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2010-06-18

佐天「ようこそ、喫茶サテンへ!」

1 :名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/12(金)
ここは喫茶サテン。通称、佐天さんの喫茶店。
惹いたコーヒーの香りが漂ってモダンな雰囲気のお店……のつもりなんだけどまだまだかなぁ。
とにかく大人な落ち着いた喫茶店を目指してまだまだ勉強中だけど
今はお客さん一人一人を大切に細々とやらせてもらっている。

さて、今日のお客さんは…


カランカラーン

佐天「いらっしゃいませ。ようこそ、喫茶サテンへ」

一方通行「よォ……とりあえず珈琲」

佐天「かしこまりました。いつも通りブラックですよね?」

一方通行「あァ……」

佐天「いやぁ、それにしてもいつもいつもごひいきにして貰っちゃって。
   うちの珈琲の売り上げの半分は一方通行さんのおかげみたいなものですね。」

一方通行「あァ……」

佐天「…あのぉ、どおかしたんですか?
   普段から元気には見えませんけど今日は輪をかけて元気ないですよ?」

一方通行「あァ……」

佐天「……」


佐天「そう言えば今日は打ち止めちゃん一緒じゃないんですか?」

一方通行「っ!」ピクッ

佐天「(ん?)いつもなら一緒に来ますよね?」

一方通行「あっ…ン、いやあいつは今日は用事があるとかで…超電磁砲のとこにだなァ……」

佐天「え?御坂さん今日は旦那さんと出かけるって言ってましたよ。」

一方通行「あンっ!?いやっ違っ…違ったかァ、あいつは今日はだなァ……」

佐天「…もしかして…ケンカでもしました?」

一方通行「………」


2.
一方通行「俺ァよ…ただプリンを食べちまっただけなんだよ……それなのにスゲェ怒っちまってよォ…」

一方通行「なだめようと思って新しいの買ってやるとか言ったんだがなァ…『黙れ』の一辺倒で…」

一方通行「強制的にネットワークから遮断されてよォ…言い訳もできねェわどうしようもねェわ…」

一方通行「挙句まともに動けねェ俺に殴る蹴るの暴行加えてどっか行っちまったンだよ……
     今朝の出来事だァ」

佐天(うわぁ…)

一方通行「それで、さっき何とかMNWも復帰してなァ…」

佐天「散々でしたね…」

一方通行「俺はもともと体丈夫じゃねェからなァ。あいつの蹴りでも結構キツくてよォ…」

一方通行「まァ、今思えばいい訳ばっかで真っ先に謝らなかった俺が悪かったンだがなァ」

佐天「ほぉ、なんだか丸くなりましたね。最初会ったころとはえらい違いです。」

一方通行「丸くか…確かにそうかもしれねェなァ」

一方通行「まさか、天下の第一位様がガキ一人に振り回されるよォになるとはなァ」

佐天「ガキって、打ち止めちゃんももう高校生じゃないですか」

一方通行「高校生なンてのァまだまだガキなんだよ」

佐天(ストライクゾーンが広がっている…だと…?)


3.
佐天「まぁ謝るつもりがあるならすぐ仲直りできますよ」

一方通行「そンなもンかァ?」

佐天「そんなもんです。その代りあったら真っ先に謝るんですよ?はい、注文のコーヒーです」

一方通行「そういや頼んだンだったなァ、珈琲のことすっかり忘れてたぜェ」

佐天「注文忘れちゃうくらいマスターとの会話が楽しめるのがうちのお店の売りですから!」

一方通行「喫茶店としてそれァどうなンだ?」

佐天「ははは…痛いとこ突っ込んできますね。さすがレベル5」

一方通行「レベルは関係ねェだろ。」

佐天「あはは…どうせ私は無能力者ですから…」

一方通行「あっ、悪ィ…」

佐天「なぁーんてっ!昔の私なら卑屈になってるところです。
   女の子にはもっと気を使わないと駄目ですよ?」

佐天「さすがに結局無能力者のまま学校卒業しちゃった時は凹みましたけどね」

佐天「このお店初めていろいろな人と出会って、
   いつのまにかレベルなんてどうでもよくなっちゃいました」

一方通行「そうかよ」フッ

佐天「あっ!今笑いましたね!
   結構な付き合いですけど『ニコッ』って感じの笑いは始めてみましたよ!!
  『ニカァッ』って笑いはしょっちゅうしてますけど!!」

一方通行「ばっ!笑ってねェよ!!つーか普段も『ニカァッ』なンて笑ってねェ!!」


4.
佐天「ふふふ、でもたまに…ほんとにたま~にですけどやっぱり能力に憧れることはあるんですよ?」

佐天「私が学園都市第一位だったらなぁ~とか…想像もできませんけどね」

一方通行「…第一位がそンなにいいもんかァ?そンなになりてェかァ?」

佐天「はぁ~、だから一方通行さんは実際第一位って立場にいるからそんなこと…」

一方通行「じゃァもしお前がレベル5のベクトル変換使えたら嬉しいかァ?」

佐天「そりゃぁ嬉しいですよ!」

一方通行「で?ベクトル操作でなにするンだァ?」

佐天「え?何ってそりゃぁ……」

一方通行「………」

佐天「う、初春をこう…ブワーッ!ビューンッゴキゴキッ!!と」

一方通行「お前…花女泣くぞ」


佐天「いざとなるとやりたいことって結構思いつかないもんですねぇ」

一方通行「まァ俺もほとンど戦うことにしか使ってなかったからなァ」

佐天「でも、実際能力持ってたらきっと何か使い道が…」

一方通行「俺ァよ…」

佐天「?」

カランカランッ

一方通行「学園最強のレベル5なンかより、
     美味い珈琲淹れられるほうがよっぽどスゲェと思うぜェ?」

佐天「え?」

23:xwZXQXJD0
ゴキゴキって何の音だ
何する気だ…



5.
一方通行「学園最強なンて言われて俺ァ周りに誰も近づかないような生活送ってた」

一方通行「デカイ力ってのはそういうもンだ、思ってなくても周りを恐怖させちまう」

一方通行「打ち止めと出会わなかったら俺は今でもそうだったかもしれねェ…」

一方通行「あいつにはかなり感謝してるンだ、こっ恥ずかしくてそンなこと言えねえけどなァ」

一方通行「でも美味い珈琲ってのは人を惹きつけるだろ、少なくとも俺ァこの店好きだがなァ…」

佐天「なかなか嬉しいこといってくれるじゃないですか」

一方通行「はっ、ガラにもねェこと言っちまったなァ」

一方通行「まァなンだ…ここの珈琲の美味さは認めてやるよってこった」

佐天「お世辞いたってお代はまけませんよ?」

打ち止め「お世辞じゃないよ、ってミサカはミサカはいきなり会話に割って入ってみる」

一方通行「あン!?なン…おまっあァ!?」


27:xwZXQXJD0
まぁるい一方さん
イイネ



6.
佐天「やっほー、打ち止めちゃん」

打ち止め「佐天お姉ちゃんこんにちは、
     ってミサカはミサカは親しい中にも礼儀をもって挨拶してみる!」

一方通行「普通に挨拶してンじゃねェ!!お前いつからそこに居やがった!?」

打ち止め「『学園最強のレベル5なンかより、
      美味い珈琲淹れられるほうがよっぽどスゲェと思うぜェ?』から、
      ってミサカはミサカは懇親のモノマネを披露してみる」

佐天「おぉ、似てる」

打ち止め「恥ずかしい台詞を吐くアナタに対して笑いを答えるのは大変だった!
     ってミサカはミサカは思い出し笑いを必死にこらえながら言ってみる」

一方通行「殺してくれ…俺をこのまま殺してくれ…」


31:ohwfwJvo0
成長しても口調は変わらないのなw



7.
打ち止め「でも」

一方通行「?」

打ち止め「私に感謝してるってところは素直に嬉しかったし、
     私もアナタには今でもすごく感謝してるんだよ、
     ってどさくさにまぎれて普段恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを伝えてみる」

一方通行「打ち止めェ……」

佐天「いやぁ、なんというか御馳走さまです」

打ち止め「お姉ちゃん恥ずかしいからあんまりそういうこと言わないで欲しいかも、
     ってミサカはミサカは真っ赤になった顔を手で必死に隠してみる」

佐天「ところで一方通行さん、打ち止めちゃんに何か言うことあったんじゃないですか?」

一方通行「あァ…打ち止め…えっと、なンだァ……プリン食っちまって悪かったなァ」

打ち止め「仕方ない許してやろう!ってミサカはミサカは胸を張って偉そうにしながら言っている」

佐天「一件落着ですね」


一方通行「それじゃァ、プリン買いに行くとするかァ」

佐天「おっ、さっそく行くんですか?
   打ち止めちゃんにホットケーキでも頼んでもっとうちの売り上げに貢献してくださいよぉ~」

一方通行「また今度なァ。
     俺が食っちまったプリン限定品らしくてなァ、早くいかねェとなくなっちまうんだァ」

一方通行「まァまた珈琲飲みにくるからよォ」

打ち止め「あの人は本当にここの珈琲が大好きなんだよ、
     ってミサカはミサカはあの人の代わりにお姉ちゃんに伝えてみる」

佐天「さっきも『認めてやる』なんて言ってたけど、ただ珈琲が好きなだけじゃないの?」

打ち止め「あの人の珈琲へのこだわりを舐めちゃいけないよ、
     ってミサカはミサカは呆れたように言ってみる」

打ち止め「普段はどんな珈琲でも1ヵ月もたないあの人が
     1年以上も通い続けるんだから自信を持つべき、
     ってミサカはミサカは少し焼きもちを焼いてみる」

佐天「ふふっ、今度淹れ方教えてあげようか?」

打ち止め「本当!?
     ってミサカはミサカはあの人に美味しい珈琲を入れてあげるところを想像してみる!」


一方通行「なにしてンだァ!?置いてくぞォ!?」

打ち止め「あっ、行かないと…それじゃぁお姉ちゃん約束だよ!
     ってミサカはミサカは何度も何度も念を押してみる」

佐天「うん、女の約束。またのおこしをー」


ナニハナシテタンダァ?
オンナノヤクソクッテミサカハミサカハヒミツニシテミル
ナンダァ、ソリャ・・・


ここは喫茶サテン。通称、佐天さんの喫茶店。
惹いたコーヒーの香りが漂ってモダンな雰囲気のお店……のつもりなんだけどまだまだかなぁ。
とにかく大人な落ち着いた喫茶店を目指してまだまだ勉強中だけど今はお客さん一人一人を大切に細々とやらせてもらっている。

次のお客さんがくるまでしばしおやすみ


2:toHF9Rkh0
=========閉店============

5:KSx0QanP0
=========再開店============



8.
カランカラーン

佐天「いらっしゃ、って御坂さん!来てくれたんですね」

御坂「こんにちは佐天さん。いやぁ、佐天さんのお店くるの久しぶりねぇ」

佐天「あぁそっか、結構久しぶりになるんですかね?」

御坂「最後に来たのいつだか覚えてる?」

佐天「御坂さんの結婚式の前…ですかね?」

御坂「あれから来てなかったのか…」

佐天「御坂さん新婚で…旦那さんの方もいろいろ大変でしょうし」

御坂「あははは…覚悟はしてたけど確かに大変よ。予想外の家族がもう一人いたしねぇ」

佐天「そう考えると、なんか新婚って感じあんまりしませんね」

御坂「まぁ最初は戸惑ったけどねぇ~。でも思いのほかいい子だったわ、食費が凄いけどね」

佐天「よかったら今度一緒に来てくださいよ。喫茶店なりのおもてなししますよ?」

御坂「一緒にって旦那?それとも…我が家の大食らい?」

佐天「みなさん一緒にいらしてくださいよ。お店潰されるほど食べられちゃかないませんけどね。」


7:DWVw7lOy0
インドアさんまじぱねぇっす

10:BN4g+5E30
御坂さん懐深すぎワロタwwwww



9.
佐天「ところで何か注文あります?」

御坂「そうね、やっとお店にこれたんだしちゃんと注文しなきゃねぇ。」

佐天「珈琲とか割と評判いいんですよ?珈琲通の太鼓判です」

御坂「うぅ~ん、苦いのはちょっとねぇ。
   紅茶と…あっ、アップルタルト美味しそうね。これ頂こうかしら」

佐天「さすが御坂さん、お目が高いですね!」

御坂「お?もしかして自信ありのメニュー?」

佐天「ふふふふ…何を隠そう新メニューでまだ誰にも食べさせていないんですよ。感想お願いします」

御坂「…なにかしら。ちょっと地雷臭がしてきたわ」

佐天「そんなことありませんよ。喫茶サテンはお客様に変なものは出しません!」

御坂「そ、そうよね。ちょっと軽率だったわ」

佐天「いやぁ、私もまだ味見してないんで感想が凄く楽しm
御坂「ちょっとまてゴルァッ!!」ガシッ

佐天「ひょっ!みしゃかしゃん、しゅがでてましゅよ。しゅが」
  (ちょっ!御坂さん、素が出てますよ。素が)

御坂「素はこっちじゃなわよ!
   っていうかお客様に変なもの出しませんって言ったのはどの口かなぁ?」グニグニ

佐天「失礼ですね!変なものじゃないですよ、結構材料とかこだわってるんですからね?」

御坂「じゃぁ、まず佐天さんが味見してからお客さんに出せば…」

佐天「いやぁ~、おはずかしながらダイエット中でして
   一口食べたらがっつり行きそうで怖いんですよねぇ、アハハ」

御坂「意思が弱いうえにすごくおいしいこと前提ってかなり自信かね。
   でも、それだけ自信があるなら大丈夫そうね。それじゃぁ、それ頂くわ。」

佐天「まいどあり!」


10.
御坂「そういえば初春さんもたまにここのお手伝いしてるって聞いたけど今日はいないの?」

佐天「あぁ、初春はいま配達中なんですよ」

御坂「配達?」

佐天「実は最近、ピッツァを始めまして」

御坂「ピザなんて始めたの…佐天さんなんでもありの喫茶店目指してるの?」

佐天「ピザじゃありません、ピッツァです!まぁ、それでピッツァの配達も始めたんですけどね」

佐天「やっぱり専門店じゃないんでバイクとかないんですよ。
   で、仕方なく徒歩か自転車で配達してるんです。」

御坂「でも、それだと時間かかっちゃわない?」

佐天「そこで初春の出番なわけです!」

佐天「この際時間がかかるのはあえて目をつむってもらってですね」

御坂「うんうん」

佐天「初春の能力でピッツァの保温をして貰って時間がかかっても
   いつでもできたてのピッツァが食べれるってのを売りにサービスを始めてるんです」

御坂「…てことは配達は初春さんが全部?」

佐天「はい。初春が手伝えない日はピッツァデリバリーは休みです!」

御坂「佐天さん…悪いこと言わないからやめた方がいいわ。初春さんのためにも」


21:OSDv4p900
黒子が手伝ってあげればいいのにね

22:t5Ng28ia0
そーだね

26:BnxJOGnc0
初春の足がムッキムキになりそうだなwww

30:O9p5jr1NP
初春なんかかわいそうだなw



11.
佐天「えぇ~、いいアイディアだと思ったんですけど」

御坂(佐天さんってなんだかときどき残念よね)

佐天「うぅ~ん、初春ピッツァ……あっ、御坂さんご注文の紅茶とアップルタルトです」

御坂「あら、味見してないっていうから心配だったけど、すごく美味しそうじゃない!」

佐天「だから自信はあるんですって」

御坂「それじゃぁ、さっそくいただくわ!」


御坂「うん!美味しい!佐天さん、これイケるわ!」

佐天「よかったぁ。自信あったんですけどやっぱり目の前で食べられるとやっぱり緊張しますね」

御坂「これは家で留守番してる人達にも食べさせてあげたいわね」

佐天「良かったらお土産用に包みますよ?」

御坂「そう?助かるわ。
   食べ物にうるさいから話だけすると『不幸だぁ』だの
  『自分だけズルいんだよ!』って馬頭されるに決まってるから」フフフ

佐天「ふふふ、御坂さん幸せそうですね」

御坂「え?そ、そうかしら?」

佐天「えぇ、幸せの絶頂って感じですね。すごくニヤニヤしてましたよ」

御坂「ニヤニヤって…まぁ、確かにそうね。すごく幸せよ」

佐天「くぅ~妬けますねぇ」

御坂「佐天さんは誰かいい人いないの?」


12.
佐天「私はこのお店が恋人ですかねぇ~」

御坂「おおっ、仕事に生きる女ねぇ。でも、たとえばお客さんで誰かいい人とかいないの?」

佐天「お客さんですか?………いない…ですかね?」

御坂「なんだか意味深な間ね」

佐天「そ、そんなことないですよ!」


打ち止め「ん?なんだか嫌な感じが!!、ってミサカはミサカは女の直感を働かせてみる!」


38:rRmiMRc40
セロリ…だと…?



13.
御坂「まぁ、そのうちいい報告が聞けることを期待してるわ。
   ときどき初春さんにも探りいれたりして」

佐天「やっ、やめてくださいよ!御坂さん!」

御坂「アハハハ、あぁ~やっぱりいいわこういう学生時代の懐かしいノリ」

佐天「やっぱり結婚しちゃうとこういうの懐かしいですか?」

御坂「うぅ~ん、結婚したからっていうのは違うわね」

御坂「確かに結婚したからこういうのが懐かしいって言うのはあるわ」

御坂「でも、これを懐かしいと思えるのは佐天さんや初春さんたちのおかげよ」

佐天「え?」

御坂「あの頃は学園都市第3位とかいうだけで
   周りは憧れの目で見ることはあっても対等な友達ってなかなかいなかったからね」

御坂「あなた達みたいに一緒に笑ったり泣いたりしてくれる友達がいたから、
   私はあの頃が懐かしいと思えるのよ」

佐天「うぅ~…みしゃかさぁ~ん」ウルウル

御坂「え?ちょっ、なんで涙目になってるのよ佐天さん!?」

佐天「だってみしゃかさんが私達のおかげとかいうかりゃぁ~…」エグッ

佐天「年取ったんですかね…最近昔を思い出すと涙もろくて仕方ないです」チーンッ

佐天「それにしても癒しを提供するはずのマスターを泣かせてどうするんですか御坂さん!」

御坂「佐天さんなんだかちょっと見ない間に感情の起伏が激しくなったわね…」


御坂「って、もうこんな時間?そろそろ行かなくちゃ」

佐天「もう行っちゃうんですか?」

御坂「晩御飯の準備に、やりくりが大変だからねぇ…スーパー寄ってかないと」

佐天「主婦ですねぇ~」

御坂「フフッ、でも元気そうでほんとに今日は安心したわ」

佐天「私もです、きっとまた近いうちに来てくださいね。今度は家族みんな一緒に」

御坂「そうね、次は佐天さんの目当てのお客さんが来てる時をねらって来るとするわ」

佐天「ちょっ!御坂さん!?だからそんな人いないって言ってるじゃないですか!!」

御坂「はいはい、分かってます分かってます。それじゃぁね、佐天さん」カランカランッ


佐天「御坂さんにはやっぱり敵わないなぁ…って、あぁ!御坂さんアップルタルト忘れてますよ!!」


14.
カランカラーン

初春「佐天さぁ~ん…配達終わりましたよぉ~……」

佐天「おっ、初春お疲れ!じゃぁ次はこっちのを第6学区に」

初春「え゛っ!?」

佐天「冗談よ冗談。ていうかそんなに嫌そうな顔しなくても」

初春「嫌な顔だってしたくなりますよ!」

佐天「ゴメンゴメン、まぁ今日はもう注文ないと思うから安心して…なにか飲みたいものある?」

初春「まったく!佐天さんはまったく!」

初春「昨日だって配達してたおかげで御坂さんに会いそこねたんですからね」

佐天「だから、ゴメンって」

初春「御坂さんどんな感じでした?どんな話したんですか?」

佐天「え?うぅ~んっとねぇ…」


~回想開始~

御坂『…てことは配達は初春さんが全部?』

佐天『はい。初春が手伝えない日はピッツァデリバリーは休みです!』

御坂『佐天さん…悪いこと言わないからやめた方がいいわ。初春さんのためにも』

~回想終わり~


佐天「…初春のピッツァデリバリー今度頼もうかなぁって言ってたような気が」

初春「えぇ!?御坂さんの家ここから結構ありますよ!?
   鬼畜ですか!鬼嫁になっちゃったんですか御坂さんは!?」

佐天(あぁ~、御坂さんごめんなさい。怒るなら初春だけにしてください、私は何も言ってません)

佐天「まっまぁ、また今度来るって言ってたからすぐ会えると思うよ?」

初春「といっても、私はここに毎日来れるわけじゃないですし、
   研究所の仕事だってあるんですから…」

佐天「いやぁ~、そんな忙しいのに手伝ってくれる初春はホントに偉いなぁ~」

初春「せめてもうちょっと心を込めて言ってくださいよ。」


15.
佐天「いや、でもホントに初春には感謝してるよ。
   忙しいのにホントにしょっちゅう手伝ってくれるし」

佐天「なんだかんだ一人でお店やってると心細いこともあるからね…
   初春が来てくれると結構救われてるんだあたし」

初春「うっ…急にそんなまじめに感謝するのは反則ですよ///」

佐天「もぅ~、じゃぁどうすりゃいいのよ。顔真っ赤にして初春は可愛いな、もぅ」

初春「からかわないで下さい!」プクーッ


初春「まぁ、私としても仕事ばっかりに忙しくなって
   佐天さんと会えなくなるのはさみしいですからね」

初春「仕事が暇なら会いに来るついでにお手伝いくらいはして当然ですよ」

佐天「会いに来てもらってもデリバリー担当の初春はほとんど外回りなんですけどねぇ」

初春「だぁ~かぁ~ら!私の気持ちをくんでせめて店内のお手伝いとかにしてくださいよ!」

佐天(初春デリバリー結構うちの収入源なんだけどなぁ…)

佐天「分かった、少し考えてみるから落ち着いて、ね?」

初春「ホントですよ?ホントにホントですよ!?」

佐天「あはは…ホントに嫌なんだね。
   お手伝いしている代わりにうちのメニューただで食べさせても割に合わなかったかぁ」

初春「メニューただは嬉しいですけどね、移動距離が凄いんですよ。
   タダ食いさせてもらったカロリーを軽くしのぐ消費カロリーなんですよ。」

初春「この前、研究所の健康診断の一環で運動能力とか測定したんですけど、
   明らかに風紀委員時代の身体能力をしのぐ結果が…」

佐天「頭いい上に運動もできるなんて、初春の進化はまだまだ終わらないねぇ」

初春「ムキムキになったりしたら恨みますからね佐天さん」

佐天「えぇ、かっこよくない?ムキムキ初はr
初春「恨みますからね!佐天さん!!」

佐天「もぅ、初春。冗談を冗談と見抜けないと、喫茶サテンを利用するのは難しいよ?」

初春(もうやだこの店…)


16.
佐天「でもそっか~、そんなに嫌かデリバリー」

初春「えぇ、疲れますし佐天さんに会いに来て外回りとか意味不明です」

佐天「そっか~…初春結構お客さんウケよかったのになぁ~」チラッ

初春「え?」

佐天「『デリバリーの子可愛いですね』とか
   『あの可愛い髪飾りは誰なんだ!?』とか問い合わせが殺到してるのになぁ」チラッ

初春「え?え?」

佐天「『こんな温かいピッツァを運んでくれる女の子と僕は結婚したいんだ』
    って言ってた人もいるのになぁ」チラッチラッ

初春「えぇ!?」

佐天「そんな喫茶サテンの看板娘だったんだけど、仕方ない…ピッツァ初春はもうやめ…」

初春「し、しかたないですねぇ~。もうちょっとならやってあげてもいいですよデリバリー///」

佐天(初春。ホントに冗談を冗談と見抜けないと喫茶サテンを利用するのは難しいよ?)


佐天「それにしても初春も『可愛い』とか『結婚』に釣られ…もとい反応しちゃう年頃かぁ」

初春「反応っていうか、やっぱり素直にうれしくないですか?」

佐天「そういうものかなぁ?」

初春「佐天さんはないんですか?そういうこと。お店やってて褒められたりとか」


一方通行『でも美味い珈琲ってのは人を惹きつけるだろ、少なくとも俺ァこの店好きだがなァ…』

一方通行『まァなンだ…ここの珈琲の美味さは認めてやるよってこった』


佐天「あぁ~…」

初春(ん?なんだか心なしか佐天さんがちょっと恋する乙女な目に?)


17.
佐天「うん、なんとなくなら分かるかな。私も」

初春「なんですかなんですかぁ?佐天さんも隅に置けないですねぇ」ニヤニヤ

佐天「そんなんじゃないって。ただ、ちょっと…ね?」

初春「何やら意味深ですね。これは御坂さんや白井さんに報告するべきですね」

佐天「だから違うって。たぶんね」

初春「いいんですよ、そういう話の一つや二つ。むしろ無いほうがおかしいんですから」

佐天「まぁ、確かに御坂さんなんて結婚してるわけだしね。あの御坂さんが」

初春「そうです!
   あのちょっとからかっただけで顔真っ赤にしていた御坂さんが結婚してるんですよ!」カランカラーン

佐天「あ」

初春「今時さすがにその反応はねーよwww
   と常々思ってたあの御坂さんが一番に結婚したんですよ!」

初春「正直、私は一番生き遅れると睨んでたんですg
佐天「う、初春ストップ。」

初春「なんですか?今はまだ私が喋って佐天「いいから…ちょっと後ろ見てみ?」

初春「後ろっていったいなんd」


御坂「ハロー、初春さーん」ピリッバチチッ


18.
初春「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」

佐天「初春~?大丈夫?花散ってない?」

御坂「まったく、人のいないところで好き勝手言ってくれちゃってるんだもんねぇお二人さんは」

佐天「いやいや、嫌だなぁ御坂さん。言ってたのは初春だけですよぉ~」

御坂「まぁ、いいわ。初春さん久しぶりね」

初春「ビクッ!!ゴメンナサイ、お久しぶりですゴメンナサイ」ガクブル

御坂「ちょっとやり過ぎたかしら…いつも旦那相手にしてるから力加減の勘がにぶってるのよねぇ…」


初春「うぅ、大分落ち着いてきました」

御坂「よかった。あのままだったらどうしようかと…でも、あの陰口はいただけないわよ流石に」

初春「反省しいてます。なんであんなこと言っちゃったのか…ストレスたまってたんですかね」

御坂「佐天さん、あんまり初春さんこき使い過ぎちゃだめよ?」

佐天「えぇ、今回はさすがにちょっと反省します…。初春がもう戻ってこないかと思いました」


19.
御坂「まぁ、なにはともあれ改めてお久しぶりね初春さん」

初春「はい、お久しぶりです」

佐天「御坂さん今日も一人ですか?旦那さん達も連れてきてくれれば…」

御坂「いやぁ、ちょっと今日は用事があってこれなかったのよ」

佐天「用事?またなんか厄介事ですか?」

御坂「ううん、今日は同窓会だって。美味しいものにありつけそうってあの子もついて行ったわ」

佐天「あはは、旦那さんはともかくあの子も私のお店より同窓会のほうがいいですか」

御坂「そう機嫌落とさないで、この前持っていったアップルタルト好評だったのよ?」

御坂「『美味しいんだよ!美味しいんだよ!』って旦那のも食べちゃってね、それであの人…」

佐天「『不幸だぁ!!』ですか?」

御坂「そう、笑っちゃったわよね。ふふふ」

初春「アップルタルトってなんですか?」

佐天「あっ、そっか。
   初春が手伝いに来れない間にメニューに追加したからまだ食べてなかったよねそういえば」

初春「アップルタルトですか、おいしそうですねぇ」

御坂「これを食べてないとは損してるわね、初春さん。
   あのアップルタルトは私が自信を持ってお勧めするわ!」

佐天「おっ!流石、第一被験者はいいこと言ってくれますね!」

初春「第一被験者って…佐天さんまた自分で味見しないもの人に出したんですか?」

佐天「失礼な。御坂さん以外じゃ初春くらいにしかやってないよそういうことは」

初春「はぁ…今回は成功だったみたいだからよかったですけど、
   失敗作だったら御坂さん大変でしたよ?」

御坂「へ?」

初春「私も割としょっちゅう味見役をさせられるんですけど、
   たまにかなりひどいものがありまして…」

初春「以前、ピザの新作の試食させられた時なんてもう……思い出すだけでもおぞましいです」

佐天「初春、花枯れそうになってたもんねぇ。あれはさすがに焦ったわぁ。
   あとピッツァね、ピッツァ」

初春「枯れそうになんてなってません!!」


20.
御坂「佐天さん…確かこの前はお客様に変なものは出さないって言ってたわよね?」

佐天「いやぁ、誤解しないでくださいよ御坂さん」

佐天「もちろんお客様には自信のないものは出しません。
   それはお店を経営する者にとって当たり前のことです」

佐天「ただ、たまに。ホントにたまぁ~にですけど、
   自分で試食することすらためらう逸品ができてしまうんですね」

佐天「そんな冒険したくもないし、もちろんお客様にはだせません。じゃぁ、どうするか?」

御坂「どうするの?」

佐天「まぁ、初春ならお客様じゃないし、なんだかんだ丈夫そうだからいいかなぁと」

御坂「初春さん…今さらだけど友達は選んだほうがいいわよ?」

初春「………」


初春「私そろそろ帰りますね」

佐天「え?嘘、初春もしかして怒っちゃった?ゴメンね、ちょっとふざけ過ぎちゃったかな…」

初春「怒ってないですよ。それに、佐天さんがふざけ過ぎるのはいつものことじゃないですか」

初春「そうじゃなくて、時計見てくださいよ。もう結構な時間ですよ?」

佐天「あらぁ~、もうこんな時間か。初春にアップルタルト食べさせそこねちゃったなぁ」

初春「どうせしょっちゅう来るんですから、次来た時に頂きますよ」


21.
初春「というわけで、お先に失礼しますね御坂さん」

御坂「うん、また今度ゆっくり話しましょう。私はもうちょっと佐天さんと話していくわ」

初春「そうしてあげてください。佐天さんこう見えて案外さびしがり屋ですから」

佐天「ちょ、初春さりげなく何言ってるのよ!」

初春「ふふふ、あんまりからかうからたまには仕返しです!
   それじゃぁ、佐天さん御坂さんまた今度!」カランカラーン

佐天「ったく、初春ったらホントに」

御坂「いいわねぇ、なんだかいまだに青春って感じで御坂お姉さんちょっと妬けちゃうわ」

佐天「み、御坂さんまでからかわないでくださいよ!」

御坂「さて、それじゃぁ初春さんも帰っちゃったし
   佐天さんには今度は私との青春に付き合って貰っちゃおうかなぁ!閉店まで」

佐天「えぇ、お付き合いしますよ。ここは私の喫茶サテンですからね。」


9:Kpk7HEc00
ちょっと裏路地に出れば世紀末なこの街で、美味いコーヒーが飲みたい



22.
カランカラーン

佐天「いらっしゃーい」

木山「お邪魔するよ」

黒子「佐天さん、ごきげんようですの」

佐天「先生達が平日の昼間っから来るなんて珍しいですね」

黒子「今日はうちの学校は創立記念日なんですの」

木山「それで今日は彼女に誘われてね。ほんとは家でゆっくりしたかったんだが…」

黒子「子供達の模範となるべき教師が休日引きこもってどうします!」

木山「うぅ…そんなに怒鳴らなくても」

佐天「どっちが先生の先輩だかわかりませんね」

木山「私は先輩なんて大それたものじゃないさ」

黒子「そんな弱気では私が困りますのよ?」

佐天「はたから見たら白井さんのほうが貫禄ありますね、なんとなく」

木山「実際、黒子君は実によくやってくれているからね。私の負担はほとんどないよ」

黒子「小学生のお子様の相手なんて、この白井黒子にかかればお茶の子さいさいですの」

佐天「そりゃぁ街の不良共を相手にしてた元風紀委員にとっちゃそうでしょうねぇ」

木山「授業中にゲームでもしていようものなら
   テレポートで背後に回りこんで出席簿の縦一閃だからね、彼女は」

佐天「うわぁ・・・痛そ」

木山「最近じゃテレポートでピンポイトでチョーク飛ばしたりしてるよ。非常に授業が愉快でね」

黒子「指先からチョークが離れる瞬間に勢いを殺さずにテレポートさせるのに苦労しましたの」

佐天「学校でなに編み出してるんですか白井さん…」


23.
木山「まぁ、それだけ授業中厳しくしても人気があるのは黒子君の人望だろうね」

佐天「へぇ、人気者なんですか白井さん?」

黒子「木山先生はそうおっしゃいますけどどうなんでしょうね。
   男子生徒はいまだにちょっかい出してきたりして大変ですの」

佐天(あぁ、好きな人にいたずらしちゃうって奴ですか)

黒子「まぁ、そのうち嫌というほど力の差を見せ付けて
   二度とそんなことできない様にしてやりますの…フッフフフ」

佐天(あぁ、可愛そうに・・・男子頑張れ、超頑張れ)

木山「なんというか…案外鈍いだろ、黒子君は?」

佐天「そうですね」

黒子「鈍いってなにがですの?」

佐天「さぁ~なにがでしょうねぇ?ところで何か注文します?」

木山「そうだな、アイスティーを貰おうかな」

黒子「いったい何なんですの…?私も同じものをくださいな」


24.
佐天「おまちどうさま。ところでお二人ともこの後の予定はあるんですか?」

黒子「そうですわね。とりあえずは洋服でもみにセブンスミストにでも行こうかと」チューッ

木山「私は服などあまり興味は無いんだけれどね…」

黒子「女たるもの身だしなみには気を使うのが当然ですの!いつも白衣って科学教師じゃあるまいし」

黒子「それに木山先生は絶対しっかりした身だしなみをしたら化けると思いますの」

佐天「そうですねぇ、木山先生綺麗なんだからもっとお洒落するべきだと思います!」

木山「二人してあんまり私をからかわないでくれ///」カアァ

黒子「からかってなんておりませんのに」

佐天「そうですよ!あっ、ちょっとそこのお客さん」

>>1「え?お、俺ですか?」

佐天「お客さんはこの人見てどう思います?綺麗ですよね?」

>>1「えぇ、目の下の隈がとってもキュートだと思います(キリッ」

佐天「ほら、やっぱり!だから先生はもっと自信を持つべきです!」

木山「そ、そういうものだろうか…まっ、まぁたまには少しお洒落してもいいかもしれないな///」カァ


15:BqbIaAkv0
まさかの新キャラに吹いた



25.
黒子「と、言うわけで、一休みもすみましたしさっそくセブンスミストへ向かいましてよ!」

木山「ちょっ、まだ私はアイスティー飲みきってな」

黒子「駄目ですの!先生の決心が鈍らないうちに向かいますの!!
   佐天さん、お代はここにおいて行きますの!」

木山「黒子君あんまり引っ張らないで!ちょっ、黒子君!?」カランカラーン

佐天「今度来るときにお洒落して来てくださいねぇー!って、行っちゃった」

佐天「いやぁ、それにしても嵐みたいにさってっちゃったな白井さん」

カランカラーン

一方通行「よォ」

佐天「あ、いらっしゃい。今日も珈琲ブラックですよね?」

一方通行「流石わかってンじゃねェか」

佐天「そりゃ珈琲以外頼んだことなけりゃ嫌でもわかりますよ」

一方通行「いや、ホットケーキとか頼ンだことあるだろォ」

佐天「それは打ち止めちゃんが一緒のときじゃないですかぁ。
   そういえば今日も打ち止めちゃんは一緒じゃないんですね?」

一方通行「あいつは学校があるンだとよォ」

佐天「へ?でもさっき創立記念日で学校休みって聞きましたよ?
   小中高一貫だから打ち止めちゃんも休みですよね?」

一方通行「そうなのかァ?あァ…そいういや部活とか言ってたかもしれねェ」

佐天「保護者なんですからもうちょっとちゃんとして下さいよ」


26.
一方通行「うちは放任主義なンだよ」

佐天「なんかちょっとそれ違くないですか?」

一方通行「それに保護者っつってもあいつも高校生だぞ?そろそろやたら構われるの嫌がるだろォ」

佐天「そんなこと無いと思いますけどねえ」

一方通行「いィやあるね。そのうち
    『あなたの下着と一緒に洗わないでよね!』とか
    『先にお風呂は行ったの?焚きなおさなきゃ』とか言い出すに決まってンだ」

佐天「…なんかのドラマの影響ですか?」

一方通行「まァ、とにかく後々傷つくくれェなら今から自由にさせて変に構わねェほうがいいンだよ」

佐天「流石の一方通行さんもそういうのは傷つくんですね」ニヤニヤ

一方通行「傷つくだろう?普通…つーか、ニヤニヤすンじゃねェ」

佐天「いや、どんな攻撃も反射しちゃう最強の一方通行さんも
   そういうのはくるんだなぁと思いまして」

一方通行「どンなに声をシャットアウトしてもなァ…嫌われたっていう現実は心を痛めつけンだよォ」

佐天(ほんとどんなドラマ見たんだろう…)


27.
一方通行「あァ、駄目だァ…飲まねェとやってられねェ!珈琲お代わりくれェ!」

佐天「(まだ嫌われてないのに被害妄想かな)
    ちょっと待ってくださいね、今から入れなおし…あれ?」

一方通行「ン?どうした?」

佐天「すみません…豆切らしちゃいました」

一方通行「はァ!?喫茶店が豆切らすってバカなンですかァ!?」

佐天「ほんっと、御免なさい!!仕入れしてるお店近いんでちょっと待っててもらえますか?」

一方通行「…しゃーねェ、早くしろよォ」

佐天「御免なさい!すぐに戻ってきますから!」


カランカラーン  タッタッタッタ…


一方通行「………」

>>1「………」

一方通行「………」

>>1「二人っきりでs 一方通行「喋るンじゃねェ」

一方通行「………」

>>1「………」


33:oQ2O/KMf0
二人きりwwwww

80:4Vjax4c60
初春はまだか
初春かわいいよ初春

81:MgyeSVJY0
きっと初春は悪い男に引っ掛かって…

91:4Vjax4c60
>>81
屋上



28.
カランカラーン

御坂「こんにちはー、佐天さん!…って、あらあんたも来てたの?」

一方通行「なンだ、超電磁砲じゃねェか…」

御坂「なんだとは失礼ね…佐天さんは?」

一方通行「豆きらしたから買ってくるンだとよォ」カラカラ

御坂「それで留守番させられてるあんたは一人寂しくスプーンで珈琲カップ弄んでるわけ?」

一方通行「寂しいってなンだよ。俺ァ珈琲がきれて暇なだけだ」

御坂「へぇ。それにしてもお客ほっぽって行くとはとんだマスターね」

一方通行「そういってやるンじゃねェよ。女でひとつでこの店やってンだからよォ…」
    (↑自分は棚に上げて)

御坂「…へぇ」ニヤニヤ

一方通行「その『へぇ』ってのとニヤケ面止めやがれ!ベクトル操作すっぞゴラァッ!!」


御坂「まぁいいんじゃないの?でも打ち止め泣かせたら承知しないわよ?」

一方通行「シカトですかァ!?勝手に一人で納得してンじゃねェよ!!」

御坂「はいはい、分かった分かった。まぁ、あんたが素直にならないんならそういうことにしとくわ」

一方通行「…ったく、三下とくっ付いてから妙に落ち着いてやがるから調子狂うぜェ」

御坂「愛は人を大人にするのよ」

一方通行「言ってて恥ずかしくないですかァ?」
                      ポエム
御坂「こんなの恥ずかしがってたら旦那の素敵な説教は耐えられないわよ」


29.
御坂「旦那といえばあんたに会いたがってたわよ、また家でご飯でもどうだ?って」

一方通行「あァ?あ~…どうすっかなァ」

御坂「なにあんた、まさかうちのご飯が食べれないって言うの?」ピリッ

一方通行「違ェよ。だってよォ、三下酔っ払うとめンどォだからよォ」

御坂「あぁ、確かにそれはあるわね…」

一方通行「この前だって意味もなく『一方通行…てめぇ、この……そげぶっ!!』って」

一方通行「なンですか?なンですか!?なンなンですかぁ!?」

御坂「青春時代不幸のどん底だったからいろいろあるのよ。まぁ今は私とラブラブなんだけどね///」

一方通行(こいつなンかイラッとする)


御坂「ラブラブといえば、あんた打ち止めと一緒に住んでかなり立つけどそういう話聞かないわね」

一方通行「てめェはいったい俺と打ち止めになに期待してるンですかァ?」

御坂「まったく。あの子があんなにあんたに好意寄せてるのに、まったく。」

一方通行「あいつはあくまで妹か娘みたいにしか見れねェよ」

御坂「はぁ…あんなに可愛い子とひとつ屋根の下に住んでるのにもったいない」

一方通行「自分と見た目そっくり同じなの分かってていってるのかァ?」


30.
カランカラーン

佐天「ごめんなさい、いま戻りました。あっ、御坂さんも来てたんですね」

御坂「佐天さんいないからどうしようもなくて喉カラカラよぉ」

佐天「あはは、すみません。すぐに何か出しますね。何にします?」

御坂「カフェオレ頂戴。カフェオレ」

一方通行「俺もさっそく珈琲おかわりくれェ」

佐天「それにしてもなにやらお二人で楽しそうにお話してましたけどなに話してたんですか?」

御坂「こいつが打ち止めにいつになったら手を出すのかって話してたのよ」

一方通行「ばっ!テメェなに言ってやがる!?いやっ、違うからなァ?!」

佐天「確かにあんなに可愛い子と一緒に住んでて手を出さないとは…
   もしかして女の子に興味ないんですか!?」

一方通行「馬鹿かテメェは!女の子が好きに決まってんだろうがァ!!」

佐天・御坂「…ほぅ」

一方通行「ダァーッ、なンだ!なンだよ!なンなンですか!?」


御坂「いやぁ、やっぱり天下の一方通行さんも女の子が好きなんですねぇと」

一方通行「それが普通だろうがァ!ったく、俺としたことが乗せられて熱くなっちまった…」

佐天「じゃぁ打ち止めちゃんいいじゃないですか。一方通行さんの大好きな可愛い女の子ですよ?」

佐天「はっ!でも、放任主義とか嫌われたくないって言ってた…
   あれは打ち止めちゃんが好きだから!?」

佐天「つまり、一方通行さんは好きだけど手が出せない超億手だったんだよ!」

御坂「なっ、なんだってぇ!?」

一方通行「あんまりからかうんじゃねェ!」デコピンッ

佐天「あいたっ!」


31.
御坂「で、ノリで流したけど放任主義とかってなに?何の話?」

佐天「実はかくかくしかじか」

御坂「四角いムーブ…って、一方通行なんか変なドラマでも見た?」

一方通行「てめェも同じこと言うのかよ…」

一方通行「つーか、俺ァこの店の雰囲気と珈琲は気に入ってンだから
     マスターが一緒になって騒ぐンじゃねェよ」

佐天「ほぅ、そこまでこのお店気に入ってくれてたんですか。嬉しいですねぇ」ニコッ

御坂「いやぁ、仲が良いですねお二人さん。もういっそ付き合っちゃえば?」

一方通行「テメェはまたそれか…打ち止めといいどうしてェンだよ」

御坂「どっちも幸せにしなさいよ。男でしょうあんた」

御坂「もちろん告白はあんたからよね。『俺に毎日珈琲を入れてくれないか?』とか言って」

佐天「あはは、なんですかそれ。というか珈琲ならもうほぼ毎日入れてますし」

御坂「ん?」

一方通行「………」

佐天「?いや、だって一方通行さんほぼ毎日うちの店きて珈琲飲んでますから」

御坂「………あんた毎日きてんの?」ジーッ

一方通行「………アァ、ヤッパリココノコーヒーハウメェゼェ」ズゥーッ

御坂「あんたそれあたしのカフェオレよ…」

一方通行「………似たようなもンじゃねェか」

御坂「あんたマジで打ち止め泣かせたら旦那に頼んでそげぶよ。そ・げ・ぶ」ボソッ

一方通行「………」

佐天(私の喫茶店なのに私が空気過ぎる…)


54:0aF/FITg0
毎日きてンのかwwwwwwww



32.
カランカラーン

打ち止め「こんにちはー!って御坂お姉ちゃんにあなたもいたんだね、
     ってミサカはミサカはちょっとビックリ」

コンニチハー。
ホホゥ、ココガラストオーダーチャンオススメノオミセ
ナンカコワソウナヒトガカウンターニイルッテバヨ!

佐天「いらっしゃい。今日はお友達と一緒?」

打ち止め「素敵なお店だからみんなにも教えてあげたくて、
     ってミサカはミサカはお店をほめつつサービスを求めてみる」

一方通行「おい、あンまりずうずうしいこと言ってンじゃ…」

佐天「いいんですよぉ、打ち止めちゃんもうちの大事な常連さんですから」

一方通行「ワリィな…。打ち止め、ちゃンと礼言っとけ」

打ち止め「お姉ちゃんありがとう!ってミサカはミサカは惜しみない感謝を述べてみる!」


佐天「それじゃぁテーブルへご案内しますねえ」

スタスタスタスタ…

御坂「…んで?どうなのよ?」

一方通行「なにがだよ」

御坂「なにがって、そりゃうちの可愛い打ち止めと大事な友達がこの場に揃ったわけだけれども、
   正直どうなのかってことよ」

一方通行「めんどくせェ…なンで女ってのは何でもかンでも恋愛に結びつけたがンだァ?」

御坂「でもあんた実際毎日珈琲のみに通ってるじゃない」

一方通行「『ほぼ』毎日だ!つーかそれはここの珈琲が好きなだけだ、勘違いすンじゃねェ」

御坂「『佐天さんが淹れてくれるから』好きなんじゃないの?」ニヤニヤ

一方通行(三下ァ…今すぐここにきてこの女なンとかしてくれェ…)


57:0aF/FITg0
なんで忍者がいるんだよw



33.
アラ?アンタモウコーヒーナイジャナイ?オカワリシナサイヨオカワリ
ドウセテメェハソレミテニヤニヤスルンダロウガァ!?

佐天「あらあら、なんだかあっちが騒がしいわね」

打ち止め「お姉ちゃんとあの人が御免なさいって、ミサカはミサカは変わりに謝ってみる」

佐天「ほんと、打ち止めちゃんが一番しっかりしてるかもね」フフフ

佐天「よし、注文も取ったしちょっと待っててね?」


フタリトモモウスコシシズカニシテクダサイヨネ!
イヤッコレハレールガンノヤツガ
イイワケデスカ?
ゴ、ゴメンナサイ

友1「あ、あのカウンターの二人って超電磁砲の御坂美琴さんと一方通行さんでしょ?」

打ち止め「そうだよ、ってミサカはミサカは答えてみる」

友1「あたし初めて見たよ。凄い…本物だぁ」

友2「私達は見たことあるよね」

友3「一方通行さんは小中学のときの授業参観毎回来てたしねぇ」

友1「授業参観に!?なんかちょっと怖くな…あ、ゴメン」

打ち止め「いいっていいって、ってミサカはミサカはむしろあの顔が怖いのを肯定してみたり」

打ち止め「でもね、あの人はほんとにいい人なんだよ。
     私を守ってくれたほんとに大切な人、ってミサカはミサカは少し顔を赤くしてみる」

友3「打ち止めちゃんは大人だねぇ~」

友2「それじゃぁ、あのマスターのお姉ちゃんは?どういうつながりなの?」

打ち止め「あの人はライバルだよ…、ってミサカはミサカは闘争心を燃やしてみる」


66:0aF/FITg0
良いパパすぎるwwwwww

67:thj8jes30
すげー雰囲気いいなぁ
一方さん丸くなっちゃってまぁ・・・



34.
エェーッ?!ソレッテマサカ…
キャーッ

一方通行「ンだァ?打ち止め達やけに盛り上がってンなァ」

佐天「年頃の女の子が集まればまぁいろいろあるんですよ」

一方通行「そういうもンかァ?つーか、打ち止めもそンな歳かァ…いよいよ反抗期とか」

佐天「またその話ですか。私は相手は誰とかの方が気になりますけどねぇ」

一方通行「相手分かったらとりあえず面ァおがまねェとなァ」

御坂(たぶんあんた達の話だと思うけど…)


佐天「ご注文の品お持ちしましたよぉ、ちょこっとサービスつけといたからね」

打ち止め「ありがとう!佐天お姉ちゃん大好き、ってミサカはミサカは突然の告白をしてみる」

佐天「嬉しい事いってくれるじゃない。
   ところで、やけに盛り上がってたみたいだけど何の話してたの?」

友2「そりゃぁ、女ばっかり集まったらする話は決まってますよ」

佐天「あぁ、やっぱり?いやぁ、若いって良いわねぇやっぱり」

友3「あのぅ…えっとぉ」

佐天「佐天でいいわよ」

友3「あ、はい。えっと、佐天さんは好きな人とかいますか?」

友・打ち止め「!?」

佐天「あたしに好きな人?あはは、いないいない。あたしはお店が恋人、OK?」

友3「といいつつも、実は誰かいるんじゃないですかぁ?」

佐天「ん~、といってもねぇ。私、男っ気のない生活してるし」

友3「一方通行さんとかいるじゃないですかぁ~」

佐天「えっ?うぅ~ん、一方通行さんはどうだろうねぇ…」


72:TmJ8xsNHO
いいねえ

73:0aF/FITg0
友3やるな・・・



35.
佐天「あんまりそういうの意識したこと無かったなぁ」

友3「じゃぁ、改めて意識してみてどうですかぁ?」

佐天「そうね…」

佐天「ちょっと好きかも…ね」ニコ

佐天「まっ、この話はこの辺りにして後は若い人たちでごゆっくり」トテトテトテ


打ち止め「いきなりあんな質問するからビックリした・・・、
     ってミサカはミサカはあなたはKYなんじゃないかと疑ってみる」

友3「ヒドッ!いや、打ち止めちゃんがライバルなんていうから実際どうなのかと」

友2「打ち止めちゃん、KYは流石に言いすぎじゃ」

友1「友3は犠牲になったのだ…」

打ち止め「そうじゃない…」

友「?」

打ち止め「あの人が佐天お姉ちゃんを好きだからライバルって言ったけど、
     お姉ちゃんまであの人を好きって知らなかったの!
     ってミサカはミサカはちゃんと説明してみる」


77:WW55p6Q/P
大人の余裕に、んもうっ!ってなるんだよ!

78:thj8jes30
大人な佐天さんか・・・いいな



36.
友2「あっ・・・、そうだったの?あたしもてっきり」

友3「なんか悪いことしちゃったかな私」

打ち止め「ま・・・まぁ、大丈夫だよ。両思いのハンデくらい!こっちは同棲してるんだから!!
     ってミサカはミサカは開き直ってみる」

友1「そこに気づくとは…やはり天才か」

友2「友1ちゃんさっきからどうしたの?」

ラストオーダーチャン!ワタシタチミンナオウエンシテルヨ!
アリガトウミンナ!ッテミサカハミサカハユウジョウヲカクニンシテミル


一方通行「相変わらずあっちの席は騒がしいなァ」

御坂「佐天さんも一緒に話してたみたいだけどなんの話してたの?」

佐天「へ?あぁ、なんか打ち止めちゃんの友達に『好きな人はいますか?』って」

一方通行「…はっ、ガキ共がマセやがって」ズズゥーッ

御坂「へぇ、で?佐天さんはなんて」ニヤ

佐天「いないって言ったんですけどね。
   そしたら『一方通行さんはどうですか?』って言われちゃいました」

一方通行「ブフォッ!!」


85:TmJ8xsNHO
吹き出したw

86:MgyeSVJY0
大人だなぁ

87:0aF/FITg0
一方さんかわいすwwww
忍者は友1だったのかwww



37.
御坂(さすが打ち止めの友達、いい仕事するわ)

御坂「で?佐天さんはなんて答えたの?」

一方通行「おま・・・俺の目の前で普通に聞くンじゃねェ」

佐天「それもそうですね、一方通行さんがいるんで内緒です。ってことで」ニッ

一方通行(なっ、普段なら構わず言っちまいそゥなもンだが・・・
     ヤバイ、内緒にされるとちょっと気になるぜェ)

御坂(もんもんしてる!一方通行がもんもんしてるわ!!)ニヤニヤ

佐天「それこそ一方通行さんはいないんですか好きな人?」

一方通行「・・・あァ?俺は別にそンな奴いな・・・(って、超電磁砲まさか)」

御坂(私だってこんくらい空気読むわよ。別に言わないから安心しなさい)

一方通行(なンか逆に釈然としねェが、とりあえずありがとよォ)

佐天(二人が目で会話してる・・・え?まさかそうなの?)

佐天「え?お二人ってそうなんですか?」

一方通行「『そう』ってどゥ・・・いやいやいやいや、違うから絶対違うから」

佐天「でもなんか今目で会話を・・・」

一方通行「それはいろいろあってだなァ・・・おい、超電磁砲からもなンか言ってやってくれェ」

御坂「いや、もしあんたが打ち止めに欲情するような奴ならありえなくは・・・キャッ」

一方通行「キャッじゃねェ!!誰がテメェみてェなババアに欲情するかッ!!」


97:IaNmOxUsO
佐天さんに誤解されるような発言しちゃダメだよ一方さん…



38.
御坂「バッ・・・!?あんたババアってあたしはまだ全然若いわよ!!」

一方通行「結婚してるような奴はババアで十分だァ!」

佐天「二人とも店内では静かに!じゃぁ、誰なんですか?教えてくださいよ!」

一方通行「だからンなのいな・・・」

御坂「『いない』はたぶん通じないわよ。あんた嘘つくの下手だもん」

一方通行「・・・・・・」

一方通行「あァーッ分かったよ。いるよ!いますよ!ますけどなにかァ!?」

佐天「分かりやすく開き直りましたね」

御坂「ある意味潔いわ」

佐天「で?誰なんですか?」ジーッ

一方通行「うっ・・・」

佐天「・・・・・・」ジーッ

御坂(佐天さん素でやってんのかしら・・・ほんとこの二人は面白いわ)

一方通行「そ、そのうち教えてやらァ」

佐天「えぇ、今教えてくださいよ!」

御坂(逃げたわね)

一方通行「いろいろこっちにも都合ってもンがなァ」

佐天「・・・そうですか、まぁそれじゃぁ仕方ないですね」

一方通行「まァ、そのうち教えてやるからよォ」

佐天「それじゃぁ、その時に私もさっきの内緒の答えを教えましょう」

一方通行「別にそンな交換条件みたいなもンつけなくても俺ァ・・・」

佐天「いいえ、駄目です!私だけ教えてもらうんじゃフェアじゃありません!約束です!」


101:P30OYbTn0
ニヤニヤ

104:IaNmOxUsO
佐天さんは一方さんの気持ちに気づいてるんじゃないか
とんだ悪女だぜ…

105:WW55p6Q/P
一方通行みてェな悪党の隣にゃ悪女が似合うってなァ!

106:>>1
違うよ、佐天さんは純粋だから素でこれなんだよ

108:IaNmOxUsO
>>106
天然のほうが怖い…だがそれがいい



39.
一方通行「はァ・・・そうしたいンなら勝手にそうしろォ」

佐天「勝手にじゃなくて約束ですからね。絶対なんです」

御坂「もしよかったら私もその時呼んでよ。凄く面白そう」

一方通行「絶対ェに来るんじゃねェ!テメェは家で旦那と仲良くしてやがれ」


御坂「と、いつの間にかこんな時間じゃない」

佐天「ホントだ、もうすぐ閉店時間。ぜんぜん気づきませんでした」

一方通行「それじゃぁ、俺等はそろそろ帰るかァ・・・打ち止めェ!帰ンぞォ!!」

打ち止め「ねぇ、女の一人歩きは危ないから友達家まで送っていって、
     ってミサカはミサカはお願いしてみる!」

一方通行「あァ?メンドクセェ・・・テメェら家どこだァ?しかたねェから送ってやンよ」

打ち止め「素直じゃないね、ってミサカはミサカは呆れてみる」

一方通行「うるせェ」


御坂「それじゃぁね、佐天さん。一方通行来たときは連絡頂戴。すぐ駆けつけるわ!」

一方通行「お前はホントに自重しろ・・・ンじゃぁな、また珈琲のみに来るからよォ」

打ち止め「バイバイ!佐天お姉ちゃん!、ってミサカはミサカは元気に手を振りながら別れを惜しんでみる」

友達「今日はごちそうさまでした!」

>>1「すっかり長居しちゃってすみません」


佐天「皆さん、また来てくださいね!!」


113:IaNmOxUsO
>>1はまだいたのかw

111:IaNmOxUsO
出番がないんだよ
期待してるんだよ

116:0aF/FITg0
>>1まったくあいてしてもらってないのに閉店までいたのかよwwww

121:WW55p6Q/P
>>116
一人静かにコーヒー飲みながらSSでも書いてたんじゃね



40.
カランカラーン

佐天「いらっしゃ・・・って初春か」

固法「あら、初春さんこんにちは」

初春「固法先輩こんにちは。というか佐天さん、『初春か』とはずいぶんな挨拶ですね」

固法「初春さん、今日はお店の手伝い?」

初春「いえ、今日は久しぶりにただのお客さんとして来店しました」

佐天「鞭だけじゃ長続きしませんからね、今日はアメをあげる日なんです」

固法「あらあら、しっかりしている飼い主ね」クスッ

初春「飼い主って何ですか!犬ですか!私犬なんですか!?」

佐天「まぁまぁ初春そう怒らないでさ。とりあえずチョコレートケーキでも食べる?」

初春「もう!ケーキなんかじゃごまかされませんよ!」

佐天「そう?残念だなぁ、普段の感謝をこめてケーキはサービスしようと思ったのに」

初春「え?」

佐天「初春うちのチョコレートケーキおいしいって言ってたから頑張って会心のできの作ったのにな」

初春「え?え?」

佐天「まぁ、初春がそんなに食べたくないならしかたな」

初春「せ、せっかくの佐天さんのご好意を無駄にできないですからね!やっぱり頂きます!」

固法「餌付けはもう完璧ね」


41.
初春「ほぅういえば、固法せんふぁいは今日はうぉやしゅみですか?」モグモグ

固法「食べてから喋りなさい・・・
   いえ、今昼休みだからちょっと休憩に来たのよ、もうすぐしたら帰るわ」

佐天「やっぱり会社勤めは忙しそうですね。私はこんな仕事なんで気ままにやってますけど」

固法「そうでもないわよ?仕事はやりがいあるしいろんな人と関わる中で興味を引かれる毎日よ」

初春「ゴックン。ひゃー、なんだか出来る女って感じですね」

固法「うふふ、ありがとう」

固法「実際楽しくやってるわよ。でもなんといってもあの会社の一番いいところはね」

佐天「いいところは?」

固法「近くにこんなに素敵な喫茶店があることかしらね」

佐天「固法先輩って何気に天然ジゴロですか?」

固法「ホントのことだもの。初春さんもそう思うでしょ?」

初春「ふぉでふね。このけーふぃもおいふぃいでふふぃ」モグモグ

佐天「初春・・・ちょっと何言ってるか分からない」

初春「うっ・・・んんっゴクン!
   まぁ、最初は佐天さんが喫茶店ってギャグで言ってるのかと思いましたけどね」

固法「お店始めたばかりのころはかなり茶化されてたものね佐天さん」

佐天「おかげさまで今じゃすっかり通称『サテンさんの喫茶店』ですよ・・・ハァ」

固法「いいじゃない?『サテンさんの喫茶店』可愛いわよ?」

佐天「私はもっと可愛い感じじゃなくて大人な感じのお店にしたかったんです!」

初春「それだと喫茶サテンもどうかと思いますけど」

佐天「どうせ私にはセンスがないですよ・・・」

固法「初春さんのせいで佐天さん凹んじゃったじゃないの」

初春「お店の名前に関しては佐天さん本当に打たれ弱いですね」


42.
佐天「いきなりですけど、名前といえばですね」

固法「うん」

佐天「私、最初『固法』って『こっぽう』って読むと思ってたんですよ」

固法「うん・・・え?」

佐天「いや、だから骨法だと思ってたんです」

初春「なんですかそれ。カッコイイですね」

固法「ちょっと佐天さん?なんで私がそんなマイナー格闘技みたいな名前なの?」

佐天「(あれ?なんだか静かな怒りが見える)あ、いやっ、すみません。忘れてください」

固法「九鬼神伝流とか無刀骨法流だと思ったの?」

佐天「ホントにすみませ・・・って、なんだか詳しいですね」

固法「――ッ!?昔同じこといわれてからかわれたから調べたのよ!!」

初春「この様子だとだいぶ弄られたみたいですね」

佐天「なんだかほんとにすみませんでした」


固法「ふぅ・・・ちょっと熱くなりすぎちゃったわね」

初春「そういえば固法先輩、休憩時間っていつまでなんですか?」

固法「え?あっ、そろそろ休憩時間終わりだわ」

佐天「あちゃー、なんだか最後に変な話題ふっちゃって悪かったですね」

固法「いいのよ。こういう空気も含めてここが好きなんだから」

佐天「休み時間だけじゃなくて会社が休みの日とかにゆっくりきてくださいね」

初春「骨法さんさよーなら」


23:dO01vRGu0
初春……無茶しやがって……

25:MDr9FvXQ0
初春wwwww



43.
初春「な・・・殴られました」グスッ

佐天「いや、今のは初春が悪いでしょ。どう考えても」

カランカラーン

禁書「るいこー、来たんだよ!」

佐天「おっ、いらっしゃーい」

禁書「るいこ!アップルタルトを迅速に用意するんだよ!」

佐天「はいはい、ちょっとまっててね」

初春「今日は一人で来たんですか?」

禁書「そうなんだよ。たまにはとうまと短髪を二人っきりにしてあげようと思って」

佐天「偉い!タルトちょっとサービスしてあげる!」

禁書「たまには空気読んでみるもんなんだよ!!」

佐天「いやぁ、てっきり魔術書は読めても空気は読めない子だと思ってたけどやるときはやるね」

禁書「えへへへ、タルトサービスの上に褒められて今日はホントにいい日かも」

初春「今のは褒めてないと思いますけど・・・」

佐天「いやぁ、御坂さんと上条さん二人っきりか。イチャイチャしてるんだろうなぁ」

禁書「短髪は御坂じゃなくてもう上条なんだよ」

佐天「うん。そうなんだけどね・・・なんというかこう、御坂さんは御坂さんというか」

初春「あぁ、なんとなく分かります。
   付き合いが長い分美琴さんって言うのも今更恥ずかしい感じがするんですよね」

禁書「そういうものなのかな?」


44.
佐天「ところで御坂さんにはなんとなく聞きづらかったから今まで聞かなかったんだけど」

佐天「御坂さん達って家ではどんな感じなの?」

禁書「短髪たちは基本私がいてもイチャイチャしてるんだよ」

初春「結婚してから素直と言うか欲望に忠実になりましたよね、御坂さん」

禁書「基本とうまは短髪の膝枕だからね。見てるこっちが恥ずかしいかも」

佐天「その空間で一緒に住んでるのが十分凄いと思うけど」

禁書「私だって最初は迷惑だろうしイギリスに帰ろうかとも思ったんだよ!」

禁書「でも私は学園としに来てから記憶のほうが長いから殆どこっちのほうが故郷みたいなものだし」

禁書「そこで最初は小萌のところに転がり込もうと思ったんだけどね」

禁書「短髪がこのまま一緒に住んでもいいんじゃない?
   って言ってくれたからお言葉に甘えさせてもらってるんだよ」

初春「御坂さんは昔と比べるとホントに余裕が出てきましたよね」

佐天「普段は『大食らいがついてきて困った』とか言ってるけど照れ隠しなのかもね」

禁書「大食らいは失礼かも!
   とうまも『インデックスはホントによく食うな』ってないて喜んでるんだよ!」

佐天(食費がやっぱりきついのかな・・・)


35:TBifTTGJ0
このタルトのお金は誰がだしてるんだろうな・・・

38:TBifTTGJ0
そりゃぁ結婚するんでうちの居候を預かっといてくださいなんて恩師にいえないよな・・・



45.
カランカラーン

一方通行「よォ・・・ってテメェいやがったのか」

禁書「あたしがいちゃいけないのかな!」

佐天「今日もいらっしゃい。珈琲出しますから座っててくださいよ」

一方通行「はいよォ。にしても今日は花女もいて愉快だなァ」

初春「花女っていうの止めてくださいっていつも言ってるじゃないですか!」


一方通行「それにしてもお前が一人できてるなンて珍しいなァ」

禁書「今日はとうま達を二人っきりにしてあげようと気を使って一人で来たんだよ」

一方通行「おいおい、勘弁してくれよ。洗濯してきたってのに今日は雨ですかヵ?」

禁書「その言い草はあんまりかも!」

佐天「あんまりいじめちゃ駄目ですよぉ?」

一方通行「打ち止めと違ってこいつは中身がまだガキだからおもしれェンだよ」

禁書「打ち止めに相手にされないからってあたしに突っかかってくるのはどうなのかな」

一方通行「相手にされねェ訳じゃねェよ。只、からかっても余裕でスルーされンだよ」

禁書「その言い草だとあたしには余裕がないみたいに聞こえるんだよ!」

佐天「たぶんそういってるんだと思うよ」

初春「というかこうしてみても余裕は感じられませんね」

禁書「るいことかざりはあたしの味方だと思ったのに酷いんだよ!!」


41:C2UDKI3P0
みんな仲良しすなぁ

46.:G+slREO60
なにこのほのぼのww



46.
一方通行「昔は打ち止めも可愛かったンだぜェ」

一方通行「ちょっとからかうとピーピー喚いてきてよォ」

一方通行「それが最近じゃいまいち反応が薄くてよォ・・・」

佐天「この前もそうでしたけど最近ほんとに一方通行さん娘が思春期のお父さんみたいですよ」

禁書「こんな弱ってるところ見せられるとちょっとくらいならからかわれてあげてもいいかも」


一方通行「にしてもあの夫婦が今二人っきりねェ・・・あんまり想像したくねェな」

佐天「何でですか?微笑ましくないですか?」

一方通行「だからだよ。俺ァ甘ったるいのは苦手でなァ・・・この珈琲みてェに苦いほうがいい」

初春「苦い夫婦ってどうかと思いますが」

禁書「でも普段から一緒にいる身としてはあの空気は毒みたいなものなんだよ」

佐天「インデックスさんもいい人見つけてあの二人に見せ付ければうまいこと中和されるんじゃ」

禁書「自分で言うのもなんだけどそんな人のあてなんてないんだよ・・・」

一方通行「というかテメェみてェな底なし胃袋養える奴なんて滅多にいねェだろうよ」

初春「一方通行さんなら余裕で養えるんじゃないですか?」

一方通行・禁書「断固拒否する(んだよ)」

佐天「おぉ、息もぴったりじゃないですか」

一方通行「・・・からかうンじゃねェ」


49:TBifTTGJ0
佐天さんのツンデレめ



47.
禁書「というか人のことばっかり言ってるけど皆はいったいどうなのかな!?」

一方通行「はァ?」

禁書「皆からだってこれと言って春な話題を聞いたことがないんだよ!」

佐天「まぁ確かに人のこと一方的に言えるような状況じゃないね」

初春「私なんて研究所勤務だから出会いもないし春なんてまだまだですよ・・・」

一方通行「頭の上は年中お花畑で春真っ只中って感じだけどなァ」

一方通行「まァいいじゃねェか。三下夫婦みてェなのが増えてもしょうがねェ」ズズーッ

禁書「あたしは別に一緒に住んでない限りは増えても気にしないんだよ」

初春「というか話の種としても一人くらい浮いた話ないんですか?」

佐天「あっ、そういえば一報通行さん好きな人いるって言ってましたよねこの前」

一方通行「ンボッフォッ!!」

禁書「それは初耳なんだよ!というかるいこはなんでそんなこと知ってるの?」

佐天「ふふふ、この前御坂さん達と一緒に話したとき教えてもらっちゃったんです」

初春(というか普段の感じからしてそれって佐天さんなんじゃ)

佐天「そのうち教えてくれるって言ってましたけど今日とかどうですか?」

一方通行「なンでコイツらがいるところで、
     しかも話の種提供するために言わなきゃらないんンすかァ!?」

禁書「ふぅ、一方通行は空気が読めないんだよ」

一方通行「よォし、テメェの関節を今この場で倍に増やしてやンよォ」


48.
佐天「なーんて、冗談ですよ。
   一方通行さんが自分でいう気になるまで詮索なんてしませんから安心してください」

禁書「というか相手が分からなくてもそのネタだけでニヤニヤが止まらないんだよ」ニヤニヤ

一方通行「そォかい・・・テメェはそンなに360度稼動式関節人間になりてェのか?」

禁書「・・・そんな安っぽいおもちゃみたいな関節流石にいやかも・・・」

初春「あのぉ~、一方通行さん・・・」ボソボソ

一方通行「ンンッ?なンだァ?」

初春「もしかして一方通行さんの・・・その好きな人って佐t」ガシッ
一方通行「残念だァ・・・俺ァ残念だぜ花女ァ・・・」ボソボソ

一方通行「俺ァテメェのその頭の花はなンだかンだ珍妙で
     愉快だから気に入ってたンだがなァ・・・」ボソボソ

一方通行「まさかそれを俺の手で散らさなきゃならねェ日が来るとはなァ・・・」ボソボソ

初春「ふおおおおおっ!?ふぇじょいじげじゃlkづふぉうぇ!?」フゴフゴ

佐天「どうしたんですか?急に初春にアイアンクローなんてかけて?」

一方通行「・・・いや、あンまりにもこいつがアイアンクローしやすそうな面ァしてたからついなァ」

佐天「へぇ~。初春今度私もやっていい?」

初春「ぜ、絶対に嫌です・・・」フーッフーッ

一方通行「(やりすぎたかァ?)・・・悪ィ大丈夫かァ?ちィとやり過ぎちまった」

初春「いえ、なんの・・・これしき」

一方通行「まァなンだ・・・これもテメェが急におかしなこと言いやが―」

初春「でもあのアイアンクローは肯定したと思っていいんでs」ガシッ


49.
初春「ゴメンナサイ。話が進まないですちょっと待って下さいゴメンナサイ」

一方通行「分かってる。最後の言葉なら聞いてやるから言ってみろォ」

一方通行「頭の花の心配はしなくていいからなァ。打ち止めがちゃんと鉢植えで育ててくれる」

初春「水はちゃんと朝と夕方の2回・・・って違います!そうじゃありません!」

初春「さっきの話でしたら絶対人には言いませんから!むしろ応援します!」

一方通行「あァ?」

初春「佐天さんは私の大事な親友です。もちろん幸せになってもらいたい」

初春「一方通行さんならなんだかんだ優しいですし佐天さんを幸せに出来ると信じてますから」

一方通行「花女・・・テメェ」

初春「それにこれから喫茶店で仲を進展させようとがんばる
   一方通行さんが見れると思うと面白いじゃn」ガシッ


初春「まっ、まぁ・・・冗談はさておき応援してますからがんばって下さい」

一方通行「・・・俺ァ別に佐天さンのことが好きとかじゃねェが」

一方通行「まァテメェがそういう勘違いをしてるンならしょうがねェ」

一方通行「あくまで佐天さンのことが好きとかそういうわけじゃねェが」

一方通行「テメェがそンなに応援したいってンなら勝手にすりゃァいい」

一方通行「もしかしたらテメェのよけェな手助けの過程で
     偶然にも佐天さンを好きになるとかそういうのがあるかもしれねェが―」

初春「も、もういいです!ニヤニヤが止まらなくなるから止めてください!」


66:F8f/TPpkP
一方さん必死だなwwwww

67:TBifTTGJ0
かわいすぎるwwwwwwww



50.
佐天「で?もう内緒話は終わった?」

初春「あ、はい。もう大丈夫です」

一方通行「なンだか一気に喉が渇いてきやがった。
     珈琲のおかわりとこの花女になんか好きなものやってくれ」

初春「いいんですか?」

禁書「かざりばっかりずるいんだよ!」

一方通行「よし、テメェにも好きなもの頼みやがれェ!俺が奢ってやらァ!!」

禁書「るいこ!とりあえずめぼしいものは全部貰うんだよ!!」


禁書「このホットケーキおいしいんだよ!こっちのケーキもおいしいんだよー!」ガツガツ

佐天「あはは、凄い食べっぷり」

一方通行「おい、食うのはいいが店の雰囲気ぶち壊すんじゃねェ」

禁書「一方通行のお店じゃないのに注意されるのはちょっと納得いかないかも」

一方通行「テメェ、今食ってるものは誰の支払いだと思っ―」

佐天「それじゃぁ、私からもお願いするからもうちょっとだけ静かにしてもらってもいいかな?ね?」

禁書「るいこに言われちゃ聞かないわけにはいかないかも」

一方通行「・・・なンですかァこの差は?」

佐天「叱る訳じゃなく優しく注意するのも時には必要ってことですよ」


69:bGwseVBA0
イムホテップさん少しは自重しろwww

71:TBifTTGJ0
インターナショナルさんはイギリスへ輸送しろwww



51.
一方通行「そういうもンですかァ?」

禁書「むぅー、なんだか子ども扱いされてるみたいで心外かも!」

一方通行「実際ガキじゃねェか」

初春「それじゃぁ一方通行さんと佐天さんはお父さんとお母さんですね」

一方通行「おまっ!急になに言っちゃって―」

佐天「あはは、確かにそんな感じだねぇ」

一方通行「―るンですかァ・・・って、ン?」

佐天「え?私何か変なこといっちゃいました?」

一方通行「え?あァ・・・いや、別になンでも・・・ン、なンでもねェ」

一方通行(よくよく考えりゃ軽い冗談みたいなもンじゃねェか・・・俺が過剰反応しすぎだよなァ)

初春(佐天さん反応薄いですね・・・もうちょっと動揺してもいいと思ったんですが)

初春「ほんとに一方通行さんは何に動揺しちゃったんでしょうねぇ?」

アァ?アタマニハナサイテルブンザイデオレヲカラカウツモリデスカァ?
チョッ!?ハナヲヒッパラナイデクダサイヨッ!!

ヒトガシズカニタベテルノニサワガナイデクレルカナ!!
テメェニダケハイワレタクネェ!!


佐天「お父さんとお母さん・・・か」

初春「ん?佐天さん何か言いました?」

佐天「ううん、何も言ってないよ」ニッ


52.
カランカラーン

上条「こんにちはー、ってインデックスここ来てたのか!?うおっ、一方通行まで!」

御坂「さすが毎日来てるだけあるわね・・・」

一方通行「なンですかァ?俺がいちゃ悪いンですかァ?」

佐天「あらら、今日は知り合いがよく集まる日ですね」

禁書「せっかく二人きりにしてあげたのにそっちから来たんじゃ意味がないんだよ!」

初春「上条さんお久しぶりです」

佐天「今日は二人きりでデートだったんですか?」

御坂「ええ。この子が珍しく二人きりで出かければ?って勧めてくれたからねぇ」ナデナデ

禁書「うぅ、珍しくは余計じゃないかな?」

佐天「あはは、照れてる照れてる」

上条「それで今帰るところだったんだけどちょうど通りかかったから寄らせてもらったんですよ」

一方通行「平日にデートとはいいご身分だなァ、おい」

上条「毎日喫茶店通ってる奴に言われたくねえよ」

一方通行「俺ァいいんだよ。研究所の実験やらに協力するのが仕事みてェなもンだから普段暇なンだ」

上条「お前のほうが十分いいご身分じゃねえか。
   上条さんは普通に会社勤めで毎日くたくたなんですよ・・・」

一方通行「普通じゃねェだろ。
     裏で厄介な事件起きるたびに借り出されやがって・・・特命係長かテメェは」

上条「そんな不幸ももう慣れっこですよ・・・。
    まぁ実は今日もそんな厄介ごと解決したご褒美休日みたいなもんなんだ」

一方通行「どォでもいいがあンまり無茶して超電磁砲泣かせるンじゃねェぞ。
     うちのクソガキも悲しむだろうからなァ」

上条「お前はほんとに素直じゃないけどいい奴だなぁ」


53.
ハァ?ダレガスナオジャネェッテ?
ハイハイカミジョウサンハワカッテルカライインデスヨー

御坂「あっちは男同士でなんだか盛り上がってるみたいね」

佐天「仲良いですよねあの二人。ところで注文どうします?」

御坂「お店にきといて悪いけど今日は注文はいいわ。
   ちょっと覗いていこうかと思ってただけだったし」

禁書「なにかおいしいもの食べてきたのかな?」

御坂「少なくともアンタほどは食べてないわ・・・支払いどうするのよそれ」

佐天「あぁ、これは一方通行さんの奢りなんですよ」

御坂「そうなの?あとでお礼いっとかないとね」


初春「それにしてもこれだけ集まるのもホント久しぶりですね」

御坂「あとは黒子でもいればほんとに昔に戻ったみたいなんだけどね」

佐天「白井さんは今日は普通に仕事でしょうね」

禁書「皆暇すぎるんだよ。もっとくろこを見習うべきかも」

初春「・・・え~と」チラッ

佐天「・・・これは」チラッ

御坂「つっこんでいいのよ。本人もたぶんつっこみまちだから」


54.
禁書「とうまー!短髪たちがいじめるんだよ!」

上条「いや、途中から聞いてたけどしょうがないだろ」

一方通行「ニートのシスターとか笑えねェぞ」

禁書「ニートじゃないんだよ!これでも『必要悪の協会』所属のシスターなんだからね!
   それなりにやることはしてるんだよ!」

一方通行「そォなのかァ?」

上条「いや、俺は知らない」

禁書「ひーどーいんだよー!!」


御坂「こんなの一日いて大変だったでしょ佐天さん?」

佐天「いえいえ、そんなことないですよ。むしろおかげさまで楽しかったです」

上条「でも実際一人で喫茶店やってるんだから偉いよな。
   上条さんはどっかのシスターにも見習って欲しいんですよ」

禁書「とうまはまだ言うのかな」

御坂「というかさ、一方通行。
   アンタどうせ毎日来てるんだし暇なんだからお店手伝ってあげたらいいんじゃないの?」

一方通行「・・・なンでそうなった?」

初春「いいじゃないですか!毎日手伝いにこれない私よりぜんぜん一方通行さんのほうがいいですよ」

一方通行「いや、だから何でそォいう話に・・・つーか俺等が勝手に決めてもしょォがねェだろォが」

佐天「私も手伝ってくれるなら嬉しいですよ?」

一方通行「!」

御坂「それじゃぁ本当に手伝ってもら―」

佐天「でも、恥ずかしながらうちそんなにお客さん多くもないですから
   あんまりお仕事ないんですよね」

一方通行「・・・ほ、ほらなァ?お前ら勝手に突っ走って話を進めすぎなンだよ」


55.
初春(御坂さんいいアイディアだと思ったんですけどね・・・)

御坂(ちょっと先走りすぎたかしら?)

佐天「でも、もしよかったらお店に来てくれているときでいいから」

一方通行「ン?」

初春(ん?)

御坂(これは?)

佐天「ちょっとしたこと手伝ってもらえたりしたら・・・嬉しいですね」

一方通行「へァ?」

初春(おぉ!やった!やりましたね一方通行さん!)

御坂(へァってウルトラマンかアンタは)


94:6TA6PVJW0
あのTシャツはこの為か

95:nbE6bArKO
ウルトラマンwww



56.
佐天「というわけで、どうですか?」

一方通行「あァ・・・ま、まァいいンじゃねェか?
     変わりにうまい珈琲でも貰えりゃいくらでも手伝ってやらァ」

御坂「さて、そうと決まればアンタの働く姿をからか…見る為に今度からちょくちょく通わないとね」

一方通行「なっ!テメェなに考えてやが―」

初春「御坂さんズルイですよ!私も来るときは誘ってください!」

一方通行「テメェらあああああぁ!!」


上条「なんかあっちは盛り上がってるな」

禁書「たぶん鈍いとうまは入れない話なんだよ」


佐天「とりあえず一方通行さんのエプロンはこっちで用意しておきますね」

一方通行「俺もエプロンするのかァ?」

御坂「当たり前でしょうが」

佐天「手伝ってもらうからにはもううちの従業員ですからね!
   おそろいのエプロンしてもらいますよ!」

一方通行「おそろ・・・まァしかたねェなァ」

初春(心なしかおそろいでちょっと表情が緩みましたね)


57.
御坂「それじゃぁ面白・・・これからのお店にくる楽しみも出来たし今日はそろそろ帰ろうかしらね」

上条「あら、もうこんな時間ですか。インデックスも帰るぞ」

禁書「今日はいっぱい食べたんだよ。一方通行ご馳走様なんだよ!」

上条「一方通行の奢りだったのか。なんだか悪いな。
   代わりと言っちゃなんだがこれから家よってかないか?」

一方通行「たまには悪くねェがそろそろクソガキが帰ってくる時間なンでな。
     つーわけで俺も帰るわァ」

佐天「皆さん帰っちゃうんですか。また来てくださいねー。
   一方通行さんエプロン用意して待ってますからねー」


初春「皆さん帰っちゃいましたね」

佐天「初春はこの後どうするの?」

初春「佐天さんが暇なら一緒にご飯でも食べません?そろそろお店も終わりの時間ですよね?」

佐天「お!それじゃぁ今から行っちゃおう」

初春「え?閉店時間までもう少し時間ありますよ?」

佐天「いいのいいの。どうせこんな時間からお客さんもう来ないだろうし」

初春「でも・・・」

佐天「ここは私のお店だから私がルール!オーケー?」

初春「ふふっ、佐天さんは相変わらずですね」

佐天「それじゃぁ決まりね!ちょっとまってて」

タッタッタッタ ガチャッ

クルッ


【CLOSED】


>>1「あれ?まだ営業時間内のはずなのにもう終わってる・・・」


101:TBifTTGJ0
一方通行「いらっしゃいませェ」ニタァ



58.
カランカラーン

佐天「いらっしゃーい、空いてる席ならどこでもいいですよー?」

浜面「いや、ちょっと待ち合わせを・・・ちょうど目の前のカウンターにいるそいつと」

絹旗「おっ、やっと来ましたね浜面。人のこと呼び出しといて遅れてくるとは超いい度胸ですね?」

浜面「悪ぃな。ちょっといろいろあって」

佐天「待ち合わせでしたか。それじゃぁ、隣の席どうぞー」

絹旗「で?わざわざ呼び出して何のようですか?愛の告白となから超NGですよ?」

浜面「違ぇよ!!」

絹旗「ぬっ・・・全力で否定されるとそれはそれで傷つくんですが・・・」シュンッ

浜面「あっ・・・なんだ、その・・・すまん」

絹旗「って、なにマジになってるんですか?この程度の演技でマジになるから超浜面なんですよ」

浜面「テメェ!・・・いや、いい。お前に全力でつっかかってく元気もでねぇ・・・」

絹旗「あら?思ってたよりも超弱ってますね?」


浜面「実は・・・滝壺とちょっとケンカを―――」

絹旗「ずばり原因は浜面ですね」

浜面「いや、せめて俺の話を最後まで聞い―――」

絹旗「ぶっちゃけ滝壺さんからケンカをふっかけるなんて超想像できませんし、
   どうせ浜面がデリカシーの欠片もないことしたに決まってます」

浜面「・・・・・・・・・」

絹旗「ありゃ?超図星ですか?」


59.
浜面「あぁ・・・うぅ~ん、いやっ。今回は一概に俺が完璧に悪者ともいえない・・・と、思う」

絹旗「まぁ、それを判断するのは浜面じゃなくて私の客観的な視線に超任せてもらいましょうか。
   なので、まずは原因を言ってみてください」

浜面「・・・よし、分かった。えぇっとだな、二人で共有して使ってるパソコンがあるんだがな」

浜面「普段隠している丸秘フォルダをあやまってデスクトップに放置しちまってそれを滝壺に・・・」

絹旗「見られたと・・・、で?」

浜面「え?」

絹旗「いや、だからフォルダを放置して滝壺さんに見られた・・・それでどうしたんですか?」

浜面「いや、それだけだけど?」

絹旗「は?」

浜面「は?ってそりゃないだろ。これでもコッチは一大事なんだぞ?」

絹旗「・・・私はそんな超くだらない理由のケンカの相談に乗るために
   わざわざ休日を潰したというんですか・・・」

浜面「止めて・・・お願いだからそんな目で見ないで・・・。素で凹むからやめて」

絹旗「はぁ・・・。で?どんなフォルダですか?」

浜面「はぁ!?大体ケンカするようなフォルダの中身なんて分かるだろ!
   ・・・わざわざ言わなきゃ駄目?」

絹旗「『わざわざ』はコッチの台詞です。
    来てやったんですからそれくらい知る権利はあると思いますが?」

浜面「ぐぬぬ・・・」

絹旗「ほら?どうしました?言えないほどの代物なんですか?」ニヤッ

浜面「・・・さ・・・さん」

絹旗「え?何ですか?聞こえませんでした」

浜面「うさぎさんだよ・・・うさぎさんフォルダだよ!!バニーガールですよ!!悪ぃかよ!!」

佐天「クフッ!!」

浜面「・・・・・・・・・」

佐天「くふっくくくっ・・・うさぎさ・・・あっ」

浜面「・・・・・・・・・うぅっ」プルプル

佐天「いやっ、ええっと、その・・・・・・・すみません」

絹旗「いや、いいですよ笑ってやって下さい。この浜面が超馬鹿なだけですから」


60.
佐天「いやぁ、盗み聞きするつもりじゃなかったんですけど・・・本当にすみません」

絹旗「というか、カウンター席に座ってるのに聞くなって言うほうが無理ってもんですからね」

浜面「お前がカウンター席で待ってなんているからじゃねぇか!」

絹旗「超遅れてきた浜面にそんなこと言われたくありませんね?」

浜面「くそっ・・・何も言い返せねえ」

絹旗「というかこの際マスターも一緒にこの超お馬鹿な浜面の話を聞いてやってください」

佐天「え?いいんですか?」

浜面「ちょっ、絹旗お前何言って―――」

絹旗「こんな馬鹿な相談私一人じゃ疲れるんですよ。
   それともうさぎさんフォルダの存在以上に聞かれたくないことがまだあるんですか?」

浜面「いや、別にそれ以上ヤバイことなんてねえけど――」

絹旗「それじゃぁ、決まりです。もはやこの決定は覆りません」

佐天「いやぁー、実はお客さんの悩み相談とか憧れてたんですよ。マスターとして」

浜面「畜生・・・このマスター案外ノリノリだ」

絹旗「あぁ、ドラマとかでありますね。
   悩んでる人に珈琲とかスッと出したりする超しぶいマスターとか」

佐天「そうそう!まさにそういう感じの。
   まさか実際そんな機会が回ってくるとは・・・、喫茶店やってみるもんですねー」

絹旗「よかったですね浜面。浜面でもこのマスターさんのお役に立てましたよ」

浜面「俺はいらぬ恥をかいただけな気もするんだがな・・・」

絹旗「でもよりによってマスターのはじめて相談がうさぎさんフォルダとは・・・
   それに関しては浜面超謝るべきですよね」

浜面「俺はいらぬ恥かいた上に謝らないといけないのか!?」


61.
佐天「いやいや、私には全然謝ることありませんよ」

浜面「で、ですよねー。よかったマスターは話の分かる人で――」

佐天「だってその謝罪の言葉を向ける相手は私じゃないじゃないですか」

浜面「え?」

佐天「『ごめんなさい』は私にじゃなくて・・・家に帰って彼女さんに言ってあげるべき言葉ですよ」

浜面「うっ・・・」

絹旗「うさぎさんフォルダが原因の喧嘩なのに早速いい話っぽい空気にするとは・・・
   さすが喫茶店のマスターは違いますね」

浜面「・・・いや。でも、そんなに悪いことなのか?」

浜面「確かに滝壺がいるのにうさぎさんフォルダなんてこそこそ隠すようなマネはしてた・・・
   でも、これってそんなに悪いことなのか!?俺はそんな酷いことしたのか!?」

絹旗「うわー・・・浜面、うわー」

浜面「だからそんな目で俺を見ないでくれ!」

絹旗「はぁ・・・、まったく。せっかくマスターがいい感じのこと言ってくれたのに・・・
   マスターもバシッと言ってやっていいですよ。
   超ガツンと言わないとこの馬鹿は分かりませんから」

佐天「うぅ~ん、そうですね。
   それじゃぁ言いますけど、別にうさぎさんフォルダ自体は悪くないんじゃないですか?」

絹・浜「「え?」」

佐天「男の人ならそういうのの一つや二つ何かしらあるものだと思うんですよね。
   私はその滝壺さんって人は知りませんけど、そういうの厳しい方なんですか?」

浜面「いや、そんなに厳しいほうじゃない・・・とは思う」

絹旗「と言うか、むしろまったく気にせず持ち前の超天然で受け入れそうですね、滝壺さんですから」

佐天「そんな方なら尚更うさぎさんフォルダくらいで怒らないと思いますよ私は」

浜面「でも実際こうして喧嘩になって――」

佐天「そのフォルダが見つかってから何か言ったりしてませんか?」

浜面「何かって・・・まぁ言い訳くらいはしたけど。
   そんなフォルダ見つかってどうどうとしてられる訳もないだろ」

佐天「それじゃないですかね?」


62.
浜面「それって、言い訳が?」

佐天「たぶんですけどね。結構言い訳したんじゃないですか?」

浜面「そりゃあんなフォルダ見つかって
   恥ずかしいわ情けないわでとにかく必死に言い訳したけど・・・」

絹旗「一応、情けないとは思ってるんですね・・・
   なんだか浜面が少しはまともなんじゃないかと思えてきました」ホッ

浜面「お前の中で俺ってどんな評価されてたんだよ・・・」

絹旗「すれ違う女の人はとりあえずバニーさん姿を想像する位には超病んでるのかと」

浜面「俺普段そんなことしてるように見える!?ていうかマスターちょっと引いてるじゃねえか!!」

佐天「あっ・・・すみません。想像以上のうさぎさんマニアだったみたいなんでつい」

浜面「・・・いや、違うからな?
   俺そんな自動バニーさん変換フィルタみたいなの脳内についてないからね?」


佐天「まぁ、それは置いといて本題に戻りますけど・・・いいですか?」

浜面「そのほうが助かる。というか是非そうしてもらいたい」

佐天「それじゃぁ・・・おほん。
   まず、さっきも言いましたけどそんなフォルダのこと自体は怒ってないと思いますよ」

佐天「隠してたことも問題ないと思います。
   まぁ、そんなフォルダ普段から見える場所に追いとくほうが問題ありますし」

佐天「でも、そんなに気にしてないのに必死に言い訳されたら
  『自分はこんなことで気を悪くするような人間だと思われてる』ってなりませんか?」

浜面「・・・そういうもんなのか?ちょっといまいち分からないけど」

佐天「女ってのは割りとそういう小さなこと一つとっても
   自分のことを信じて欲しいって思うものなんですよ」

佐天「面倒くさいって思われるかもしれませんけどね・・・
   でも、そういうちょっとした信頼みたいなものことが嬉しかったりするんです」

浜面「それがうさぎさんフォルダでも・・・?」

佐天「・・・うさぎさんフォルダでも、です」

絹旗「せっかく綺麗にまとまりそうだったのに・・・浜面超空気読めませんね・・・」


63.
佐天「ま、まぁ、そういうことなんでたぶん謝っちゃえばすぐ仲直りできますよ」

浜面「謝る・・・」

佐天「もちろんどっちが悪いっていう喧嘩でもないみたいですから、
   謝れといってもあなたが悪いと言ってる訳じゃありませんよ」

佐天「ただ、早く仲直りしたいとあなたが思ってるなら
   自分からきっかけを作ることも大切だと思うんです」

佐天「大丈夫。今頃、彼女さんだって喧嘩したこと後悔して謝りたいと思ってますよ」

浜面「そうかな・・・」

佐天「そうですよ。なんならうちのお店の一ヶ月注文し放題でも賭けましょうか?」

浜面「うまそうな話だけど・・・そんな賭けいらねぇよ。
   わざわざ相談乗ってもらってそんな賭けまでしたらそれこそ滝壺に怒られちまう」

佐天「ふふふ、そうですか」ニコッ

浜面「・・・あぁーっ、よし!覚悟は決めた、俺今からちょっと謝って仲直りしてくるわ」

佐天「頑張ってくださいね。うまくいくように祈ってますから」

絹旗「ちゃんと仲直りして次からこんな用事で私のこと呼び出さないようにしてくださいよ?」

浜面「あぁ、ほんと悪かったなこんな相談乗ってもらって」

絹旗「素直な浜面ってのもなんだか超気持ち悪いですね・・・。
   さっ、早いとこ謝りに行っちゃって下さい」

浜面「言われなくても行くってーの!それじゃぁ、マスターもありがとう!」

佐天「いえいえ、よかったら今度は彼女さんと来てくださいね?」

浜面「あぁ、絶対来るよ!それじゃぁ!」

カランコローン

絹旗「帰り際まで超騒がしい奴でしたね浜面は・・・」

佐天「いいじゃないですか。むしろ来たときは元気なかったからよかったですよ」

絹旗「それもそうですね。
   ・・・そう言えば、浜面結局なにも頼まないで相談だけして帰っちゃいましたね」

佐天「そういえばそうですね。
   まぁ、彼女さんと来てくれるって言ってましたし、
   私も相談乗れて楽しかったですから今回はよしとしましょう」

絹旗「馬鹿浜面の代わりと言っちゃなんですが私はもうちょっとゆっくりさせて貰いますよ」

佐天「ふふっ、ありがとうございます」


64.
絹旗「話は変わりますがマスター私と同い年位ですよねたぶん」

佐天「そうですね。見た感じたぶん同じじゃないですかね?」

絹旗「なのになんだか大人っぽいというか・・・」

佐天「そうですか?そんなことないと思いますけど」

絹旗「いえいえ、先ほどの浜面の相談に乗ってるときだって
  『うさぎさんフォルダ自体は悪くない』とか言ってたじゃないですか?」

絹旗「私はそこまで許容できないですね。たぶんぶん殴っちゃいます。
   そういうのを許せるのが大人の余裕ってやつなんですかね?」

佐天「そんなもんじゃありませんよ。
   というか偉そうなこと言ってましたけど、私だって好きな人相手だったら気になりますしね」

絹旗「へー・・・。ときにマスターは好きな人いるんですか?」

佐天「気になりますか?」

絹旗「超気になります!」

佐天「そうだなー、どうしましょうかねー?」

絹旗「いいじゃないですか教えてくれても!教えてくれたら私ここの超常連になりますよ!」

佐天「そんな交換条件卑怯ですよ?う~ん、どうしようかな・・・」

カランカラーン

一方通行「よォ、今日もいつもと同じ珈琲淹れてくれェ・・・」

佐天「あっ、いらっしゃーい。いつもと同じのですね?」


65.
絹旗「誰かと思えば一方通行じゃないですか?」

一方通行「ン?あァ、浜面の知り合いのチビじゃねェか」

絹旗「チビとは言ってくれますね・・・」

一方通行「怒るなよ。怒ると尚更縮ンじまうぞォ?」

佐天「あれ?お二人・・・というか浜面さんとも知り合いなんですか?はい、珈琲」カチャッ

一方通行「あのバカも知ってンのか」ズズーッ

絹旗「ふんっ、さっきまでここにいたんですよ」

一方通行「もうちょっと早く着てたらバカに遭遇するとこだったって訳か、
     家遅く出て正解だったなァ」

佐天「で?どういった知り合いなんですか?」

一方通行「まァ、昔いろいろとあってなァ・・・。
     あのバカのことは三下も知ってるぞ、たまに三人で会うしなァ」

一方通行「ところで、俺が来たとき二人でなンか盛り上がってたみてェだがそのバカの話かァ?」

絹旗「そうだ!すっかり忘れるところでした!マスター教えてくださいよー!」

佐天「あらら、思い出しちゃいましたか。そうですねぇー、どうしましょうかねぇー」

一方通行「ン?話が見えねェな。何を教えるンだァ?」

佐天「・・・そうだ、時に一方通行さん、一つ質問いいですか?」

一方通行「あァ?なンだ?」

佐天「一方通行さんってパソコンにエッチな画像とか保存してます?」

一方通行「―――悪ィ、ちょっと電極の調子がおかしいみてェだ。
     おかしなワードが聞こえてきやがった」

佐天「答えずらかったら別にエッチな本とかでもいいですよ?」

一方通行「あンまり変わらねェじゃ・・・って、なンで急にそういう質問になったンですかァ?」

佐天「えぇー、いいじゃないですか減るもんじゃないですし!」

一方通行「俺の大切な何かがえぐり取られるだろォが・・・」

佐天「ほぅ、それは所持を認める発言ととってもいいんですか?」

一方通行「はァ!?誰がそンなこと言いましたかァ?」


66.
イインデスヨー?コタエテクレナイナララストオーダーチャンニキキマスカラ
ア、アノクソガキハカンケイナイダロォガァ!!


絹旗「・・・いきなり蚊帳の外ですね・・・」

絹旗(それにしてもマスターなんで急にそんな質問を―――)


佐天『そんなもんじゃありませんよ。
   というか偉そうなこと言ってましたけど、私だって好きな人相手だったら気になりますしね』


絹旗(―――あぁ)


絹旗「へぇー、そうなんですか」チラッ

佐天「ふふっ、内緒ですよ?」ニコッ

一方通行「あァ?何がそうなンだァ?何が内緒なンだァ?何だって言うンですかァ!?」

佐天「女の子だけの秘密です」

絹旗「そうです、超秘密です」

一方通行「?ホントなンだって言うンですかァ?」



ここは喫茶サテン。通称『サテンさんの喫茶店』
私、佐天涙子が一人で(たまに初春をこき使いつつ)経営する喫茶店だ

今日もたくさんのお客さんの笑顔に支えられて愉快な一日が過ぎていった
みんな大切なお客様、すべてのお客様を大切にもてなすサテンさんの喫茶店―

佐天「今日も楽しい一日だったね。明日はもっと楽しくなるよね。」

喫茶サテンは明日もまた皆さんのお越しをお待ちしております。

おわり

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