井は考えていた。
 打ち止めの場合も考慮したが、彼女には鉄壁の守りとも呼べる一方通行が傍に控えている。
 能力全開の一方通行との一騎打ちは最後までとっておきたかった。

 インデックスが枕を投げようかどうしようかと迷っている。
 ふふ、と白井は微笑むと、小さな声で呟いた。

 「枕投げは、先手を打たなければやられますのよ?」

 その瞬間、インデックスの手がわずかに動き、
 彼女の上体が起き上がったと同時に枕が暗闇に放り投げられた――とミサカは実況中継しつつ、
 4人用の部屋に8人以上ってきつくねえか、と呟いてみます。
 それにしても下着がありませんね、とレポーターもといミサカ20000号はあべしッ!」

一方通行「オラオラオラァァァアア!!!
     避けなきゃ死ぬぜェ、今の俺は時間制限つきの最強だァ!」シュッヒョイシュヒョイ

黒子「やはり立ちはだかりますのね、いいですわ!
   空間移動の本領を発揮してみせますの!」シュッパッヒュッヒョイ


インデックス「うわあ……あれが真のファイター……」ボーゼン

美琴「次元が違う」ヒョイヒョイ

上条「あそこだけ枕が見えない」シュッシュッ

打ち止め「枕がどんどん裂けていくんだけど、これ今夜使うんだよね
     ってミサカはミサカの茫然自失」バチバチ

13874号「いや、ここもけっこうハイレベルな争いなんですよ、
     とミサカは念のため告げておきます」バチッ

18264号「でも向こうの争いはどっちかが疲れて演算能力に支障が出るまで戦わせて
     弱らせたほうが無難ですね、とミサカは頭脳戦を展開します」バチリ


303号室

17600号「……一見すると上位個体が撃沈しそうなこの勝負、
     彼女には最終手段があることを忘れるな、とミサカは下位個体全員に告げます。
     それにしても変態であるはずの20000号
     さり気なく馴染んでいるのは相棒効果でしょうか」

14510号「いいなあ、一方通行さんと遊べるなんていいなあ、とミサカはほうっとため息を吐きます」


642:h.iR.AAo
枕投げってこんなクオリティの高い競技だったんだな・・・



135.
301号室

黒子「さすがは第一位、わたくしの空間移動も反射してしまうなんて……
   ですが反射ばかりでは枕ひとつ投げられませんの!」

一方通行「そっかそっか、オマエは俺がやみくもに反射してるだけ、
     ってェ思い込みをしてンだなァ!」

黒子「何をおっしゃって――!」

ヒュンッ

黒子「くっ、……ベクトル操作をすることで押入れにうまく枕を当てて跳ね返ってきた枕で
   わたくしの背後を突く――実にお見事ですわ」

黒子「でも!」

ヒュンヒュンッ

一方通行「何ィ!? 一気に枕を数個投げ飛ばすだとォ!?」

ヒュンシュバババッ

黒子「枕投げ百一戦百一勝は譲りませんのよ!」キリッ

一方通行「カカッ、俺に勝てるって幻想を抱いてンなら、その幻想をブチ殺してやンよォォオオ!」ニィ

ギッタンバッタンガシャンガラガラドシャーン


上条「まずい、台詞だけだと何が起こっているのかまったくわからねえ。
   しかも一方通行がさりげなく俺の台詞ぱくってちょっと嬉しそうにしてやがる」

美琴「黒子があんなに私相手以外の枕投げでイキイキしてるの見たことない……!」

打ち止め「……この部屋で今夜眠れない気がするのってミサカはミサカは13874号号に頼ってみる」

13874号「たしかにこの惨状は危険ですね、
     とミサカも上位個体がこちらの部屋に来ることをすすめます」

18264号(そういえばこの後に寝泊りイベントまであったんだった、
     とミサカはどこで誰が寝るのか気にします)

インデックス「うー、おなかすいた。食べたりない」

20000号「とりあえずここにあるうなぎパイでも、とミサカはシスターに夜のお菓子を手渡します」


「白井黒子は迷っていた。
 相手はあの一方通行――ほぼすべての力を反射し、ベクトル操作する最強の超能力者。
 これまでの彼女の戦法は空間移動で相手の視界から一度姿を消し、
 その隙をついて枕を投げるというものだったのだが、一方通行には効かないのだ。
 隙をつこうにも彼の反射は枕ごと吹き飛ばす。
 それどころかベクトル操作で逆に白井の背後をつき、隙あらば枕を当ててこようとする。
 百戦百勝のテレポーター・白井黒子をここまで脅かしたのは後にも先にも
 学園都市第三位の御坂美琴ただひとり。

 その御坂はもはや戦意を喪失し
 大人しく端っこで残りのファイターと布団の上でトランプタワー制作に取り掛かっている。
 戦う意欲を失った者達に残されたもの、それは
 『異次元の戦いを野次を飛ばしつつ観戦する』ということだけ。

 上条当麻は部屋の中央で行われているハイレベルなバトルをじっと見つめ、
 時折トランプタワーをうっかり壊しつつ、ふたりの動きを見定めていた。

 一見すると反射を使い続けている一方通行が有利にみえるこの戦いは、
 彼自身が明言した『時間制限つきの最強』がネックとなっている。
 つまり、白井黒子が集中力を失わずに一方通行の電池切れまで戦い抜くことができれば、
 その時点で彼女の勝利なのだ。

 白井は一方通行の時間が残り10分程度しかない、という事実を知らされていない。
 だが、時間を気にし始めた一方通行は焦りを見せている。
 これは好機、と白井は再び手元にあった枕4個に触れ、空間移動させた。
 難なく反射し返した一方通行は、その口元に浮かべていた笑みを引き攣らせる。

 トランプタワーを制作している御坂のすぐ横には、
 彼が守り通すと誓った少女が目をきらきらと輝かせて座り込んでいた。
 4つの枕を一気に反射させベクトル操作も行った彼だったが、そのうちの2つが衝突し、
 演算外の方向へ飛んでいくことを想定してはいなかった。とミサカ20000号は実況中継します」

一方通行「こンの、クソツインテメントォォオオオオッ!!!!!」ヒュンヒュンヒュン

黒子「んまぁ、いきなり咆哮するなんて何事ですの?」シュバシュバシュバッ

一方通行「くっそォ……!」

20000号「トランプタワーに夢中な元ファイター達は、
     あるひとりを除いて誰も枕が飛んでくることに気づいていなかった。
     
     そう、あるひとり――幻想殺し、上条当麻を除いて!」

一方通行(チィ、間に合わねェ……!)

上条「! しまった、打ち止めが……そぉぉおおおらああああ!!!」


136.
ヒュンッ
パシッ

一方通行「!!」

上条「――お前ら、枕投げっていうのは無抵抗の人間相手にやることかよ?」マクラニギリシメ

黒子「……今のは不可抗力で、」

上条「うっせえよ! 不可抗力とか熱膨張とかそんな話をしてんじゃねえ!
   お前らがふたりで枕投げを楽しむ分には好きなだけ能力駆使すりゃあいいさ、
   それは止めねえよ。
   だけどな、ここにいる戦線離脱したやつらを巻き込む必要はないだろうが!」

一方通行「……だから好きでガキの方向に反射させたわけじゃ、」

上条「ごちゃごちゃ言い訳すんな! お前らはあともうすこしで打ち止めを、
   ひいてはここにいる連中を殺すところだったんだぞ!」

ガミガミソゲブガミガミソゲブッブー


打ち止め「さすがにあの人も遊びと本気は弁えてると思うんだけどなあ
     ってミサカはミサカは枕を見つめて呟いてみたり」

美琴「黒子と一方通行がふたりして項垂れてる場面なんてそうそう見れるもんじゃないわ」

13874号「この状況は枕投げで遅くまで騒いでいることが教師にバレて
     説教をくらう生徒の図ですね、とミサカはドラマで得た知識を披露します」

18264号「さて、そろそろ寝る準備でもしますか、
     とミサカはぼろぼろになっていない枕を探します」

インデックス「無事な枕がほとんどないんだよ」


303号室

17600号「上条当麻が鬼教師ならば一方通行と白井黒子は不良生徒でしょうか、
     とミサカは考察します。
     ジャッジメントなのに叱られるってどうなの、とミサカは首を傾げます」

14510号(不良生徒な一方通行さん……

     「あァ? 校則ゥ? ンなもン何でわざわざ守ンなきゃなンねェンですかァ?」

     と言いつつ実は髪も目の色も天然のアルビノで脱色しているわけではないし
     カラコンでもないけれど面倒だから説明せず生徒指導部に目を付けられる日々。

     そんな彼の前に現れた無表情な少女、
     ミサカ14510号は彼の孤独を見抜くが彼女自身もまた、
     自分自身がオルタナティヴであるという概念にとらわれていた――

     不器用な少年と無器用な少女が出会ったそのとき、物語ははじまる……!

     舞台はそう、何の変哲もないとある学校。
     転校生ミサカ14510号は教室の隅の一席が空いていることに気づく。
     彼女は思わず隣のツンツン頭の少年に訊ねた。

     「この席は一体誰が使っているのですか、とミサカは首を傾げながら質問します」

     対する黒髪の少年は、首筋をかきながら呟く。
     ああ、そこな、一方通行の席なんだけどさ……。
     彼の言葉は尻すぼみになっていく。

     ふと、ミサカ14510号は視線を感じ、その先を辿る。
     すると、明るい髪色のホスト崩れのような学生が彼女を――
     正確に言えば空席を見つめていた。

     「……?」

     ミサカ14510号は男子学生を見つめ返す。
     だが、彼は一言呟いたっきり、前を向いてしまった。

     もっとも、耳の良い14510号には彼の呟きが聞こえてしまっている。
     整った顔立ちの学生はこう言ったのだ。
     
     「あの野郎、またサボりって訳?」

     そう、空席の主、一方通行は校内屈指のサボり魔であり学年首位の成績を誇りながらも
     授業態度・素行が最悪という不良だったのだ――)

14510号「……、ありですね、とミサカが拳を握り締めます」

17600号14510号、今興奮しすぎて意識共有モードだったぞ、
     とミサカは彼女の脳内妄想がこちらにまで流れ込んできたことを伝えておきます」

14510号「えっ嘘ほんとに、とミサカは赤面しつつあbbbbbbb」バタン

17600号(おしおきktkr、とミサカは合掌します)


137.
301号室

上条「……ってことだ。わかったか」セッキョーオワリー

一方通行「ハイワカリマシタスミマセンデシタ」
黒子「ヨクワカリマシタノスミマセンデシタ」

上条「うむ、よろしい。じゃあそろそろ寝るか、11時も過ぎたことだし」

美琴「もうそんな時間? よし、だったら私達は隣行こっか、黒子」

黒子「ええ、お姉様。今夜は寝かせませッ」ゴン

美琴「誰もそこまで誘ってないっつうの!」

13874号「それではミサカ達はこれにて、とミサカは一礼し301号室を後にします」

打ち止め「うんばいばいってミサカはミサカはお姉様達に手を振ってみたり」

一方通行「早く寝ろクソガキ。オマエはドア側から二番目のとこなァ」

18264号「おや、すでに寝る場所を決めていましたかさすがセロリですね
     とミサカは一番端っこのドア側の布団にもぐります」

一方通行「待てコラ。そこは俺が寝る場所だってンだよ」

インデックス「あくせられーた、そっち寒いと思うんだよ。大丈夫?」

一方通行「むしろオマエらガキに端っこ寝かせるわけにもいかねェだろォがよ。オラ、退け18264号号」

18264号「……まさかミサカを気遣ってここに寝ると言っている、
     ……わけねーよなセロリだもん唯我独尊だもんとミサカは投げやりに発言します」

一方通行「あァ? イイから退けってンですよォ。
     そこ、誰かが入ってきたら間違いなく踏まれンぜェ」

インデックス「誰かって、誰も入ってこないと思うかも」

打ち止め「……案外お姉様が耐え切れなくなって逃げてくるかもしれない
     ってミサカはミサカは数時間後をシミュレートしてみる」

18264号「ジャッジメントから逃れるもしくは上条当麻と同じ空間に耐えられなくなる。
     どちらが先でしょうかとミサカは思考します」

一方通行「ンー、超電磁砲が意識してても三下がなァ。どォなンのかね、ってなァ」 

インデックス「とりあえず眠いから寝るんだよ。私は一番窓側で寝るからね」

打ち止め「ミサカはあなたの隣がいいなってミサカはミサカのやっぱりドア側二番目希望!」

一方通行「ハイハイ。ンで18264号号ォ、オマエ結局どっちがいいンだよ。
     めンどくせェから選ばせてやンよ」

18264号(どうせセロリのことだ、トイレ行きたくなっても大丈夫とか
     そういう理由で端っこに違いない、そうに決まってるだったらそれを邪魔してやる、
     とミサカは決心します)

18264号「いえ、ここはやはりドア側の端っこがいいです、
     とミサカははっきり言い切ります」

一方通行「あァそォ。ンじゃとっとと布団入れやガキ共。電気消すぞ」

パチン

打ち止め「わーい真っ暗真っ暗ーってミサカはミサカはいたずらに放電してみる」バチバチ

一方通行「やめろクソガキ。目ェチカチカする」

インデックス「ねーねーあくせられーた、あくせられーたは寝相悪くないの?」

一方通行「悪そォに見えっかァ?」

打ち止め(寝相はともかく寝起きは悪いどころじゃない
     ってミサカはミサカは抱き枕体験を思い出してみたり)

18264号「……眠れません、とミサカは呟きます」

一方通行「ンだよオマエら早く寝ろ」

18264号「いつもと違う布団とか枕とかに敏感なんですとミサカは反抗します」

一方通行「オマエうち来たとき数秒で寝てたンじゃなかったか」

18264号「いいえ眠れません。子守唄でも歌ってくださいとミサカは一方通行に頼みます」

一方通行「こも……ッ!?」

インデックス「おおー! 私も一緒に歌ってあげてもいいんだよ」

打ち止め「そういえばあなたが歌っているのは聞いたことがないかも、
     鼻歌程度しかってミサカはミサカはわくわくしてみる!」

一方通行「……オマエらァ」

18264号「おやおや歌えませんか? だったら他の手段でもいいですから
     早くミサカを眠らせてくださいとミサカは一方通行をなめた態度で喋ります」

一方通行「チィ……」ガバッスタスタムギュ

18264号「ぐェ、とミサカは突然馬乗りになられてカエルっぽい声を出しまっ、
     て苦しい苦しい苦しい! なんで布団を頭からひっかぶらせるんですか
     とミサカは糾弾します、暗闇がもはや漆黒レベルです」

一方通行「アーうっせェうっせェ。眠れねェなら否が応でも目ェ閉じさせてやらァ」

18264号「もっとこう、ときめかせるような手段を取れないのかよセロリとミサカは」

一方通行「……ふゥン? ときめきゃァオマエはおとなしく寝るンですねェ?」

打ち止め(暗闇の中でもあなたがすごく楽しそうに笑ってるのがわかっちゃうね
     ってミサカはミサカは空気の変化を感じ取ったんだけど……寝たほうがいいかなあ……)

インデックス(ちょっと目が慣れてきたから言えることだけど、
       布団の塊の上に乗っかってるあくせられーた、
       っていう構図がなんとなく危険なんだよ)


818:81e5bSw0
なんとなく危険ww

819:Hruim5Qo
馬乗りだと・・・?
お互いのシルエットが重なって・・・

822:ix9zJgDO
スネェェェェェエエエク!!!!!



138.
302号室前廊下

13874号「どうせ明日には彼らは帰ってしまいますね、とミサカは呟きます」

13874号「なんだかちょっぴり寂しいです、とミサカは続けます。
     けれど、ミサカはこの三重が大好きですから、
     彼らと一緒に行けるわけがありません、
     とミサカは自分の配置されている県を誇ります」

13874号「……こんな機会でもなければ研究所から出て、
     しかも旅館に泊まることなんてできませんし、とミサカは言い訳しつつ」

13874号「せっかくだからもう一度露天風呂にでも浸かってこようかな、
     とミサカは歩き出します」


301号室

18264号「あ、一方通行さん、その、馬乗り解除してくれませんか
     とミサカは丁寧に頼み込みます」

一方通行「……、……」ジー

18264号(なんでこいつ見つめてくるんだよしかもなんで若干目が慣れてきちゃったんだろう
     ちくしょう白いからこいつ顔がはっきり見えるんだよバカもやしセロリ
     とミサカは罵倒しまくります)

18264号「すみませんでしたミサカが悪かったんですごめんなさいだからあの」

一方通行「……、……」ジー パチパチ

18264号(せめてさっきみたいに布団頭からひっかぶってればよかった
     なんで顔だけ出しちゃったんだろうちくしょう近えよなんだよこの距離
     まじねーよとミサカは嘆きます)

一方通行「……、まつげに」ボソ

18264号「ひゃ、はい?
     とミサカは声が裏返ってしまったのを悔やみつつ返答し――いッ!?」

一方通行「まつげに、なンかついてンぜ」ユビノバス

スッ ソッ キュン

18264号(ってなんだ今のおおおおおおおおおお!?
     きゅん!? きゅんってなんだきゅんってええええええええ!!!!!
     こいつセロリ! セロセロセロリ!
     たとえ暗闇で白い肌がきれいに見えていたとしても!
     その顔が実は整ってんじゃね? って感じだとしても!
     こいつはもやし! もやもやもやし!
     今伸ばされた指先が白くて細くてどこらの女よりきれいだとしても!!!!!
     ディスイズセロリィィイイ!!!!!!! とミサカは内心発狂寸前です)

一方通行「……、あは。俺の勝ーちィ」ニィ

18264号「うぇ!? とミサカはいきなりミサカの上から降りた一方通行を凝視します」

一方通行「ときめきゃ眠れンだろォ? 今の真っ赤な顔でときめきませンでした、はねェよなァ」

18264号「~~~ッ、それは、これは、その、赤いんじゃなくて、
     とミサカは弁論を開始します」

一方通行「アー、言い訳は無駄だし無意味だぜェ?
     何せこの方法でそこのタヌキ寝入りしてるクソガキも『ときめい』ちまったからよォ」ケラケラ

打ち止め「ぎくり、ってミサカはミサカは先日のミサカが駄々をこねたときの
     あなたの対処を思い出して布団をひっかぶってみる」

インデックス(とうまはぜったいやらない宥め方かも)


827:Hvd2nNI0
オォオオオオイこの一方さんから上条さん以上のタラシの匂いを感知しましたァアアア!!!



139.
303号室

スピーカー≪アハ、オレノカーチィ ……ウェトミサカハ…… トキメキャネムレンダロォ?
      …… コレハソノアカインジャナクテ ……クソガキモトキメイチマッタ……≫

17600号「まずい、18264号の思考回路はショート寸前だ、
     とミサカは手に汗握る展開にはらはらします」

14510号「いますぐーあいたいよー、とミサカはフレーズを続けて歌いつつ、
     301号室の音声にやきもきします。今なにしたんですか一方通行さん!」

17600号「それにしても直前で感覚共有を切るとは、
     さては18264号め本気か、とミサカは思案します」

14510号「えっちょっとごめん今なんて?
     今なんて言ったの本気ってなに、とミサカはスネークの肩をゆすります」ガクガク

17600号「いいから落ち着け。こんなこともあろうかと赤外線LED内蔵のカメラを
     301号室に設置しておいたからあとで回収しに行くか、とミサカは提案します」

14510号「うう……さすがスネーク! ごめんねゆすって! とミサカは泣きつきます」

17600号(映像を見てさらに凹まないといいんだけどなあ、とミサカは14510号を気遣いつつも、
     どこかへ出かけた13874号が気になります)


301号室

18264号「そ、それにしても、まつげ云々とかそういう台詞はどこから学んできたんですか、
     とミサカは恋愛偏差値の低そうな一方通行の学習方法に疑念を抱きます」

一方通行「あン? ンなもン、そこのガキが読み散らかした雑誌やら漫画やらに決まってンだろォが。
     少女漫画ってなァよ、ちょっとでも顔近付けりゃ顔赤くするじゃねェか」

18264号「……、……」ジッ

打ち止め「えへ、へへへへ……ってミサカはミサカはばつが悪くなって冷や汗を流してみたり」

一方通行「読ンでみて馬鹿じゃねェのかって思って
     クソガキに試してみたらすぐに騒がなくなっからよォ。
     何でしたっけェ、たしかオマエはあの後
    『でもあなたに翻弄されるのも好きかもってミサカはミサカは~』とか言ってたよなァ?」

打ち止め「……そんなことも言ったかな、
     ってミサカはミサカは可愛らしく首を傾げてわからないふりをしてみる」

一方通行「ま、そォいうこった。ガキ相手に迫るなンざァしねェから安心しろ、クソガキ共」スタッ

インデックス「あれ、あくせられーたどこ行くの?」

一方通行「風呂。ゆっくり浸かりてェンだよ」スタスタスタ

バタン

18264号「……、……」スックトナ

打ち止め「え、18264号号も行くの? ってミサカはミサカは引き止めてみたり。
     あの人がまた性懲りもなくのぼせちゃったら引きずってきてね
     ってミサカはミサカは頼んでみる」

18264号「べつに風呂に行くだなんて一言も言ってません
     ちょっと飲み物買ってくるだけですとミサカは部屋を出ます」

ガチャ

インデックス「毒舌、今タオル持ってったかも」


140.
露天風呂

13874号「ふいー、いい湯ですね、とミサカは空を仰ぎ見ます」

13874号「……明日からはまたひとりです、とミサカは呟きます。

     今までだってネットワークで繋がっているだけで
     ずっと一緒にいたわけではありませんが、
     ここ数日で誰かと過ごす楽しさを知ってしまった以上――

     やっぱり寂しさはおさえられません、
     とミサカは誰もいないのでここぞとばかりに弱音を吐いてみます」

13874号「……はじまりがあれば、おわりだってある。
     一期一会とも言いますが、そもそも会うは別れの始めですね、
     とミサカは感傷に浸ります。温泉だけに」


一方通行(今の全然うまくねェンだけど何かこう、
     ひとりにさせたほうがイイようなオーラ出てるよな)

一方通行(ってェか、あいつも俺達がいなくなりゃひとりぼっちなわけか……)

一方通行(妹達は、こいつら以外にも自我が芽生えてるやつが大勢いやがるに違いねェ。
     ンで、そいつらはきっと、ひとりだ)

一方通行(……なンだかなァ、べつに、会いに行ってやろォとも思わねェし、
     ひとりぼっちなンて珍しいものでもンでもねェけど)

13874号『誰かと一緒に過ごす楽しさを知ってしまった以上、
     やっぱり寂しさはおさえられません』

一方通行(……、……今、あのクソガキが急に消えちまったら、清々するかもしれねェが、
     それなりに寂しくなンのかもなァ)

スタスタスタ

一方通行「よォ」

13874号「おや、あなたも温泉をもう一度堪能しにきたんですか、
     とミサカはひとりっきりでやってきた一方通行に目を瞠ります」


13874号「今までお世話になりました、とミサカは温泉に浸かりつつ頭を軽く下げます」ペコリ

一方通行「あァ……いや、むしろこっちが世話ンなったわ。ありがとさン」

13874号「……、反応が案外普通ですよねー、とミサカは軽く言ってみます。
     上位個体にはおっとりしていると評されましたが、
     ミサカもオリジナルのクローンである以上、けっこう短気なんですよ、
     とここでミサカは自身の性格を分析します」

一方通行「そォでもねェだろ。
     少なくとも俺が話してきた妹達の中じゃ群を抜いてオマエはマトモだぜ」

13874号「それはそれは、とミサカは微笑みます。
     あなたに一番最初にお会いしたときの言葉を覚えていますか、
     とミサカは感慨深げに問いかけます」

一方通行「最初ォ? ……ぜえ、ぜえ、みつけました、だったかァ」

13874号「いいえ、もうちょっと後です。ミサカは一方通行に、

     『感覚共有したときの思いを相棒に捧げる愛情に変換させてしまったので、
     あなたに恨みも憎しみも抱いていません』

     と宣言しました、とミサカは過去ログを引用します」

一方通行「言ってたかもなァ。ンで?」

13874号「本当のところを言えば、初対面のときはまだ少ししこりがありました、
     とミサカは告白します。ただし、恨みや憎しみはありません。
     あるのは、逃げなければならないという本能に基づいた恐怖心だけでした、
     とミサカは内訳を発表します」

一方通行「……まァ、あのクソガキが特別すぎンだよなァ。オマエらは俺を怖がって当たり前だ」

13874号「ですが、とミサカはすべてをここで否定します。
     今のミサカには逃げようと思う心も、あなたを恐れる心もありません。
     一緒に温泉に浸かり、いい湯だなあ、とこの時間を共有することはとても興味深く、
     楽しいことです、とミサカは一方通行に告げます」

一方通行「……オマエはよ、本当ォに素直すぎンじゃねェか? 目の前にいンのは大量殺人犯だぜェ?
     しかも、オマエらをブチ殺しまくった悪党だ」

13874号「その問答はすでに上位個体が済ませているので割愛させていただきましょう、
     とミサカは大人の対応で一方通行のあおりを受け流します。
     他のミサカはともかく、今この旅行にきているミサカで
     あなたを毛嫌いしているミサカはおそらくいませんよ、とミサカは解説してみます。
     これは予想ではなく、事実と言いかえたほうがいいかもしれません」

一方通行「へェ。ここにきてるやつらはみィンなアホばっか、ってことだなァ」

13874号「否定してもあなたは認めてくれなそうなので、とミサカは苦笑してみます。
     どうやらこの旅でミサカは天邪鬼な人間との付き合い方を学べました、
     とミサカは他ならぬあなたともうひとりの天邪鬼に感謝します」


141.
一方通行「天邪鬼だァ?
     確かに俺ァひねくれてるって自覚もあっけどよォ、18264号号はただの毒舌じゃねェか」

13874号「自覚はあったんですね、
     とミサカは呆れ半分諦め半分でやれやれとオーバーリアクションを取ります。
     ついでに18264号号のことですが、
     彼女もそろそろ北欧に『きちんと』戻らなければならないのではないでしょうか、
     とミサカは18264号号の調整について示唆します」

一方通行「……あァ、そォいやオマエら、完全体じゃねェンだったな」

13874号「ミサカはここでお別れですし、すぐに調製に戻りますが、
     18264号号はもう一度学園都市に向かうのでしょう?
     とミサカはわかりきっている答えを訊ねます」

一方通行「そォなンじゃねェの。てェかあいつ本当に北欧出身かァ?
     たまに言動が北欧じゃねェンだけど。
     具体的に言うと自らアリゾナとかぬかしてやがったンですけどォ」

13874号「データ上は北欧で間違いありません、とミサカは断言します。
     しかしお互いのプライバシーには極力踏み込まない、
     というのが妹達の暗黙の了解です。ただし上条物件を除く」

一方通行「随分慕われてンなァ、あの三下もよォ。嫁が一気に一万近く増えたンじゃねェかァ?」

13874号「否定はしません。
     でも、そのすべてが数ヵ月後もずっと彼を好きでいる根拠もありません、
     とミサカはさらりと問題発言をしてみます。
     あ、でもオリジナルは間違いなく数ヵ月後も彼のことを好きでいると思いますよ」

一方通行「ありゃそォだろ。自覚ねェンだもンな、あれで。自覚したらどォなンのあいつ」

13874号(具体的に言うとロシアまで追っかけます、とミサカは今後の展開を大予想します)

一方通行「……ま、俺には関係ねェがな。それよりオマエ、明日暇か」

13874号「明日ですか?
     暇というか、あなた達を見送った後は研究所に戻り調整を受ける予定です、
     とミサカは予定表を思い出しつつ告げます」

一方通行「なら決まりだなァ。どォせはるばる三重まで来たンだから、ちったァガイドでもしろ」

13874号「……それは、明日の朝すぐにお別れしなくてもいいということですか、
     とミサカは小声になるのを自覚しながら訊ねます」

一方通行「あァ、そォ言ってるつもりだけどよォ。ナニかご不満でも」

13874号「いえ、ありませんそれどころか嬉しいかぎりです、
     とミサカは素直に感情表現をしてみせます。わーいやったー!」

一方通行「……18264号号もオマエくらい素直なら扱いやすいンですよねェ」


18264号(なにあのふいんきなにあのふいんきなにあのあまったるいふいんき
     いみわかんないとみさかはおもわずかくれつつ、うわあああああああああ)



922:MAbBHcDO
ここの御坂妹はみんなかわいいな

923:akPyvAAO
さすが一方さんやでぇ…

924:.2n1YHMo
素直でかわいいのう



142.
303号室

17600号「302号室からオリジナルの悲鳴とジャッジメントの悲鳴が聞こえてくるが、
     両者の悲鳴には大きな違いがあるようだ、とミサカは考え込みます」

14510号「ねえねえ暇だから一方通行さんスネーク、じゃなかった探しにいってみようよ、
     とミサカはプロに頼みます」

17600号「ターゲットはあくまでも上条当麻。一方通行はおまけ扱いなんだよな
     とミサカは再確認を促します」

14510号「じゃあもういいもん、とミサカは隅っこで丸まりつつ前回の妄想の続きをはじめてみます」

20000号「ところでちょっと露天風呂あやしくね?
     とミサカはプロスネークにセロリたんの浴衣にこっそりしのばせておいた発信機が
     脱衣所から反応を出していることを伝えます」

17600号「また風呂かよ。懲りないやつめ、とミサカは貧弱なはずなのに
     どうして再び露天風呂に行ったのかと一方通行の行動に疑問を抱きます」

14510号「うんその前に20000号がさりげなくこの部屋に存在していることを
     17600号はもっと気にするべき、とミサカは彼女の標的以外は眼中にないプロっぷり
     すげえと思いつつすごすぎだろとちょっと呆れます」


14510号(ちぇー、スネークも変態も相手してくれないし、いっそ妄想でもすすめてしまおうか、
     とミサカは脳内妄想モードのロックを解除します。
     14510号14510号による、15410号のための超欠陥通行です、とミサカはにやつきます


その白い少年は、足音をわざと鳴らしながら歩いている。カツカツカツと神経質な足音ではない。
ぱたぱたぱたと、やる気のないスリッパの音である。

目指す先は決まっていない。だからこそ、彼の足は時折立ち止まる。
だが、歩くほどに彼は本来いるべき教室から遠ざかるのだ。

めンどくせェ。そう思いながら少年は歩く。
結局、毎回同じ場所にきてしまう自分の行動範囲の狭さに辟易しつつ、
一段一段上がっていくと、屋上の金属扉の前で階段は終わった。
数秒ポケットを探した少年は、お目当てのもの――銀色の鍵を扉の鍵穴に差込、くるりとまわす。

「アー、かったりィわ」


少年は重い扉を開け、青空が広がっている屋上へと足を踏み入れる。

現在の時刻は8時過ぎ、真っ当な学生ならばすでに教室にいなければならないのだが、
この少年はそうしなかった。

その理由は簡潔な一言に尽きる。

彼に「教育」は不要だったのだ、と。


とある不良の一方通行
       ニューキャラクター
第一話・とある教室の転校生


「今日は転校生がくるのですー」

そう明るく発言したとあるクラスの担任、月詠小萌。

数秒後、がらがらと教室の戸が開き、すらりと伸びた足がまず見えた。
次に細い指、そして華奢な体。茶色の髪。整った顔。その転校生はつかつかと教壇の横に立つ。

「ではでは、転校生のミサカちゃんです。見ての通り女の子なのですよー、
 おめでとう野郎どもー、残念でした子猫ちゃん達ー」

ミサカ、と呼ばれた少女はぺこりを頭を下げる。教室は彼女の登場に沸いた。
ミサカと呼ばれた少女が無表情に近しい顔付きで、「ミサカです。よろしくお願いします」
とありきたりな自己紹介をする。

上条当麻はぼうっとその様子を眺めていたが、ふと転校生と目が合い、動揺してしまう。
真っ直ぐな瞳はあまりにも暗く、何も映していないように思えた。
どこかで見たことのある瞳だと上条は一瞬考え込む。

もっとも、次の瞬間には転校生の視線が彼の後ろの席――現在はなぜか空いている――に向かったため、
それ以上上条が緊張することはなかった。

空席が気になったのか、転校生ミサカは月詠を見て少し首を傾げた。
ああ、そこはですね、と月詠は言いかけ、まだきていないんですか、と上条に訊ねた。

「ああ、あいつなら一旦教室来て、弁当だけ置いてどっか行きました」

上条の答えはシンプルで、つまるところ、その席に座っていなければならない人間はサボっている、
という事実を明確に月詠に伝えている。

一方通行ちゃんはしょうがないですねえ、と月詠は困ったように笑った。

年齢よりも随分下に見られがちな彼女ではあるが、
今浮かべている表情は生意気な生徒に手を焼く立派な教師そのものである。

「えっと……それじゃミサカちゃん。一方通行ちゃんはどうせお昼までもどってこないので、
 上条ちゃんの後ろの空席にとりあえず座ってくださいです」


わかりました、と転校生は単調な調子で応じ、すたすたと列の最後尾、空席へと向かう。
その歩調には一切の淀みがなかった。

彼女は何事にも動じず、周囲から投げられる様々な質問に答えることもなく、
かたんと椅子を引きすとんと着席する。

転校慣れしてんのかね、と上条は思いつつ、
このSHRが終わったら学校について軽く説明でもしてあげるべきか、と悩み始めた。


143.
そして、SHRは終わり、月詠は教室を出て行く。

どう話しかけるべきかと思いあぐねる上条の後ろで、
転校生ミサカはなんとなく机の中に手を突っ込み、
教科書はおろか、ノートの1冊でさえ入っていないことに少々驚いていた。

担任の口ぶりだと、この席は誰かが使っているらしいうえに、
その人物はきちんと登校しているようだった。

であるのに、机の中は空っぽで――
なおも机の中をあさったミサカはごつんと手に当たったものを引っ張り出す。

「……お弁当、ですね。とミサカは黒いアルミ製の弁当箱を持ち上げてみます」

質問をすべて無視し、自分の世界に入り込んだミサカを取り巻くように
クラスメイトはこそこそと話を始めた。

彼女は現在座っている席が一体誰のものであるかを理解していない。

だからこそ、弁当箱を訝しげにつっつくこともできるのだが、
クラスメイトにしてみればミサカがとんでもなく恐ろしいことをしているとしか思えない。

なんやかんやで転校生に浮き足立っているクラスメイト達を、
遠くからじっと見つめるひとりの生徒がいた。

垢抜けた雰囲気を持っているが、どこか捕食動物のような危うさも兼ね備えた少年。
明るい茶色の髪をかきあげて、垣根帝督は心底苛立ちを隠せないといった風に言葉を吐いた。

「またサボりって訳? ――あの学年首位さんは」

空席に本来座っているべき人物、一方通行。
彼を敵視している垣根はしばらくその席に座っているミサカを凝視していたが、
軽い舌打ちをすると、そのままふらりと教室を出て行った。

垣根が握り締めていたとある模試の結果。
それは、彼がまたしても圧倒的な差をつけられて2位に甘んじたという現実が印刷されている。

一方通行がこの時間、どんな場所にいるのか。垣根はよく知っていた。
何度もからかいに行ってはそのたびにあしらわれているのだから。

きっちり文句を言ってやらねば気がすまない。垣根の足は屋上へと向いていた。

視線を感じていたミサカは、その視線を送っていた少年が教室から出て行くのを見届けた。

はたして今の視線にはどんな感情がこめられていたのだろう、
と彼女は考えてみるものの、答えは導き出せそうにない。

自分のものではない弁当を無意味に開け閉めしながら、
ミサカは周囲の品定めするような視線には頓着せずに言葉を発する。

「すみません、上条ちゃんとやら、とミサカは目の前に座るツンツン頭の学生に声をかけます」

「お? どした、ミサカさん」

「ここの席の持ち主は、どんな人間なのでしょうか、とミサカは弁当をしまいつつ訊ねます」

「あー、一方通行な。……なんて言えばいいかわかんねえ。
 だけど、悪いやつじゃないんだ。悪くみえるやつなんだけど」

 上条の言い回しにミサカは不可解そうな顔をした。


144.
同じ頃、屋上で、一方通行はくわあとあくびをもらしていた。

「ンー、ねみィ。けど、今日は昼から雨らしいしなァ」

晴れ渡っている空を見る限り予報は外れそうだが、降水確率は70%だった。
屋上で眠って起きたらぬれねずみ、では格好がつかない。

第一、そんな目覚めは不快だ。

一方通行はこきこきと首を回し、うあー、と意味のない声をあげて立ち上がる。
この晴天の下、思いっきり寝たいのは山々だが、天気予報は一応信じておこうと思う。

「……そォいや、職員室、騒がしかったわ」

屋上へ向かう途中で通り過ぎた職員室は、普段よりも数倍騒がしかった。
転校生でも来たのだろうか、と一方通行は推測する。興味はわかない。

屋上の扉に手をかけた彼は、カツカツと、
自分の足音とは打って変わって神経質そうなそれが響いてくることに気づいた。

飽きねェな、と一方通行は呆れ顔でため息を吐く。
扉を開けようとしていた手を止め、一方通行は無表情で相手を出迎えてやった。

「よう、サボり魔の一位さん」

「おはよォございますゥ、しっかり授業に出てるくせに万年二位の垣根くン」

「てめェ次同じこと言ったら殺すぞ。オベンキョウはできるけどお前もやしっこだもんな?」

「オマエこそ毎回毎回模試の結果が渡るたびにつっかかってくンのやめろ、
 オマエに興味なンざねェンだよ」

一方通行は吐き捨てるように言い、カカッと独特の笑い方で垣根を見下した。

その瞳は、あまりにも暗く、何も映していないように思える。

ああ、とこの場に上条がいたならば納得するに違いない。
転校生ミサカの瞳と、一方通行の瞳は、まったく同じ色を帯びていた――)


17600号「だからダダ漏れだって、とミサカはでれでれしている14510号の体を軽くゆすってみますが
     ちくしょうこいつ目の焦点合ってねえ!」

20000号「学園ものってなんか萌えるしセロリたんがアルビノ不良で学ランっていうのは
     たまらん設定だハァハァとミサカは14510号の妄想に完敗です」

14510号「学園ツートップが転校生をとりあいっこするのは王道ですとミサカはにやけつつ、
     でも上条当麻という要素を取り入れるのも悪くないなと画策します」

17600号(だめだこいつはやくなんとかしないと)


145.
露天風呂

13874号「彼女はけっこうわかりやすい気がします、とミサカは上条当麻に勝るとも劣らない
     鈍感候補になりつつある一方通行を後押しします」

一方通行「後押しィ?」

13874号「いえいえこちらの話です、とミサカはぱたぱた片手を振ってみます。
     ところで、またのぼせてしまいますよ
     とミサカはしっかり肩まで浸かっている一方通行を諌めます」

一方通行「肩まで浸からねェと寒ィンですよォ。オラ、オマエも浸かりやがれ」

ザパッ

13874号「うぎゃ、とミサカは突然両肩を押さえつけられてびっくりします。
     ひゅーひゅー一方通行ったら積極的ぃー」

一方通行「下らねェこと言ってンなアホ。いいからちゃンと浸かれ」

13874号「あ、そういえば上位個体から聞きましたよ。
     お風呂入ったらちゃんと50まで数えなきゃだめなんですよねー、
     とミサカはからかってみます」

一方通行「……あンのクソガキ」

13874号「でもさっさと上がりたいときは特別ルールで5かける10もありなんですよねー、
     とミサカはさらに追い打ちをかけます」

一方通行「ンだよオマエ! 何で若干調子に乗り始めてンだよ普通に会話するだけじゃいけねェのか!
     なンか俺をいじらねェと気がすまねェのかオマエらはァ!」

バシャバシャバシャ

13874号「うおっ、ちょ、いきなり子どもじみた真似しないでください
     とミサカはお湯をばしゃばしゃやりはじめた一方通行から遠のきます、
     ってうわなんかベクトル操作してくる!」

一方通行「あはぎゃはっ! これでもくらいやがれェ!」

バシャバシャバシャ


18264号(ちっくしょおおお甘い雰囲気かと思ってみたら遊んでやがるううううううう
     あああでも肩押してもらってるのいいなあ、
     ってちがうよくないうらやましくない!)


146.
露天風呂付近

18264号(そもそも一方通行はただのセロリかつもやしで貧弱な男でしかなくて
     ていうか減らず口だしまじうざいし幼女に対して過保護すぎるし
     ミサカは正直むかつきます)

18264号(……だけどけっこう気遣ってくれたし、肉食わせてくれたしたまに褒めてくれるし、
     ……ってあれ? 餌付けされてねえかこれ、
     とミサカはあるひとつの可能性に突き当たりました)


恋愛経験豊富(笑)なお前らに聞くけど


1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18264
例えばすっげーむかついてむかついてブチのめしたくなる奴がいるとするだろ?
そんな奴に優しくされたり褒められたりしたらどうよ

2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10854
情熱的に恋に落ちる@スペイン

3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15110
>すっげーむかついてむかついてブチのめしたくなる奴

某セロリのことですねわかります

4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
一方通行さんと聞いて
つうかおまえ北欧だろ一方通行様の魅力に気づくの遅すぎワロスwwwwwww



わ、渡さねえからな!!!!!!!!!111!!!!!

5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>4
まあ落ち着けよ
>>1の相手が誰なのかは置いといて、普段仲悪い奴にそんなことされたらちょっと動揺はするわ

6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
一種の王道的展開ではある
なんていうの? ギャップ? そういうのときめいちゃうよな

7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18264
いやときめいてねーよwwwwwwww
誰があんなのにときめくかよwwwwwwwwwwwww

ただちょっと気になったんだ、どこ見ても視界に入ってきやがるもんで

8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12001
それって向こうが視界に入ってくるんじゃなくて、お前が無意識に相手を見てるんじゃね?

9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17073
>>8がいいことを言った

10 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11899
>>8
それだ それしかない

11 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16228
>>8は恋愛相談室を開くべき

12 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
でもあるよな、無意識に相手を目で追っちゃうことってwww
・・・と、当麻さんとか///

13 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
軽々しく下の名前で呼んでんじゃねえこの抜け駆け野郎が!

14 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
ところで>>1は北欧だよな?
さっき301号室で何してたか教えれ

15 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
そうだそうだ!
なんかあやしかったぞお前ら!!
馬乗りになって顔近づけてたんだろ!?
ナニをした! 吐けぇい!

16 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10090
>馬乗りになって顔近づけてた

ちょっ…えええええええええええええええええええ

17 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15298
そういえば三重にスネークさんのみならず変態と頭がお花畑のやつもいるんだったなwwww
301号室の行為kwsk

18 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18264
な、なにもしてないよそんなのただのっかられて
ちょっとまつげさわられただけだしまじあのせろりうぜえし

19 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
はぁぁああああああああ!?!?!?
おまなにしてくれてんのなにされてくれてんの!?!?!?!?!?
のっかられてまつげさわられるとかなにそれだからあのかいわかよおおおおおおおおおお

20 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
だから落ち着け
・口調がおかしい
・服装がおかしい
・笑い声もおかしい
・顔が怖い
・いつまでも中2病(※黒い翼が生えます)
・借金八兆円
・羊肉をレモン石鹸で洗う
・女装癖あり
・盗んだトラックで走りだす
・しりとりを強制終了させるKY

21 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12001
さすが姐御っすね! 我を取り戻せました!
ところでアドバイスのためにもあの会話の詳細ヨロ

22 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
今こっそり301号室に仕掛けたカメラ回収20000号に任せてるからちょい待ち

23 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17142
あwwwwえwwwwwwてwwwwwwwのwwwwwww20000号wwwwwwwwww
さすがプロスネーク、危ない橋は渡らないwwwwwwwwwwwwwwww

24 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10101
wktkwktk

25 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
運営起こすなよ?
バレたらおしお…待て、その会話って運営も見てたんじゃねえの?

26 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18264
えっ今まじ変態301号室行ってんの!?
やめろよふざくんな運営起きても知らないぞっていうかやめろほんとうpすんなやめろ

27 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
遅いな……運営に捕まったか

28 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
ちょwwwwwwこれwwwwwwwww暗いせいで余計あぶねえwwwwwwwww
どうwwwwwwww見てもwwwwwwwwwww
ただのセクロスです本当に(ry
http://www.misatube.com/watch?v=roTAreLecCa


45:yXRVHSg0
misatubeてwwwwwwww

65:F.i4zoDO
みさつべ、よく見たらアクセラレータ逆から読んでやがる・・・こまけぇwwwwww



147.
29 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15555
暗くてわからんが男女のシルエットがとてもあやしいことだけはわかった
ていうか会話wwwwwwwwww

30 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10090
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
トリハダアアアアアアアアアアアアアア

31 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18082
いかがわしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
どこのエロ少女漫画ああああああああああああああああああああああ

32 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12345
公共のみさつべにうpってんじゃねえええええええええええええええ
これ間違いなくランキング入るだろおおおおおおおおおおおおおおお

33 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
うわああああああああああああああああああああああああんんんんん
やだやだやだああああああああああああああああああ……


あ そだ

34 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
どうした>>33

35 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18264
おい20000号まじ覚えてろよ夜道だろうが白昼だろうが堂々とブチのめしにいくからな
首洗って待ってろ

36 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18872
お子様ふたりが空気読んでてワロタwwwwwww
そこは壊せwwwwwwwwwwwww

37 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
よくよく考えてみたら俺ら外見の声も同じじゃん
つまり一方通行様に馬乗りされてまつげ触られて超至近距離で見つめられてるミサカは…
おk、妄想で補える誤差だ

38 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
余計な気起こしてんじゃねえ!
一瞬想像しちまったじゃねえかあああああああああああああああああ

39 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
おすすめ動画に入ってるwwwwwwwwwwwwwwwww

40 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
あれ、今すぐ消そうと思って違反報告したんだが受理されない

41 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
運営寝てるからだぁぁぁあああああああああ
だから言ったろ!?
あの幼女にみさろだみさつべみさ動みさったーの運営全部任せるのやばくねって!!!!!
だから言ったろ!!

42 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
安心汁


幼女があと数時間は起きねえようにクロロホルムかがせてきたおwwwwwwww
うはwwwwwwwwwwwwwwww俺天才wwwwwwwwwwwwwwww

43 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14859
>>42
通報しますた

44 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16411
>>42
よかったな 起きたら即行死刑じゃん
お前のことは忘れないよ

45 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12705
~以下変態の葬式スレになります~

46 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
すまん取り乱した
みさつべは運営も普段から熱心に対応してないしな
起きるの待つしかないけどスネークは起こしに行くべきだろ

47 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
おい再生数10000超えてるじゃねーか
誰だよ俺の一方通行様リピってんのは!!!!!!!

48 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
とりあえず運営起こしてくる…
はあ…

49 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
スネークさんとばっちりだな
それにしてもこの動画、上条と俺らに変換できないもんか


57:K.czBHgo
イケメン御坂もコピペ貼る余裕ない・・・だと・・・?
まあ今生みの親が静かな修羅場を書いてるしな・・・

58:yXRVHSg0
14889号(姐御)がここまで取り乱すとは…
これが…第一位…!

60:1uBVLWI0
14510号はすっかり妄想キャラになったなww



148.
50 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16201
任せろ

16201「と、当麻さん、その、馬乗り解除してくれませんかとミサカは丁寧に頼み込みます」
上条「・・・、・・・」ジー
16201(は、はずかしい、っていうか近い///)
上条「・・・、・・・」ジー パチパチ
18264号(髪がちょっと当たって・・・///)
上条「・・・、まつげに」ボソ
16201「ひゃ、はい? とミサカは声が裏返ってしまったのを悔やみつつ返答し――いッ!?」
上条「まつげに、何かついてるぞ」ユビノバス

おっひょおおおおおおおおおう!!!!!!!
いいじゃんいけるぜこれえええええええええ

51 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19038
>>50
gj
さて次は動画のセロリを上条に置き換える作業に戻るんだ

52 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
お姉様の変態の知り合いに凄腕ハッカーいるって聞いたんだけどさ
そいつ動画編集とかできそうじゃね?

53 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
バカお前、MNW内の動画をどうやって普通の人間が編集するんだ

54 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
あーそいつ知ってる
本体花らしいし不可能じゃないかもしれん

55 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12838
花wwwwww本体wwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwww
学園都市マジパネエwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

56 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
まあ俺らもクローンですけどねwwwwwwwwwwwww

57 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10854
それ言ったらどうしようもねーよwww


18264号(いや結局全然解決してないんだけどこの胸のざわめき、
     とミサカは自分を含めた妹達の団結力低下を嘆きます)

18264号(とりあえずもう凸してもいいかないいよな
     いやべつに13874号号がうらやましいんじゃなくて、そう!
     これは13874号号を救うために! とミサカは決意します)


149.
露天風呂

一方通行「……、あのさァ」チラ

13874号「はい、とミサカは返事をしつつ、一方通行と同じように視線を奥に向けます」チラ

一方通行「なンかいるよなァ、ていうか絶対いますよねェ」

13874号「より一層正確に表現するならば、
     もうひとりの天邪鬼ですねとミサカははっきり答えます」

一方通行「あれで気配隠してるつもりかァ、あいつ」

13874号「気配を隠しさらにはこちらを監視しているつもりなのでしょう
     とミサカは興奮してうっかり放電している18264号号号を見つめます」

一方通行「まァ、あいつがこっち見てても
     俺達が同じよォに視線向けてるってェことには気づかねェンだな」

13874号「温泉の白い湯気でうまいこと顔が見えないからかな、とミサカは考えます。
     さて、どうしますか一方通行」

一方通行「どォもこォもねェだろ……さっきからかっちまったしよォ。めンどくせェ」

13874号「おや。からかった、とは一体何をしでかしたんです?
     とミサカは興味津々で訊いてみます」

一方通行「あー、……ほら、あれ。眠れねェって言いやがるから、ちょっと静かにさせたンだけど」

13874号(手段によりけりですね、とミサカは考え、
     そういえばついさっき18264号号によるスレが立っていたらしいことを思い出します)

13874号「もしかして、上位個体を寝かしつけるように扱ったのですか、
     とミサカは質問を重ねます」

一方通行「みたいなもンだなァ。うっせェからちょっと――」

13874号「ちょっと?」

一方通行「……、ときめかせて、みたりィ?」

13874号「ぶはっ」

一方通行「オイコラ今なんで吹き出したンですかァ!? ってか顔背けンなこっち向けェェエ!」

13874号「とき、めかせ……ぶはっ!」

一方通行「ああああああちっくしょォォオオオ!!!!
     わかってンだよォどォせさっきのもMNWに流されンじゃねェかってことくらい!
     わかってて僕はやりましたァ! それも全部18264号号の反応が面白かったからですゥ!」

13874号「あははははっ、あは、ひー、ひー……あの、何のことかわかりませんが、
     18264号号はそのとき感覚共有してませんよ、とミサカはフォローします」

一方通行「あン?」


75:VeF95NMo
ときめきでメモリアルな18264号( ^ω^)

77:7gDTL6Qo
なんてかわいい一方さんwwwwwwwwww



150.
13874号「ですから、彼女は直前になって感覚共有を切っていましたよ、
     とミサカはわかりやすく説明します」

一方通行「……おォ、冷静に考えてみりゃあ共有したくもねェよなァ」

13874号「いえ、そういう意味で切っていたのではありません、
     とミサカは18264号の乙女心を推し量ります」

一方通行「ハイ? 今なンつったァ?」

13874号「何も。とりあえず彼女は感覚共有をしていないので、
     直接ミサカ達が一方通行の行ったときめかせる方法を体験することは
     ありませんでした、とミサカは言ってのけます」

一方通行「むしろあれをオマエらに知られたら俺はここで死ンでもい……
     待てェ、今、直接、っつったか」

13874号「さすがは第一位、聞き逃しませんでしたねーとミサカは爽やかに褒め称えます」

一方通行「するってェと、ナニか? 間接的に? オマエらは? 一部始終を? 何らかの形で?」

13874号「はい。たった今再生し終えたところですが、なかなか大胆なことをしますね、
     とミサカは18264号号を実力行使そして視線で落とした一方通行に拍手を送ります」

一方通行「だァァァアアアア! 落としてねェ!
     眠らせよォとしただけだァ他意は一切ねェンだよォ!
     そもそも再生ってなンですかァ再生って!」

13874号「MNWに巨大掲示板じみたものがあるのは知っていますか、とミサカは問いかけます」

一方通行「知るか。俺ァオマエらに演算補助してもらってるだけだぞ」

13874号「あるんです。他に巨大動画投稿サイトもあるんですよ、
     とミサカは内部事情を仄めかします」

一方通行(ネットワークこええ)

13874号「そこでですね、ついさっきとある動画が投稿されました。
     とミサカは告げ――『まつげになンか』」

一方通行「あがががががぎぎががぐがごぎががががげごごがッ!!!!!
     黙れ喋ンな口を閉じろォォオオ!!!!!!」

13874号「再生数は現在20000超え、堂々トップですね
     とミサカは一方通行のエンターテイナーっぷりに感服します」

一方通行「こちとら好きで娯楽提供したわけじゃねェよ! なンの羞恥プレイですかァそれ!」

13874号「まあそういうわけで、結局あなたの行為は包み隠さず全ミサカに伝わりました
     とミサカは親指を突きたてます」

一方通行(今すぐここから逃げてェでも逃げたら18264号号がいるわけで、……もォ知るかァ!)

一方通行「オイそこのクソったれェ! こそっこそ覗いてねェで入ってこいボケ!」

18264号「ひっ!?」

一方通行「そこにオマエがいることなンざとっくにバレてンですよォ」

18264号「何のことでしょうとミサカはすまして答えます」

13874号「いや、すまして答えてる時点でもういることバレバレですけど、
     とミサカは指摘しておきます」

一方通行「アー、つうかずっとそこ突っ立ってても風邪引くぜェ?」

18264号「そんなにやわな体はしていま、っくしゅん!」

13874号「……、……」

18264号「……、……」

一方通行「……、ほら見ろ」

18264号「……セロリが出て行ったら浸かります、とミサカは交換条件を持ち出します」

13874号(ええー、ここは一緒に浸かるべきだろ)

一方通行「ハイハイわかりましたァ。じゃあ俺が出る、
     だから体ちゃンとあっためてから部屋もどれよオマエら」

ザパッ スタスタスタ

18264号「……、……う」

スッ

一方通行「オラ、とっとと行ってこい」トン

スタスタスタ

18264号「~~~っ、うう、うあー……」

13874号「泣き出したくなるくらいなら、
     今肩を押されたときに引き止めればよかったんじゃないのかな、
     とミサカは独り言してみます」

18264号「べつに、一緒に入りたかったわけじゃないもん、とミサカは否定し、大体
     13874号号こそずっと二人できゃいきゃい騒いでたじゃねーかと続けて言い返します」

13874号「きゃいきゃい騒いでいた自覚はありませんが、彼はああ見えて常識人ですから
     会話はスムーズでしたね、とミサカは思い起こします」

18264号「いいなあとか思ってねーしむしろあんなセロリとスムーズな会話なんて
     したくもねーよとミサカは吐き捨てます」

13874号「おやおや、それではいっそ眠る部屋はミサカが代わりに
     301号室でもかまいませんよ、とミサカは提案します」

18264号「! そ、れは……う……ぁ」

13874号「冗談です、とミサカは笑って露天風呂から上がります。
     同じ下位個体ですから、素直になれとかもっと優しくしろとか、
     そんなアドバイスをするつもりはありません。
     でも、反発しすぎると後悔するかもしれませんね、とミサカは告げます」スタスタスタ


151.
18264号「……、ミサカは最初から素直ですけど、とミサカはこっそり呟きます」

18264号「一方通行はセロリであってもやしであって、
     ミサカ達は上条当麻の心を射止めるために日々努力しているはずです、
     とミサカはためらいがちに付け足します」


女湯(脱衣所)

13874号「あれは果たして憧憬なのか、それとも恋愛か、はたまた同属意識が高まったのか――
     図りかねます、とミサカは結論付けます」

バタンッ

13874号「!!」

20000号「随分おそーい上がりじゃね? とミサカはトイレから颯爽と姿を現します!」

13874号「相棒じゃないですか。あなたまだいたんですね、
     とミサカはアフロ装備の彼女に驚きます。いつまでかぶっているつもりですか」

20000号「このアフロはセロリたんのシャンプーの香りがしみこんでるし
     寝るときも着用する予定だけど? とミサカは堂々と宣言します」

13874号「……まさか彼もそんな変態行為が行われているとは知らないだろう、
     とミサカは同情します」

20000号「それはそうと、さっきセロリたんが不機嫌っていうか若干沈んでるっていうか
     めんどくさがってるっていうか、あーやっちまったなー、
     みたいな苦い表情してたけどなんかあった? とミサカは単刀直入に切り込みます」

13874号「本当に相棒は相棒ですね、とミサカは微苦笑します。
     やっぱり一方通行はどうもミサカ達には甘いようです」

20000号「えっ甘い? うそ全然甘くなくない? あの幼女は別格だけど、
     とミサカは13874号号の言葉を真っ向から全否定します」

13874号「十分甘いと思うんだけどなあ、とミサカは言い返してみます。
     ああ、甘いのはミサカ達に、というわけではないかもしれないけど、
     とミサカは思いつきます」

20000号「甘いっていうならとりあえず汗なめなめしたい。
     とミサカは発言しつつ、13874号号に続きを促します」

13874号「彼はきっと、一度心を開いたら全力で守る人なんでしょう、
     とミサカは考えを述べます」

20000号「心を開いてくれたらついでに股も開いてくれないかなーとミサカはにやにやします。
     ってことで、帰ろうぜ相方。おっつー」

スッ

13874号「おや、なんで両腕開いてるんですか?
     とミサカは相棒の不可解な行動に疑問を隠せません」

20000号「だから、おつかれさまーってことだンモォ。
     争いごととかもめごととか、13874号号はあまり得意じゃないような気がしてたんだけどなっ
     てミサカは今までの旅を思い返します」

13874号「……たしかに、ミサカはまったりのんびりするのが好きですね、と答えます」

ポスン

20000号「おーよしよし、よくがんばったモォ。ってうわなんか温泉の香りすげえくんかくんか……
     はっ! これはセロリたんも一緒に入ったからにおいがまじってるんじゃね!?」

13874号(どんだけ一方通行の体臭は凄まじいんだよ、
     とミサカはつっこみつつ、相棒から離れます)


152.
301号室

一方通行「……帰ったぜェ、ってうわ!」

17600号「あ、どうも毎度。あなたに見破られたスネークですとミサカは名乗ります」

一方通行「ン、それはどォでもいいンだけどなンでオマエここにいンの?
     で、なンでクソガキ抱きかかえてンの」

17600号「クソったれの変態が上位個体を眠らせてしまったので、とミサカは答えます。
     あ、そうそう、カメラ設置してすみませんでした」

一方通行「カメ……ラァ?」

17600号「はい。もう回収したんで大丈夫ですよ、快適な睡眠をお楽しみください
     とミサカは笑顔で接します」

一方通行「待てコラオマエかオマエなのかオマエのせいで
     俺はあのこっぱずかしいネタを延々と言われ続けるはめになったンですかァ!?」

17600号「こっぱずかしい? もしかして『まつげになンか』」

一方通行「それ以上言ったらオマエの宿泊費びた一文払わねェぞ」

17600号「そのことでしたらご安心ください、とミサカは丁寧に告げます。
     違反報告出しといたし、あとは上位個体が目覚めて受理してくれれば、
     あの動画は消されますとミサカは説明します」

一方通行(ネットワーク仕切ってるクソガキこええ)

打ち止め「……むう……ミサカはもうむり……あなたがたべて、って……ピーマンやだ……」

17600号「こちらスネーク。
     どうやら一方通行は上位個体の夢の中でピーマンを押し付けられている模様」

一方通行「オイオマエ誰に報告してンだコラ」

17600号「幼女にピーマン押し付けられる一方通行さんマジ萌え、と応答されましたが、
     とミサカは一方通行の反応をうかがいます」

一方通行「いやマジ萌えじゃなくてよォ。なンなンですかァ?
     オマエら俺の行動どこまで把握してンだ」

17600号「いやあ、大変なやつに惚れられましたよねえ兄さんも、
     と言いながらミサカは俊敏な動きで301号室から出ます。シーユートゥモロー」

一方通行(え、明日もくンのあいつ)

打ち止め「……んむ? ……あっれえ、この動画……うpったのは20000号か……
     あとでおしおきとミサカは呟きつつみさつべの規約に違反しているので削除削除削除~
     ……むにゃむにゃ」

一方通行(投稿したの20000号かよ! てェか怖い! 打ち止めが怖い!
     見た目幼女なのに妹達の上位個体でネットワーク管理者ってェのが怖い!)

インデックス「おなかいっぱい……松坂牛食べたいんだよ……むにゃ」

一方通行「あァ、そォいや松坂牛食ってねェンだった」


153.
301号室

一方通行「三重に来た当初の目的ってやつを忘れてたな……相棒および13874号号を無事に送り届け、
     まァ一応やったけどもっかい焼き肉パーリィ。
     そォだ、俺ァ何回肉パーリィやるンだろォな……肉だしいいけどよォ」

ドンドン

一方通行「?」

ドンドンドドン

一方通行「……? 誰だァ、名乗れ」

ドドドン

一方通行「いや、だからドア叩いてねェで名乗れよ。口ねェのかァ」

ドンッドドンドン

一方通行(しかもリズミカルになってやがるし)

一方通行「はァ……ったく」

ガチャ

上条「よっ! 入るぜー」

ズカズカ

一方通行「……何オマエそのカッコ。なンで布団と枕持ってきてンのオマエ。
     なンでそのままずかずか入ってくンのオマエ!」

上条「いやさ、向こう俺ひとりなんだよな、男が。
   こう、何と言いましょうか……眠れないんですよ上条さんでも」

一方通行「俺だってひとりなンですけど。しかもナニ? 布団敷き始めてンですけどこいつ」

上条「ほら、こっちはインデックスと打ち止め、あと北欧の18264号号だろ?
   あっちよりも面積少なくて済むし」

一方通行「うンそれは正論だと思うンですが
     オマエがここで寝る準備を始める理由にはなンないですよねェ!?」

上条「いろいろ積もる話もあるだろ? 俺からはないけどな」

一方通行「俺にだってねェよなンだその俺がめちゃくちゃオマエのこと気に入ってて
     話したがってるみたいな言い方ァ!」

上条「ところでなんか一人足りなくね? あ、18264号号か。まあいいけど俺どこで寝ればいいの?」

一方通行「オマエは作品中で一応ツッコミだよなァ!? ここでボケてンなよめンどくせェ!」

上条「打ち止めの隣って一方通行? んじゃその横にでも寝るとすっか」ズリズリ

一方通行「話聞けよこの三下ァァァア!」


104:K.czBHgo
うぜえwwwwwwwwwwwwすげえうぜえwwwwwwwwww
なんかインデックスさんよりうぜえwwwwwwwwwwwwww

105:RcAR37.o
こりゃ美琴泣いてるな

106:1uBVLWI0
ビリビリさん向こうで発狂してそうだなww



154.
上条「ちょっ、静かにしろよ一方通行。
   インデックスは起きないだろうけど打ち止めが起きるかもしれねえだろ」

一方通行「だったら叫ばせンな今すぐ隣もどれ」

上条「人がせっかく声を出さないようにリズミカルなノックで入室してきたってのに」

一方通行「オマエやっぱ楽しンでたろォ!?
     おかしいと思った、あのノックは途中から楽しンでる音だった!」

上条「上条さんは打楽器が得意ですからね、嘘だけど」

一方通行「知るかよォ! なンなのオマエ!?
     密かにヒーローとか思って尊敬してた純粋な俺の心踏み躙ってンじゃねェ!」

上条「いやいや俺はしがない貧乏学生であってな、ヒーローなんて大それたもんじゃ……
   あ、俺持ってきた枕より一方通行のやつのほうがマトモだなこれ」

トレード

一方通行「……いやいやいやオマエはなンで俺の枕と自分の枕交換しやがったンですかァ!?
     つうかなンだァそのぼろっぼろの枕」

上条「あれ、物音聞こえてこなかったのか? 数分前まで白井が暴れてたんだよ」

一方通行「あー、ツインテメントな。
     オマエが超電磁砲の隣ってェのが気に食わねェとかンな理由だろォ」

上条「いや、自分の寝巻きがすっけすけのしかないから殿方は出て行けーみたいな理由だった」

一方通行(なンだそれ)

上条「べつに中学生に発情はしませんよーって上条さんは返したわけですよ。
   そしたら今度は御坂が暴れてな」

一方通行「それは仕方ねェよ」

上条「そんで、最終的には枕投げになった」

一方通行「わかンなくもねェがなンでオマエこっちに避難してきてンだよ」

上条「だって向こう戦場だぞ。バトルフィールドだぞ。安眠できねーって」

一方通行「今すぐ永眠させてあげましょォかァ?」

上条「俺寝るから御坂がきたら『上条当麻は露天風呂で寝てる』って伝えといてくんね?」

一方通行「ンな嘘に騙されるレベル5がいてたまっかよォォオ!」

上条「俺は寝たい。でもきっとあいつは白井との戦いに勝って
  『さあこれで寝れるわよね? 帰るわよバカ!』とか言ってくるに違いないんだよ。
   耐えられない。上条さんは誰よりも安眠を欲している、ていうか安眠を愛してる!」キリッ

一方通行「吐き気! 強烈な吐き気がしたァ!
     なンでこンな野郎の愛の告白を聞かなきゃなンねェンだ俺!」


110:1uBVLWI0
もう上条さん何処かに捨ててこいww

111:gs/mytso
きっと普段の不幸が積もりに積もって変になったんだな



155.
上条「でもでもだって考えてみろよ。お前だって俺いたほうがよくない?」

一方通行「でもでもだってがまずうぜェ。お前いなくてもいい」

上条「上条さん紳士だし襲わねえよ。大丈夫」

一方通行「誰が誰を襲うンですかァ!? 返答次第で隣に送り返すぞオマエ」

上条(しまった)

上条「え、えー、それはだな、……俺がお前をだ!」

一方通行「……、……」スックトナ

スタスタ
ガチャ

一方通行「おい超電磁砲共このバカなんとかし」

上条「ああん待ってぇちょっと待って!」グワシ

一方通行「のわァ!?」

上条「あの部屋の恐ろしさをお前はまだ知らない……ッ!」

一方通行「とりあえず腰に巻きつけてる手を離せ話はそこからだァ」

上条「あいつらすげーこえーよ!
   ビリッビリシュンッシュン! ビリシュンビリシュンビリシュンシュン!」

一方通行(あーこいつやっぱただのバカか)

上条「戦ってる両人はお互いに業見切ってるから避けてんだけどな、俺からしたらもう何がなんだか」

一方通行「オマエ仮にも一方通行に勝ってるくせにそのザマかよォ」

上条「だって俺眠いんだよ!
   ようやく風呂場じゃない普通の畳の上で眠れる夜なのに戦場ってどういうことだよ!
   俺神様に嫌われてるの!? あの中学生達はなぜ戦うの!? 教えておじいさん!」

一方通行「あいにく俺ァアルプスに住ンでませン! ハイさよーならァってだから腕離せよ!」

ガッシ

上条「いーやーだーねー! もう決めた俺決めた。一方通行、こうなりゃてめえも道連れですの!」

一方通行「うっわうっぜ! ナニこいつうっぜ! 口調うっぜ!」

上条「とりあえず部屋戻ろう、なっ?」

一方通行「わかった、ただしオマエが戻るのは302号室だァ!」

上条「だーかーらー! わかってますか俺の状況俺の立場!」

一方通行「わかってねェしわかりたくねェし
     これから先どンなことがあってもわかろォとは思わねェ!」

上条「なんでだよ俺達心の友だろあの沈んでいく夕日に誓った仲だろぉおおおお!!!!!」

一方通行「誓ってねェよそれ人違いだろでなきゃオマエの夢落ちです
     ハイさよーならァってだから手! は、な、せ!」

ギュウウウ

上条「あっはっは誰が離すもんですか! 上条さんはしつこく食い下がる男ですぞ!」

一方通行「誇らしげにしてンじゃねェェエエ! 俺もォオマエがわかンない! 全然!」

上条「わかってもらえなくたっていい。だって俺とお前は別の人間で、
   物事を共有することはできても同一化することはできないからな。
   だけどそれでも俺の気持ちを共有しねえっていうならまずはその幻想を」

一方通行「オマエそれ一応必殺技じゃなかったかァ!?
     なンでそれこの場面で使うンだよ明らかに幻想抱いてンのそっちなンですけどォォオ!」

上条「ええいうるさいそげぶ!」

一方通行「はン、心のこもってねェそげぶは反射可能だァ!
     つうかオマエそげぶじゃねェもンそれ!」

上条「なん…だと…?
   なにその反射、俺の幻想殺しがきかないだなんて……そんな……俺これからどうしたら」ガクーン

一方通行「よォやく手を離す気に……なってねェこいつなってねェよ!
     気落ちしたままずるずる浴衣引っ張ンなァァア!」

上条「……はは……もうこれで俺の手は何も壊せないし守れない……」

一方通行「……、……上条」

上条「なんだよ、一方通行……お前はよくやったよ、俺の幻想殺しを……」

一方通行「だからまずオマエは勘違いしてンだよ。
     俺は幻想抱いてねェ、いつだってリアルを見つめて生きてンだ」

上条「リアルを、見つめる……?」

一方通行「ギリギリでいつも生きてンだよ」

上条「ギリギリで……?」

一方通行「さァ、戻ろう。俺達の城へ」

上条「……おじいさん!」

ガチャ
ゲシッ

上条「うおっ、わ、待て待てこっち城違うこっち戦じょ」

一方通行「ハイさよーならァ、302号室一名様入りますゥ!」


124:1uBVLWI0
real facewwwwwwwwwwwwwwwwwwww



156.
ドンドンドンドン
ダセーダシテクレー
アクセラレータ オボエテロヨォォオオ

一方通行「ふゥ、イイ仕事をした……いや、久しぶりにイイ仕事だった今のは」

一方通行「もォ寝よう。さすがに疲れた、イベント起こりすぎだろ、っと……」


美琴「っひ……く、う、ひっく……ううう」


一方通行「」

美琴「うわ、ああああん……っぐ、うわあああん」

一方通行「だァァァ泣くな泣くな泣くなァァァア!
     とりあえずこっち入れ、廊下でめそめそしてンじゃねェ!」

美琴「ひく、ひっく……あ、あくせられー、た?」

一方通行「ハイハイそォです僕が一方通行ですよォ!
     もォなンなンですかァオマエら! 何が起こったンですかァ!?」

美琴「っく……ひ、う……わあああ」ビリバリバチビチ

一方通行「あーあー泣くなっつってンだろォが! 泣いた拍子にちゃっかり放電すンな!」

ガチャ
バタン

301号室

一方通行「ンでェ? なンでオマエ泣いてたンですかァ」

美琴「だ、って……うっく、あ、あのバカが、あのバカがぁぁあ」

一方通行「だァから泣くなァァアア! 俺ァガキと女の涙が一番苦手なンだよォ!」

美琴「うわあああああああん」

一方通行「ちくしょォォオオオ俺だって泣きてェェエエエエ! うわあああああああン!」

美琴「うわああああああああああああん!」

一方通行「うわああああああああああああン!」

美琴「うるさいばか!」

一方通行「オマエにだけは言われたくねェばか!」

美琴「だいたいなんであいつはアンタに頼ったのよぉ……」

一方通行(オマエらが第二次枕投げ大戦勃発させたからじゃねェの)

美琴「めったに私に頼らないのにっていうか逃げるし一緒の部屋で寝れるかと思ったのにいないし」

一方通行「いや、うン、だから俺あいつ蹴ってでも突っ込ンだンですけど」

美琴「……え?」

一方通行「……御坂美琴さン、ここで問題ですゥ。廊下で俺に絡まってた三下はどこに行ったでしょォ? 
     いーち、302号室。にーい、302号室、さーン、あの世」

美琴「え、まっ、え? さっき? あいつ? 入ってったの?」

一方通行(せめてクイズに答えろよこいつもォやだァ……)

美琴「でっ、でも、今さら入りにくいっていうか」

一方通行「あーそーねーはいりにくいねー」

美琴「あいつの隣ってよく考えてみたら恥ずかしいっていうか」

一方通行「あーそーねーはずかちいねー」

美琴「そ、れに、その、寝顔とか見たいけど見られたくないっていうか」

一方通行「あーそうでちゅねーみりゃれたくないでちゅねー」

美琴「ああもうどうしろっての!? ていうか私あいつのこと好きなの!? どうなの!?」

一方通行「もォいいよオマエ。好きでイイだろ他にどンな答えが欲しいンだよ」

美琴「え、いや、その」

一方通行「うだうだ考えてる暇あンなら攻めろ。攻めて攻めて攻めまくれ、三下はどォせ押しに弱い」

美琴「! そ、そうかもしれない」

一方通行「おォその意気だ。行け、超電磁砲」

美琴「うんっ、ありがとう一方通行センセー!」

ガチャ バタン

一方通行(え、何だセンセーって……まァいいか、今度こそ寝、)


黒子「ふぇぇええええん……うぅ、ふぇ、えええええええん」


一方通行「……、ちっきしょォォオオオオ! ふェェええええええええン!」


130:M6f/lws0
せっかく上やん302に閉じ込めたのにビリビリさん外に居んのかよww

131:GewHv8Qo
泣くんじゃwwwwwwwwねぇよwwwwwwwwww

136:t0fmn8Ao
なにこれwwwwwwwwwwカオスwwwwwwwwww

138:XJQGtlIo
じゃwwwwwwあwwwwwwww
302誰もwwwwwwwwいねぇえwwwwwwwwwwwwwwwwww

139:IqMndAAO
一方さんカワユスwwwwwwwww
そして上条さんばりに不幸wwwwwwwww

141:eqSdrLso
黒子が泣いてるとこ想像すると
ミサカ派の俺も心揺さぶられちまうぜ

143:M6f/lws0
一方さんカワイソすぎるwwwwwwwwwwww



157.
一方通行「なンなンだよォ! 隣の部屋には化け物でもいるンですかァこンちくしょォ!」

黒子「ふぇ、だって、ぅ、お、お姉様とぉ、とっ、殿方を、いい、一緒に、しっ、ほ、が」

一方通行「ああもォよくわかンねェけど入れ! そのネグリジェで廊下ふらふらすンな!」

黒子「ふっく、ぅ、え、ふぇぇぇええええええん!」

一方通行「……ふェェェェええええええええン!」


301号室

黒子「……、っく、ふぇ、……ふぇぇえん」

一方通行「あー、その、なンだ。
     オマエはあいつら、てェか超電磁砲のために部屋を出よォとしたわけか」

黒子「せ、っかくに言えば、と、のがたを、っく、部屋に、押し戻そうとっ」

一方通行「元はと言やァ、オマエらが戦争おっぱじめたからこっち来た、って言ってたけどなァ」

黒子「いいえそれは違いますのわたくしがこの官能的なネグリジェを着ているせいですの」シャキーン

一方通行「自覚あンならやめとけ。あからさますぎて萎える」

黒子「萎え……!? っふ、ぇ……ふぇええ」

一方通行「あーごめンなさい萎えませンむしろ勃ちますゥ!」

黒子「それはそれで嫌ですのぉぉぉおお」

一方通行「ンだよこいつ一番めンどくせェ!」


現在の状況
301…一方通行、打ち止め、インデックス、黒子←new!
302…上条、美琴
303…14510号17600号
露天風呂あたり…13874号20000号
行方不明…18264号


148:t0fmn8Ao
つーか黒子は一方通行にみられてもいいのか?wwww

150:HQa7mASO
行方不明=湯煙殺人事件じゃないか

152:xFNgATwo
北欧が行方、不明……だと。



158.
一方通行「……にしてもよォ、オマエいっつもその格好で寝てンのか」

黒子「ええ、おっ、ねえ、さまに、襲っていただくため、……ふ」

一方通行「だからなンで目に涙溜めンだよォここで!
     しかもオリジナルを誘ってンのかオマエは! 最近の中学生怖ェ!」

黒子「あら、でもお姉様だけですのよ」

一方通行「なンだその目。勝ち誇ったよォに見るのやめてもらえますゥ?
     相手が一人だろォが不特定多数だろォがオマエの格好は立派に痴女ですよォ?」

黒子「んまぁ、こんな淑女をつかまえて痴女とおっしゃいましたの? 最近の殿方は怖いですわ」

一方通行「うン、しなつくってるとこわりィけどついでに三下の布団と枕持ってけ」

黒子「わたくしにもう一度もどれとおっしゃいますのね。あの空間へと?
   下手すりゃ11次元とかのレベルじゃないあそこへと?」

一方通行「302号室どォなってンだァァアア!
     知りたいけど知りたくねェ! もォ俺だって寝てェよ!」

黒子「……、仮にですの。お姉様とあの類人猿がまぐわっていたら」

一方通行「今時の中学生ってまぐわるとか言うのかよォ!? ナニその表現……野生的すぎンだろ……」

黒子「失礼しました、では性行為と」

一方通行「いや、なンで言い直すンですかァ?
     ありえねェだろ、どンだけ想像逞しくしたってありえねェだろ」

黒子「相手がお姉様ならわたくしはやりますの。いいえ、やってみせますの!」キリッ

一方通行「なァァンの決意を固めてンだこのジャッジメント!
     てェかオマエ露出魔じゃねェかジャッジメントらしからぬ犯罪者だなァオイ!」

黒子「これくらい露出に入りませんのよ。もっと見せてもいいくらいですわ」

一方通行「オマエの露出レベルは裸かァァア!」

黒子「まあ、あなたはわたくしに興味も関心もないようですので、もう少し見せてもかまいませんの」

一方通行「ンなサービスお断りなンですよォ!
     もォいい、いいから部屋もどるかいっそ布団にくるまれよオマエ!」


???

18264号「部屋に帰りにくいなあ、でも眠いしなあ……
     べつにセロリのことはどうだっていいし、気にすることないだろjk
     とミサカは自分を励ましつつ……いやでもなあ……」


301号室

黒子「お断り!? これでも常盤台のわたくしに向かってお断り……
   ではお聞きしますけれど、あなたは誰が露出すれば満足なんですの!」

一方通行「人を変態みてェに言ってンじゃねェェエ! 誰が脱ごォが満足しねェよボケ!」

黒子「……ああ、なるほど。あらまぁなるほど。ふんふん、そういうことですの」

一方通行「なンだよもォこいつ意味わかンねェ!
     したり顔で頷いてンですけどホントマジで意味わっかンねェ!」

黒子「あなたは肌を露出するよりも恥らうように隠しているほうが萌える、と。
   そういうことですのね」

一方通行「ハァァア!? ナニ人を特殊嗜好ですわねみたいな顔で見てやがンだオマエ!
     べつに萌えねェぞ脱ぎかけなンて!」

黒子「そういえば小さいお姉様も浴衣が少々はだけていますわね……直してさしあげなければ」ハァハァ

一方通行「すンませン息荒くしながらクソガキに触れないでもらえますゥ?」

黒子「とかなんとか言いながらわたくしを押しのけて浴衣の前をきっちり直してあげていますのねぇ」

一方通行「アーもォやだこいつうっせェ。なンでちょっと微笑ましいみたいな顔してンだよ」

黒子「いいえ、過保護ですの、と思っただけですわ」

一方通行「ハイハイそォですねもォ過保護でいいンでとっとと302号室もどれよォ」

黒子「……隣?」

一方通行「隣」

黒子「お、ねえさまと、っひ……く、殿方が、ま、まぐわっ……ふぇ」

一方通行「なンで振り出しにもどンだよォォォオオオオ!!!
     まぐわるって表現気に入ってンじゃねェかオマエェェエエ!」

黒子「たしかにわたくし、お姉様が笑顔でいらっしゃるのならそれだけで幸せですの!
   でも! いやちょっと痴態も見たいのですけれどっ、でも!」

一方通行(あァ、こいつ生粋の変態だわ)


あ、そうだ18264号号のことなんだけどな
このまま301号室に向かわせるか303号室に行かせるか302号室に向かわせるかで悩んでる
明日もくるからそんときまでにアンケートみたいな感じで適当に投票しといてくれると助かる

1…301号室直行
2…302号室で話をややこしくする
3…303号室で他のミサカに相談する


229:HGNuYQDO
一方さんのツッコミスキルがめきめき上がってるな。
そのうち漫才師にでもなってるんじゃね?

196:hds.i2s0
3しかないよね、夜の恋バナ座談会だよね

197:smV.CcEo
2はもう十分ややこしいと思うww

219:P4Bq8Rwo
1で黒子の姿で勘違いする18264号号が見たい



159.
黒子「やっぱりその、……夜陰に乗じて致しているのを横で見つめるというのは……
   まあそれはそれでお姉様の新たなる一面みたいな感じでとてもそそられますけれど……
   いやでも……」

一方通行「まァ心境はわかンねェわけでもねェよ。
     親がヤッてンの偶然見ちゃいましたァみたいな気分だろ」

黒子「そんな感じですの。
   でも、……暗闇の中でぼうっと浮き上がるお姉様の肢体はかなり見たいですわ!」キリッ

一方通行「開き直った! ついに開き直って認めやがったァ!」

黒子「こうしてはいられませんのっ! もう一刻も早く隣に向かわなければ!」

一方通行「だからちょっと待てェ! そのネグリジェどォにかしろ! 見えてンだよほぼすべて!」

黒子「あら、あなた知っていますかしら――人類は生まれたときはみんな裸ですのよ!」

一方通行「知ってるわァァア! だからどォした!
     そンな事実がオマエの露出を促してンのかよォォオオ!」ガシッ

黒子「きゃっ、ちょっと体を取り押さえないでくださいまし!」

一方通行「とりあえず着替えてから廊下出やがれェ!」

黒子「ここで着替えろとおっしゃいますの!? うら若き乙女に!?」

一方通行「ただの趣味がえげつねェ痴女だろォがよォ! オラ、トイレ篭もって着替えてこいや!」

黒子「んまぁ、もっと優しい言い方ってもんがありますでしょうに!
   そういえばあなたは以前も無理矢理わたくしに羊を捌くのを鑑賞させたうえで
   肉を洗うのを手伝わせましたの!」

ギャーギャーワーワー

301号室ドア前

18264号「よ、よし、なにもこわくないしなにもおそれることはない!
     だって相手はあのセロリだもん、とミサカは意を決してドアに手をかけます」

18264号「た……ただいまもどりましたとミサカは風呂上りで頬を赤らめつ――つッ!?」

黒子「え」グワシ
一方通行「あ」ガシッ

18264号「……、……」

一方通行「……アー、えっとォ、このツインテメントは好きでこンなカッコしてて
     俺が強要したわけじゃねェンだが」

黒子「ええその通りですの。でもあなた今わたくしを脱がせようとしていますわ」

一方通行「だァから、それは語弊があ、」

18264号「……、……ドウゾオシアワニ、とミサカは呟き無表情でドアを閉めます」

パタン

一方通行「……、おいどォ思う」

黒子「客観的に捉えてみますと、わたくし達は組み合ってふざけあっているようにも、
   これから事に及ぼうとしているようにも見えますの」

一方通行「……なンでこォなった!?
     タイミングが神がかりすぎじゃねェ!? ンだァこのタイミング!」

黒子「もうお嫁に行けませんのぉぉぉおおおお」

一方通行「オマエちゃっかり全責任を俺に押し付けてンなよォ! 俺だって婿に行けねェェエエエ!」

黒子「……行かれるおつもりでしたの?」

一方通行「いンやァ全然」

黒子「ですわよねえ」

一方通行「あはっ」

黒子「おほほっ」

一方通行「ぎゃはははー」

黒子「うふふふふー……ふぇ……ぇ、びぇっ、びぇぇええええええん!!!!」

一方通行「びぇ!? び、びェェえええええええええン!!!!!!」

黒子「お待ちになっておねえさまあああああああああああああああああああ!!!!!!」

一方通行「いやあれオリジナルじゃねェし多分18264号号だろってェか動揺しすぎだァァァアア!
     愛しのオネエサマくれェ見分やがれェェェエ!!!!」

黒子「くっ、ろこはっ、黒子はっ……、お姉様を心の底から愛していますのぉぉぉおおおお!!!」

一方通行「なンでここで叫ぶンですかァ……?
     そしてなンで俺は聞きたくもねェ愛の告白を二度も聞かされるはめになってンですかァ……
     もォやだァ……」


インデックス(あんまりうるさいから起きちゃったんだけど、
       あくせられーたは沈んでるしツインテールは泣いてるし、意味がわからないかも)

打ち止め(シスターさんも起きちゃったんだねー、
     ミサカもさっきから起きてたんだけど声がかけられないの、
     ってミサカはミサカはひそひそ声を出してみたり)

231:V8OH/o20
どうしてこうなった…

236:P4Bq8Rwo
・・・俺のせいか?

238:V8OH/o20
>>236
あ・な・た・の・せ・い・だ


160.
廊下

18264号(……、……)

18264号「べ、つに、たいしたことじゃねーしあいつほらロリコンだから
     ジャッジメントも攻略対象なんじゃねまじきめえwwwwww
     とミサカは、一方通行を、pgr……しま……」

14510号「お? あれれ? あれれれれ? ……あっれー?
     とミサカは大罪人を見つけたような気持ちで蔑みの視線を送ります。
     抜け駆けは――ダメ。ゼッタイぃぃいい!!!」

18264号「抜け駆けなんてしてねーし。つうかお前あのセロリ好きなんだっけ?
     うわーまじ趣味疑うわー、あいつはないだろjk
     とミサカはいまだに女将姿の14510号を馬鹿にします」

14510号「あん? テメコラちょっと表出ろ、とミサカは顎で外を指し示そうとします
     が面倒なので事情聴取すべく18264号号の腕を引っ掴みます」

グイ

18264号「は、え、ちょっとなにしてんだこの蓼食う虫も好き好きの蓼食う虫タイプが!
     とミサカは怒鳴りますが目の前の似非女将の力が存外強くて驚きです」

14510号「恋する乙女なめてんじゃねーぞとミサカは凄みつつ、
     303号室のドアを開け18264号号をつっこみ自分も入室します」

ガチャ
ドン
スタスタ

17600号「ん、おかえり14510号……と、18264号号? とミサカは意外な人物に目を丸くします」

18265「……どうも、とミサカは投げやりにプロスネークに返答します。腰が痛い。
    投げやがった14510号覚えてろよ、とミサカはにらみつけます」

14510号「うっせー! いいからさっさと経緯を洗いざらいぶちまけやがれ!
     とミサカは命じます!」

18264号「経緯? って何の経緯だよとミサカは首を傾げます。
     ていうかなんでお前仁王立ちしてんの? 
     とミサカは14510号を不思議そうに見つめなおします」

14510号「ここまできてしらばっくれようったってそうはいかねえ!
     とミサカは片肌を脱いで宣言します。この桜吹雪もとい粉雪が目に入らぬかぁ!」バーン

17600号(さっき修正液でちまっちま塗ってると思ったらそれかよ、とミサカは呆れつつ、
     あれなかなか落ちないんじゃないか、と14510号を心配します。
     まあどうせいざとなったら調整のときに直してもらえばいいだけか)

18264号「こ、粉雪……だと? まさかそれあのセロリが白くて儚くてほっとけなくて
     どことなく雪っぽいから選んだんじゃないよな? とミサカは確認します」

14510号「その通り! 一方通行様のイメージカラーであるホワイトと桜吹雪っぽい模様
     イコール粉雪です、とミサカは説明します。
     しかしよくわかったなお前、とミサカは18264号号を見直します」

17600号(白くて、のくだりはわかるんだが儚くてほっとけなくて、の時点で陥落しました
     って言ってるようなもんじゃないか、とミサカはため息を吐いてみます)

18264号「……最初はマジで苦手っつうか嫌いってかむかついてたんだけど、
     とミサカは切り出します」


248:GfXT2nAo
恋は盲目だからな。仕方ない

249:aFoDfzco
修正wwwwwwww液wwwwwwww
だめだこいつらwwwwwwwwww



161.
18264号「かくれんぼとか、なんでわざわざ幼女のために
     北欧から出向かなきゃなんねーんだよとか思ってたし、とミサカは呟きます」

14510号「あー、まああの幼女はいきなりすぎたよ。
     一方通行様と一緒に遊べるっていうから参加したけど、とミサカは相槌を打ちます」

18264号「でも、でもさ、ほんとにむかつくやつでしかなかったんです、
     とミサカは言い切ります。かくれんぼの後のジンギスカンパーリィも
     ちょっと肉よそってもらったくらいで」

14510号「……パードゥン? とミサカは半分キレつつもビークールに対応します」

18264号「だ、だから肉とか、実況してるときに、その、さりげなく出してくれたり、
     いやほんとそれだけなんだけど、
     べつに大したことじゃなくてほんとそれだけでって怖い!
     14510号の視線がとても怖い! とミサカは後ずさります」

14510号「とりあえず穏やかに和やかに入れ替わりを要求します、
     とミサカは無表情に18264号号の浴衣に手をかけます」

18264号「え? ちょ、へ、え? な、なんで脱がそうとしてんだお前、
     とミサカは必死に抵抗します」

14510号「そうはさせるか、幸いミサカ達は外見上は瓜二つなので入れ替わったって問題ねえだろ
     とミサカは浴衣を引っ張ります。ぐいぐい」

18264号「嫌だあああああ女将のかっこしたくないし、
     いやべつにあのセロリの傍を離れられるのは嬉しいけど嫌だああああ!
     とミサカは叫びます」

17600号「……自分と同じ外見の少女が取っ組み合って脱がせあいをしているのはなかなかシュール、
     とミサカは黙ってお茶をすすります」


301号室

黒子「びぇぇえええええええんっ! おねえさまあああああああああ!!!!」

一方通行「あー……ちっくしょォ……勘違いしただろあいつ……めンどくせェガキばっかだなここはよォ……あーもォ……」


インデックス(ふたりが壊れちゃったかも。どうすればいいのかな?)

打ち止め(えっとね、向こうの部屋も気になってるんだけど、
     なにより303号室にたまってる連中をどうにかしなきゃ
     ってミサカはミサカは立案してみたり。
     でも、きっとあの子はミサカが行ってもこっちに戻ってこないだろうなあ)

インデックス(あの子? って、さっき逃げちゃった子?)

打ち止め(うんそうだよってミサカはミサカは肯定してみる。
     応援はしないけど邪魔もするつもりはないんだよね
     ってミサカはミサカは大人ぶってみるんだけど――、あの人が迎えに行ってあげなきゃ……)

コンコン

一方通行「ンあ?」

黒子「びぇ?」

20000号「すんまっせーん、ちょっとようござんすかーとミサカは入室許可を要請します」


162.
一方通行「あァもォ好きにしてくれ俺ァ寝る。寝るったら寝る」

20000号「あ、どうも皆さんちいーっす、とミサカは挨拶します。
     上位個体、起きてますよね? とミサカは確認しますが」

打ち止め「ぎくり」

一方通行「あァン? クソガキ、オマエ起きてやがったのか」

インデックス「私も起きてたんだよー! だってあくせられーた達が騒がしいんだもん」

黒子「ふぇっ、っく……すみません……ですっ、のぉぉおおお!!!!」

一方通行「だァァアアア!!! 泣くな泣くな泣くンじゃねェェエエ!」

打ち止め「えーと、ふたりはとりあえずほっといて……20000号はなんでこっちにきたの?
     ってミサカはミサカは問いかけてみる」

20000号「相方が隣の302号室に帰ったので暇になったんですとミサカは簡潔に答えます。
     それにこの部屋にはセロリたんもいあbbbbbb
     ごめんなさい嘘ですいや嘘じゃないけどすみませんでした!!!」

インデックス「じゃああなたもここで寝るのかな? スペースならなんとかあるかも」

20000号「ああ、それも今考えたんですけど、とミサカはもぞもぞ一方通行の布団の中に」

一方通行「なァにしてンだオマエは! そこ俺の布団! オマエは大人しく303号室行ってろォ!」

20000号「ぬくぬく……やべ、なんかちょっと風呂上りのいいにおいする! 
     とミサカは興奮のあまり鼻血が垂れました」ボタボタ

一方通行「うわァァアアア!!! 布団! 白い布団が鮮血に染め上げられたァァァアア!!!!」

黒子「まるで殺人事件の後ですのぉぉぉおおおお!!!」

打ち止め「……、なんだかなあってミサカはミサカは肩をすくめてみたり」


303号室

17600号「ところで18264号号はどうしてこの部屋に、
     とミサカは結局なんとか浴衣を死守した18264号号に訊ねます」

18264号「え? そりゃ、301号室でジャッジメントと一方通行が絡み合……、
     ……ああああああ!!!!!!!!」

14510号「へ、……カラミ……絡み合……あああああ!?!?!?」

17600号(ああこいつらもう落ちたんだな完全に)

18264号「そうだったジャッジメントと一方通行がなんか絡み合ってて!
     すごい絡み合ってて! ジャッジメント泣いてて! すごい泣いてて!
     一方通行もちょっと涙目だったかもしんないうわああああなにしてたのあいつら!?
     とミサカは発狂寸前です!!!!」

14510号「よくわかんないけどそれ完璧にフラグ立ってる!
     もうだめだああああああ一方通行様はあのツインテにやられたんだああああ!!!!
     とミサカは絶叫します」

17600号「……うん、わかったからとりあえず落ち着こ? ここ旅館だから。
     叫んだら他の客の迷惑だから、とミサカはふたりのミサカをなだめます」

14510号「こぉぉおれが落ち着いていられるかぁぁぁぁぁあ!!! 
     あの方の貞操があっぶねええええ!!!!
     とミサカは部屋を出ようと18264号号の腕を引っ掴み」

18264号「……、ちょっと、待って。とミサカは14510号を引き止めます」

14510号「?」

18264号「……ミ、サカ、は、今、あの部屋に戻りたくありません、し、その……
     け、決定的な証拠っていうか、そういうのがあがってしまったら、……」

14510号「!!」

17600号「まあ確かに今行ってガチであんなことやこんなことしてたらもう立ち直れないかもなー
     とミサカは客観的に考えを出しますが」

18264号「だ、だから、えっと……今晩はここで寝たいかもしれません、
     とミサカは、おそるおそる意見を述べてみます」

17600号「……お前、やればできる子じゃんとミサカは唖然とします。
     その態度で一方通行に接したら案外可愛がってくれるかもしれないのに」

14510号「それはだめー! とミサカは18264号号を揺さぶりつつ、
     でも気持ちもわかるのでまあ今晩くらいはいんじゃね?
     とプロスネークに許可を求めます」


163.
301号室

打ち止め(どうやらあの子は303号室にお世話になるみたい
     ってミサカはミサカは上位個体の特権をフル活用してみる)

20000号(あー、今さりげなくスネークと感覚共有してるんすけどー
     とミサカも303号室の会話を聞いたことをアピールします)

打ち止め(なんていうか、もう完全に面倒なことになっちゃったかも
     ってミサカはミサカはため息を吐き出してみたり)

一方通行「なに目配せしてンですかァオマエら」

打ち止め「ううん、なんでもないのってミサカはミサカは首を振りつつ、
     18264号号が心配だねって声をかけてみる」

一方通行「……べつにィ? どォせどっかで寝て帰ってくンだろ」

黒子「あら、素直ではありませんわねえ」

一方通行「うっせェンだよ。あのひねくれたガキがどこでどォしてよォが俺の知ったこっちゃねェし」

打ち止め「そうなの? ほんとに心配じゃないの? ってミサカはミサカは訊いてみるんだけど……」

一方通行「全然心配じゃねェ。むしろいなくて清々すらァ」

20000号「その言葉は少々引っ掛かります、とミサカは真っ直ぐに一方通行を見据えます。
     とりあえずミサカのことも罵ってください!」

一方通行「はァア!?」

20000号「と、いうのはミサカ式ジョークですとミサカは弁明します。
     まあミサカはあらゆる属性に対応できるので問題ありませんが、
     そのようなことを18264号号には言わないでもらいたい、
     とミサカはここで格好良くかばってみます」

一方通行「……、……」

インデックス「私は一部始終を見ていたからあえて言うけど、
       毒舌はあくせられたーたがちゃんと部屋に戻すべきなんだよ」

一方通行「……、なンで、俺が」

黒子「それは、あなたとわたくしがいかがわしいことをしていたように見えた――
   そのせいでお姉様の妹さんは出て行かれたからですの。
   あなたには追いかけ、連れ戻す義務がありますのよ?」

打ち止め「多分ミサカが行っても戻ってきてくれないってミサカはミサカは落ち込んでみる。
     あの子の中でそれくらい、あなたは信用のおける人になってるの
     ってミサカはミサカは分析してみたり」

一方通行「いたくねェ奴を無理に連れ戻すこたァねェだろォが。
     第一あいつ、俺のこと毛嫌いしてンですよォ? さっきからかっちまったしさァ」

黒子「本当にお嫌いなら、おそらく会話することもありませんわ。
   わたくしから見ても、妹さんがあなたに毒を吐くのはあなたが本気で怒らないから、
     甘えられるとわかっているからですのに」

一方通行「ンなわけあっか。あいつらが俺に甘えるわけ……」

打ち止め「ミサカはあなたに甘えまくりだよってミサカはミサカは抱きついてみたり、ぎゅーっ!」

一方通行「うおわっ、だァ! 離れろクソガキ、わかった、わかったから! 
     俺があいつ連れ戻せばいいンだろ!」

20000号「ではミサカはそんなツンデレセロリたんの大活躍を
     しかとこの目に焼きつけあbbbbbbb!!!!
     ごめんなさいごめんなさいほんとにごめんなさいとミサカは上位個体に謝罪します」

黒子(なぜ小さいお姉様に押し負けているんですの……?)


164.
廊下

一方通行「ったくよォ……ンで俺があのガキを連れ戻さなきゃなンねェンだァ」

20000号「と言いつつしっかり303号室に向かうセロリたん萌え、
     とミサカはこの場に上位個体がいないので思う存分言うことができました」

一方通行「……あァ、そォいやオマエ相棒だったンだっけか。ひとつ訊きたかったンだけどよォ」

20000号「あ、はいミサカは自慰もできますよ、とミサカは自分の性生活を暴露します」

一方通行「オマエの性生活には何の興味もねェよ。そうじゃなくて、オマエ、舐めたろ」

20000号「? たしかに毎日セロリたんを舐め回す夢をみますが……とミサカは首を傾げます」

一方通行「それ以上知りたくねェェェエ!!!
     ちげェよ、だからオマエ相棒だって偽ってたときに! 俺を! 舐めただろォが!」

20000号「ああ。舐めました。おいしかったです、ごちそうさまでしたとミサカは合掌します」

一方通行「……、なンで舐めた? どォせ嫌がらせだろォがよ」

20000号「欲望の赴くままに舐めただけですがとミサカは断言します。
     ていうかもしかしてもう一度舐めさせてくれるんですかハアハア
     とミサカは手をわきわきさせつつ対象に近付きます」

一方通行「う、わ、やめろ寄るな近寄ンなやめ、――!」


303号室

14510号「むむっ、あの方の危機が迫っているような気がする!
     とミサカは18264号号の手を振りほどいて廊下に出ます!」

バタン

18264号「え、……あ、と……べつに、セロリがどうなろうがどうでもいいけど、
     14510号が騒いだら面倒だよなとミサカも部屋を出ます」

17600号「いってらー。……MNW内の上条一方論争も激化の一途を辿ってるなあ、
     とミサカは感慨深げに呟きます」


MNWスレ一覧
1:【ようこそ】三重旅行スレ【おいでませ】(555)
2:最近上条派とセロリ派の論争激しくね?★2(608)
3:恋愛経験豊富(笑)なお前らに聞くけど(971)
4:お姉様と上条当麻が同じ部屋で寝そうな件について(240)
5:上条「ホテル行こうぜ!」ミサカ「」(13)



801:セロリたんの布団にボタボタしたお(1)


165.
廊下に出た瞬間、14510号は言葉を失った。
彼女の思考は一切の活動を停止させ、ただその瞳ばかりが現状を映し出す。

ああ、とも、ええ、ともつかないうめき声をあげて、14510号はふらりと倒れこんだ。

数秒遅れて303号室から出てきた18264号号は、
崩れ落ちた14510号の体躯をどうにか抱え、目の前の光景に視線を向け、ふえ?
と素っ頓狂な声をあげる。

いつだったか、今の状況に酷似した光景を見た気がした。

       デジャヴ
「これを人は、既視感と呼ぶのでしょうか――と、
 ミサカは思わず14510号を抱えたままへたりこみます」

あまりにも白い肌が晒されていた。

本気で嫌がっている一方通行とは対照的に輝かしい笑顔を浮かべている20000号は、
どうやら自重という言葉をどこかに捨ててきたらしい。

ウヘヘ、アハハ、ウフフ、イヒヒ、と危なっかしい声を動作の合間合間に挟みながら、
20000号は抵抗をやめない少年の浴衣の帯を引っ掴み、平たい胸に指を這わせている。

危険だ、危険すぎる。

そう18264号号が判断し、ようやく体勢を立て直そうとしたときだった。

ふと顔を上げた拍子に、
懇願するような視線でこちらをじっと見つめる一方通行と目が合ってしまった。

助けてくれ、たしかにそう聞こえた。

あの、第一位が。助けてくれと言った。目で。


「……その行為を直ちにやめやがれ、さもないと今すぐそのアフロを髪の毛ごと剥ぐぞ、
 とミサカは変態に冷たい眼差しを向けます」

18264号号にとって、自分でも不可解な行動だった。

いらつくだけの存在だった一方通行が、目の前で痴態を晒している。

普段の自分なら――否、数日前の自分なら、間違いなくからかっていたし
弱みを握るために20000号を煽っただろう。

ところが、18264号号はどちらの行動も選択しなかった。

目の前の白い少年を助けるという、彼女にとっては選択肢にすらならないであろうはずの、
第三番目を選んだのだ。

理由はまだわかりたくなかったし、気づかずにこのまま別れてしまうべきだと、
18264号号は無意識のうちに知っていた。

「ん? あ、北欧だー、見て見てセロリたんのすっべすべな白い肌!
 やばくねこれやばくね!? とミサカは興奮まじりに、おっといけね鼻血が」

ポタ、と一方通行の胸に緋色が散る。

一方通行は露骨に顔をしかめたが、どこをどう押さえつけられているのか、
彼の抵抗が20000号の攻めに押し勝つことはなさそうに見えた。

だったら――と18264号号は立ち上がる。

彼は動けない。ここはとある旅館の廊下で、盛るべき場所ではない。
しかも、彼は一方的にやられている側だ。

そして相手は何よりも18264号号同様、欠陥電気。

一方通行の思いなど18264号号にはわからないが、彼が上位個体を守り抜いたように、
自分達をも守り抜こうとしていることはわかっていた。

だからこそ彼女は、他の誰でもない、一方通行という少年に、ひねくれた態度で接するのだ。

許してくれるとわかっているから。

どれだけひどい言葉を浴びせようと、彼は本気で18264号を嫌ったりなどしないから。

嫌うわけがないと、知ったから。

「たす、け……」

一方通行の声は掠れている。

以前、20000号に舐められていたときにはここまで体力を削り取られている様子は見られなかったが、
相棒ではなくれっきとした人間として一方通行を攻めている20000号の相手は相当疲れるらしい。

「了解しました、とミサカは決意を胸に秘めます。
 そこの白もやしから手を離しなさい20000号、この北欧ミサカが相手です」


492:HtUdWYSO
20000号ってトラックに並走したりとなにげにスペック高いんだよなww
変態の力が勝つのかまたは北欧の愛の力が上回るのか見物だぜ…

499:yXwSTEDO
地の文きたから気分転換にシリアスを書くのかと思ったらシーンが変わってなくてワロタwwww



166.
両手首を器用に浴衣の帯で縛り上げた20000号を見据えながら、
こいつは一体どこでこんなテクニックを身に着けたのだろうと一方通行は疑問に思う。
手際のよさだけではない。
さりげなく一方通行の手首にかかる負担を減らしながら、
それでいて自分で解くことができない程度に縛っている。
どう考えても、相当な練習を積み重ねてきたものだけが修得し得る技術である。

(……チョーカー、手ェ届かね……)

手首を背中の後ろで拘束された時点で、一方通行の抵抗は徒労に終わった。
そして、能力使用モードではない彼にできることは、ひたすら目の前の冷戦を見つめることだけだ。
たしかに助けてくれと18264号号に視線を送ったことは認めるが、
まさか彼女が自分のために20000号に対抗してくれる、とは思っていなかった一方通行は、
アフロをかぶった少女と、浴衣を着ている少女が睨み合っているのを少々複雑な思いで見つめ続ける。

ていうかアフロいい加減脱げよ、と彼が内心でツッコミをいれたことは、誰も知らないだろう。
ふと視線を下に移すと、横たわっている14510号が目に入った。

女将姿の少女は気を失っている。
なんとかして助けてやりたいとも思うのだが、一方通行自身、自分のことで精一杯である。
今この場に第三者が現れようものなら、どんな言い訳をしたところで変質者と思われるのがオチだ。
それだけは避けたい。

これでも自分はこの場においては比較的常識人だと密かに自負している一方通行は、
現在自分がどれだけ恥ずかしい格好をしているのか、客観的に理解していた。
両手首が帯で拘束されているせいで、浴衣の前は開いている。
おおっぴらに開いていないことだけが救いだが、この格好では暴れることさえできない。
より露出する部分が増えてしまうからである。

彼はタイトな服を好む傾向にあるものの、決して自分の肉体を周囲にアピールしたいわけではない。
むしろ、常日頃もやしだなんだと言われている彼にとって、
上半身――鎖骨から臍にかけて――が晒されているこの状況は、なかなかに屈辱的だった。

ついでに言うと、風呂上りというのもあってけっこう寒い。
第三者が現れないことを願いつつも、彼の精神はとにかく誰でもいいから
せめてこの格好を直してくれという矛盾した欲求を生み出していた。

一度寒いと認識してしまうと、もう寒くて寒くてしかたがない。
体が強くない彼は、基本的に寒がりで暑がりなのだ。

動け動けと意識を失っている14510号に念を送ってみるが、
残念なことに一方通行の思いは届かなかった。

思いも一方通行かよと呟きそうになった彼が自分の口を慌てて閉じたのは賢明な判断だったろう。

「その手首の拘束解きやがれっつってんだよこのド変態が、
 とミサカは蔑んだ目で20000号を罵倒します」

「ド変態? ああそれ褒め言葉だから、とミサカは事も無げに言い切ります。
 蔑んだ目とか超余裕、とミサカは自身のチートさを誇ります」

「は? うわまじうっぜ。まじねーよほんと気色悪いとミサカは視線を逸らします。
 いいからそこの白いの返せ」

「返せ? 何言ってるんだかわかんないけどセロリたんは俺の嫁、とミサカは大胆発言をします。
 鬼嫁だってかまやしねえ!」

「俺の嫁(笑)とかどんな幻想だよとミサカは呆れます。ここでそげぶしてやっから、
 つうかお前にはさっきの一件で借りもあったなとミサカは唐突に思い出します」

「借り? ああいえいえ返さなくていいっすよー
 今からミサカはセロリたんの汗なめなめしたりぺろぺろしたりするんで。
 とミサカは爽やかに切り返します」

「そうもいかねーよあいにく北欧人は貸し借りにうるさいんでな、
 とミサカは吐き捨て戦闘モードに入ります」

「えっまじで? 北欧ってめんどくさいねーとミサカは笑い飛ばします。ロシアでよかったー」

少女ふたりはお互いに仁王立ちで言い合っている。
そのうちの片方、18264号号が片手に電気を溜め始めた。

いくら彼女らが欠陥電気とは言え、レベル2~レベル3並みの実力がある以上、
学園都市でもなんでもない、ただの旅館で雷撃をぶっ放して無事なわけがない。

「おいオマエらそろそろ――」

これ以上争わせるわけにはいかなかった。
一方通行はすっかり疲れ果てている体に鞭打って、声を絞り出した。

だが、すでにどちらも暴走を始めている妹達に一方通行の制止の声はまったく聞こえない。

舌打ちもしてみたが、やっぱり聞こえないらしかった。
これほどまでに自分の無力さを痛感したことはあまりない、と一方通行は歯噛みする。
正直言って、こんなくだらないことで無力さを痛感したくなかったが、
痛感してしまったものはどうしようもない。

(なーンだっけ……こォいう展開見たよなァ、どっかで)

一方通行は現実から逃げたい一心で、
自分の置かれている状況に似た何かをどこかで目にしたことを思い出そうとする。
そして、ああ、あれか、と気づいた。

(ガキの漫画のワンシーンだった……、
 なンかヒロインを巡ってふたりの男が言い争っててさァ……、
 ヒロインが『私のために争うのはやめて!』とか
 涙目で訴えたらふたりとも言い争うのやめたンですよォ)

数秒考え、即座に一方通行は可能性を打ち消した。
自分が少女の間に立ち入って、俺のために争うのはやめろ、
と叫ぶのを想像してみたところ、実に不愉快だった。

不愉快どころか思わず嘔吐しそうになったくらいだ。
どこのヒロインだ、と我ながら本当に気色悪かった。


167.
18264号号が電撃を放とうとしているのを察した20000号が同じように電気を溜める。
ああまずい、とてもまずい。それでも一方通行は動けなかった。

目の前の妹達をこんなくだらないことで傷つけるわけにはいかない。そう頭では思っていても。
どこかで、彼は諦めていた。
誰かが助けてくれることを期待して――、一方通行はなにげなく視線を303号室のドアに向ける。

「……、ン……え?」

ビリビリバチバチと電気を溜め込んでいる音が聞こえてきていたが、
それらの音がすべて、一瞬掻き消えた。

頭が真っ白になる。

303号室のドアはほんの少し開いていた。およそ数センチ。
人間ひとりの眼球がぎりぎり見える程度の、ささやかな隙間。

人間ひとりの眼球が。
ぎりぎり見える。

「……、……」

真っ先に背筋を走った悪寒は、隙間から覗いていた人物に対してではない。
その人物が今回の旅行でどんな役割を果たしていたのかを
瞬時に思い出したことによって引き起こされた。

一方通行は思わず口をぽかんと半開きにしたっきり、その隙間から目が離せなくなる。
彼女と交わした会話を思い出す。

――彼女は言わなかったか?
――自分は見抜かなかったか?

303号室に宿を取った少女――通称スネークこと、検体番号17600号号!

「あ、ゥ……あ……」

カチリ。
17600号号の目と、一方通行の目が、しっかり、きっちり、かっちり、くっきり、ぴったり合った。

一方通行「……、見てンなら出てきやがれェェェェエエエ!!!!!」

17600号「ナンノコト、とミサカは呟きますが仕方ないのでドアを開けますはいガチャリー」

一方通行「怖ェンだよオマエ! なンで隙間から覗いてンの!? しかも目玉だけ見えてンの!?」

17600号「自分スネークっすから、とミサカは魔法の呪文を唱えてみます。
     ところで縛りプレイがお好みのようですねとミサカは一方通行の性癖をメモります」

一方通行「どこにメモってやがンだァ! てェかこいつら止めろ! あとこの帯解けェ!」

17600号「やれやれ随分仕事を押し付けますね、
     とミサカは強欲な一方通行に呆れつつ、先に14510号を起こそうとします」

一方通行「うンそっちも大切だけどなァ!
     でも俺の格好考慮してくれてもいいンじゃねェかなァ! さっみィンですよォ!」

17600号「ここはとある旅館です、騒ぐのはよくありませんとミサカは諭します」

一方通行「ハイハイハイハイ正論ですねェほンともォ
     正論すぎてむかつくンだけどいいからこの帯解いてくれませン!?」

17600号「しばらくそのままという手もあります、とミサカは新たなる可能性を提示します」

一方通行「却下却下却下ァァァァアア!!!!!
     そォいうのいらねェからノーセンキューだからァ!」

17600号「では、ミサカは彼女達を止めてきましょうとミサカは14510号を再び横たえ、
     ずんずんと歩いていきます」

一方通行「嫌だこいつ! 今まで接してきたどの妹達よりもタチ悪ィンですけどォ!」


168.
ワーワーギャーギャー

302号室

美琴「……、……」

上条「すぴー……すぴぴぴぴっ、すっぴー」

美琴「……、……」

13874号「……すぅ……すぅ……」

美琴「なぜ寝れる!?」

美琴「いや、百歩譲ってこの子が寝れるっていうのはいいのよ。なんかのびのびしてるし」

美琴「でもこいつは違うでしょもっとこう、恥じらいっていうの?
   御坂と一緒だうわわわわ緊張して寝れねえ、くらいの……
   そういうのがあってもいいと思うんだけど」

上条「すぴいいいいい……すっ、……ぴぴぴー」

美琴「……、ないのよねー」

美琴「黒子もいないしスペースは広いんだけど。でもそういう問題じゃないわ」

美琴「問題はこの馬鹿がここで堂々と寝てることがおかしい……!」

美琴「た、たしかに、私はまだ中学生だし意識してないのかもしんないけど
   っていうか確実に意識されてないけど!」

美琴「……、……なんだか廊下も騒がしいし、ちょっと外出てこようかしら」ガチャ

美琴「アンタらうるさ――」

一方通行「!」
17600号(スネーク)「!」
18264号「?」
20000号(変態)「?」
14510号(一方LOVE)「」

美琴(えっなにこの状況)

美琴「あ、一方通行、……アンタそういう趣味あったんだ」

一方通行「ちっげェェェエエエ!!! だから嫌だったンだよォ放置されンの!
     よりによってオリジナル! よりによってこいつ!」

美琴「そういえば黒子も縛ったときちょっと喜んでたわね……、
   アンタらいいお友達になれるんじゃない?」

一方通行「ちっくしょォォオオオなンでこンなやつしかいねェンだ!
     こういうときに限って打ち止めが探しにこねェ!
     おいクソガキ、俺は今ここで迷子になってますよォ人生のォォォオオ!!!!」

美琴「べつに性癖には文句言わないけど、打ち止めに悪影響与えるのはやめてよね」

一方通行「話を聞けそしてこの帯を解け今すぐにだ」

美琴「ていうか、アンタ達も何やってんのよ?」

17600号「いえ、ふたりが今にも戦闘を開始しそうだったので
     ミサカは体を張って止めようとしていたんです、とミサカは説明します。
     あ、ミサカは17600号号ですお姉様」

美琴(あれ? いなかった気がするんだけど……まあいっか)

一方通行「すンませン本当にそっちよりこっちなンとかしてくれやがりますかァそこのお嬢さン!?」

美琴「はあ……、あいつも寝ちゃうし廊下でアンタ達は騒ぐし、散々よ」

一方通行「オマエちっとも散々じゃねェから!散々ってェのは
     脱がされたり触られたり鼻血落とされたりするくれェの経験してから使いやがれェ!」


169.
18264号「あ、そ、そうだった……女の戦いに身を投じて本来の役割を忘れていました、
     とミサカは縛られっぱなしのもやしに近付きます」

一方通行「あァもォもやしでもセロリでもなンでもイイからこれ早く解け」

18264号「……、ごくり、とミサカは喉を鳴らし、
     おそるおそる一方通行の手首に指を這わせます……」

ソロソロ

一方通行(早くしろって言いてェンだがさっき一応助けてもらっちまったしなァ)

18264号「い、いきますよ、覚悟はいいかとミサカはファイナルアンサーを」

一方通行「うンイイから。ファイナルアンサーファイナルアンサァ」

18264号「……、そ、の、ははは肌が、ええっと、
     ……すっ、すべすべでまるでなよっちい女子みたいですねとミサカはpgrします!」

一方通行「うっせェェェエ!
     あいにくこれまで反射反射反射の生活してきてンだよ肌が女子みてェで悪かったなァ!」

18264号「いえ、わ、悪くはな……いや悪いなまじ気持ち悪い中性的とかねーよ
     とミサカは首を振り、慌てて帯を解きにかかります」

シュルシュル

一方通行(なンかくすぐってェ)

18264号「……うわ、これなんか解きにくい、
     とミサカは20000号のテクニックに目を瞠りま、」

一方通行「ン、……っくゥ、かゆ……い」

18264号「!?」

一方通行「手ェ止めンなァ! くすぐってェの我慢してンだから早く解きやがれってンですよォ!」

18264号「それが人に物を頼む態度かよとミサカは舌打ちしますが
     それにしてもこれ解けねーよどうなってんだ」

20000号「ふふん、とミサカは鼻で笑います。
     このミサカが簡単に解けるような縛り方を知っていると思っているのですかハァハァ」

美琴「むしろそれが基本だと思うんだけどアンタどこまでズレてるの!?」

20000号「他の妹達から逸脱した変態っぷり、それがミサカのアイデンティティです
     とミサカは高らかに宣言します」

一方通行「オマエの話はあとで聞いてやっから解けっつってンだよ」

20000号「いーや、とミサカは可愛らしく拒否ってみます。
     ミサカにすべてを委ねてくれるならちょっと考えてみますハァハァ」

一方通行「……、……」

美琴「嫌な気持ちはたしかにわかるわ。
   私も同じ見た目の妹がここまで変態だって知って愕然としてるもの」

18264号「アフロかぶってるだけましですけどね、とミサカも同調します。
     運営なにやってんだこいつなんとかしろ」

17600号(……廊下で一方通行の痴態鑑賞会なう。とミサカはこっそりミサッカーに書き込みます)


301号室

インデックス「んー? どうしたの? 小さい短髪。起き上がったまま目をつむってるけど」

打ち止め「……ミサカは今ちょっと17600号号のミサッカー見てるの
     ってミサカはミサカは説明してみる。
     スレ監視するよりこっちのほうが早いからってミサカはミサカはしたり顔で頷いてみたり」

インデックス「ふうん。それより何か食べ物ないのかな、おなかすいちゃったんだよ」


170.
20000号「可愛く上目遣いでおねだりしてくれたらいいんだけどなーとミサカは言い出してみます」

一方通行「誰がするかァ! ぜってェしねェ!」

20000号「ではしばらくそのままですね、とミサカはにやつきます。おっと鼻血が」ボタタタ

18264号「お前ほんと自重しろよミサカの謙虚さ見習えよとミサカは変態を諭します」

一方通行「いやオマエ謙虚? どこらへンが謙虚なンだよおい」

美琴「あれ、この子はなんで気絶してんのよ。おーい、起きなさーい」

14510号「」

18264号「……あの、その個体は今起こすとまた気絶しそうなので
     ほっといてあげてください、とミサカは情けをかけます」

一方通行「てェかそいつ、なンで倒れたンだ?」

20000号「それはもちろんミサカとセロリたんの濃厚な」

美琴「アンタは黙ってろぉ!」


302号室

13874号「……んむ? とミサカは室内の気配がミサカのものと
     上条当麻のものだけであることに気づき、目覚めます」

13874号「さっきはお姉様がいたはずですが、どこかへ出かけたのでしょうか、
     とミサカは首を傾げます」

13874号「なんとなく廊下が騒がしいですね、とミサカはひとりごちます」

13874号「……、全ミサカのためにはここで上条当麻の寝顔を
     みさつべあたりにうpったほうがいいのかもしれませんが、
     あまりにもすやすやと寝入っているのでなんだかかわいそうです、
     とミサカは結論付けます」

13874号「ちょっと廊下に出てみましょうか、とミサカは意思決定し、
     上条当麻を起こさないように静かに移動します」

カチャリ

13874号「すみません、少々うるさいので静かにしていただきた――え?」

20000号「あ、ごめんね起こしちゃったー、とミサカは陽気に相方に謝罪しつつ、
     セロリたんを羽交い絞めにします」

一方通行「待て待て待てェ! てェか止めろ超電磁砲っ!」

美琴「はっ! 手際よすぎて見惚れてたわ……」

17600号20000号は武道を嗜んでいるかのような動き、とミサカはミサッカーを更新します)

13874号「相棒。あなたは一体何をしているのですかとミサカは訊ねます」

20000号「セロリたんを襲おうとしています、とミサカも真面目に答えます」

13874号「それは彼の同意があってこその行為ですか、とミサカはさらに追及します」

一方通行「ンなわけねェだろどこをどォ見たら俺が受け入れてるよォに見えンですかァ!?」

13874号「……見えませんとミサカは同意します。ということは、この現状は相棒――
     いえ、20000号が暴走しているということでいいんですね、とミサカは確認します」

18264号「だいたいあってる、とミサカは頷きますが、13874号号、その握り締めた拳は一体」

13874号「ミサカはもう一度訊いてみますが、20000号、あなたは何をしているのですか?」

20000号「ひ、っ!?」

17600号20000号が怯えた…だと…?)

一方通行「おい、13874号号、オマエ何して」

13874号「仮にも一方通行は今回の旅行の出資者だと思いますが、
     そんな相手にお前は何をしてるの? とミサカは静かに問い質します」

美琴(あれこの子もっとおっとりしてなかった?)

20000号「い、や、あのね、えっとそのミサカもそんな本気じゃなくて、
     なんていうかちょっと普段はMだしたまにはSなミサカもいいんじゃないかなって思って、
     ほんとそれだけでやましいことしてないしいかがわしいこともしてな」

13874号「じゃあどうしてあそこで14510号はショートしてるの?
     どうせお前が一方通行に変なことしてそれ見て勘違いでもしたんじゃねえの?
     とミサカは推測しますが」

17600号「あってる、とミサカは肯定します」


一方通行(なにこの空気超怖ェンだけど)

美琴(ていうか一方通行、アンタ鳥肌立ってない?)

一方通行(だァから寒ィンだっつってンだろォが!)


14510号「……、う……」


一方通行「! 気づいたかァ……!」

美琴「! 大丈夫? 床に転がされてるけど」


600:0bvIO46o
温厚な人怒らせると怖いよね・・・

601:Sfq70SI0
13874号はあれか
"怒ると怖いタイプ"か

603:GCJWpnMo
ちょっと廊下の様子想像してみるとすごいよね
同じ女の子が何人よコレ



171.
13874号「そういえば……出会いたての頃は調教したっけ、
     とミサカは懐かしい過去を振り返ります。なあ? 相棒」

20000号「ンモォォォウウウ……」

13874号「薄々お前が牛じゃないって気づいてたぜ、
     という伏線回収は残念ながらありませんが、それにしてもこの惨状はどうだ、
     とミサカは問いかけます」

20000号「モォ……」

13874号「これはさあ――お前を相棒だって認めて、
     お前がMNWのブラックリスト最上位の20000号だってことがわかったあとも
     普通に接してきたミサカに対する裏切りじゃねえの?
     あん? とミサカは20000号の襟首を掴みます」

20000号「ンモッ、ンモォォオオ!!!」

17600号20000号牛化、と)

一方通行「なにあれこわい」

美琴「普段温厚な人が怒ると怖いってあれよね」

14510号「あ、あの、一方通行さん、とミサカは呼びかけます」

一方通行「あン?」

14510号「その帯、ミッ、ミサカが外してさしあげますので!
     とミサカはいそいそと帯を解いていきます」

シュルシュル

一方通行「お、おォ……オマエ手際イイな……」

14510号「い、いえこれくらいどうってことないですからほんと、とミサカは、
     ……あれ? 最後の固結びが解けない」

18264号「だからさっきミサカも挑戦したんだけど解けないんだってば、
     とミサカはツッコミます」

美琴「どれどれー? ……、たしかにこれおかしいわね」

グイグイ

一方通行「擦れる、手首擦れるゥ! どんな技術で縛りやがったンだァあのガキィ!」


304号室

海原「いやあ、面白いことになってきましたね。
   こんなときのためについてきてよかった――廊下はもはや天国ですよ」


617:kDZT7zMo
うわあああ変態だああああ

615:2XE1HAo0
海wwwwww原wwwwww

帰れ

616:jgKH.RU0
ストーカーktkr

617:p6ag.mo0
なんでwwwwwwwwいるんだよwwwwwwwwwwww

620:kdmbBow0
スネークの師匠はここまで気配を断ち続けてたのか



172.
海原「本当なら早速廊下に出て御坂さん天国をたっぷり味わいたいところですが、
   きっと彼が怒りますね」

海原「しかし声だけでも十分天国だ……否、楽園です!」

海原「まあいざとなったらこのドアの隙間から覗けばいい話ですしね」


廊下

一方通行「……オイ、オマエら誰でもイイから電極スイッチ入れろォ」

美琴「えっ、あ、そっかアンタ今能力使用できないのか」

一方通行「あァそォですよォだから早くこれ入れろ」

14510号「で、では僭越ながらミサ」

カチ

18264号「あっごめん14510号、ミサカのほうが電極に手が近かったし
     うっかり押しちゃった、とミサカは申し訳なさそうに謝ります」

14510号(嘘つけぇぇぇええええ!!! 今すっごい速さで手伸ばしたくせにぃ!
     申し訳ないとか思ってないくせにぃぃいい!!!)

18264号(なんのことだかわかんねー、ていうかこまけえこたぁいいんだよ)

14510号(やっぱ狙ってんだろお前ぇぇえええ!! だめぜったいだめゆずんない!)

18264号(いらねーしあんなもやし。まじいらねーし、
     いやでもこの後部屋一緒だったかな~)

14510号(うっわあああまじむかつく! 十数分前のしおらしさどこ行ったぁぁぁああ!!!)

美琴「む、無言で見つめあってる……?」

一方通行「こいつらそれ割とデフォらしいぜェ。っと」

シュルルル
シュバッ

一方通行(この、妙に胸が圧迫される感触――道理で妹達が解けねェわけだ)

一方通行「20000号

20000号「ン、ンモォ!?」

13874号「一方通行、まだ調教タイムは終了していませんが、とミサカは咎めます」

一方通行「ンなもン後にしろ、小細工はイイから洗いざらい吐いちまいなァ……
     オマエ一体誰からさっきの縛り方教わったンですかァ?」


622:2XE1HAo0
海原終了のお知らせ

623:352hhMDO
海原オワタwwwwwwwwwwww

624:p6ag.mo0
出てきたと思ったら即死亡フラグたったなwwww



173.
20000号「な、なんのことっすかとミサカは口笛を吹き視線を逸らします。ぴゅーぴゅぴゅー」

一方通行「あァ、ならもォちょっと言ってやろォか。
     オマエはどこのクソ野郎から牛に化ける方法を教わって、
     この縛り方も学ンだンだろォなァ……?」

20000号「……、……」

17600号(む? 304号室のドアが不自然に開いている――
     ちょうど人間ひとりの眼球がぎりぎり見えるくらいの隙間ですね、
     とミサカは不審に思い304号室に近付きます)

一方通行「まァ、大体見当はついてるしィ?
     こンなふざけたトリック、あの変態ストーカーくれェしか使わないンじゃねェのかァ?」

20000号「へっ、変態ストーカーじゃなくて僕は御坂さんを陰ながらお護りするナイトだって
     あの黒曜石持った人は言ってたもん! とミサカは声を張り上げます」

美琴「私を陰ながら護る……、? なんか寒気してきたんだけど」

13874号「お前の言い分が正しかろうが間違っていようが、
     相手はけっこうな変人ですねとミサカは切り捨てます」

18264号「ところでスネーク何してんの、
     とミサカは304号室付近で固まっている彼女に声をかけます」

14510号「あれ、いつもは比較的まともなのに、
     とミサカは17600号を追って304号室のほうへ向かあああああああ!?」

一方通行「どォしたァ!?」

20000号(ま、まさ、かまさかまさかまさかいやでもそんなことないよね
     だって聞いてないもんそんなことないよねないな、)

14510号「め、めだま、目玉が目玉が目玉がドアの隙間から見えてるんです
     とミサカは叫びますっ!!!」

17600号「――、……」

一方通行(そォいやァ、こいつもさっき同じ見方してたよなァ……)

一方通行「ス、ネ、ェ、ク、さン? そこ、ちょォーっと、退きやがれ」

17600号「!!」フルフル

一方通行「ンー、俺ちょっと疲れててェ、しかも寒いンだよねェ?
     今すぐそこ退け、ンで俺にあいつブチ殺させろォ!」

美琴「あいつ? って誰よ」

18264号「ミサペディア参照の結果、黒曜石といえば海原光貴、
     海原光貴といえばアステカ、アステカといえば――
     つまり変態魔術師ですとミサカは即答します」

美琴「ちょ、ちょっとなんであいつがこんなとこにいんのよ!」

13874号「よくわかりませんが、
     アンミサカペディアによれば中の人はエツァリとかいうそうです、
     とミサカは答えます。誰でしょうか、めんどくさい名前ですね」

美琴「どういうことだか全然わかんないんだけど、
   とりあえず……あいつが今から一方通行に半殺しされそうなのはわかったわ」


174.
304号室

海原「うーん……ちょっと視界がおかしいですね。まるで向こうからも誰かが僕を見つめているようだ」

海原「……この澄んだブラウンはまるで御坂さんの瞳の色のよう――ああやっぱり廊下が見たい……っ!」

海原「しかし彼の気配がなぜか濃くなっていますし、急いた行動は禁物です。
   ここはじっくりいきましょう」

パチリ

海原「おや? また向こうがおかしいですね、なぜ赤色が見えているんでしょうか……
   赤といえば彼の瞳も赤でし、
   ……え、ちょっと待て待つんだエツァリお前は何か大切なことを見落としていないか」

メキメキメキドゴォッ

海原「!?」

一方通行「ギャは、御坂さンを陰からお護りするナイトさン、ご機嫌いっかがァ?
     もォお祈りは済ませてンだろォなァ……?」

海原「ちがっ、僕じゃない!
   そうこれは僕じゃない土御門さんから連絡を受けて宿泊しているんですよ、
   だいたいあなたは何か勘違いしてませんか僕はなにも」

一方通行「ン、遺言はそれでいいンだな、オマエ。俺ァオマエが何をしたかなンて詳細は求めてねェ。
     ただとりあえずよォ――今すぐその温泉旅行満喫してるっぽい浴衣を剥ぎ取って
     窓からオマエを投げ捨ててェ気持ちでいっぱいなンですゥ」

海原(それなら生かしてもらえる)

一方通行「でさァ、マッパで外に投げ捨てられて通報されてサツに逮捕されるオマエを嘲笑って
     さらにストーカー容疑も密告してェンだけどォ」

海原(ははっ、何考えてるんだろう、これは生かしてもらえるんじゃなくて
   社会的に抹殺されるの間違いですね、ははっ)

一方通行「それとも、ここでおとなしく愉快に四分の三……いンや、五分の四殺しされときますかァ?」

海原「半殺しよりひどい!」

一方通行「うっせェ
     オマエのせいで最初からとンだ目にあってンだよこっちはよォォォオオ!!!!!」

海原「そんなの知りませんよけっこう楽しそうにクローンときゃいきゃいしてたし
   そういえば最初あたりは女装してましたね!」

一方通行「俺自身も忘れてたこと掘り返してンじゃねェぞ三下がァ!」

海原「戦うメイドさん(笑)でしたっけ? あとドライブスルーとかでおつかいしてましたよね(笑)」

一方通行「よォしわかった百分の九十九殺しカ・ク・テ・イ・だァァァアア!!!!!」

海原「あとのぼせてましたよね(笑)超だっせえ(笑)」

一方通行「オーケーオーケェ。そンなに俺にブチ殺されてェならお望み通り叶えてや、っくしゅン」

海原「……、……え?」

一方通行「か、叶えてや……っく、しゅンッ!」ブルブル


628:rbCrgCYo
なん・・・だと・・・?

629:7CayGDE0
よし20000号は体温計持ってきて一方通行の直腸で熱を測あbbbbb

633:7CayGDE0
しかし冷静に考えると風邪ひかせるとか一方さんに対してミサカたちは酷すぎるwwww
せめて運営くらいは止めたれよwwwwwwww



175.
海原「……、……もしかして一方通行さん、風邪ひいたんじゃ」

一方通行「ンなありえねェ幻想はここでブチ殺し、っく……しゅっ」

海原「なんていうか、くしゃみ可愛らしいですね。くしゃみだけ」

ウィージジジジ

一方通行「! オマエ、何携帯起動させてンだ……ふ、っくしゅン!」

海原「いやだなあ、僕らの世界で弱みをみせたら――どうなるんでしたっけ」

一方通行「うっせェこンなの弱みにもならねェぞ俺がただくしゃみしてっ、っくしゅ!」

海原「あ、箱ティッシュ貸しますけど(笑)貸しひとつで(笑)」

一方通行「誰がオマエから借りっ、ンっくしゅ、……るかァ!」ガタブルガタブル


美琴「……なんで海原がここに!?」

14510号「ていうか一方通行さんあれ確実にお風邪を引いてらっしゃるじゃねえか
     どうしてくれんだよおおおおお!!!
     とミサカは原因である20000号を揺さぶります」ガクガク

20000号「ちょ、待って、いや予想外だったけど、でもほらこれで看病フラグが、ね?
     とミサカはさりげなく主張しま、っぐえ!」

18264号「お前あのセロリが今まで反射生活だって忘れてたろ、
     風邪に対する免疫ねえんだぞバカとミサカは罵ります。
     いやべつに心配してるわけじゃないけど」

13874号「とりあえず彼を止めて熱を測ったほうがいいかもしれません、
     とミサカは冷静に判断します。ところでスネーク」

17600号「な、なに? とミサカは」

13874号「ミサカはあなたのプロっぷりを買っています。
     至急体温計類を一式準備してほしいのですが、とミサカは頼みます」

17600号(なにこいつこわい)


301号室
打ち止め「!!! い、いけない、あの人の体調に異変が
     ってミサカはミサカは部屋を飛び出してみたり!」

バタン!!

黒子「小さいお姉様が駆け出していきましたの、追いますわ!」

インデックス「え、えー……じゃあ私はおとなしく留守番してるんだよ。コアラのマーチおいしっ」サクサク


302号室
上条「すぴー、すかぴっぴー……そげぶー……すぴぴー……」



636:OLrjVAk0
上条さんは寝言でそげぶww

637:L9WeBsA0
夢の中でも説教だなんて忙しい男だなまったく

643:.PuBiB20
本当海原は歪みねえなwwwwwwww

ストーカーの師匠で盗撮でロリコンwwwwww

649:DSi7.qc0
反射生活で思わず吹いた

650:nBpGFIDO
反射生活とかいうと電波少年やら黄金伝説やらの企画みたいだ



176.
304号室

一方通行(この俺が、風邪だァ……?
     ンなもン引いたことねェぞ……いやでもくしゃみと寒気だけだしィ……)

海原「(笑)」

一方通行「オマエマジむかつくンだけ、……っくしゅ、ン!」

海原「おやおや最強も形無しで」

バタバタ
バッターン!!!

打ち止め「はぁ、はぁ、ってミサカはミサカは息を切らせつつも
     若干頬が赤みを帯びているあなたに抱きついてみたりー!!!!」ガバッ

一方通行「ふぐォッ!?」

打ち止め「ねえ大丈夫!? ミサカが見てきたあなたは
     風邪なんて引いたことなかったと思うんだけどってミサカはミサカはあなたの額に触れて……
     あっつい!」

一方通行「あン? 熱くねェだろ……っン、くしゅ」

海原「自分にはわかりますよ。一方通行さん、あなたは風邪の初期症状を患っている」

一方通行「ンなわけあっ、は、くっしゅン! うァー……、だりィ。体だりィ、離れろクソガキ」

打ち止め「え、でも今のあなたから離れたらなんだか不安なのに
     ってミサカはミサカはぎゅってしてみる」

一方通行「風邪だったらうつすわけにいかねェっつってンですよォ。わかンねェかァ?」

打ち止め「!! あ、あなたなりにミサカのことを考えてくれたのね
     ってミサカはミサカは感激のあまりあなたを布団に押し倒しちゃうんだけど」バタン

一方通行「ンぎゃっ!? ん、わっ……待て、退け打ち止め、体のバランス取れなっ」

打ち止め「ここが誰の部屋かわからないけど、とりあえずあなたは絶対安静が求められてます
     ってミサカはミサカは患者さんに布団をかけてあげるー」バフン

一方通行「ゥおぐ、は……っくち、くしゅン……」

打ち止め「あーほらほら、素直に体を休めてねってミサカはミサカはあなたに優しく微笑みかけるの」

一方通行「……、っくし……、うゥ、さみィ……
     てェか、……頭の奥が妙にずきンずきンいってンですけどォ……」

海原(あれ、もしかしなくても自分空気ですか?)


廊下

18264号「ベ、ベクトル操作で白血球の働きを促せば
     あんな看病じみた真似されなくてもいんじゃねーのとミサカは呟きます」

一方通行(風邪、か……自覚したら急に頭の奥がぼォっとしてきやがったけどよォ……、
     対処方法がわっかンねェ)

打ち止め「ええっと、前に芳川が風邪を引いたら他人にうつすのが一番って言ってた、
     ってミサカはミサカは提案してみる」

一方通行「そ、れは、……こほっ、ねェ、だろォ……っくしゅン」

打ち止め「じゃあどうすればいいのかなってミサカはミサカは思案に暮れるんだけど、
     そうだ、そこのあなた!」

海原「えっ、あ、自分ですか?」

打ち止め「風邪ってどうすれば治るのか知ってますか、
     ってミサカはミサカは布団を借りていることに感謝しつつ訊ねてみたり」

一方通行(こいつぜってェ怪しい療法だってェの……)

海原「小さい御坂さんのお頼みとあれば。そうですねー、かんぷまさつがいいって聞いてますよ」

一方通行「それ、風邪ひかねェよォに、するため……ンっく、しゅン! だろ、ォが……」

打ち止め「え、え、じゃ、じゃあどうすれば!? 
     ってミサカはミサカは段々具合が悪化していくあなたを見ていられない!」

一方通行「あー、今、げほっ……ベクトル操作、して、っから……
     体温上昇させてるせい、で、っくしゅン、……少し頬が赤らンでる、だけ、だ」

海原「おや、さすがですねベクトル操作。
   人間の体は体温を上昇させることで抵抗力を高めるものですけれども」

一方通行「にこ、にこ、笑ってンなよォ……うゥ、っくしゅ!
     ンあ……クソガキ、布団から、離れとけ」

打ち止め「嫌ーってミサカはミサカはあなたの枕元に正座中!
     ここでずっとあなたを看病するんだからってミサカはミサカは宣言してみる」


177.
廊下

黒子「お、お姉様!? どうしてここに!」

美琴「あ、黒子じゃない。アンタこそなんでここに、ていうかその目元どうしたの?
   腫れてるわよ……まさか一方通行が」

黒子「それは違いますの、わたくしが勝手に騒いでしまっただけですのよ。
   というか先ほど小さいお姉様を見かけませんでしたの? わたくし追いかけてきたんですが」

13874号「上位個体ならこの部屋、304号室にいますよとミサカは教えてあげます。
     今ちょっと立て込んでいるんです」

18264号「……ちょっと様子見てくる、とミサカは入室しようとします。
     行って馬鹿にしてくるだけですけど、とミサカは建前を取り繕って、」

ガッシ

14510号「そうはさせねえ、とミサカはドクゼツンデレとかいう新たな境地に足をつっこんだ
     18264号号を引き止めます。行かせるもんか!」

美琴(この子達まさか一方通行が好きなんじゃ、いやそんなことないと思うけど
   でもそれっぽいような……訊けない)

バタバタバタ

17600号「おーい、フロントから一式借りてきたーとミサカは手を振ります。
     ついでに冷えピタももらいました」

20000号「冷えピタやりたいピタってしたい、とミサカは要望しますが――
     いえなんでもないですみんなでにらまないでください興奮しちゃう」


一方通行「ンだよォ……ったく、聞き分け悪ィガキは、嫌いですゥ……ン、っくしゅ」

打ち止め「!?!? え、え、あなたミサカのこと嫌いになっちゃうの!?
     嫌だよってミサカはミサカはあなたの布団にかぶさって泣き喚いてみたり」

一方通行「だァからァ、聞き分けよくこっから退け、ってェ……はァ……もォだりィ」クタリ

打ち止め「あわわわわ、ついに言葉を発することなく顔を背けられた
     ってミサカはミサカは落ち込んでみる」

海原(小さい御坂さんに泣かれるっていい体験ですよねー、この人本当に役得だな。
   ばっちり録画してるんでいいですけど)

一方通行「風邪、なンざァ……あと数時間ありゃ治せる。だからクソガキ、部屋帰れ、……こほっ、ン」

打ち止め「数時間で治せるならなおさらあなたのそばにいたい
     ってミサカはミサカは布団から退きつつあなたの髪をいじってみたり」

一方通行「いじ、ン、な……」


廊下

17600号「とりあえず埒があかないんで、ここは一方通行に何の感情も抱いていないミサカが
     一式を届けようと思うのですが、とミサカは提案します」

美琴「でも中の様子見てると、入るに入れないわよ?」

黒子(常盤台のエースともあろうお方がドアの隙間から覗きなどと……!
   お姉様ったらああああ!!!!)

13874号「家宅侵入にかけて17600号号の右に出るミサカはいませんので、
     とミサカは説明します。ゴー」

17600号「ラジャ」

14510号「待って待って待っておかしい。おかしいよそれとミサカは慌てて
     スネークの腕を引きちぎらんばかりに引っ張ります」

17600号「いたたたたたたた! 痛い! すごい痛い!
     とミサカは涙目になって14510号を見据え、って痛い痛い痛い反対側痛い!
     18264号号引っ張んな!」

18264号「お前だけ行くとかまじねーわ。
     ここはミサカが北欧流の看病というものを教えてやる、とミサカは息巻きます」

20000号「風邪はミサカにうつすべきですよね
     やっぱここはうつされに行くべきですよねとミサカは興奮気味に言ってみます」


301号室

インデックス「……誰も帰ってこないんだよー。つまんないよー……、
       コアラも全部食べちゃっていいかな? でもあくせられーたに怒られそうかも」

インデックス「302号室に戻っちゃおうかな……でも、短髪が頑張ってるかもしれないし、
       ……コアラ食べよう」サクサク


178.
302号室

上条「すかぴー、すぴっ……すぴぴー……、……むにゃ……ねぼ、し……し!」

ガバッ

上条「……ん、あれ? 誰もいねえ。おっかしいな、
   さっき寝たときは三重妹と御坂がたしかにいたんだけど」

上条「つうか、隣はどうなってんだろうな。
   白井も向こう行ったし、あっちには打ち止めと北欧妹とインデックスと白井、んで一方通行か」

上条「うむ、なんて濃い面子でせうか。
   ちょっと見に行ってみっか……にしても実に快適な睡眠だったな。
   風呂場がいかに窮屈か思い知らされ――」

ガチャリ

美琴「あ」

黒子「んまぁ」

17600号「おや」

13874号「ん?」

14510号「ふぇ?」

20000号「おっひょおおおおおkjきたぁぁぁあああああ!!!」

18264号「すげえ寝癖、とミサカは率直な感想をもらします」

上条「いやこれはまあ仕方のないことでして、っていうか何してるんだよお前ら!
   隣の隣の部屋のドア前にトーテムポールみてえに並んでるけど!」

美琴「見てわかんないの? 覗きよ」

黒子「お姉様、そうはっきり言うものではありませんの」

上条「え、っと、覗き? 何が? いや、誰を?」

14510号「一方通行様に決まっていますとミサカは発言します。
     この部屋には現在風邪を引いた一方通行様と上位個体、
     あとミサカに牛の魔法をかけてくれた方が宿泊しているのです」

上条(やべえ説明まったくわかんねえ)

17600号「手っ取り早く言うと、これから見舞うところです
     とミサカは分かりやすくこれからの行動をアピールします。
     ですが、こいつらふたりが引き止めるせいで行けない、というわけです」

18264号「だからミサカがあのもやしをからかった末になんかするから
     おとなしくその冷えピタと体温計譲れって言ってるじゃん
     とミサカはスネークをにらみます」

14510号「はー? いやまじいみかんないんすけどー、とミサカはデレない18264号号を押しのけ
     自分が正当な見舞い者であることを主張します」


美琴「……、さっきからこの調子なんだけどね」

上条「へ、へえ~」

黒子「女の子には譲れないときがありますけれど、なにしろ見た目がお姉様ですし――
   まるでお姉様が第一位を見舞いたくてその権利を奪い合っているようにしか」

美琴「それ以上言ったらここで電撃とばすわよ?」


179.
上条「あのさあ、みんなで見舞えばいいだけじゃないのか?」

一同「?」キョトン

上条「いや、キョトンってされても困るけど。この部屋にいるんだろ? 行けばいいじゃねえか」

18264号「……だ、だけどその、行って追い返されたら、
     傷つきはしないけど腹立つし、とミサカは」

14510号「うっせーよお前さっきまで行く気満々だったじゃん!
     とミサカはしおらしくなった18264号号を批判します!」

17600号「だからほら、間をとってミサカが行くから、とミサカはなだめます」

20000号「でもそれでさっき争ってたんならここはミサカがうつされに行くけど、
     あ、ちなみに変なことは汗なめるくらいしかしないからだいじょあbbbbbb」バタン

13874号(そっか、上位個体起きてるんだっけ、とミサカは思い出しつつ
     ぶっ倒れた相棒を支えてあげます)

黒子「ですが、大勢で押しかけては第一位もきっと困惑しますの。
   ただでさえ悪い言葉遣いがいっそう悪くなるに違いありませんわ」

美琴「あーありえるありえる。
   それでさ、『なンだオマエら雁首揃えて俺を馬鹿にしにきたンですかァ?』とか言いそう」

上条「否定できない。むしろ同意する。
   だけどな、風邪引いたときって人格変わるくらい人恋しくなるもんだぜ?」

14510号(人恋しい=ミサカ恋しい=14510号恋しい一方通行さん……ッ!!!

    彼、一方通行は発熱していた。
    普段は白い頬には赤みがさしていて、はあはあと息を吐く湿った唇は半開きである。
    一方通行は視線だけをミサカに向けると、どォしてオマエがここにいンだ、と問いかける。
    その口調は弱弱しいが、言葉だけは強気だった。
    ミサカはそんな彼に近付き、ぎゅっと首に手をまわす。

    「辛いときは言ってください。ミサカが、力になりますから」

    こほ、と一方通行の熱っぽい咳が耳元で響く。
    扇情的な彼の姿にミサカの胸は高鳴るばかりだった。
    それでも彼女はどうにか自分自身をおさえこみ、黙って一方通行の返答を待つ。
    はあ、と息がかかった。

    「のど、いたい。あたまも、いたい。なァ、助けてくれよ――ミサカァ」

    縋りつくように伸ばされた手は、そのままミサカの背中にまわる。
    ああ、とミサカは実感した、)

    これが、本来の甘えたがりの彼なのかもしれない、と……」

20000号「おk、ミサカ=20000号で変換できたわ、とミサカは報告します」

18264号「ていうかそんなのあのもやしじゃねえって、
      とミサカは妄想脳な14510号をpgrします」

美琴(恥ずかしいけどなんか気持ちはわかるわ)


180.
301号室

インデックス「むうー、コアラなくなっちゃった。大量の空箱だけが残っちゃったんだよ」

インデックス「誰もいないし、つまんないし、もう隣に行っちゃおう!」

バタバタ
ガチャリ

インデックス「とうまー、暇なんだよつまんないんだ……よ?」

一同「!!!」

インデックス「うぇ? え、な、なんで短髪がいっぱい……ていうかなんでみんないるの?」

上条「まあ、話せば長く、いやそんな長くないか。
   この部屋にな、一方通行がいるんだよ。しかも風邪ひいてるみたいで」

インデックス「あくせられーたが?
       で、でも、それとみんなが一緒にいることは等号成立しないと思うんだよ。
       私待ってたのに、ツインテールまでいなくなっちゃうし」

黒子「う、……ずっとお一人にさせていたことは謝りますわ。ごめんなさいですの」

美琴(そういえば私が301号室で大泣きしたときって
   打ち止めもインデックスもいたのよね……、失態だわ)

17600号「さて、ここで全ての登場人物が揃いましたね、とミサカは状況を説明します。
   となれば、もうここは誰が見舞うだなんて考えるだけ無駄というものです」

18264号「……、皆さんで行かれるなら、ミサカはおとなしく部屋に戻ります。
     どうせもやしなんか見たって面白くねーし、とミサカは踵を返します」

13874号「こらこらこら、とミサカは逃げ出そうとしている18264号号をがっちり捕まえます。
     顔くらい見せたらどうですか」

14510号「いやでも18264号号がこなくても顔見せるならミサカひとりで十分だし、
     眠いなら部屋戻りなよとミサカは」

18264号「行く」

20000号(即答か、ところでこいつ自覚してんのかな。
     さっき立ち向かってきたけど、とミサカはまだ無意識っぽい彼女を推し量ります)

上条「よし。じゃあみんなで見舞いに行こう。騒ぐなよー」

一同「ラジャー」


304号室

コンコン

海原「……? はい、誰ですか」

上条「あ、俺上条って言います。
   こちらの部屋に連れが世話になってるって聞いて、ちょっとおうかがいしたいんですが……」

海原(上条、当麻だと……!?)

一方通行「海原、入れンな」

打ち止め「えっ、でもあの人はあなたを心配してるんじゃないのかな
     ってミサカはミサカは人の好意を素直に受け入れないあなたを諭してみる」

一方通行「廊下が騒がしいンだよ。全員ここにきたらたまったもンじゃ」

海原「(全員……!)はいどうぞ! もうドア開いてますよ!」キラキラ

一方通行「クソ、っくしゅン、……く、クソったれェェェエエエ!!!」

海原「皆さんの好意を無碍にしちゃいけないでしょう。御坂さんが沢山いるんですよ?」

一方通行「オマエはそっち目当てだろォ、っく、寒、……はァ」

インデックス「今、たしかにあくせられーたの声が聞こえたんだよ! 失礼しまーす」

ゾロゾロ
ワイワイ

上条「ってお前かよこの部屋取ったの!」

海原「どうもお久しぶりです。こんなところで会うなんて奇遇ですね」

一方通行(奇遇だァ? いけしゃあしゃあとまァ言いやがる……)

打ち止め「わあ、ほんとにみんなきたのね
     ってミサカはミサカはこの人がけっこう愛されていることを知って感動してみる」

18264号「愛されてるんじゃなくて馬鹿にされてるんですよ
     とミサカは真実を告げます。だっせー風邪とかまじだっせー」

一方通行「あァもォオマエ帰って」

18264号「! い、言われなくてもさっさと戻りますし
     だいたいセロリでもやしのくせに露出するし隙だらけだから風邪ひくんだよ
     ばーかとミサカは捨て台詞を吐いて退室します!」

バタバタバタ

海原(ああ、自分の御坂さん天国を形成する一部が!)

一方通行「ふゥ、ひとり減っswdpうjxb」バタン


181.
17600号「おや、上位個体も今のは看過できませんか、
     とミサカは演算能力剥奪を決行した彼女に訊ねます」

打ち止め「今のはあんまりだよってミサカはミサカは18264号号に同情してみる。
     たしかにあの子はちょっと毒がすぎるけど、
     あなたは裏にある思いくらい汲み取れてるはずでしょ
     ってミサカはミサカはあなたに語りかける」

一方通行「ゥあー、……あ、ひゥ……あー……」ガクガク

13874号「……語りかけるのは結構ですが、
     今の一方通行には通じないのでは? とミサカは指摘します」

美琴「演算能力奪われるとああなるのねー、なんていうか、見ててこっちがいたたまれなくなるわ」

一方通行「いたたまれねェなら帰ってくれませンかァ?」

黒子「そういうわけにもいきませんの。
   風邪をひいた殿方を放置するほど、わたくし達は非情ではありませんのよ」

上条「そうそう。それに、三重まで来れたのもお前のおかげだしさ。
   恩返しとかしたいわけですよ、上条さんとしては」

一方通行「いらね、っつって……ひ、っくしゅン……」ブルッ

一同「!?!?」

打ち止め(うわあ、今のはきちゃったかも、
     ってミサカはミサカはみんながぽかんとしてるのに苦笑してみる)

一方通行「ゥあ、だめだ震えが止まン……おい、なンですかァオマエら、
     人の顔じろっじろ見たまま呆けてンなよォ」

17600号「はっ、いけない。
     スネークとしたことが一瞬対象に魅せられかけました、とミサカは後悔します」

20000号「ふぅ……。さて、セロリた、じゃねえや一方通行。
     風邪をひいているならとっとと寝るべきですとミサカは冷静に促します」

13874号「……、相棒? どうしたんですか、急にキリッとしましたが、
     とミサカは相棒の変化に驚きを隠せません」


上条(な、なあ、今明らかにあいつ賢者モード入ったよな?)

海原(間違いありませんね。明らかに何か溜めていたものを吐き出していました)


美琴「ま、まあこれ以上ここにいたってどうしようもないしね! さ、早く帰ろ!」

黒子「お姉様、なぜそう急いていらっしゃるのですか」

一方通行「うゥ、っくしゅン! はァー……、超電磁砲、部屋戻ンならクソガキも持ってけ」

打ち止め「持ってけ!? なんでミサカを物扱いするのー
     ってミサカはミサカはじたばたしてみるー!」

インデックス「あくせられーたはどうするの? ここでお世話になるのかな」

海原「自分としては看病役にひとり、
   御坂さんもしくは御坂さんの妹さんをつけてほしいところですね。
   いえ、一方通行さんを心配してですよ」

20000号「まだ誰もあなたの下心を指摘していませんが、あえて言いましょう。
     あなたのおかげで快感を味わえました! とミサカは深々と頭を下げます」

一方通行「前半と後半が噛み合ってねェ、だろ……ふ、ェ、っくしゅ」

上条「な、なんかマジで体調悪そうだしな! 俺らがいても何もできないというか!」

打ち止め「でもでもミサカは看病したいのー
     ってミサカはミサカは懲りずにばたばたしてみたりぃぃい」

14510号「仕方ないですよ上位個体。ミサカがしっかり一方通行さんのおそばに控えますから
     ご安心くださいとミサカは宣言します」

打ち止め「ずるいずるい、ミサカだっていていいはずだもん! 
     ね、ってミサカはミサカはあなたに了承を取ろうとする!」

一方通行「ンァ……、だからこのクソガキ、どォにか持ってってくれよォ……」

上条「持ってけって言われてもなー、打ち止めがいたいって言ってるんだし、いいんじゃねえの?」

一方通行「こほ、……ン、ゥ……ガキに、風邪ひかすわけに……いくかァ……っ」ブルッ


黒子(なんていうか、過保護ですの)

美琴(今に始まったことじゃないわ)

13874号(自覚はあるらしいですし、とミサカは一応一方通行のフォローにまわりますが……)

20000号(風邪で弱りきったセロリたんハァハァ汗なめなめしたいっていうか
     頬紅潮しててエロくね? なあエロくね? とミサカははしゃぎあbbbbb)

17600号(お前賢者タイム短すぎだろjk、とミサカは失神した20000号を呆れ眼で見やります)


182.
301号室

18264号「そんなにミサカが苦手ですか、ああそうですか、
     幼女がいいんですかああそうですか、
     とミサカはやけになって一方通行の枕をげしげしと蹴りつけます。
     ふ、ふふ、うふふふふ、いい気味です!」ゲシゲシ

18264号「……、心配なんか、してないけど、
     ……ちょっと辛そうだったかもしれない、とミサカは思い返します。
     でも、べつにどうでもいいし、ていうかもう12時になっちゃうし
     美容のためにも寝ようかな、とミサカは布団にもぐりこみます……」


18264号「ね、むれない……あっちは楽しいんだろうなあ、
     ……騒がしくするくらいならこっちに戻ってきたほうが一方通行のため、
     ……じゃねえ何言ってんだお前大丈夫かそれでも北欧かと
     ミサカは自分の頭を一方通行の枕に打ちつけます」

バフンバフンバフン
フワッ

18264号「!! ……い、今なんかミサカと同じシャンプーの香りがした!」

バフバフ
フワッ

18264号「そ、ういえば、上位個体からシャンプーとリンス借りたんだった、
     ……ってことはやっぱり一方通行と同じやつ使ってるんだろうなあいいな……
     じゃ、ねえええ!! ちっがああああうううううう!!!!! なんで! 
     ミサカが! あんなセロリと! 同じ香りを!
     身にまとってんだよおおおおお!!!!!!!」

バフバフバフバフ
フワー

18264号「……、おんなじ……におい……、えへ、……、……だからぁぁあああ!!!
     もう意味わかんねええええ!!!! もういい! 寝る! 
     とミサカは一方通行の枕を投げ、ようとし――」

ピタリ

18264号「投げられない……だと……!?
     なっ、なんで、ちょっとおかしいってばなんで勝手に手が動くんですか
     なんでミサカはもぞもぞ一方通行の布団に入っちゃってるんですか
     なんだよこれ誰だよミサカを操作してるの!」

301号室ドア前

インデックス「結局みんなで出てきちゃったけど……とうま、さすがにちょっと部屋に戻れないかも」

上条「うーん、たしかになんか入っちゃいけないよなあれは。よいしょっと」

美琴(やっぱり好きなんだろうなあ、だって私も相手がこのバカなら、……じゃなくて)

黒子「どうしましょう。
   とりあえずこの部屋はこのままにしておいて、ひとまず302号室でよろしいですの?」

打ち止め「それもそうだねってミサカはミサカは頷いてみる。
     あなたは入る勇気があるのかなってミサカはミサカは
     ヒーローさんに負ぶわれてるあなたに確認してみたり」

一方通行「あー、ほっといたほうがいいンじゃねェの? あいつ何やってンだか知らねェけど」

上条「それにしても一方通行軽いよな。インデックス並みの軽さだぞこれ」

一方通行「黙れ。だいたいなンで俺が負ぶわれなきゃなンね、……げほっ」

美琴「原因はそれじゃないそれしかないのよ私だってうらや……げほっ」

黒子「お姉様! さあさあ黒子が負ぶってさしあげますのー!」


183.
302号室

上条「よっと。いやあ、ほんとに軽かったですよ」

一方通行「オマエが言えば言うほど超電磁砲からの視線がめンどくせェからもォ言うな」

上条「え、御坂?」

美琴「ふみゃっ!? な、なんでもないわよなんでも!」

一方通行「……、えーっとォ……俺、ここでちょっと横になりてェンだけどさァ」

黒子「たしかにまだ気だるそうですの。一応ご自分で治癒している真っ最中ですわよね?」

一方通行「おォ。多分あと一時間弱で回復すンだけどよォ……三下ァ、頼みがある」

上条「? どした、なんでも言っていいぜ」

一方通行「すげェ喉渇いて死にそォだから、水かスポーツドリンク買ってきてくンねェか」

打ち止め「あれ、コーヒーじゃなくていいの
     ってミサカはミサカはあなたらしからぬチョイスに動揺してみる」

13874号「風邪のときは味の薄いものが欲しくなるのかもしれません、
     とミサカは推測します」

一方通行「まァ、そンなとこだ。ンで、超電磁砲」

美琴「なによ」

一方通行「三下だけに頼むのは不安で仕方ねェンでなァ。オマエもついてけ」

美琴「!!」


14510号(口実だよね、とミサカは断定します)

17600号(うん、これはお姉様と上条当麻を一緒にさせる作戦だな、とミサカは肯定します)

20000号(お前ら阻止しなくていいの?
     とミサカは一歩引いて物事にあたっているお前らに質問します)

13874号(正直そこまで上条当麻に関心ないし、
     お姉様が頑張ってるなら応援しよっかな、とミサカは決意表明します)


黒子「……、では、いってらっしゃいませ、ですの」

美琴「え、……黒子?」

黒子「ほらほら、早く買ってこないとこちらの殿方の堪忍袋の緒が切れてしまいますの」

打ち止め「この人怒ると怖いんだからってミサカはミサカはさりげなくふたりを急かしてみたり!」

上条「ん、それもそうだな。御坂、行こうぜ」

美琴「う、うん……!」

バタン


777:86P9mASO
ここの一方さんは本当にできる男だな

778:8lDYt56o
いっつーの優しさに全俺が泣いた



184.
一方通行「あー、めンどくせェ……っくしゅン」

黒子「……、あなたはお姉様を応援してらっしゃいますの?」

一方通行「ンなもンじゃねェよ。見てていらいらするだけだ」

打ち止め「本当に素直じゃないねってミサカはミサカはあなたの額に触れて――
     わっ、熱が下がってる!」

17600号「便利だなベクトル操作、とミサカは使い古された感想を抱きます」

14510号「さすが一方通行さ、……うわ! やっべ! 怒られる!
     とミサカは大慌てで部屋を飛び出します! また明日お会いしましょう!」

バタバタバタ

一方通行「なンだァ、あいつ」

13874号「彼女は今現在旅館のアルバイトをしている状態なので、
     いつまでもサボれないのでしょうとミサカは考えます。
     ていうかもう数時間くらいサボってたような」

打ち止め「そっかあ、みんなで騒ぐの楽しかったんだけどなあってミサカはミサカは残念がってみる」

20000号「でもあいつどうせ朝食の準備ででしゃばってくると思いますよ、とミサカは進言します。
     ところで、セロリたん」

一方通行「なンだァアフロたン」

20000号「……!?!?!? た、た、たん!? いま、いい、いま、たっ、たん」

一方通行「馬鹿にしてンのにンな反応返されても困るンだが」

打ち止め「あなたはもっと自分の破壊力を自覚するべき
     ってミサカはミサカは頬を膨らませてみる。ぷっくー」

一方通行「地球破壊できるってェことくらい自覚してますけどォ? ンで、何だよ20000号

20000号「……、さっき、ミサカが帯で縛ったときなんですけど、
     なんで抵抗しなかったんですか、とミサカは訊ねます」

黒子「帯で縛っ……!? その手がありましたの!」

17600号「たしかに抵抗と呼ぶにはささやかすぎる抵抗でしたね、とミサカは振り返ります。
     まさか一方通行がマゾだったとは」

一方通行「ちげェよボケ」

打ち止め「ていうかあなた縛られてたのね
     ってミサカはミサカはあとでただじゃおかないぞ☆って20000号に微笑んでみたり」

インデックス「もしかして、本気で抵抗したら――相手を傷つけてしまうからかも」

一方通行「……、……そンなンじゃねェよ」

一方通行「オマエらのクソつまンねェ遊びに付き合ってやっただけだ」

20000号「縛りプレイにですか! とミサカは興奮気味に叫びます」

一方通行「だからちげェっつってンだろォが! 第一オマエら相手に抵抗なンざしねェってンだよ!」

黒子「んまぁ。無条件降伏、もしくは無条件服従ですの?」

17600号「おk。配信。『オマエら相手に抵抗なンざしねェってンだよ』」

打ち止め「それあとで消すからねってミサカはミサカは優しい声で宣告しておく」

13874号「あとで、つまり今だけ配信なら止めないんですね、とミサカはどうやら動画を保存するつもりらしい上位個体を微笑ましく思います」

20000号「……、ミサカもそろそろ帰ります、とミサカは立ち上がって退室しようとします」

一方通行「おい待てアフロガキ」

20000号「はい、とミサカは静かに振り向きます」

一方通行「あー、……抵抗、してほしかったかァ?」

20000号「!」


黒子(抵抗してほしかったか、と訊くあたり只者ではありませんわね)

打ち止め(だってあの人だもんってミサカはミサカは誇らしげに胸を張ってみたり)

17600号(さすがの変態も二の句が告げないようです
     とミサカは一方通行の攻撃が抜群であることを評価します)

13874号(なんだかんだで相棒もかなり惚れこんでるんでしょうか、
     とミサカは友人の恋を見守ります)

インデックス(でも会話はちょっと卑猥なんだよ)


185.
一方通行「めンどくせェし、ほっといただけなンだけどよォ……
     オマエの気は、済まなかったみてェだな」

20000号「あ、あの、まるでセロリたんがミサカのプレイにお付き合いしてくれるみたいな
     感じなんですけどとミサカは思わず目を丸くします」

一方通行「『プレイ』にゃ付き合わねェが、憂さ晴らし程度なら相手してやるっつってンだよ」

20000号「ほ、本人直々なめなめ許可きたあああああと
     ミサカはガッツポーズでさきほどまでのアンニュイ雰囲気を払います!」

一方通行「なっ、なめなめェ!? ンな許可出してねェ出してねェからちょ、
     待て、近付くンじゃねェそれ以上来ンなやめてやめてやめてやめろォォオオオ!!!」

13874号「止めないんですか、とミサカは上位個体に訊きます」

打ち止め「妹達に甘すぎるあの人にもおしおきなのってミサカはミサカは舌を出してみたり」


17600号「んじゃどーも、お世話になりましたー
     とミサカは変態を引きずって303号室に戻ります。グッナイ!」

20000号「ちょっ、だめ痛い痛いおかしい引っ張り方おかしいなんで頭地面にこすり付けてるの
     痛い痛い気持ちいいあ、アフロぬげるアフロぬげるうううう」

ズルズル
バタン

一方通行「はァ、はァ……て、貞操の危機を感じた……」

打ち止め「甘い言葉投げるからだよってミサカはミサカはあなたの自業自得っぷりを非難してみる」

13874号「たしかに今のは相棒を調子に乗らせた
     一方通行に非がありますねとミサカも同意します」

インデックス「あくせられーたはどれでも抵抗しないから、ほんとに優しいんだよ」

一方通行「誰が優しいってンだこの暴食シスターが。オマエの目は節穴ですかァ?」

黒子「あら、優しくない方がお姉様を応援するはずありませんけれど。
   ……、にしてもおふたりが水分遅いですの」

一方通行「大方、三下がまた不幸に遭遇してンじゃねェか? 
     超電磁砲がいりゃどォにかなンだろォけどよ」

黒子「そう、ですわね。あの殿方とお姉様ですもの」

一方通行「……ツインテメントはさァ」

黒子「はい?」

一方通行「オリジナルが好きなンだよなァ。でも、応援するわけだろォ」

黒子「ええ。本当にむかつきますが、お姉様のためですから」

一方通行「俺の節介がオマエの感情を押し殺す手助けになっちまってるってンなら、謝る。
     すまねェな」

黒子「……、第一位がこんなに簡単に頭を下げていいものですの?」

一方通行「俺ァ自分の好きなよォにやってっからいいンだけどよォ。
     本当は、行かせたくなかったンじゃねェのか、オマエ」

黒子「いいえ。そんなことはありませんのよ。お姉様の幸せはわたくしの幸せ――
   妹さんに抵抗しなかったあなたなら、よくお分かりいただけるのではなくて?」

一方通行「はン。超電磁砲も随分とまァ健気な後輩をお持ちのよォで」

打ち止め「またそうやって茶化すー
     ってミサカはミサカはすっかり具合のよくなったあなたに抱きついてみる。
     もう怒ったりしないんだよね?」

一方通行「勝手にしろ」

13874号「そろそろ、向こうも静まった頃でしょうか、
     とミサカは301号室に向かうことにします」


186.
13874号「おや、あなたもついてくるんですか? 
     とミサカは無言で背後に立った一方通行をからかってみます」

一方通行「うっせェ。俺が言わねェとだめなンだろォが……よくわかンねェけどな」

13874号「よくわかった上での行動でしたら罪は加算されますね、とミサカは呟きます。
     さて、彼女は今どんなことになっているでしょうか」

キィー
ソットノゾク

一方通行「……、どォなンですかァ?」

13874号「……、……えええ、ないわ」

一方通行「おい答えやがれ」

13874号「コアラのマーチ。買ってきてましたよね? とミサカは確認します」

一方通行「ン? あァ、買ったな。ガキが買えっつってたしよォ……でェ?」

13874号「それの空箱積み上げてピラミッド作ってるんです、
     とミサカは18264号号の精神状態が極めて不安定であることを認めざるを得ません」

一方通行「なにそれ怖ェ」

ソォーット
ミルミル

一方通行「……、うわァ……あンなに買ってたンだなァ……すげェ……もォオブジェじゃねェかあれ……」

13874号「彼女はもともと神経が太そうに見えて割と細いので、
     ああしてなんとか安静を保っているつもりなんでしょうとミサカは考えます」

一方通行「いやそう考えても怖ェだろ。てェかいつの間に食ったンだ……」

13874号「考えられるのはあのシスターです、とミサカは予想を立てます。
     これはきっと当たっているはずです、18264号号がやけ食いするとは思えません」

一方通行「あァ? 女ってなァやけ食いする生き物だろォが。
     なンかありゃすぐにつまみ持ってこいだの晩酌付き合えだの
     挙句の果てに男か女かはっきりさせろここで脱げだァ――女ってやつは!」

13874号「妙なトラウマスイッチを押してしまったようで申し訳ないのですが、
     まず18264号号をなんとかしましょうとミサカは軌道修正を図ります」

一方通行「どォすンだァ? あいつ」

13874号「あなたが部屋に入ったら攻撃されそうですねとミサカは発言します。
     口撃かもしれませんけど」

一方通行「なンか納得した。いちいち気にしねェけどよォ」

13874号「だから彼女の毒舌が激化するんですよとミサカはたしなめます。
     へこたれてみてはどうですか?」

一方通行「……めンどくせェことに、俺ァあのひねくれたガキの感情が読み取れンだよなァ」

13874号(肝心の好意については読み取れていないようですが)

一方通行「それもおそらくは俺がひねくれてるせいだろォし、
     その点で言やァ、オマエが言ったみてェに俺達は天邪鬼ってことで間違いねェだろォよ」

13874号「露天風呂での会話をまだ覚えているとは驚きです、とミサカは軽く目を瞠ります」

一方通行「そォ簡単に忘れやしねェっての。
     まァ、つまり俺ァあのガキが何であンなことになってンのかはわからねェけどさァ。
     言葉を返してきたら、どれが本音でどれが意地張ってるだけなのか、
     なンとなくわかンだよ――だから」

ガチャリ

13874号「!」

一方通行「どォせ俺が言い放った言葉で自分の殻に閉じこもっちまってンなら、
     俺が無理矢理その殻ァ破壊するしかねェよなァ?」

13874号「今はまだ気づいていませんが、集中力を乱されたらどうなるかわかりませんよ、
     とミサカは最後の忠告をします」

一方通行「あァ、ンなこたァわかってンだよ。……でもよォ、オマエ忘れてねェか」

13874号「何をです? とミサカは首を傾げます」

一方通行「俺は学園都市最強最悪の序列第一位、一方通行だぜェ?

     ちなみにィ――得意なことはあらゆるもンをブチ壊すコトです、ってなァ!」

13874号(……、なんとかなりそうだな、とミサカは成り行きを見守ることに決めました)

スタスタ

18264号「集中集中この上にバランスよく乗っける乗っける乗っけ……、
     あれ? 人影が、とミサカは振り返、ッ!」

一方通行「よォ、拗ねて出て行った北欧ちゃン? 俺がいねェ間、イイ子にしてたかァ?」


808:/SIVXYAO
あらあらこの一方はイケメンだこと

809:Lh3jEcAO
たしか一方さんもコーヒーの空き缶タワー作りとかやってんだよなww



187.
18264号「あ、一方通行、……な、んでここ、に、
     とミサカはたどたどしくも冷静に訊ね返します」

一方通行「なンだそりゃあ、矛盾してンぞオマエ」

18264号「矛盾してませんミサカはいつだって自分に素直ですとミサカは断言します」

一方通行「ふゥン? で、オマエ何してンだよ」

18264号「セロリもやしには関係ないことですとミサカは黙秘権を行使します。
     病人はとっとと部屋に戻ればいいじゃないですか、ミサカはここで寝ますから」

一方通行「ビョーニン? それ、誰のことォ?」

18264号「……、だからお前だろお前以外に誰がいるんだよ風邪引いたくせに
     20000号に抵抗しないで肌触られて感じてたくせにばかばかばか
     とミサカは一方通行を罵ります」

一方通行「待てコラ誰が感じたンですかァ!? 語弊あンだろォが!」

18264号「ミサカの助けなんていらなかったんだろ、どうせ触られたかったんだろ
     とミサカは一方通行の胸に潜む被虐願望を指摘します。
     だったら最初からっ、最初から、ミサカなんて拒絶すればよかったのに!」

一方通行(あれ? なンか方向ズレてンなこれ)

18264号「あっ、なた、が、そうやってミサカを甘やかすから、
     何を言っても本気で怒らない、からっ……、ミサカが増長するんだ、とミサカは」

一方通行「あー、っとォ……増長してるってェ自覚はあンだな」

18264号「当たり前だろとミサカは肯定します!
     でも、いくらけなしても、どれだけ馬鹿にしても、
     はいはい、って済ませる、からぁ……なんで、なんでそうやって、さっきだって、
     抵抗してなくて、能力使えば20000号くらい撃破できた、のに、……」

一方通行「いや、能力使う前に手ェ縛られてたし、
     そもそもオマエら相手に二度と能力なンざ使いたかねェンだけど」

18264号「~~~ッ! もうやだもうやだもうやだぁっ!
     お前なんてセロリでもやしでどうしようもないクソったれなんだ、
     ミサカのことなんて何一つわかってくれてないのに、
     わかったような口で近付いてこないで!
     とミサカはコアラオブジェの後ろに隠れます」

一方通行(隠れますっていうか見えてンですけどォ……)

18264号「と、とっとと出てけ! もうミサカはあなたの顔なんて見たくないんです、
     これ以上同じ空間にいたくだってないし、
     ほんとはもう、ほっ、く、おうに、帰りたいのに、とミサカは思いを告げます」


841:Lh3jEcAO
ヤバい、これはヤバい



188.
一方通行「……、そっかそっかァ。帰りてェンだよな、こンな俺なンざ見たくもねェンだよな。
     当たり前だぜェ、その反応」

18264号「――そ、う、だよ、お前なんか、最初からむかつくセロリでしかなかったもん、
     今だってここにいられるだけで心臓が痛いんだ
     もう見たくないお前なんか見たくない、
     とミサカはオブジェからひとつのコアラの箱を抜き取り、投げつけますっ!」

バシッ

18264号「!?」

一方通行「……、ってェなァ」

18264号「なん、で、反射、しな……」

一方通行「あァ? ンなことしたら、オマエに当たるだろォがよ」

18264号「当たったって、投げたのはミサカですそんなの自業自得ですなのにどうして、
     まだ、甘やかすんですか、とミサカは」

一方通行「だからさァ、俺ァもォオマエらを傷つけねェって決めちまったンだよ」

18264号「……あは、はははは、う、うふふふふ。
     そうでしたね、お前は上位個体をとても大切にしているんでした、
     つまりミサカは彼女の数年後の形である以上、傷つけられないんですよね、
     とミサカは一方通行を看破します」

一方通行(ン、なンかまたズレて)

18264号「ふふふ、ふふ……ええ、よくわかってますよ、
     あなたの行動理念のすべては上位個体、打ち止め――いいえ、最終信号。
     そこにどんな思いがあるのかミサカの知ったことではありませんが、
     ミサカと彼女を同じものと考えているなら、それは大きな間違いです」

一方通行「はァア? おい、ちょっと待て」

18264号「上位個体はなるほどたしかにあなたが好きでしょうね、懐いているでしょうね、
     でもミサカは違います。

     お前が今目の前にいる、ただそれだけで胸が痛みます。
     これはあなたのせいです、ミサカが勝手に動くのだって一方通行のせいです。

     ミサカは自分がわかりません、ミサカをここまで追い詰めたあなたが、
     ――心底、嫌いで、きらい、で、しか、た、ありませ……」

グラリ
バラバラバササッ

一方通行(やべェな、コアラが崩れた、
     このまま不安定なこいつの前に堂々と立つわけにもいか、ッ!?)

18264号「……っく、ぅ、……ふわ、ぁぁあん、うわぁぁぁぁあああん、
     ミサカ、はぁ、あくせら、れーたが、きら、い、なのに、
     おまっ、え、なんかぁ、いなくなっちゃえばいいのに、
     ぅぇ、え、う、わぁぁぁ、んっ、も、や、だ、やだぁ……っ」

一方通行「だァーっ! 嫌なら俺がこっから消えてやるから俺のせいで泣くンじゃねェ!」バッ

ピク

18264号「ひ、ぅ、いや、だ、いか、ないっ、で、と、
     ミサカは、一方通行の手を掴み、ます……」

一方通行「……、オマエな、いてほしいなら、そォ言えっての」


843:/SIVXYAO
ニヤニヤしちまう

845:hBiN2sAo
この衝撃・・・!あの変態がはじめて14510号がだしたとき並の破壊力・・・!



189.
18264号「で、も、見たくな……い、やだ、いなくなったら、やだ、
     でも、いてほしく、なく、て、ぇ、なのに、まだ、いる、から」

一方通行「……消えてほしいってンなら消えてやるし、いてほしいならずっとここにいてやる。
     選べよ、オマエにはその権利があンだから」

18264号「選べ、たら、こんっ、な、苦労してないんだよ、
     ばかもや、し、とミサカは、ここでも罵倒しま、す」

一方通行「ハイハイそォですね、すンませンボクが浅はかでしたァ。
     で、その浅はかな俺にひとつ教えてくれませンかァ?」

18264号「……、ひっく、ぅ、え、なん、ですか、とミサカは、訊き返して、あげます……」

一方通行「どォしたら、

     ――オマエは泣き止ンでくれンのか」

18264号「!」

一方通行「わかるわかるって思ってたつもりだけどよォ、
     どうも俺ァオマエのことを勘違いしてたみたいでなァ。全然わっかンねェ」

18264号「……、……」

一方通行「かと言って。俺のせいでオマエらが泣くのを見てるなンざ御免だよ、
     ただでさえ扱いづれェオマエなら尚更だ」

18264号「……、や、っぱり、ミサカが苦手なんですよね、とミサカは呟きます。
     この涙はセロリのせいで泣いてるんじゃねーから、
     責任を感じる必要などどこにもありませんとミサカは目元をこすりながら言います」

ゴシゴシ
グイッ

18264号「? どうして手を止めているんです、
     とミサカはせりあがってくる嗚咽をこらえながら、問いかけます」

一方通行「強くこすンのはやめとけ、腫れンぞ」

ヒョイ
スッ

18264号「う、ぎゃ、え、あ、ああああああ!?
     なっ、なんでいま涙掬いとって、ちょ、は、え、待って、
     待って意味わかんないわかんないどういう、これ待ってどこの少女漫画ですか
     とミサカは思わず泣くのも忘れて叫びます」

一方通行「あン? こうすりゃオマエも目元腫れねェし俺もなンとなく力になれた感があるし
     一石二鳥じゃねェか」

18264号「……ゆ、指先がひ、わいなんですそうだそれだ
     お前の存在は卑猥なんだとミサカは結論を出しました!
     だから無意識にこっちが赤くなるんですねわかりました、
     今すぐミサカの前から姿を消してください歩く猥褻物め、
     とミサカは一方通行を突き飛ばします!」

ドンッ
バタバタバタ

一方通行「いってェ……、って、走っていきやがったけどよォ……歩く、猥褻物だァ……?」


190.
ドア前

13874号「……突き飛ばした、……わっ、こっちに来る、とミサカはさっと避けます」

18264号「歩く猥褻物だからこっちが恥ずかしいんだそうだ卑猥なんだ悪いのはあっちで
     ミサカに非はなくて結局あいつがセロリでもやしだからいけない訳よ
     とミサカはぶつぶつ呟きます」

13874号「おーい、大丈夫ー? とミサカは手をふりふりします」

18264号「一方通行は卑猥見ちゃだめだ見ちゃいけない見たら顔が赤くなる
     でもこれは一方通行が卑猥だからであってそれ以上の意味など
     どこにも検出されませんとミサカは断言します! もうオッケー! 大丈夫!」

13874号「……残された彼もわけがわからないだろうなあ、とミサカは感想を述べてみます」

18264号「よしじゃあもういい、オッケーいける、とミサカはあたりを見渡し……
     あれ? 13874号号だ、とミサカは発見します」

13874号「(一部始終見てたけど言わないでおこう)すっかり元に戻ったようで何よりです
      とミサカは18264号号の帰還を喜びます」

18264号「帰還? よくわかんねーけど迷惑かけた、とミサカは感謝します。
     ところで上位個体は、」

打ち止め「どーん! ってミサカはミサカはふたりに抱きついてみたりー。
     もう眠いからさっさとお部屋に戻ろうよってミサカはミサカは提案してみる」

インデックス「そうなんだよ。302号室はとうまと短髪が戻ってこないけど、
       本来寝る場所はこっちだから私もこっちで寝るの」

18264号「上位個体、それにシスター。一方通行は歩く猥褻物なので気をつけてください、
     目を合わせると爆発しますからねとミサカは念を押し、ドアを開けます」


打ち止め(あ、歩くわいせつぶつ……? あの人が? ってミサカはミサカはさすがに驚いてみる)

インデックス(いつの間にそんなことになってるんだろう……)

13874号(ああやって彼女は自分の感情に蓋をしているらしいので、
     今はそっとしておいてくださいとミサカは懇切丁寧に説明します)

ガチャリ

一方通行「……おォ、ガキ共も戻ってきたンですかァ……」


打ち止め(魂が抜けかけてる、ってミサカはミサカはさらに驚いてみたり)

13874号(死神だの悪魔だの化け物だの、そういった言葉には慣れていても、
     歩く猥褻物扱いは初めてだったのでしょうとミサカは推測します)

インデックス(歩く教会と響きは似てるのに雲泥の差かも)


18264号「では早速ミサカは寝ます。歩く猥褻物は端っこですよね、
     ミサカは逆端っこに行くので決してこちらを見ないで頂きたいとミサカは頼みます」

一方通行「だから俺が! いつ! 歩く猥褻物になったンですかァァアア!?」


191.
am0:15

一方通行「ところで寝る前に訊きたいンですけどォ」

打ち止め「どうぞーってミサカはミサカはあなたを促してみる」

一方通行「……そこの北欧に帰りたいお嬢さンは、なンで一人すっげェ離れてやがンですかァ?
     しかもなンで境界線のごとくコアラの箱を一列に並べてンだオマエ」

18264号「愚問ですねとミサカは外の景色を見つめたまま、
     つまり歩く猥褻もやしに背を向けたまま発言します。
     お前を見たくねーからだよばーか」

ブチッ

インデックス「今何かが切れる音がしたんだよ」

一方通行「……ほォ。へェ。ふゥン。じゃァいいや。
     うン、もォどうだってイイです、オマエがそこまで言うならもォ止めねェしかまわねェ」

打ち止め「え、ちょ、ちょっとなんだか顔がおだやかすぎて怖いよ
     ってミサカはミサカは初めてみるあなたの新しい表情に少し怯えちゃったり」

一方通行「電気消すぞガキ共。トイレ行きたくなったら電気つけてって言えば
     俺ァすぐ起きっから起こせ。ンじゃおやすみ」

カチッ

18264号(……、猥褻物と話していても顔を赤らめないシスターと上位個体は
     よっぽどそういうのに免疫がついているんだろうな、とミサカは考えます。
     最近の若者の耐性ぱねえ、とミサカは……あ)

18264号(そ、そういえば、やけ食いは太るからって水をやけ飲みしちゃったんだった……、
     膀胱からサインが送られてきている、
     とミサカは自身が尿意を催していることに気づきます)

18264号(でも、でもなあ……)チラ

インデックス「すぴー……すぅ……そのばごーん……私のなんだよ……ずるずる、すぅ……」

打ち止め「むにゃ……すぴ……コアラのマーチの箱に太字で書いてある
    『コアラのマーチ』くん、ってどこからが名前なのかなって……ミサカは……」

一方通行「……、すー……、すー……」


18264号(猥褻物って言っちゃった手前、起こすのはためらわれるし……
     て、ていうか一方通行はあんまり顔見たくないし、
     ……でも暗闇でちょっと白いから浮かんでてなんか幻想的、
     じゃねえちがうなにいってんだバカミサカとミサカは自身を罵ります)

バタバタ

一方通行(なァに暴れてンだかなァ、じゃじゃ馬さンはよォ)

192.
am0:30

18264号(おさまれおさまれ尿意おさまれ、とミサカは念じます)

モゾモゾ

一方通行(……だから何してンだよ)

18264号(あーくっそおおおお、いやこの場合のクソは糞ではないです
     とミサカは誰かに言い訳しつつ、ああだめだ尿意が消えてくれない)

モゾモゾバタバタ

一方通行(……ン、ああ……トイレか)

一方通行(だから起こせっつったのに、どこまでひねくれてンですかァ)

18264号(うぐおおおおおおおいかん冷静になれミサカ、お前ならなれるはずだミサカ、
   尿意ってなんだそんなものミサカにはないんだぜ、とミサカは自己暗示をかけようとします)

モゾモゾバタバタ

一方通行(……、……仕方ねェ)

一方通行「すー……、ンゥ……やべェ、喉渇いたなァ。そういや三下共に頼ンだままだったなァ。
     ちょっと隣に行ってこよォかなァ」

パチン

一方通行「やっぱ電気ねェとなァ。明かりって大事だなァ」

一方通行「よォし、10分くれェ隣にちょっかい出しに行こォっと」

スタスタ
ガチャ バタン

18264号「……、よっしゃあ猥褻物は消えた! 時代はミサカのものだ!
     とミサカはシスターや上位個体を踏まないように三振の注意を払いつつ、
     速やかにトイレに移動しました」


廊下

ヨッシャアワイセツブツハー

一方通行「ったく、世話の焼けるガキしかいねェのかァ?」

一方通行「そォいや、302号室はどォなってンだ。覗いてくっか」

スタスタ


867:d5lJc.go
一方さん何歳だよう…



193.
302号室

コンコン

上条「お? 誰だろう、はーい」

一方通行「俺だ。開けろ」

美琴「あ、あら一方通行。入って入って入りなさい!」

一方通行(? なンだ、どォなってやがる)

ガチャ

一方通行「邪魔するぜェ、って……はァ?」

上条「白井と三重妹が疲れて寝ちゃったのはいいんだけどさ。
   ふたりとも寝相がひどくて、俺と御坂が寝るスペースがすげえ少ないんだよ」

黒子「すー、すー! おねえさまー! すぴい! すぴー!」

13874号「……ああ、愛しの牛達……すぴ……すぅ、すぅ……」

一方通行「……、下手にも程があンだろ、ツインテメントさンよォ……」

上条「下手? まあたしかに寝相は悪いよなー。
   で、さすがにほら、寝るとこが一人分しかないだろ? どうしようって相談してたんだ」

美琴「そっ、そうなの。私はべ、べつにどこだっていいんだけど、
   こいつがトイレで寝るって言うから」

一方通行「トイレェ!? それはさすがにねェだろ三下ァ」

上条「そうか? 風呂場みたいなもんだと思うんだけど」

美琴「だっ、だから私はちょっとくらいアンタとくっついてたってしょうがないから
   我慢してやるっつってんのよ!」

上条「いやあ、それだと御坂が可哀想じゃねえか。俺なんかとくっつきながら寝るって」

一方通行「……退かしゃあいいンじゃねェの?」

美琴「それが、ふたりとも脅威の寝相でどう頑張っても動かせないのよね」

黒子「すっぴいいい! おねえさまああああん!
   あいしてますわあああああ! すぴーいいいい!!!」

13874号「絞りたての牛乳……すぴ、すうぅ……」

上条「さぞやいい夢見てんだろうなあ、こいつら」

美琴「ほんとね」

一方通行(いや夢どころかツインテメントに至っては怖ェくらい起きてンのバレバレですけどォ!?)


一方通行「ンじゃ、もォオマエらふたりで抱き合って寝ればァ?」

上条「それはさすがに御坂に悪いというか」

美琴「わ、私は、ほんとにアンタなんかどうでもいいから気にしないわよ! ……あ」

一方通行「……、超電磁砲よォ」

美琴「なっ、なに?」

一方通行「こいつにツンデレって効果ねェと思う」

上条「へ、何の話でせうか」

一方通行「ほらなァ」

美琴「好きでこんな態度とってんじゃないの! こう、自然に……あああもう!
   わかったわ、私と寝て!」

上条「」

一方通行「だそォですよォ?

上条「あ、え、その、だなあ、今の寝てっていうのは」

美琴「ち、がうからねただスペース狭いからちょっとくっついちゃうかもしれないってだけで!
   アンタとそういうのは、いや、嫌じゃないけど、ああそうじゃなくて」

上条「ん、あ、ああそうだよな、あは、ははうんわかってる寝るっていうのはそういう、うん!」

一方通行「……おい、もォ埒あかねェからとっとと寝ろオマエら」

バン
ドスン
バフン

上条「うおっ!? 何しやがりますか一方通行!
   いきなりふたりまとめて転ばせてさらに上から布団をかけるとは!」

一方通行「ハイハイ状況説明どォもォ。ンじゃ、俺ァ帰る」

美琴(や、やだなんかこいつの体温感じちゃうんだけど近い近い近いわよこの距離はぁぁあああ)

一方通行「あァ、それとツインテメントが起きたら言っとけ。
     よくやったじゃねェか、イイ後輩だってなァ」

スタスタ
バタン


黒子(……、当然ですの。お姉様のため、……お姉様のため! でも類人猿めええええええええ!!!
   本来ならお姉様とわたくしが一緒に百合るはずでしたのにいいいいい!!!)

13874号(まあまあ落ち着いてくださいジャッジメント、
     とミサカは暴走しそうな彼女をおさえます)


194.
スタスタ

一方通行「あ、水もらうの忘れた……まァ、いいか。またあの部屋行くのだりィし」

17600号「……おや」

一方通行「ン? あァ、スネーク」

17600号「どうも、とミサカは挨拶します。どうやら風邪はすっかり治ったようですね、
     とミサカは僅か数時間で回復した一方通行に驚きます」

一方通行「能力使ったからなァ。ところで、18264号についてなンだけどよォ」

17600号「歩く猥褻物呼ばわりされてましたね、とミサカは笑います。ぷっ」

一方通行「……、なンであいつ俺と目ェ合わせなくなったンだァ?」

17600号「さあ、とミサカはしらを切ります。
     なんにせよ、彼女はいずれ北欧に戻りますし、あと少しの辛抱ですよ
     とミサカは励まします」

一方通行「べつに、あのガキが何人増えよォが大した負担にゃならねェよ」

17600号「ひゅーひゅーおっとこまえー、とミサカは茶化します。
     では、ミサカは20000号を迎えに行かねばならないので失礼します」

一方通行「おォ、って迎え?」

17600号「あなたや上条当麻を追っかけまわしていたせいで、
     自分は肝心の温泉を堪能できていないと気づいたらしく。
     今ちょうど湯に浸かっている頃です、とミサカは軽い説明をします」

一方通行「へェ……、風呂上りに騒ぐンじゃねェぞ。俺みてェに風邪引くぜェ?」

17600号「伝えておきましょう、とミサカは約束します。それでは」

一方通行「あァ。じゃあな」

17600号「ああ、そうでした、とミサカは思い出し足を止めます」

一方通行「?」

17600号「明日の朝食ですが、和食中心だったものの、
     14510号が一方通行はブラックコーヒーを好むということを思い出し、
     無理を言って厨房にメニューを変更してもらったそうですとミサカは教えます」

一方通行「……、そォかい。ありがとよって言っといてくンねェか」

17600号「もうすでに感覚共有しているのでばっちり伝わりましたとミサカは報告しますが」

一方通行「ホント便利だなオマエらァ!」

17600号「一方通行さんのお役に立てて何よりです明日何杯でもおかわりしてくださいね、
     だそうですよ。とミサカは伝言を述べます」

一方通行「あァもォわかった。たっぷりおかわりしてやっから、
     オマエは20000号迎えに行け、ンじゃな」

17600号「グッナイ、とミサカは二度目の夜の挨拶と共に歩き去ります。グッナイ!」

一方通行(いや、それ三度目じゃねェか)


874:h4sMT.AO
旅館の朝食を洋食にかえる14510号パねぇ



195.
一方通行「……、そろそろあいつも布団戻っただろォ。帰るか……の前に」

ゲシッ

海原「おあふッ!? いった……何するんですか一方通行さん!
   自分の尻の穴に興味でもあるんですか!?」

一方通行「気色悪ィことぬかしてンじゃねェ。
     なに302号室のドアからこっそり覗いてンだァオマエは」

海原「大事な御坂さんの貞操が危ないですからね。
   こうして何かあったらすぐに駆けつけるつもりです」

一方通行「安心しろ、オマエよりよっぽどあの三下のほうがマシだ」ゲシゲシ

海原「いたっ、痛い痛い、ちょっと痛いですってば、
   なんでちゃっかり能力使ってるんで、いっだああああ!」

一方通行「心配すンな、オマエが使い物にならなくなる一歩手前で蹴ンのやめてやっからよォ」ゲシゲシ

海原「使い物ってどっちの使い物です、っぐえ!」

一方通行「なンで俺がオマエの性的事情まで考慮しなきゃならねェンだよ。
     仕事のほうだ、クソったれ」ゲシッゲシゲシ


301号室ドア前

一方通行「三下共はなンとかした、海原のクソ野郎も部屋に押し戻した、
     ――俺、働きすぎじゃねェかァ? いい加減寝てェっての」

トン

一方通行「……、よし、物音はしねェな。寝たか」

ガチャリ
スタスタ

一方通行「ふゥ……、あン?
     そォいやクソガキが『コアラのマーチ』くンがどォのこォのって言ってたな……」

スッ
ジィー

一方通行「おォ、なンか箱の下に書いてンな。どれどれェ……
     『コアラのマーチ』くンのほのぼのした日常はサイトで確認してね、だァ……?」

一方通行「『コアラのマーチ』の部分だけ青太字たァ、そこが名前ってことで間違いねェだろォがよ。
     つまりこのキャラクターはコアラのマーチ、ってェのでひとつの名前に違いねェ」

一方通行「ン? でもそれおかしくねェ?
     イコール、人間の一方通行くン、みてェなもンだよなァ……」

一方通行「じゃあこいつはマーチくンってェのが名前で、コアラの、は修飾語……
     いや、普通修飾語まで太字で強調するかァ……?
     クソッ、わかンねェ、わかンねェぞコアラのマーチくン……!」

18264号(寝ようと思ってたのに気になる独り言のせいで寝つけねーよばか!
     とミサカはキレつつ寝返りを打ちます)


196.
am8:00

インデックス「ふわー、おなかすいたんだよとう……あ、そっか。とうまは隣だったんだよ」

一方通行「ン、ゥ……くあー……おォ、起きてンのか暴食シスター」コキコキ

インデックス「私はおなかがすいたらすぐに起きるんだよ。あくせられーた、朝ご飯は!?」

一方通行「とくに時間は設定してねェから、適当に隣も起きたら揃って行きゃいいだろ」

インデックス「私はもう食べたくて仕方ないんだけど」

一方通行「うなぎパイでも食ってろォ。……さァて、クソガキでも起こしますかァ」トントン

一方通行「お、き、ろ」

打ち止め「……すぴー、……すぴー」スヤスヤ

一方通行「おー、きー、ろー」ユサユサ

打ち止め「……すぴー、……すぴー」スヤスヤ

インデックス「起きないね。普段もこうなのかな?」パリパリ

一方通行「いンや、普段は俺より先に起きてる。
     昨日遅くまで起きてたかンなァ、まだ眠ィンじゃねェの」

インデックス「でもそろそろ起こさないとお寝坊さんかも」

一方通行「……、先に向こう起こすか」

18264号「……すぅ……すぅ……」スヤスヤ

一方通行(あー、起こしたら真っ先に『歩く猥褻物めえ!』とか言ってくンだろォなこいつ)

一方通行「気ィ乗らねェ……、おいシスターさン」

インデックス「んー、なにかなー」パリモキュモキュ

一方通行「こっち起こしといてくれるか、俺ァクソガキ起こすからよォ」

インデックス「がってんしょうちなんだよ。あ、うなぎパイ食べる?」パリバリバリ

一方通行「いらねェ。オマエが食ってイイ」

インデックス「わーい! やったー」モキュモキュパリパリムシャムシャ

一方通行「言っとくけど、朝飯残すンじゃねェぞ。作ってくれた人に失礼だからなァ」

インデックス「出されたものを残すだなんてシスターはしないんだよ!」


一方通行「……アホ毛引っ張ってみっかァ」

チョンチョン
グイーン

一方通行「……、あは。なンだこれ面白ェ……!」

グイーン
ミョンミョンミョン
チョンチョン

一方通行「しかも起きねェ。全然起きやがらねェぞこのガキ」

グイングイン
ミョーン

一方通行「……、すげェなこのアホ毛……まるで意志でも持っているかのよォな動き……」

ミョーンミョーンミョーン
ピョンッ

インデックス「……、あくせられーた、なに遊んでるの?」

一方通行「あ」

ミョーン
パッ

一方通行「本来の目的を見失ってたじゃねェかよ……アホ毛めェ」

一方通行「さァて、どォ起こしてあげましょォか、打ち止めちゃン」

インデックス「……、あくせられーた、なんだか子どもみたいな笑顔なんだよ」

打ち止め「……すぴー、……すぴー」スヤスヤ

一方通行「どォしよっかなァ。なァシスター、意見ねェ?」

インデックス「えーと、そうだなあ……あ、あれ! ドラマで観たかも」

一方通行「おォ? 言ってみなァ」

インデックス「『起きなきゃ、ちゅーしちゃうぞ』って言うんだよ!」

一方通行「」


881:d5lJc.go
ナイストス

882:TD2PccDO
若干空気気味だったけどインデックスさんもやっと暖まってきたな

883:gGKmhkAO
そのアホ毛がデリケートな性感帯だったらどうする気だったんすか一方さん



197.
一方通行「よォっしまず確認なァ。俺ァロリコンじゃねェ。
     アクセラレータイズノットロリコン、オーケェ?」

インデックス「べつにロリコンだなんて言ってないんだよ。ただ、ドラマはすっごく面白かったかも」

一方通行「……、ちなみによォ、そのドラマ最後何してた」

インデックス「ほんとにキスしてたんだよ。ほっぺにだけど」

一方通行「頬でもするかァァアア! どこの欧米式起こし方だァァア!!! 採用しねェぞボケ!」

インデックス「言うだけ言えばいいんだよ。せっかく提案したのに却下だなんてひどすぎるかも」

一方通行「……、言ったら俺の何かが失われる気がすンだけどォ」

インデックス「へー、あくせられーたって案外意気地なしなんだねー」

ブチィッ

一方通行「……、……」

インデックス「どうしたの? なんだか顔色が白いんだよ」

一方通行「ぎゃハ、あひゃ、クカカカカカッ!!!
     わァかりましたよシスターさンこの野郎、言えばいいンですよねェ、い、え、ば!」

インデックス「うん! 面白そうだから!」

一方通行「あは、あはぎゃはハハッ! イイぜェイイぜェ、任せなァ……
     愉快で素敵な究極のエンターテインメントをお届けしてやンよォ!」

インデックス「うんっ、御託はいいからさっさとお願い!」

18264号(騒ぎで目覚めてしまいましたがこれどんな展開!? ついていけねーよ!
     とミサカは混乱しつつ薄目で確認します……
     あ、一方通行が上位個体の耳元に顔を近づけた……)


一方通行「……、……、なンか……構図やばくねェ?」

インデックス「ぜーんぜん! まったく! だから気にせず喋るといいかも」

一方通行「……、いや、テンション戻ったンですけ」

インデックス「とうまはよく
      『武士に二言はない! 男にも、つまり上条さんにも二言はありませんのことよ』
      って言ってるんだよ?」

一方通行「……クソッ、三下がァ……かっこいいじゃねェかよ……!」

インデックス(あれ、やっぱ言ってなかったかも)


198.おまけ
なんとなく、という言葉がぴったりだった。

偶然入った店で、偶然目にした人間がちょっとした知り合いの大食いシスターで、
通り過ぎるにはあまりにも視線がかち合いすぎていたために奢るはめになった。

もっとも一方通行からしてみれば、せいぜいコーヒーを大量に購入するか、
打ち止めにねだられて不承不承ファンシーな小物を買ったりする以外に金の用途もない。

したがって、財布から札が数枚出て行くのを見てもさほど怒る気にはならなかった。

お礼といっちゃなんだけどね、と目の前のシスターが瞳を輝かせて、
何か買いたいものがあるならついていくよ、という傍迷惑な提案をしてきたものだから、
一方通行は首を傾げた。

このあとの彼に買い物の予定はなく、このまま家に帰るつもりだったのである。

おそらく、帰宅すれば真っ先にとびついてくる子どもは、
どこへ出かけていたのかとしつこく訊いてくることだろう。

一瞬想像して、うんざりした。

なにせ、どこへ行っていたのかと訊かれたところで、
ちょっとコーヒーを買いに行っていた、と答えるには少々時間が経過しすぎている。

かと言って、シスターに食べ物を恵んだ、と答えてもおかしい。

しばらく考えていた一方通行を、いたって普通の眼差しで見つめるインデックスは
こう見えてもちゃんとしたシスターなのだ。

彼女は、ひとの思考を中断させてはならないときを弁えている。

やがて、「あのよ、」と切り出した一方通行は、
期待にみちた目を向けるインデックスに、ひとつの頼みごとをした。

帰宅した一方通行を出迎えたのはやはり打ち止めで、
彼女はいつもと同じ青いワンピースをなびかせながら一方通行に突進した。

バランスを崩しそうになるのをどうにかおさえこみ、打ち止めの体を受け止めた一方通行は、
その拍子に手に持っていた袋を床に落とす。

どさ、というその音に反応した打ち止めが一方通行から離れ、興味深そうに袋を覗き込んだ。

「ねえねえ、これはなあに? ってミサカはミサカは好奇心をむき出しにしてみたりっ」

「……大したモンじゃねェ」

本当に、と内心で付け加えながら、打ち止めを押しのけるように一方通行は玄関を進んだ。

荷物はすでに放置している。どうせ、打ち止めは袋を引きずって自分のあとをついてくるだろう。

そんな数秒後の未来がみえている一方通行は、
ずりずりと予想通りの音が聞こえてきたことに口元をゆるめた。

あら、お菓子を買ってくるなんてめずらしいわね、と芳川が言う。

隣でばりばりとパッケージを開けていく打ち止めを見ながら、安かったンだよ、
と一方通行は適当に返した。

「普段お菓子コーナーに近寄らないのに?」

「コーヒー売ってるコーナーのすぐ隣にあっただけだ」

打ち止めがポテトチップスの袋を開けようと悪戦苦闘している。

手つきが少し危なっかしい。様子を見ていた一方通行だが、
不安になったのかポテトチップスを打ち止めから取り上げ、抗議の声も聞かずにあっさりと開けた。

ああ、そういえばあの袋ってたまに指を切るのよね、と芳川は思ったが声には出さない。

一方通行にちょっかいをかけるのも悪くはないが、今の彼の行為は甘さではなく優しさなのだから、
見守ってあげるほうがずっといい。

「なんでまかせてくれないの! って、ミサカはミサカは頬を膨らませてみる……」

「オマエに開けさせたら中身飛び出すだろォが」

「でもでもっ、ひとは失敗を糧に成長するものなんです
 ってミサカはミサカはテレビで聞いた言葉を引用してみたり!」

「あーもォ何だ何だよ何なンですかァこのクソわがままなお子様はァ!」

「わがままじゃないもん、開ける楽しみっていうものがあるのってミサカは、」

「ンなモン知るかってンだよ」


いつもより数倍テンションの高い打ち止めを持て余しながら、
シスターに選んでもらったこの大量のお菓子は、
はたして買ってきてもよかったのだろうかと今更になって一方通行は考えてしまう。

べつに、この子と喧嘩をしたかったわけではないし、
気紛れに、ただなんとなく、何か買っていってあげようかと思っただけなのだ。

慣れねェことはするモンじゃねェな、と呟いた一方通行を、はっとした表情で見た打ち止めは、
ポテトチップスの袋と彼を見比べる。

そして、彼女は一方通行の服をつかんだ。

「なっ……」

「開けたかったのは事実だけど、あなたがお菓子を買ってきてくれただけでもうれしいよ
 って、ミサカはミサカは胸のうちを告白してみる!」


服をつかんだまま上目遣いに力説する打ち止めから目をそらし、
そォか、とだけ返した一方通行は、視線の先の芳川が笑っていることに気づいて歯軋りをする。

――ああ、やっぱり慣れないことはするものじゃない。

そう思う。

それでもまた、打ち止めの笑顔が見たいがためにお菓子を買ってきてしまう自分を見越して、
どうしようもねェ、と一方通行はまた呟いたのだが、
その呟きは幸い打ち止めの耳には届かなかったらしい。

彼女は幸せそうに片手で彼の服をつかみ、もう片方の手でポテトチップスを選び取っていた。


784:MosSSQDO
お前普通に書けるならそっちで書けよwwwwww

798:ipgPcd60
やっぱり面白いの書ける奴は、元々文章がうまいんだよな
思いつきで書いてて、こんだけ面白いってすごいわー

あっちの変態も上手かったな、そういや
なんか一方好きの変態どもは揃って演算能力高い気がしてきた

まさに裏切られた気分!!

799:0jhzKek0
>>798
禿同

なんだっけ、こういうの……あぁ、アレだ
変態と天才は表裏一体ってやつ



199.おまけ2
闇の中を、白い華奢な背中が進んでいた。
コツ、コツ、と現代的なデザインの杖をつきながら、少年にも少女にもみえる背中はひたすらに進む。
やがてお目当てのコンビニまで辿り着くと、白い背中は自動ドアの向こうへと消えていった。
そんな背中を最後まで見届けた少女は普段は浮かべることのない、
怒りにも似た憤りの感情をその顔に貼り付ける。

「簡単には許してあげないんだから、ってミサカはミサカは今ここに宣誓してみたり」

一方通行の携帯が着信を告げたのは午後6時を過ぎた頃である。
グループの仕事もなく、前日にコーヒーを買い貯めていた彼は
欲望の赴くままにベッドで眠っていたのだが、
睡眠中の反射が使えない今、彼は小さな物音でも目を覚ます。
携帯の着信音で一方通行が即座に目覚めたのは当然といえた。

表示されている名前は、黄泉川愛穂。
ピ、と通話ボタンを押す。彼女から直接電話がかかってくることは珍しい。
無視をしてもよかった気がしたが、なんとなく、彼の指はボタンを押していた。

「もしも、」
『打ち止めがいなくなったじゃんよ!』

一方通行がもしもし、を最後まで言う前に、慌てたような声で黄泉川が叫んだ。
あン、と一方通行が眉間に皺を寄せる。

「クソガキが、いなくなったァ?」
『朝元気良くお姉様に会いに行くって言ったっきり、戻ってこないんだよ!』

お姉様。それはすなわち御坂美琴――学園都市第三位の電撃使いのことだろう。
だったらそいつに連絡すりゃイイ、と一方通行は覚めきっていない頭で考えた。

『桔梗が御坂美琴に連絡したんだけど、あっちも会ってないって言うじゃん』
「あァ? ンだそりゃあ」

一方通行はぐしゃぐしゃと自分の髪を掻き乱し、携帯を持ち替えた。
よくわからないが、打ち止めが失踪したらしい。
それも、一方通行が数秒前まで考えていた「子どもによくある失踪」ではないようだ。
打ち止めは一見すると普通の子どもだが、抱えているものも背景も常人の想像を絶するものがある。
一方通行が傍を離れた今でさえ、狙われる理由は十分にあった。

(……『上』かァ?)

打ち止めを攫うとしたら、
それは彼女が妹達の上位個体であることを有効活用しようと考える連中だろう。
土御門あたりに確認すれば、その愚か者はすぐに洗い出されるに違いない。
そう考え、わかったと短く返答し通話を終了させた一方通行は、
黄泉川の声が焦っているにしては低すぎたことや、
その後ろで芳川桔梗が声を殺して笑っていたことに気づかなかった。
ここで彼は気づくべきだったのかもしれない。

「――洗い出せねェ、だと?」

電話越しに聞こえる土御門の声には嘘も偽りもないように思えた。
もっとも彼は嘘つきだと公言している人間である。迂闊に信用はできなかった。
だが、ここで彼が一方通行に嘘を吐く理由はない。
まして、一方通行の行動理由がたったひとりの少女の世界を守るためであると知っている彼は、
こんなところで誤魔化したりはしない。

『ああ。いろいろな機関を探ってみたが、
 打ち止めに関して何らかの実験・研究・計画が進められているというデータは存在しない』

チィ、と一方通行は舌打ちをし、ごろりとベッドに転がった。
『上』が関係していないことはわかった。
もっとも、土御門が探し出せない盲点でもあるのかもしれないが、その可能性は低そうだ。

あのクソガキ。

一方通行は呟いて、携帯の通話終了ボタンを押す。
自分が取るべき行動は決まっていた。
彼女を守るのだ。ただそれだけ、たったそれだけ。
ベッドに立てかけていた杖を手に取り、一方通行は立ち上がる。

守る、と言ったところで、一方通行ができることはあまりない。
基本的には打ち止めを探すことしかできなかった。

だが、緊急用にと持たせている携帯電話にいくら電話をかけてみても、彼女は出ない。
電源を切っているか、切られているか。
できれば前者であってほしいと思いながら、一方通行は杖をつき、夜の街を突き進む。
当てのない彼は、手始めに打ち止めが行きそうな場所を片っ端から探していくことにした。

黄泉川宅周辺。

以前から行きたがっていた大型ショッピングモール。

妹達が眠っているとある病院。

それなりに気合を入れて探したのだが、一向に見つからないし、彼女の痕跡さえ見当たらない。
随分たちの悪い鬼ごっこだ、と一方通行はため息を吐く。

「よくねェ遊びを覚えちまったガキには――お仕置きだ」


ФゝФ〕<続きます



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